「黄昏時、かわたれ時」は夢うつつの時。顕在意識が鎮まり潜在意識が目覚めるとき
https://coconala.com/blogs/3333894/414066/ 【感覚や直感がひらめきや発想力を育てる】より
集合的無意識へのアクセスも、感覚や直感が非常に重要な役割を果たします。これらの概念に共通するのは、通常の分析的思考や論理的アプローチではなく、より直感的、感覚的な手法を用いる点です。
感覚と直感の役割
非言語的情報の解釈:
感覚や直感は、言葉にできないような非言語的な情報や、普遍的なシンボル、感情的な印象を解釈するのに特に役立ちます。これらの情報は、深層心理やスピリチュアルな次元からのメッセージとして現れることがあり、直感的な理解が求められます。
潜在的な知識へのアクセス:
直感は、意識的な思考では到達しづらい潜在的な知識や情報へのアクセス手段となることがあります。集合的無意識やアカシックレコードからの洞察は、しばしば直感的な「ひらめき」として個人に現れます。
内面との対話の促進:
深い瞑想やアートセラピー、アクティブイマジネーションなどのプロセスは、感覚や直感を通じて自己の内面と対話する手法です。これらの方法は、内的な声や感じを意識的に探求することを助けます。
応用と実践
これらの感覚や直感を育て、より深く探求するためには、日常生活での実践が推奨されます。
例えば、以下のような方法が有効です:
定期的な瞑想: 日々の瞑想を習慣化することで、心を静め、内面の声に耳を傾ける能力を高めます。
感情の記録と分析: 日々感じたことや夢の内容を記録し、その中のパターンやシンボルを分析することで、自己の深層心理についての理解を深めます。
直感を信じる訓練: 日常的な選択をする際に直感を重視することで、直感的判断力を養うことができます。
感覚や直感を通じてこれらの深い次元にアクセスすることは、自己理解を深め、創造的なインスピレーションを得るための有効な手段です。
Facebook西尾仁さん投稿記事「集合的無意識」の階層構造
深層心理学で定義されている『集合的無意識』は、一種の階層構造になっており、
人によって心の結びつきの度合いが違うことを示唆しています。
親族の間では、赤の他人に比べると『無意識』の結びつきがより強力です。
また、未開人の中には、部族の中の『無意識』の結びつきが極めて強力な例も有ります。
どうやら、血のつながりとか、人間関係が濃厚なほど、『無意識』のレベルの結びつきも強いと言えます。
個人のレベル、祖先や親族のレベル、部族のレベル、民族のレベル、全てを越えた全人類共通の普遍的レベル、どうやら『無意識』にはおびただしい階層があるようです。
宗教では、「魂」を個人に所属するモノとして考えています。
「輪廻転生」するものは、「ひとつの魂」であり肉体を得て生まれてきたり、死によって肉体をすてたりする、という思想です。
どうやら、人間の『無意識』は山の頂上に相当します。
頂上だけ観ていると一見それぞれが独立した山のようにみえます。
しかしながら、いくつかの山頂は連邦として連なり山脈を形成し、そして究極的には麓まで含めれば全部の山々は繋がっています。
天外伺朗 著 「ここまで来た『あの世』の科学」より
感覚は左脳の働きでしょうか???
