Facebook・兼井 浩さん投稿記事
夜だっていうのに日本列島は、光の洪水なンだ。
北朝鮮なンか真っ暗だよ。
日本は全列島、恍々と光輝いてるンだ。
これは何だいって誰でも思うよ。
ネオン、広告塔、イルミネーション、深夜のビル群につけっ放しの明かり。
朝まで一晩中どうでもいい番組を流しているテレビ。
これを普通だと思う人間がいる。
夜は普通は闇なンだぜ。
それを恍々と輝かしてるのが、平和日本という文明社会だと、錯覚している都会人、麻痺してしまった我々日本人・・・。
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『北の国から愛をこめて』 北海道新聞夕刊 1985年1月5日
都会は無駄であふれ、その無駄で食う人々の数が増え、すべては金で買え、人は己のなすべき事まで他人に金を払い、そして依頼する。
たわいない知識と情報が横溢し、それらを最も多く知る人間が偉い人間だと評価され、人みなそこへあこがれ向かい、その裏で人類が営々とたくわえて来た生きるための知恵、
創る能力は知らず知らずに退化している。それが果たして文明なのだろうか。
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『北の国から』 第四話
純 「じゃあお金下さい!予算がなければ」
五郎 「(ほがらかに)お金があったら苦労しませんよ。お金を使わずになんとかして初めて、男の仕事って言うンじゃないですか?」
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物を創るのに本当は金は要らないンだ。
そこらにころがってるもン、捨てられるもン、生えてるもン、浮いてるもン、時間をかけて拾い集めりゃ最小限の材料は集まる。
後は、自分の体を使って、のんびりやってりぁ何とか創れる。
だけどその材料を買おうって思うから、時間を早くすまそうって思うから、金ってもんが要ることになるンだ。
今の人たちはまず金を考えるよね。
この板を買うにはいくらかかるか。だからどうしても金から入っちゃう。
だけど実際の家建てるのに、どっかにお札を材料として使うか?
金の代わりに智恵を使やいいのさ。
創も作も両方共「つくる」って意味だけど、この二つの「つくる」はすごく違うと思うンだ。
知識と金で、前例にならってつくるのが「作」。
金がなくても智恵で零から前例にないものを生み出すのが「創」。
~倉本 聰~ 獨白より
https://www.jaccs.co.jp/lesson/moneyplan/0074/ 【経済効果は?あの騒動はなぜ起きた?オリンピックのお金にまつわる話】より
リオデジャネイロ五輪の開催が8月5日に迫ってきました。リオの次はいよいよ、2020年に東京オリンピック・パラリンピック(以下、「東京五輪」といいます)が開催されます。オリンピックは、人々に大きな感動と興奮をもたらし、世界中が魅了される大会です。でも、開催国の国民として気になるのは、お金のこと。オリンピックによって損をするのか得をするのか?また、話題になったエンブレム問題や新国立競技場問題にも迫ります。
オリンピックがもたらす経済効果はどれくらい?
オリンピックのような大きなスポーツイベントが開催されるときは、その経済効果、つまり開催することでその国の経済に与える影響に注目が集まります。開催が決定すると、シンクタンク(研究機関)や経済学者などが数値を試算して発表することも多いので、目にした人もいるでしょう。
経済効果を測る際は、実質GDP(一定期間のうちに、国内の経済活動が新たに生み出したモノやサービスなど付加価値の総額で、物価変動の影響を除いたもの)という指標を使用することが多いです。「実質GDP成長率を毎年○%押し上げ」といった形で発表されます。
日本銀行による試算
2020年東京五輪の経済効果については、民間のシンクタンク以外にも、日本銀行が2015年12月に論文を発表しています。それによると、東京五輪の開催は主に、1)訪日観光需要の増加、2)関連する建設投資の増加、という2つの経路で日本経済に好影響を与えるとのことです。また東京五輪は、2015~2018年における日本の実質GDP成長率を毎年0.2~0.3%押し上げ、特に2018年には、実質GDPを約1%(約5~6兆円)押し上げると推計しています。
世界各国がオリンピックを誘致したがる理由
