Facebook・ごとう 孝二さん投稿記事「あなたが生まれてきた意味は自分を愛すること」
自分を愛することが大事というのはさんざん言い尽くされてきた感があります。
もしかするとあなたも、「自分を愛する?ああ大事だよね。わかってる」と言うかもしれません。
それでもあえて言わせてもらえば、本当の意味でそれをわかっている人はほとんどいない
と言っても言い過ぎではないと思います。
なぜなら、「自分を愛することは、誰にとっても生まれてきた意味そのものであり、いわば最重要の目標」
それほどまでに大切なことだからです。
生まれ変わる魂があるという前提に立つなら、私たちの本質は魂ということになるでしょう。
すると、人が生まれてくる意味は、魂が目的としていることになります。
魂は、生まれる前に目的を達するためにどんな人生の設定にするかを決めてくるようですが、
どの魂にも共通する目的とは「魂として成長する」ことであるようです。
すべてがエネルギーでありバイブレーション(振動波)であるなら、
魂として成長することとはより純粋で精妙なバイブレーションへと高まることでしょう。
だとすると、魂の成長とは、究極的に宇宙意識そのものである宇宙の究極の愛に近づくことになります。
個人として主観的に表現するなら、自分を知り、他人をはじめ外部の世界を知り、人として内面的成長を遂げることです。
具体的な行動ベースでは、自分の中の否定している部分を愛していく、ということです。
よくワンネスと言われるとおり、宇宙がもともと一つであったことはご存じのことと思います。
そして、今も一つです。時間はありませんので。
宇宙は一つから分かれたどんなものも存在を許しています。つまり、肯定しています。
あなたも私も、宇宙が肯定しているから存在しているのです。
でも、私たちは日頃からいろんなものを否定しています。
こういう状況は困る、あの人の考え方はあり得ない、愛されないのは嫌、というように。
それって宇宙意識に反してないでしょうか?
はい、そのとおり、明らかに反してますね。
だから、自分の中にそういう(愛せない)部分を見つけて、一つ一つ愛に戻していくのです。
それが人として高まっていくということであり、精神的成長の道、悟りの道、人が人として生まれてくる目的であるわけです。
ちなみに、日本に伝わる和の心とは、仲良くしましょうというような単純なものではありません。
私たちの祖先は、ありのままの自然を尊び、生と死、光と影、陰と陽、
それらが一体となって調和し、変化していく流れそのものを神として崇めました。
自らも自然の一部であり、その流れに沿って生きることは日本人のDNAにしっかりと刻み込まれた生き方なのです。
【自分を愛せると起きるこんなによいこと】
⑴
自分を愛するのは究極の生まれてきた目的なので、
もちろんそれだけでこれ以上ない価値があるんですが、抽象的でいまいちピンとこないかもしれません。
もっと実感が湧くように表現するなら、次のようなよいことがあります。
⑵
他人を愛せるし、愛される
打算でなく純粋に人を愛したい人は多いでしょう。
相手の人や社会の役に立ちたいという人もたくさんいると思います。
しかし、残念ながら自分を愛せない人が、本当の意味で他人を愛することはできません。
どうしても枯渇感が出て、見返りを求めてしまうからです。
たとえると、自分のコップに十分水が入っていないのに人に与えるようなものです。
どうしても我慢したり、押さえ込んだりしちゃうんですね。
先に自分のコップを愛で満たして、そこから溢れた愛だけが純粋な気持ちで他人に分かち合えるのです。
そして、もちろん私たちは人から愛されたいですよね。
それはよいのですが、このとき、自分を愛せないからと、他人の愛で埋め合わせようとするとたいへんです。
本当のことを言うと、自分を愛で満たすことは自分にしかできません。
他人の愛では代替が効かないのです。
だから、他人から愛をもらっても満たされることなどなく、
その結果、際限なく求めてしまうことになってしまいます。もっともっと、と。
これでは、相手もたまりません。
やがて相手は去っていくことになってしまい、今度こそとばかりに、
自分を無条件で愛してくれる他人を求め続けることになります。
そんな人などどこにも存在しないというのに。
反対に、自分を愛で満たせる人は、満ち足りています。
幸せオーラがあふれて輝いています。
こういう人って他人から見ても、すごく魅力的ではないでしょうか。
そうして、同じように自分を愛で満たしている人と惹かれ合います。
要求するわけでもないけど、お互いにとても大切な存在としてお互いに愛を注ぎ合うことができます。
そんなパートナーシップを理想とする人は多いでしょう。
そんな相手と結ばれるためには、自分を愛することが必須の条件なのです。
⑶
人生で思い通りにならないことがなくなる
