https://note.com/hiho2351/n/n3026aa16208b 【第867回 平和のシンボルは鳩?】より
平和のシンボルというと「鳩」が定番です。広島や長崎の原爆記念式典の時や、何か平和をの願う時ならこの①のタイトルの写真のような白い「鳩」が一斉に放たれ、その姿が大空いっぱいに広がります。白い「鳩」は『ノアの方舟』や他の神話にも登場しており、やがて平和や愛の象徴になったといわれています。平和のシンボルとして、「鳩」がオリーブの枝をくちばしに咥えて飛んでいる構図は聖書に由来するシンボルです。
「鳩」は創世記の『ノアの方舟』の洪水の物語に登場します。その人の命さえ奪う洪水がひいて、これからどうなるかと、皆んなが思った矢先に、オリーブの枝を咥えて、箱舟に戻ってきた「鳩」は、神の罰である洪水が終わったことを知る話があります。主である神の許しを得たノアとの命の架け橋を「鳩」が担ったのです。オリーブの枝を持つ鳩は、神と人間の和解のシンボル、人間が神との和解によって得た平和な世界を共に築いていく平和を象徴するシンボルとなりました。
さあ、③の写真のデザインのイラストはどんなイメージを持って、このオリーブの枝葉を咥えた「鳩」のデザインとなったのでしょうか。答えは4の写真のように、今でも販売されていますタバコのピースの箱や缶のデザインです。現在のように健康被害を考えなかった当時に、私たちの嗜好品として、コーヒーと同じような感覚で、ちょっと一服という感じでした。またピースはタバコの香りも良かったのですが、ニコチンの含有量が高く決して身体には良くない最有力のタバコです。
また私たちが「鳩」というと④の写真のカワラバトことドバトを思い浮かべます。街中で人の集まる公園や、神社仏閣、最近では駅のホームを首を振りながら、ちょこちょこ団体で歩き回っているのが、私たちがいう「鳩」です。最近ではヤマバトと呼ばれていたキジバトも街中に進出していますが、やはりまだまだ街中に溢れ出ているドバトが「鳩」の位置を占めています。カワラバトと呼ばれた時は飼鳥であり、伝書鳩とかレース鳩として、人間に改良された姿形がいまのドバトです。
同じ「鳩」なんだから平和のシンボルとしても、ドバトでいいんじゃないと思っても、いま街中にいるドバトを見たら、餌をくれそうな人の周りに群がって、足元を見ればドバトがまつわりついている。もしくは突然何十羽が一斉に飛びたち、小さな餌やりをしていた子供がびっくりして泣いちゃったり、今でこそ防止対策をとっていますが、駅のホームは糞害。そして恐ろしいのは、縄張り内によそ者が入った時の喧嘩の仕方が凄いです。飼鳥だっただけに、相手が死ぬまで制裁します。
https://ikifure.info/2023/03/02/%E3%82%AD%E3%82%B8%E3%83%90%E3%83%88%E5%B9%B3%E5%92%8C%E3%82%92%E9%A1%98%E3%81%84-2-2-2-2-2-2-2-2-2/ 【キジバト平和を願い~ふれあいの里だより令和5年3月号~】より
今年の春は高温傾向のようです。春霞が掛かったような夜空になってきそうですが宵の明星として輝いている金星が2日には木星と大接近、24日には三日月と接近します。7日は満月、Worm Moon(ワームムーン)(芋虫月)と呼ばれます。今年は6日が啓蟄。いよいよ虫たちが目に見えて活動を始めます。
いわゆる芋虫たちは子育ての時期に入った野鳥たちのごちそうです。雑食性のキジバトは主に植物の堅い果実や種子を食べますが、昆虫やミミズなども食べてしまうようです。
キジバトは日本全国の平地、低い山地の林や市街地に一年中いて、北海道には夏鳥として生息する渡り鳥です。かつては山鳩と呼ばれ明るい森に生息していましたが、今では人の近くにも生息するようになっています。これは1960年代に都市での狩猟が全面禁止されたことも原因のひとつと考えられます。
公園などで群れを見かけるのはドバトです。ドバトは中東の崖に生息している鳥を人が飼育改良したもので、逃げ出し野生化したハトです。キジバトは1年を通して2羽か3羽でいて、これはペアか親子です。赤紫色がかった灰褐色の身体に背と翼にはうろこ模様、首には濃青色と白色の横じま模様のマフラーを巻いたように見える模様があります。若鳥はこの模様が淡色かありません。英名ではOrientle Turtle Dove(東洋の首に模様のあるハト)で、漢字表記の『雉鳩』はキジのメスに似ていることから名付けられました。
多くの野鳥と同じく春から夏に繁殖期を迎えますが、キジバトは3月から11月と長い期間に中には6回も繁殖するものもあります。ほとんど植物食で、これをそのうと言う器官にためて徐々に消化したりこの器官の内壁のはがれたものを吐き戻したりしてヒナに与えるので長い期間繁殖が可能になります。これはピジョンミルクと呼ばれる脂肪分やたんぱく質に富んだハト類共通のものでオスもメスもこのミルクをヒナに与える事ができます。
ヒナは親鳥の口の中にくちばしを入れ時間をかけてミルクを飲むので、給餌の回数は朝夕の2回程度が普通です。