https://www.kivune2018.com/post/2019_0415_01 【右脳と左脳の働き】より
前回、影絵の女性が右に回転、左に回転で右脳と左脳の見え方をお伝えしましたが、
今日はその右脳と左脳の働きについてお話します。
まず、右脳
・左利きの方は右脳をよく使います。・直感力、音楽力、空間認知力に優れています。
・五感で感じた感覚を頼りにするイメージ派。・動物的本能を持っています。
・よく夢を見る方。・集中力、決断力、想像力、問題解決力、願望実現力を高める脳。
・見たものを記憶してそれをイメージできる。・理系脳
・理屈っぽい。コミュニケーションノー力が乏しい。・左側の顔(感情が強く、現れる。思わず本音が出てしまう)↑左側の顔がぎこちない時は噓をついている可能性が高いので噓がバレやすい。
次に、左脳
・右利きの方は左脳をよく使います。・言語力、理論的、計算力、物事の分析力に優れている。・正確性が高く、現実的。。・思考を司ることができる。・科学的理解を解きほぐす。
・可能性を追求する。・感性やコミュニケーション能力があるが、複雑なことは苦手。
・文系脳・理性的・計画性がある。先を読むことができる。
・右側の顔は時に理性的で冷たい印象を与えやすいが、嬉しい時の表情も現れやすい。
どちらが正しいなどではなく、どちらの脳も本来、人間は持っているのですが、
癖の強い脳を極度に使い過ぎているので、いつか破裂することがあるかも(これは大袈裟ですが…)。
これは一概には言えませんが、その使い過ぎる側の脳の神経、血管、が労働オーバーで
細くなり脳梗塞や脳溢血も引き起こす恐れがあります。
時には休ますことも大切です。また、影絵の右脳左脳の切り替えトレーニングを取り入れることで、アイデアが浮かぶようになったり、コミュニケーションが取りやすくなったりします。
以前、選手に「あなたは左脳を強く使っているから右脳を働かせるトレーニングのため、
食事の時にスプーンやフォーク(日本ならお箸)を持つようにしたらとアドバイスをしました。ただ、それは失敗に終わりました。
左手でフォークを持つことに集中しすぎて、摂取した食事の満足感が脳に伝わらず、間食をするようになり、体重が増加。
すぐさま、それを中止して、左手で文字を書くようにアドバイスをしました。
ただ、選手は毎日練習することはあるけれど、一日で文字を書く時間がほとんどなかったので、これも中断。
そこで考えたのがチャリティーオークションで出品する帽子やボールに書くサインを左手で書いてもらうことに。
最初はカッコ悪いサインでしたが、そこはプライドのあるプロ!何度も自分のサインの練習を左手で。その結果、右脳が良く使われるようになり、決断力と問題解決力が高まりました。
皆さんも試してみては?
https://anima-mystica.net/amstatic/jung/structure-of-consciousness.html 【意識の構造】より
次にユングの考えた人間の意識の構造の段階(顕在意識から個人的無意識、集合的無意識)というものを、神秘行的理論も絡めて説明していきましょう。
三つの意識の段階
顕在意識
人間は普段、五感を使って外界の情報を取得、そして、それらを意識の中で言語による思考を用いて、次の行動を決めている事が多いものです。こういった人間が通常認識、自覚している意識を心理学では「顕在意識」と呼びます。この意識は社会生活を営むにあたって、論理的に物事を判断処理しながら常に働かせているものであり、また、この意識は人間が一番認識しやすく、いつも自覚しているものなので、人間はこの意識のみが「自分」なのだと誤解しやすいものです。
無意識(潜在意識)
しかし、心理学では人間には、誕生から現在まで五感や様々な方法を通して得てきた情報を記憶している「無意識(あるいは潜在意識)」という広大な範囲の意識の領域があるとしました。
集合的無意識
そして、ユング心理学ではさらに、その奥に個々の人の意識だけに留まらない、人間自体が共通して生まれ持つ「集合的無意識(普遍的無意識とも呼ぶ)」と呼ぶ領域があるとしたのです。
この「集合的無意識」とは、ユングの元々の考えとしては、人間という生物種が生まれた時から共通して持っている「型」みたいな概念でした。これは、DNAに例えると解りやすいかもしれません。人間は誰しも、その身の細胞の一つ一つにDNAを持っていますが、それを認識することは無いものです。
