瑠璃蜥蜴

https://ameblo.jp/rose-sibasaku/entry-10856068439.html 【瑠璃色しっぽのトカゲちゃん】より

我が家の庭は、柴犬の額くらいの小さな庭ですがいろんな生き物が住んでます。

ヤモリ、ヒキガエル、ミミズ、etc…。そして、時々見かけているけれどなかなか写真に撮れなくて、その正体もわからなかった生き物。

『ママッ!あそこにいましゅ!』『どこ?』『こっちこっち!』

しっぽが瑠璃色に青く光るトカゲちゃんです。私はいつも『ルリチャン』なんて呼んでました(笑)いつもはサササッと消えちゃって、よく見えなかったけど今回はバッチリ♪

調べたら、どうやらニホントカゲらしいです。幼体のうちはしっぽがメタリックブルーなのだとか。小さな虫なんかを食べているとの事。ルリチャン、狭いお庭でどんどん働いてちょうだいね♪トカゲの写真だけではなんですので(笑)今日咲いたバラの写真を。ヘリテイジです。

昨日の大雨でちょっと蕾が傷んじゃったけど二つ仲良く並んで開いてくれました。


https://blog.goo.ne.jp/virgo17_21/e/f2c83acba9f44d4afcac47ae01b00bf2 【挿絵俳句657a「虹色の蜥蜴に瑠璃の色一閃」(『遠景』2024)(鎌田透次)】より

○「虹色の蜥蜴に瑠璃の色一閃」(『遠景』2024)(→鎌田透次671a)

○季語(蜥蜴・三夏)

a rainbow colored lizard  there is a lapis lazuli shine  on its tail / Touji

【作句メモ】:いざとなったら尻尾を残して逃げる蜥蜴。まだ動いている尻尾。その尻尾に瑠璃色の耀きがある。


http://kakko-kakko.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-5557.html 【瑠璃蜥蜴(るりとかげ)】より

  空き缶の川原にひかり瑠璃蜥蜴  括弧

蜥蜴は昔想像していた以上にタフな動物だ。我が家を取り囲む環境が変わって、数十年も棲みついた蟇蛙がいなくなって十年以上は経つ。青大将が最後に見られたのは、二十年も前に置きっぱなしにしておいた大鉢の下で冬眠中のそれだった。木を伐ってしまったので蝉も出没しなくなった。オナガのような大型の鳥も同様である。アマガエルは健在だ。どこで繁殖しているのか不思議だという疑問については既に述べた。

こういった環境の激変にもかかわらず、相変らずの数で出没するのが蜥蜴なのである。玄関を出れば敷石からチョロと顔を出す。郵便受けまで歩く間に2~3匹がオロオロと逃げ出す。中には藍色っぽい光を放っているやつがいる。昔は不気味に感じたものだが、今ではなんら異常な存在だとは思わない。少しきれいだと思われるだけだ。マンガなどで見る魑魅魍魎の世界には必ず蜥蜴みたいなものの姿が紛れ込んでいる。『不思議の国のアリス』にも蜥蜴は登場する。

インドのヒマラヤ山中で見たやつは大きかった。悪夢に出てくるものの姿そのものだった。『イグアナの夜』という映画があって、その新聞広告にはイグアナが蜥蜴のことだとは書いてなかったが、子どもながら漠然と何か不可思議な世界を描いた映画だろうという気はした。後にテレビでその映画を見て、ただの蜥蜴のことだったと知った。インドで見たものと大差ない大きさで、モンスターと呼ぶほどでもなかった。映画では一種のペットだったのである。

  出て遊ぶ蜥蜴に日陰なかりけり     高浜虚子


https://gptelemann.wordpress.com/2008/12/08/%E7%85%A7%E3%82%8C%E3%81%BE%E3%82%93%E5%90%9B%E3%81%AE%E4%BF%B3%E5%8F%A5%E6%AD%B3%E6%99%82%E8%A8%98%E3%80%80%E3%80%8C%E8%9C%A5%E8%9C%B4%E3%83%BB%E3%83%88%E3%82%AB%E3%82%B2%E3%80%8D%E3%80%80%E3%81%9D/ 【照れまん君の俳句歳時記 「蜥蜴・トカゲ」 その3  】より