巣は枯れ枝をオスが拾ってきたり木から折ってきたりしてメスに渡し、主にメスが樹上に造ります。下から透けて見えるほど雑な造りですが、卵は小さめで2つしか産まないので熱はしっかり伝わります。神経質な面もあるようで、卵を産むまでは放棄して何回も場所を変えることがあります。
樹上から「デデッポポー デデッポポー」と聞こえてきたらキジバトのオスです。求愛の時はメスの前で「ウグッ ウグッ」といった低い声を出します。飛び立つときに「プン」という声を出すこともあります。
地面で給餌しているのに気づかずに近づくと、慌てたようにバタバタと大きな羽音を立てて飛び立たたれびっくりすることもあります。
幸福のシンボルと親しまれる反面、糞害も問題になります。狩猟鳥にもなっています。世界には約290種いると言われるハト。愛と平和の鳥として共存していきたいものです。
今年の春は特に駆け足でやって来そうです。桜前線は今年も早く北上しそうで、幼虫で冬を越したミヤマセセリも急いで羽化するかもしれません。テングチョウ、ヒオドシチョウ、キタキチョウ、成虫で冬を越したチョウたちは早々に飛び始めそうです。
オオイヌノフグリはすでに多くの瑠璃色の花を咲かせていますが、スミレの仲間がこれに加わるのも間もなくでしょう。
https://triglav-research.com/?p=48854 【また「雪の八ヶ岳」 平和の象徴「キジバトさん」に学ぶ】より
今朝の8時前から雪が本降りになってきた。それにしても、今年は本当に雪がよく降るな…
今朝の8時前頃から雪が本降りになってきた。今日は3月20日か… 本当によく雪が降る年だな。2000年に八ヶ岳ライフをスタートさせた頃に、地元の方に「暖かい冬ほど雪はよく降る。」 と教えてもらった。これまであまりピンとこなかったのだが、今年になってそれが正しいのだろうと実感した。寒い冬は、雪が降る事が稀であっても、それがなかなか解けないので「雪が多い」と錯覚していたのだと思う。この冬、八ヶ岳オフィスの外気温計がマイナス10℃以下を記録した事は、たったの「2回」しかない。
それでも、繰り返し降る雪。そして、雪が積もっても暖かいのでどんどん解けて行く。
そのパターンを何度繰り返した事だろうか…
八ヶ岳においては「地球温暖(灼熱)化=降雪量の増加」と覚悟する事にした。
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おっと雪が積もる前に、野鳥さん達のレストランにヒマワリの種を給餌しておこう。
雪が積もる前に、3店の野鳥さんレストランにヒマワリの種を給餌した。こちらが、オフィスの窓から2.7mの場所に設置した「スゴン」である。
バードバスにも水を補給。すぐに凍ってしまう事が多いのだが…今日も満員御礼間違いなしだろう!あっと言う間に、スゴンにはお客さんが殺到さ!
我が社が経営する3つの野鳥さんレストラン「プルミエール」「スゴン」そして「ティエル」を常連さん的に訪れてくれる野鳥の種類は12~13種類だと思う。
かつて20数種類まで確認した事があるのだが、それ以上を調べるのはやめた。
(略)
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「キジバト」は「平和の象徴」と呼ばれ、スピリチュアル的には「幸運のシンボル」と位置付けられている。
ヤンとフレデリカの幸せそうな様子を日々眺めていると、まあそうだろうなと思えてくる。
1日の内に何回も彼らの姿を見掛けるので、我が家の敷地が縄張り(テリトリー)であるに違いない。
おそらく我が家に隣接する財産区林のどこかで営巣しているのだろう。
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野鳥の生態にちょっと詳しい人ならば知っていると思うが、実はキジバトの「縄張り争い」の時の闘い方は、激しく苛烈なのだそうだ。
ネット上には「キジバト縄張り争い」「鳩の喧嘩」と言った類の動画や画像が氾濫している。
残念ながら、私はこれまでそんな光景を目にした事がない。
まあ都会と違って、広大な八ヶ岳で、チマチマと縄張り争いをする必要なんてないんだろうな…
この「他者による領土(領空かな?)侵犯に対して徹底的に闘う」というキジバトさんの姿勢には見習うべきものがある。
人間だろうが、組織、国家であろうが「舐められたら終わり」である。
常に「やられたら、その4~5倍はやり返す」準備を怠ってはならないのだ。
しかもそれが「なるべく手を汚さない陰湿な方法」であればお洒落でもある。
「平和の象徴」と呼ばれるキジバトさんが、自分達のテリトリーを守るためにどんな闘い方をするのか、見てみたいものだ!
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おっと、いつものように「ご主人(ヤン)」が「スゴン」の様子の偵察にやって来たな。
おっと、ご主人のヤンが「スゴン」の混雑状態を確認にやって来たぞ…
やあ、ヤン。今日は下品なイカル軍団はまだ来ていないので、奥さんのフレデリカを連れておいで…んっ? これが奥さんの方かな??
もうすぐ、仲良しキジバトさん夫婦のご来店だな…
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