しかし、DNAは人間にとって、その生物としての在り方を決める根本的なものです。集合的無意識も同様に、普段は認識することは出来ないのですが、あらゆる人間に生まれながらに存在し、その意識の奥底で各個人の意識の在り方に影響を与えるものだとしたのです。
集合的無意識の神秘行的解釈
そして、この集合的無意識という理論は神秘行界を通して更に広まることとなります。神秘行界では、古くよりアニマ・ムンディやアストラル界という概念が提唱されてきました。これらの概念は簡単にいえば、すべての人間たちが意識の奥底で共通する霊的な媒介を通して繋がっており、様々な情報やエネルギーをやりとりしているというものです。
このすべての人々は意識の奥底で共通して繋がっているという神秘行的概念が、当時の新しく生まれてきた科学的学問である、心理学で提唱された集合無意識という概念と似通っていたため、集合無意識は多くの神秘行界の関係者達に発展解釈され受け入れられたのです。
海に例えた集合的無意識の解釈
この考え方は海の上に浮かぶ小島に例えて説明される事もあります。下の図を参照してください。
上の図の島一つ一つが、人間各個人個人の意識領域を示した図だと思ってください。海の上に少しだけ見えるのは、各人の通常の意識である顕在意識。海の下に存在する大きな領域が無意識です。もし、人間が普通に船などに乗って海上から見渡すと、そのままで見えるのは島の部分だけでしょう。しかし、ひとたび海中に潜って見てみると、島はその下に大きな土地を持っていることが解ります。
人間の顕在意識と個人的無意識もこれに似たようなものと考えてください。そして、その島は一番下で他の島、すなわち他人の個人的意識と地続きで繋がっています。この島と他の島を結びつける一番下の土地が集合的無意識というものだと理解してください。そして、上にも書きましたが、神秘行界ではこの集合的無意識という場で、様々な人が繋がり、いろんな情報をやり取りしているという理論を提唱しているのです。
顕在意識と個人的無意識の関係をパソコンに例える
また、人間の意識の構造をパソコン(PC)の構造に例える考え方もあります。PCというものは、頻繁に扱う情報は、メモリという、すぐに情報が取り出せる装置に記録しています。しかし、メモリは、その性質上データを記録しておける容量がとても小さい装置なのです。
そのメモリに対して、ハードディスクという装置があります。こちらは、すぐにはデータを取り出せないものなのですが、とても記録できる容量が大きいものです。この為、PCでは、あまり使わなくなった情報は、ハードディスクという装置に記録してメモリから消すという処理を常時行います。そして、もしメモリに無いデータが必要になったら、その都度、ハードディスクの中身を探してデータをメモリへと呼び出してくるという方法を取っているのです。
人間の意識の構造や物事に対する処理方法も、これにかなり似通っているといえるでしょう。人間の顕在意識というものはメモリと似ており、その扱える情報量がとても少なく、そのため、外界から入ってきた情報のうち必要ないものや、少し前以前の出来事はすぐ無意識=ハードディスクの中へと押しやってしまいます。しかし、必要が来ると、その無意識の中から必要な事項のみを顕在意識に取り出し、物事を処理していくという方法が行われているのです。
ネットに例えた集合的無意識の解釈
そして、最近のPCは単独で動くだけではなく、ネットを通して他の無数のPCとも繋がり、情報をやり取りするようになりました。実は、人間の意識の奥、集合的無意識もこのネットと似た機能を持っているといえるのです。
ただ、通常の人間の顕在意識は、この例えで言えば、ネットで使用されているプロトコル(言語)に例えられるものを理解することが出来ません。そのため、この集合的無意識(ネット)の情報を有効に利用することが出来ないのです。しかし、この集合的無意識(ネット)の情報を得ることは、自己というものを本当に知るための神秘的自己探求では、必要不可欠な事柄です。
その為、神秘的自己探求では、このプロトコルを扱うための、変換プログラムを意識に組み上げていくという事に例えられる訓練を、実際に自分の意識を用いて行うのです。
まとめ
以上、ここまで説明してきましたが、読者はこれらの例えを通して、少しでも人間の意識の構造についてイメージを持ってもらえたでしょうか?。
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