https://www.minatonohito.jp/book/444/ 【鷗】より
西村麒麟 著
俳句結社「麒麟」を主宰する人気の俳人西村麒麟の待望の第3句集。
俳諧的なゆったりした時間にひたって世情の機微に触れ、昆虫や植物の細やかな表情を観察して豊かないのちを味わう。飄逸な作風が深まり、麒麟ワールドが見事にひらく。
装丁 関宙明 ミスター・ユニバース
■本句集より
ぼうふらの世界にあまた誕生日 大阪の眩しき朝や夾竹桃
秋風や文字の小さき小津日記 鰻屋でさつと描きし妻の顔
冬かもめ一つの島が日を集め
■著者
西村麒麟(にしむら・きりん)
1983年大阪府生まれ。現在、東京都江東区在住。
俳句結社「麒麟」主宰、「古志」同人。
句集に『鶉』(2013年)、『鴨』(2017年)、『鶉 新装版』(2023年)。
2009年、「静かな朝」20句により第1回石田波郷新人賞。2014年、第4回芝不器男俳句新人賞大石悦子奨励賞。同年、『鶉』により第5回田中裕明賞。2016年、「思ひ出帳」150句により第7回北斗賞。2019年、「玉虫」50句により第65五回角川俳句賞。2023年、結社「麒麟」創刊。
Facebook蜂谷 初人さん投稿記事
西村麒麟自選十句・第十回「朝涼し」を配信します。重い肺炎に苦しんだ作者が達した境地が、ここに描かれています。病気の時こそ、その体験を俳句に残しておきたいという作者。その痛切な思いが伝わってくる作品です。
https://youtu.be/ADBInL7pmcI
朝涼し - 4K.mov
全回の配信を終えましたので、それぞれのURLを再掲載しておきます。見逃した方、是非ご覧ください。ここにはあなたの俳句作りに役立つ数々のヒントが隠されています。そして、もし気に入っていただけたらチャンネル登録をお願いします。
https://youtu.be/xboRBTVadLg 桔梗 - 4K.mov
https://youtu.be/-Wmm4KVseVQ 春の焚火 - 4K.mov
https://youtu.be/Vp4DkEpgUNk インバネス - 4K.mov
https://youtu.be/t1RgjEUQLpM 宇津田姫 - 4K.mov
https://youtu.be/fKHL1CiZFus 花冷 - 4K.mov
https://youtu.be/WPrPa6McUBk 実朝忌 - 4K.mov
https://youtu.be/b1JbtjW3Pys 秋のかもめ- 4K.mov
https://youtu.be/-_RAGcUXuY0 風鈴 - 4K.mov
https://youtu.be/k7GhJ2dH5T4 夏蝶 - 4K.mov
https://youtu.be/ADBInL7pmcI 朝涼し - 4K.mov
https://ameblo.jp/kirin819/entry-12774009643.html 【麒麟俳句会について】より
俳句結社「麒麟」の仲間を募集します。
主宰 西村麒麟 編集長 久留島元 副編集長 中西亮太
ざっくりした人数が把握出来ないと最終的に決定出来ない事も多いので、今の段階で参加したいと思っている方(参加希望者の質問も可)、購読会員希望(冊子は欲しいけど入会はしない)の方、ご連絡お待ちしています。生まれて初めて俳句を作る、これから作ってみたい方も歓迎です。カルチャー教室から始めた方も多いので初心者の方もご安心下さい。腕に自信のある方も、もちろん大歓迎です。
若干の変更はあるかもしれませんが(人数が把握出来ないので)現在決めている内容は以下となります。
①俳句結社誌「麒麟」は季刊誌で年4回刊行します。
②最大10句の投句に対し、西村麒麟が選をし、その結果が結社誌に掲載されます。
③「麒麟」の句会に参加出来ます。(句会費は会場費等ありますので、参加ごとにかかります)
会費 会員
年会費12,000円(四冊の雑誌含み)
学生6,000円
購読会員
年間10,000円(四冊の雑誌含み)
とします。協力いただければありがたいです。
振込口座等はこれから開設しますので、こちらから連絡するまではまだ振込されないようにお願いします。
句会は対面式(東京)、メール、zoomを考えています。遠方の人を優先してメール、zoom句会に参加出来ることを目指します。
関西に支部を作り、定期的に関西を訪れ対面式の句会をする予定です。そのためにも編集長を関西の久留島編集長にしました。
◎対面式の句会は来年(可能なら1月から)東京(都内で土曜か日曜の13時ぐらいを予定)、関西(人数と参加者の在住地を考えて日時を予定します)は行う予定です。関西には毎月主宰が出席する事は開始直後には難しいですが、人数が軌道に乗り次第、定期的に参加したいと考えています。
遠方の方、仕事の時間や体調に不安がある方を出来るだけ優先して、zoomやメール句会を行いたいと思います。zoom、メール句会スタートのタイミングは未定ですが、出来るだけ急ぎます。