    蜥蜴出づあやまつて尾を落としけり   松井童恋

         (1)

ニホンカナヘビ だろうか?25cmくらいある大物    2008 06 01

           【小スクープ!】

 総理大臣が 総理の椅子からすべり落ちて怪我をして辞任しました、と言うような

大スクープではありませんが、我が家の庭で見かけた、蜥蜴(トカゲ)君のほんの

些細な出来事。 小スクープを載せてみます。

 裏庭に写真を撮りに行った時の事。裏庭の山に面した崖のような所に蜥蜴君がいるのを発見。これは、撮らなくっちゃ、とそーっと近づいていった。茶色の蜥蜴が、大きな蚯蚓(ミミズ)を銜えて崖を登っているのです。崖の上に巣があるのでしょう。

 少し距離が遠いいのです。1メートルはあるので、内蔵ズームを2倍にして、庭木に隠れつつ、思いっきり手を伸ばしてカシャカシャと撮る。

腕を横に伸ばしているので、モニターを見ることが出来ず、勘で撮る。そうしていたら、蚯蚓も咬まれながら、グニャグニャともがいている。

次の瞬間、蚯蚓がもがいた為、蜥蜴がバランスを崩し、あっと思った瞬間、崖からすべり落ちました。蜥蜴君もヤバイと思ったのでしょう。銜えていたミミズを離して、二匹が転がり落ちてきました。 私のすぐ足元の、草が沢山生えている所で、草に引っ掛って止まりました。

 蜥蜴は慌てて逃げるだろうな と思ったら、キョロキョロと何かを探しているのです。

 どうやら、落としたミミズに未練があるようです。下の写真はミミズを探しているところ。

         (2) 

ニホントカゲ だろうか?  2008 07 05   14:35

私はとっさにカメラ・カメラ・カメラと、今までの通常モードの2倍ズームから、マクロモードに変えるのだが、あせってしまう。 「慌てる古事記は??」、いやいや「慌てる乞食は貰いが少ない」というのは本当です。慌てているので、カメラのシャターがなかなか降りないような感じ。何度もシャッターを押すので、ほとんど最初から最後までピンボケ・ブレブレで

流れて滲んでいました。かろうじて、見られるものだけ載せています。

 蜥蜴君にとっては、久々の大きな獲物だったのでしょう。このまま逃げる訳にはいかないのです。ミミズは蜥蜴より、ほんのちょっと下まで落ちていました。

 下の写真は、ミミズを見つけたところです。

 ミミズは前に咬まれたところに、血が滲んでいます。

          (3)

 07 05  14:36

 「みーっけ! これはオイラの獲物やで~。逃がさへんで~!」          

 右から左に回りこむと、正面からガブリとミミズの頭を銜えました。

 それが下の写真。また ミミズがのた打ち回っています。        

         (4)

2008 07 05   14:36そして、またしても、崖を登り始めました。

 速いのです。ミミズは、もう 初めのような元気がなくなっていました。

それで、崖の上にポニョ と消えていきました。あっという間の一瞬の出来事。カメラを調整する暇も、確かめる暇も無く、だただ撮っていましたが、ほとんどピンボケ。

 最初のズームで撮ったのは全滅。何が写っているのか解らないような代物ばかりでした。         

 下の写真は崖を登って、逃げているところ。   

 きちんと撮れていたら、大スクープと言いたい所なのですが、ちょっと残念!