人生で思い通りにならないことほど、人を悩ませることはありません。
何でも思い通りになる人ほど、思い通りにならないことが悩みのタネになるものですね。
そして、「人生で思い通りにならないこと」がなくなることは決してありません。
思い通りにしようとしている限り。
ということは、思い通りにしようとしなければいいのだということになります。
でも、そんなことをしたら、自分はどうかなってしまうという恐れが湧いてくるでしょう。
そんなところに解決できる道があるとは思えませんね。
その扉を開く鍵こそ、自分を愛することなのです。
⑷
うれしい、たのしい、しあわせな人生
人を愛し人からも愛され、思い通りにならないことがなくなったら、どんな人生になるでしょうか。
仏教では、決して満たされることのない「求め続ける心」
これを渇愛(かつあい)と言いますが、出来事に求め続ける心が反応して、苦しみや悩みをもたらすと言っています。
苦しみや悩みをなくすためには反応をなくしましょうというのが、仏教が説く悟りに至る王道です。
その点、自分を愛することは、この求める心をかなりの程度満たしてくれることがお分かりでしょうか。
反応する原因が軽減されるので、根本的な解決に近いものとなります。
さらに、思い通りにしようという思いがないと、何が起きても大丈夫になります。
恐れというものがありません。
何にせよ自分のものにやってくることは歓迎なのです。
こうなると、人生はうれしさ、たのしさで満ち溢れ、次はどんなことが起きるのか心待ちにするようになります。
自分を愛することは、そんな幸せが約束されるということでもあるのです。
自分を愛することは夢物語でもなんでもありません。
きちんとプロセスを踏めば、着実に進歩していくものです。
何しろ、生まれてきた目的なのですから。
http://www.se-j.com/ 【セルフエスティーム・ジャパンの考え方】より
組織の健康は、ひとりひとりの「豊かな自己肯定感」×「自分らしい喜び溢れるワークスタイルの実現」から!
セルフエスティーム・ジャパンでは、私たちの働くモチベーションの基盤にある、とても大切な「自己肯定感」を育むためのアセスメントや、「自分の喜びポイント」を明晰に知るアセスメントを通し、一人一人が喜び溢れるキャリアと人生を具現化していくことを目的にしたキャリア支援(アセスメントツールの導入サポート、研修、キャリア面談、個人セッション等)を行っています。
一昔前の、「職歴・能力・技術・知識」などを高めることが重要とされたキャリアが、21世紀に入ってから「モチベーション3.0」という考え方が注目されたことから見られるように、内面から湧き出る「内発的動機」や「やる気!ドライブ」を重視されるべきといった認識へ移り変わり、社員一人一人がいきいきと輝きながら「自分らしい喜びややりがい」を主体的に大切にする時代になって参りました。
これまでの、「報酬のための切り離されたキャリア」から「個人の生き方そのもの、働くことにまつわる自分自身の道のりのすべて」をキャリアと捉え、「自分にとっての本当の幸せとはなにか」「本当は仕事として、誰に、どんな場面で、どんな働きかけをしたいのか」といった本質的なことを問い直し、そこへ改めて価値が見出され始めているように感じています。
そんな中で、社員も経営者も幸せになる組織作りで大切なことは、経営者が「本当に」実現したいこと、喜びであることは何かを明晰に的確に表現すること、そして、そこに共鳴し、発揮したいポイントがぴったりと合う社員を採用すること、採用後も社員の喜びや強みを発揮できる環境作りに尽力し続けていくことではないでしょうか。
セルフエスティーム・ジャパンでは、「自己肯定感」という土台を大切にした上で「自分らしい喜びの方向性を知り、自分の喜びを日々の生活に活かしたワークスタイルを仕事の中で自ら創造していくこと」を大切に考え、以下の二つをポイントとしています。
自分の中に潜在している複数で多様な喜び軸やソーシャルロール(社会的役割)を、アセスメントを通して明晰に分布を可視化し、それぞれの要素を生かした人生(キャリア)を実現していくためのエッセンスを学び、自分らしいワークスタイルへの反映につなげていくこと。
私たちが、自分らしさを発揮するための基盤となる「自己肯定感」と、自分の心のくせや特徴・ありのままの性格を、アセスメントを通じて知り、自分のかけがえのない唯一無二の存在を、ありのままに肯定し、自分らしさを深めていくこと。
大学や企業様への自己理解アセスメントの導入サポート、キャリア支援(研修、キャリア面談、個人セッション等)の詳細につきましては、企業様の目的やご要望を丁寧にヒアリングした上で柔軟に提案をさせていただいております。まずはどうぞお気軽にお問い合わせください。
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