俳句 用語【雲】

https://ameblo.jp/sparrow-in-the-sky/entry-12520324655.html 【俳句 用語【雲】】より

グアムに行くとき、飛行機が雲の上に差し掛かると、ところどころが突起して、高校時代に

妙高にスキーに行ったときに経験した、樹氷の中を駆け抜けているような気分になった覚えがあります。

雲の種類は

出来る位置によって、

上層(5000m~13000m) 

中層(2000m~7000m)

下層(地表付近~2000m)という風に大別されるそうです。

但し、積雲、積乱雲の上部は10000m以上になることもあるそうです。

上層

巻雲(けんうん) 筋雲

巻積雲(けんせきうん) 鱗雲、鯖雲、鰯雲

巻層雲(けんそううん) 薄雲

中層

高積雲(こうせきうん) 鱗雲、羊雲、群雲

高層雲(こうそううん) 朧雲

乱層雲(らんそううん) 雨雲

下層

層積雲(そうせきうん) うね雲 下層

層雲(そううん) 霧雲

積雲(せきうん) 綿雲、積雲

積乱雲(せきらんうん) 雷雲、入道雲

【雲の形】は10種類を基本として

巻雲

毛状雲 かぎ状雲 濃密雲 塔状雲 房状雲 もつれ雲 肋骨雲 二重雲 放射状雲 乳房雲 ほそまい雲 ジェット雲 羽根雲

巻積雲

鱗雲 鯖雲 鰯雲  層状雲 レンズ雲 塔状雲 房状雲 波状雲 蜂の巣状雲 尾流雲 乳房雲 海月雲

巻層雲

薄雲 毛状雲 霧状雲 波状雲 二重雲 水まさ雲

高積雲

羊雲 斑雲 群雲 層状雲 塔状雲 房状雲 レンズ雲 半透明雲 すき間雲  不透明雲  波状雲 二重雲  放射状雲  蜂の巣状雲 尾流雲  乳房雲 笠雲・つるし雲・くらげ雲

高層雲

朧雲 どんより雲 半透明雲 不透明雲 二重雲 波状雲 放射状雲 尾流雲 降水雲 ちぎれ雲 乳房雲 笠雲 つるし雲

乱層雲

雨雲 雪雲 降水雲 尾流雲 ちぎれ雲

層積雲

曇雲 層状雲 レンズ雲 塔状雲 半透明雲 すき間雲 不透明雲 蜂の巣状雲 波状雲  二重雲 放射状雲 乳房雲  尾流雲  降水雲 畝雲 滝雲 雲海 山旗雲

層雲

霧雲 断片雲 霧状雲 波状雲 不透明雲 半透明雲 降水雲 滝雲 雲海 山かつら(鉢巻雲) 山旗雲

積雲

綿雲 偏平雲 並雲 雄大雲 断片雲 放射状雲 ずきん雲 漏斗雲 ベール雲 尾流雲 降水雲 アーチ雲 ちぎれ雲 雲の峰 入道雲(雄大積雲)

積乱雲

雷雲 無毛雲 多毛雲 ずきん雲 漏斗雲 ベール雲 尾流雲 降水雲 アーチ雲 ちぎれ雲 かなとこ雲

その他には、

黒猪(黒猪渡天河=猪のように速く、雲が天の川を渡っている、という意味でしょうか) こごり雲 嵩張り雲 横雲 雲の帯 座り雲 立ち雲 かつぎ 襟巻雲 飛行機雲

消滅飛行機 疾風雲 雲堤 雲の根 風の伯爵夫 翼雲 昇り雲 瀑布雲 八重棚雲 八重雲 蝶々雲 問答雲 豊旗雲 猪の子雲 傘鉾雲 凍雲狂雲 五月雲 陰雲

雲の波 雲の湊 雲の澪 雲の通路 雲の林 徒雲 はぐれ雲 浮雲 行雲 黄雲 竜巻 竜王 きん斗雲 そして、風が作る雲、山が作る雲、などがあります。

【雲の動き】

流れ雲 行く雲 飛ぶ雲 駆ける雲 乱れ雲 迷い雲 はぐれ雲 離れ雲 ちぎれ雲 漂う雲 淡い雲 別れ雲 雲脚(くもあし) 雲湧く 雲生る 雲起る 雲のぼり 雲若し 雲流れ 雲移る 雲急ぐ 雲飛ぶ 雲慌し 雲迅し 雲渡る 雲満ちて 雲厚し 雲深し 

【雲の表現】

雲居/雲井  雲のある場所。雲のたなびいている所。大空 遥かな、高まった所、宮中、皇室、などの意味もあります。

雲路  月や鳥などが通るとされる雲の中の道。雲居路(くもいじ)。

雲間  雲と雲との切れ間(雲合いの意味も) 

雲表(うんぴょう)

雲の上。雲の外。雲外。 

雲際(うんさい) 雲の果て。はるかな空。 

雲合い 雲の様子 空模様

【雲が近くに見える様子】

雲の中 雲の奥 雲の上 雲垂る 雲幾重 雲まとふ 雲繞(しま=取り巻く)る 雲誘ふ 雲触る 雲の渦 雲隠れ 

【雲の形から出来上がる用語】

雲の壁 雲の峰 雲の笠 雲眺む 雲眩し 雲光る 雲の色 雲の翳 雲涼し 雲冷ゆ 雲ひらく 雲薄る 雲引く 雲残る 雲絶えず 雲ばかり 雲がち 雲消ゆ 雲去る 雲なし

私は、空を見るのが好きです。

真っ青な空に、真っ白な雲が浮かんで、のんびりと流れていく様子を見ていると

自分の気持ちまで穏やかになります。

そして、海や、山、ビルの向こうにむくむくと沸き立つ雲を見ると、遠い昔、

父の郷里であった、鹿児島県大隈半島の、曽於郡輝北町百引というところから、姉と二人で見た、

雲の峰を思い出します。

山の向こうに、ヒマラヤのように現れた、真っ白な雲の峰を見て、なんと大きな山なのだろうと

心から感激したものでした。

いつかまた行く機会がありましたら、もう一度あの雲の峰が見たいものです。

俳句の季語としては、入道雲(夏 ※積乱雲) 鰯雲(秋 ※巻積雲)などがあります。

コズミックホリステック医療・現代靈氣

吾であり宇宙である☆和して同せず  競争でなく共生を☆

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