今後の予定
第一次参加募集 〜1月下旬(会費振込完了にて、正式に入会、もしくは購読会員となる)。
第一回対面式句会 場所等は未定ですが東京です。
メール、zoomは人数を把握してから順次始動。
2月10日 一回目の投句締切。
メールと葉書、両方を受けようと考えてます。
4月下旬、一回目の雑誌を会員、購読会員の皆さんにお届け。
◎「麒麟」の理念
一、俳句は文学である。
俳句は詩歌であり文学である事を忘れない。
一、俳句は平等である。
俳句的活動の時間に、性別、年齢、社会的な地位等の概念を持ち込まない。ただし、それぞれの経験や人生は宝ですから、創作に活かしていただきたい。
一、俳句は自在である。
僕は基本的には有季定型の句を作ります。ただし選句は作品として良ければ採る、というシンプルな選を心掛けます。口語や文語、又は破調や無季であろうともその考えは変わりません。作品の出来が全てですので、それぞれの作句スタイルをこちらが限定することはありません。
僕はどの協会にも所属していませんが、どの協会からの仕事も、内容を吟味し積極的に俳句のために働く気があります。各会員がどの協会に所属したり、他の結社と兼ねて所属しても一切気にしません。付き合いたいと思う人と、俳句に限定しなくても良いので大いに付き合って下さい。「麒麟」の他の結社、同人誌、ブログ等に作品を発表し、活動することも自由です。
一、俳句を似せる必要は無い。
持っているもの全てをお伝えするつもりでいますが、作品を僕に似せる必要はありません。大切なのはそこではない。
以上に賛同してくれる方を特に仲間として歓迎します。僕だけが楽しめる場所であっては結社を作った意味がありません。
皆で「麒麟」という結社を、詩歌を愛する人達の場所としませんか。
参加希望、またはご質問のある方は
kirin.haikukai.2023@gmail.com
までご連絡下さい。
参加希望の方は、本名、俳号(あれば)、住所、電話番号を明記して送って下さると助かります。
Twitter(麒麟俳句会)等でも情報を更新すると思いますのでご覧になっていただければ幸いです。現在ホームページも進めています。
西村麒麟
https://note.com/chilli_koda/n/n896e1179e27f 【麒麟俳句会に入会して】より
香田ちり
こんにちは。昨日、愛亀のチリちゃんを連れて公園を散歩してきたちりです。
暑くも寒くもないとても気持ち良い天気でした🥰
そんな気持ちの良い季節に麒麟俳句会より「創刊号」が届きました✨
新しい結社に相応しい真っ白な表紙に、右肩上がりの「麒麟」の字から勢いを感じます。
とっても素敵なカッコいい表紙💕
結社に入会してから、二回句会に参加し、ついに季刊誌が手元に!なんだか感動ものです🥹
正直、自分自身が結社に入るなんて思ってもいませんでした。
結社が何なのか主宰の麒麟先生のこともほとんど知らずに入会しましたが、全く後悔はありません✨
入会前に唯一したのは先生の句を検索してみたのと【第12回】ゆる俳句ラジオ「鴨と尺取」を観たくらいです。
先生のお人柄やお考えを何となく分かったくらいで結社入会を決め、一回目の句会に参加。
実はもうそこで、不安や心配は消えていました。
一回目は、最初ということもあり、55名という大人数でした。
でも、最初のゴタゴタ感も先生の小話も、もちろん句会もとっても楽しかったです😄
二回目にはもう少し先生や会員の方々とお話しする機会があり、先生のお人柄の良さが分かりました。
そして、麒麟に入会されたみなさんも穏やかで、優しくて、個性があり、勉強家で、俳句が好きな方ばかり。とても刺激になります。
オンライン句会や一人で勉強するのとは違い、一緒に学んで悩める仲間や質問できる先生がいることがとても嬉しいです😊
創刊号ではそんな方々の素晴らしい作品が掲載されていてまるで句集を読んでいるようでした✨
先生の言葉や俳人さんの紹介などもあり素敵な季刊誌だと思います。
最後に、先生にとっていただいた六句を載せておきます。
座布団のこんもりしたる春来る 香田ちり 質問のあるひとは手に蒲公英を
首すじにパンの香りや猫の恋 愛の日やどうせ家族のチョコとなる
のびのびと麒麟の舌の春遊び こだわりの俺のパスタに添える春
麒麟俳句会「麒麟 春 創刊号」. 西村麒麟, 2023, P27
私にとって初めての結社で初めての季刊誌。そこで載せていただいただけでとても嬉しいです。ここから皆さんと学べると思うとワクワクしますね😃✨
創刊号の発行、おめでとうございます!そして、麒麟先生、ありがとうございました。
編集に携わった久留島さんと中西さん、関係者の方々もどうもありがとうございました。
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