オリンピックは、観光需要や建設投資の増加以外にも、交通インフラの整備や国民の消費支出の拡大などが期待できます。新しい雇用の機会も生まれますし、都市が活性化したら人口が流入するかもしれません。さまざまな方面での波及効果があり、経済の大きな活性化が期待できます。世界各国がオリンピックを誘致したがるのもうなずけますね。
東京五輪にまつわるお金の問題
東京五輪については、公式エンブレムのデザインをめぐる盗作疑惑や新国立競技場の工事費用にかかる問題も大きな話題になりました。ニュースや新聞で連日取り上げられたので、覚えている人も多いでしょう。これらを、主にお金の観点から見てみます。
エンブレム問題
2016年4月25日に新エンブレムが発表され、エンブレム問題は紆余曲折の末、ようやく決着しましたが、旧エンブレムの白紙撤回に伴い1億円を超える損失が発生したといわれています。
またこの問題では、東京都にも損失が発生しています。オリンピックは経済効果も大きいですが、トラブルが起きたときの損失も大きいことがわかりますね。
新国立競技場問題
新国立競技場の総工費も問題になりました。当初予算は約1,300億円でしたが、開催決定後に、デザインどおりに建設すると約3,000億円かかることが明らかになったのです。見直したものの、それでも総工費約2,520億円という計画に批判が集まり、安倍首相が新国立競技場の建設計画について「白紙に戻す」と表明する異例の事態になりました。
結局、総工費の上限を約1,550億円に圧縮する新計画が決定し一件落着しましたが、長期にわたる迷走は記憶に新しいところです。
オリンピック後はどうなる?
2020年東京五輪後の日本経済はどうなるでしょうか?これは予測が難しいです。過去の開催都市の例をみても一概にはいえません。五輪の反動、つまり需要を先食いしていた反動が出て「五輪後、日本経済は長期に低迷するのでは」という見方もあります。しかし、日本は約50年前にも東京五輪を開催し、その後の不況を経験しています。過去の学習効果を生かすことが得意な日本人の特性を考えると、極端な心配は不要かもしれません。
4年に一度のオリンピック。純粋に競技を楽しむと同時に経済の観点からも眺めてみると、また別な側面が見えてきて楽しいかもしれませんね。
参考:
日本銀行|2020年東京オリンピックの経済効果
※本ページの内容は掲載時点での情報です。
ライター紹介
一色徹太
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者
金融商品や保険を販売しない中立的な独立系のファイナンシャル・プランナーとして、個人のマネー・ライフプラン相談、講演・セミナー、執筆等に従事。東証(東京証券取引所)でJPXアカデミー講座の講師も務めている。
ホームページ:別ウィンドウで開きます一色FPオフィス
立川談四楼@Dgoutokuji
「JOC経理部長 自殺」には衝撃が走った。瞬時に「第二の赤木俊夫さんか」と思った人も多いだろう。私はまだ興奮冷めやらぬ『報道特集』を連想した。組織委にいる現役の告発、それはカネの流れの生々しさで、納得のリアリティがあったからだ。情報漏れを経理部長が某に責められ--は論理の飛躍だろうか。
Facebook・玉井 昭彦さん投稿記事
JOC理事 レジェンド山口香氏による反乱は正論
五輪開催「意義ない」と山口香氏 JOC理事、可否判断に憂慮 |
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山口香JOC理事が米紙に語った「正論」の重みと説得力 “五輪村”は真っ青
身内の「正論」に、JOC(日本オリンピック委員会)幹部も大慌てだろう。
JOC理事で柔道元世界女王の山口香氏(56)が、「米ニューズウィーク日本版」のインタビューで東京五輪開催についての持論を唱え、話題になっている。
完全にイカれた“ばかの祭典”東京五輪強行の責任の在りか
山口氏はJOC理事としてではなく、個人の立場としてインタビューに応じ、〈五輪は開催されると思うが、今回の五輪は「安全ではなく危険です」から入ったほうがいいと思う〉と話している。
その上で、〈しかも今回は、練習パートナーを日本に連れてくることができない。ものすごいハンデです。それは柔道だけでなく、いろんな種目で起きていること。でも日本人選手は通常の練習や準備をしてから、本番を迎えられる。「ホスト国のアドバンテージ」となるかもしれないが、そういうアンフェアなことがあちこち出てくる〉と不公平さを指摘している。
