FacebookOSHO Japaneseさん投稿記事
自分の身体に耳を傾けなさい。肉体にはすばらしい知恵がそなわっている。
それに耳を傾ければ、あなたはつねに正しい。身体に耳を傾けず、それにあれこれを強制しつづけるなら、あなたはけっして幸せにはなれない。
あなたは不幸に、病気に、不調になり、いつも混乱し、動揺し、困惑している。
瞬間を楽しむのに新奇なものごとはいらない。
瞬間を楽しむには、明らかに、調和が問題になる。 Osho
https://sapporo-focusing.org/focusing/ 【フォーカシングとは】より
フォーカシング(Focusing・焦点づけ) は、まだ、はっきりしていない、それに合う言葉を持てていない感じと一緒にいる時間を過ごすことです。注意を向けていると、焦点がだんだん合ってきて、うすうすと感じることができます。この心身的な実感を、米国の哲学者で心理学者のユージン・ジェンドリン(Eugene Gendlin 1926年12月25日~2017年5月1日)が、「フェルトセンス(felt sense)」と名付けました。
フォーカシングは、自分の心身的な実感に触れ、その意味をつかみとっていくプロセスとも言えます。アタマで気づいていない、カラダの知恵とやりとりするのです。
注意をからだの内側に向け、特定の状況についてどう感じられるかに焦点を当てていきます。 日常出会うすべての状況は大きいことであれ、ささいなことであれ、ある体のセンス(感じ)をもたらします。フォーカシングでは、この微妙な意味感覚にどうやって注意を向けていくのかを学びます。
たとえば、外部の研修や講座を受ける部屋に入って、座る椅子を決めたとき、どうしたでしょうか。なんとなく、このへんという感覚で決めたでしょう。アタマで、縦何列、横何列の椅子があるから、何列目にしようと考えたわけでないでしょう。その日の自分の体調や気分で、もっとも快適そうなところを感じたのではないでしょうか。
何となく、というようなあいまいな感じに、「う~ん」と、とどまるようにすれば、次への正しいステップについての感じが生まれます。この点について、人間は多くの知恵を持っており、フォーカシングはその知恵に近付く方法なのです。
それには、からだに注意を向ける必要があります。ここでいう「からだ」とは、皮膚の下の内臓器官ではありません。ほかの人たちや自然とともに生きる私たちのありよう、生きざまを言うのです。
ある気になることについて、のどから胸、お腹にかけての感じに注意を向けていると、アタマで考えたのとは違う情報を得られます。フォーカシングは、体験に関するからだの声に素直に向き合う方法です。心理療法やカウンセリングをはじめとして、教育、セルフヘルプ、能力開発、理論づくりなどさまざまな分野で広く活用されています。
■傾聴とフォーカシングについて
傾聴(リスニング)は、アメリカの心理学者、カール・ロジャーズが提唱した独特の聴き方です。話し手の話を、聴き手が、鏡のように伝え返しながら、まだ語られていない聴き手に感じられる意味も言葉にしていきます。ロジャーズは人格の肯定的な変化が起きる人間関係の特質を、①共感②無条件の肯定的関心③自己一致(純粋性)という聴き手の態度の3条件として示しました。
シカゴ大学でロジャーズと共同研究したジェンドリンは、カウンセリングの成功、不成功の違いを録音から体験過程尺度(EXPスケール)で評定しました。成否は、「3条件」ではなく、話し手の話し方と相関関係があることを見出したのです。「これは、う~ん…」などと、まだ言葉になっていない実感に触れる話し方をしている人は、人格の変化につながる深い体験をしていたのでした。こうした話し方が自然にできる人と、難しい人がいますが、だれでも練習によって身につけることができれば、人間としての成長につながるはずです。その方法としてフォーカシングを提唱したのです。
傾聴やフォーカシングを学び、身につけて、生活や仕事、社会奉仕に生かしたい方は、札幌フォーカシングプロジェクトの例会やワークショップに参加し、体験してみることをお勧めします。「よくある質問」に挙げられている本を読んだり、「初めての方に」でリンクしてある日本フォーカシング協会のホームページをご覧になったりするのもいいでしょう。
札幌フォーカシング・プロジェクトについて
「もっと練習して身につけたい」ー札幌フォーカシング・プロジェクト(略称・SFP)は2001年春に東京で開かれた世界的なフォーカシング教師アン・ワイザーさんのワークショップに参加したメンバーの呼びかけで結成されました。
産業カウンセラー、スクールカウンセラー、臨床心理士、ソーシャルワーカー、会社員、ケアマネジャー、ホームヘルパーなど、さまざまの市民が、例会に参加しています。フォーカシングに関心があって、体験的に学び、仕事やボランティア、生活に役立てたいという方はどなたでも歓迎します。毎月1回の例会のほか、年2~3回のワークショップを主催しています。
https://sapporo-focusing.org/haiku/ 【ちょっと俳句’ing」】より
俳句とフォーカシングって、とても相性が良いものです。
今この季節の中で生きている自分を思うとき、何かフェルトセンスが出てきたら、それに何となく合いそうな季語を、用意したお題や歳時記などから見つけましょう。あるいはフェルトセンスと季語をクロスさせてみましょう。もしかすると季語から何か出てくるかもしれません。それらを五・七・五で表現してみます。
句会でもないし、選者もいません。上手・下手は関係ありません。思う通りにご自由に作ってみてください。ルールは、季語を一つ入れることと、五・七・五の定型であること、たったこれだけです。
夏のお題(〜8月31日)
(6月用)翡翠(かわせみ)・杜若(かきつばた)・蛍袋・黴(かび)・岩魚
(7月用)炎昼・土用・夕方・ダリア・トマト
(8月用)秋立つ・銀河・盆踊・水蜜桃・朝顔
もしくは自由
ではおもむろに参りますよ〜
Facebookゲシュタルトネットワーク関西(GNK) ·白坂 和美 さん投稿記事
「フォーカシングとゲシュタルトの違い」
関西大学 臨床心理専門職大学院教授池見陽氏をお迎えし、GNKゲシュタルト療法トレーニングコース、今期4回目が終了。
楽しんだ2日間でした。
池見先生は、フォーカシングの第一人者。フォーカシング指向心理療法の創始者で哲学者のユージン・ジェンドリの直弟子でもある。
なぜ、ゲシュタルト療法に招聘するのか?
『過去』に問題の原因を探すのではなく、「今-ここ」で自分の人生(生きよう)に触れていく事が共通している。
その事を『からだ』を通じて気づいて行く。
ゲシュタルトのアプローチはダイナミック、違ういい方をすれば一見派手でな事がある。(それだけではない。)
が、そこに視点が集まりがちあるが、その下には、繊細な感情や感覚がある。
フォーカシングでは、言葉になる前の感覚を『フェルトセンス』と言う独自の名前と理論がある。
ゲシュタルトでは、センセーションとよぶかな?そんな感覚と、からだの仕草も観ていく。
いやはや、この違いを考察していると、興味深い。だんだん面白くなってきた。
違いを探していたら、ゲシュタルト(全体性)が見えてきた。
その続きは、ブログに書くとしましょう^ ^
集合写真とアニマルクロッシングメソッド(自分の生きようを動物に例える。何々している羊など。)を受講生分をすゆみさんが描いてくれたました。
ありがとう💓
因みに私のアニクロは、迷える仔羊でした(笑笑)
迷える子羊とかけてその心は、、、その続きは、またのお楽しみ。
池見先生の追体験小説
『バンヤンの木の下で』もおすすめです。
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