 なので 小スクープ です。

         (5)

  07 05   14:37

さてさて、俳句ですが、俳句で「 蜥蜴 」とだけ書けば、夏の季語。傍題に 「とかげ}・「青蜥蜴」・「瑠璃蜥蜴」・「縞蜥蜴」 があります。

 出て遊ぶ蜥蜴に日陰なかりけり     高浜虚子

 薬師寺の尻切れとかげ水飲むよ     西東三鬼

蜥蜴食ひ猫ねんごろに身を舐める    橋本多佳子

 面白い句ばかりですね。 ここで、注意しなければならないことがあります。

蜥蜴だけでしたら夏の季語ですが、最初に載せた 「蜥蜴出づ」は 春の季語 になります。

 「蜥蜴穴を出づ」は春の季語。傍題に 「蜥蜴穴を出る」・「蜥蜴出づ」があります。

  蜥蜴出づ驚きやすき縞を被て      鷹羽狩行

  とかげ生れ忽然として湖に向く      黒田杏子

 (とかげあれ こつぜんとして うみにむく)

          (6)

ニホンカナヘビ?  これは やや子供のよう蜥蜴には、もう一つ 季語 があります。

私の持っている 「日本大歳時記」常用版 (講談社)  には、「蛇穴に入る」と

いう 「秋の季語」 があり、この中の傍題に、「穴惑い」・「蜥蜴穴に入る」・

「蟻穴にいる」 があります。「蛇穴に入る」 の稿を見ますと、例句はすべて 蛇 ばかりで、残念ながら「蜥蜴穴に入る」 の例句は見当たりません。

 蜥蜴は日頃あまり見ることがありませんので、俳句はそんなに多くないと思った

のですが、探してみると結構詠まれています。 そんな中から、ごく最近の句を三句、紹介してみます。

 いつまでも尾の見えてゐる蜥蜴かな     藺草慶子

 蜥蜴と吾どきどきしたる野原かな       大木あまり

  青蜥蜴男のように目をそらす         栗島 弘

           (7)                                                         ニホンカナヘビ 2008 05 23

     蜥蜴逃ぐおそるゝ我を恐れをり      照れまん

私の住んでいるところは、ものすごい田舎なので、都会では見ることが出来ないような生き物がいるので、そういう点ではいいですね。

 一番最初に載せた俳句。「 蜥蜴出づあやまって尾を落としけり     童恋 」

は面白い句ですね。崖か塀のような所を動いていた蜥蜴が誤って尻尾を落としちゃったと、言うのです。本当は、尻尾がダラリとぶら下ったのをこう詠んだのでしょう。蜥蜴は尻尾を切って逃げます。そのことがあるので面白く書かれています。

 格調高く詠まれている、俳句らしい俳句です。

 蜥蜴はなかなかすばやくて、写真に撮るのは難しいのですが、時々ひょっこりと出会うことがあります。以前に 「蜥蜴 その1」 と 「蜥蜴 その2」 を書きました。

  もしよろしかったら ↑   と     ↑      こちらも御覧下さい。

         

そういうことで、また宜しく お願いします。今回は 「蜥蜴 その3」 を載せてみました。 


https://sara2sara22.blog.fc2.com/blog-entry-2664.html  【瑠璃蜥蜴(るりとかげ)に出逢ってしまってからのこと】より               西谷裕子

この句は、坪内稔典氏によって紹介された作品である。坪内氏は、出会った後は何が起こったのかと書かれていた。私は、トカゲは気味が悪いので好きではない。けれど、瑠璃蜥蜴というもの、一度見てみたいものである。実際に瑠璃蜥蜴がいるとは知らなかった。

画像を見ると、尾が瑠璃色をしていて美しい。トカゲは、爬虫類の仲間でさまざまな環境に適応し、世界各地に生息しているという。また、古くから竜神の遣いとして大切に扱われてきたそうだ。夏の季語である。

木洩れ日や蜥蜴の縞の目に残り  大石よし子  長靴の縁より金色とかげの尾  小林輝子

一瞥をくれて蜥蜴の草に消ゆ 村田明子    瑠璃蜥蜴日向に色を放ちけり 大川陽子

木陰より出でし蜥蜴の青びかり 安達風越   花鉢の陰にいつもの青蜥蜴 高野清風

コズミックホリステック医療・現代靈氣

吾であり宇宙である☆和して同せず  競争でなく共生を☆

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