さらに〈このなんとなく嫌な空気の中でみなさんに来て頂くことになる。それは来日した人にも伝わると思う〉〈選手のPCR検査をします、バスで送迎します――つまりそれは貴族のスポーツで、特別な人たちのものですよ。オリンピックが、それでいいんですか? 今回はだまされましたけど、次はだまされませんよ、特別な人たちのためになぜ私たちの税金が使われなくてはいけないのか、と人々は思うだろう〉と国民の思いを代弁している。
山口発言は、まさに正論、説得力がある。しかも、JOC幹部の発言となると、重みが違う。それだけに菅官邸も苦り切っているという。
■五輪村は徹底無視の方針か
五輪担当記者がこう言う。
「山口さんは森喜朗前五輪組織委員会会長に、ただ一人、直言してきた理事です。いま“五輪村”が懸念しているのは、第2、第3の山口が出てくることです。内部から五輪開催への異論が相次いだら、五輪反対の世論がさらに強まってしまう。恐らく“五輪村”は、山口さんに『変わり者』のレッテルを貼ったうえで、徹底的に無視する方針だと思います」
大手世論調査会社「ユーガブ」によると、東京五輪の開催について、欧州5カ国の国民の大半が懐疑的な見方をしているという。予定通りの開催に最も否定的だったのはフランス人で58%。「開催の可能性が高い」と答えた国民が一番多かったデンマークでさえ、36%だった。
自国民からも、諸外国からも歓迎されない五輪になりそうだ。
(日刊ゲンダイ6月9日)
https://www.wwf.or.jp/daily/ 【環境保全のために普段の暮らしの中でできること
生活者だからできる環境保全活動があります】 より
一見、関係が無さそうな、地球の裏側の自然も、私たちの普段の暮らしが、どこかでかかわっているかもしれません。そのかかわりと、つながりを知ることは、私たちが日々の暮らしの中で出来る環境保全を見つける、第一歩になります。
地球との「つながり」を考えてみよう
Q質問です
海や森の自然を壊すような製品は使いたくない、また、海外の人を困らせるようなライフスタイルは、できれば選びたくないと思いますか。
おそらく、多くの方が
「はい」と答えるでしょう。
ですが、もし普段使っている紙や木材製品、シーフードなどが、世界のどこかで森全体を丸坊主に伐採したり、魚をさらいつくすような漁法で獲られていたとしたら?
私たちは、普段の暮らしの中で、これらの自然破壊に間接的に関わっていることになります。
また、ガソリンや発電用に石油を使うことで促進される地球温暖化も、遠く離れた南太平洋の島国を海面上昇の危機におとしいれ、北極の氷を溶かして、地球全体の気候に異常をもたらす原因になっています。これらの地域に見られる自然や、そこで暮らす人々の生活と、私たちは常につながっているのです。
大切なのは、意識と疑問を持つこと
普段使っているモノやエネルギーが、どこから、どのようにしてやってきたのか。
これは、なかなか分かりません。
ですが、その製品のルーツを知ろうとすること、そして、消費者として自ら「選ぶ」意思を明らかにすることは、地球の環境を守る上で、非常に重要なことです。
あなたの意識と疑問が未来を変える
そのような消費者の意識が、製品を供給する企業の意識を変え、ひいては今の大量消費に支えられた社会のあり方そのものを、変えてゆくことにつながるからです。
また、「風力で発電した電気を自由に買いたい」と思うなら、そうした選択の自由が実現しやすい政策を行なってくれる政治家を選ぶことでも、未来を変えてゆくことができます。たえず、意識を持ち、疑問を投げかけることが、大切なのです。
身近な暮らしのなかで出来ることたとえば…
地球温暖化を防ぐ
生活の中でできる省エネを心がける
ガソリンは極力使わず、歩く!自転車にのる!
温暖化対策を積極的に進める議員に投票する
温暖化防止に熱心な企業の製品を選ぶ
など
海や森の自然を守る
海や森の環境に配慮した製品を選んで買う
製品の原料がどこから来たか、お店や企業に聞く
開発計画に対して、市民の立場からコメントを出す
環境を汚染しない洗剤や化粧品を選ぶ
など
資源の持続可能な利用を進める
地産地消を心がける
ゴミを減らし、分別して、資源を有効に利用する
リサイクルなどを積極的に進める政策を応援する
食べ物を捨てない
など
野生生物を守る
珍しい動物の製品を、海外からのお土産にしない
珍しい野生動物をペットにしない
外来種になるかも?!ペットを不用意に捨てない
地域の絶滅しそうな動植物の保護を市や県に訴える
野山に餌になる生ゴミなどを捨てない
など
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