コールドリーディング

Facebooｋ五島 秀一さん投稿記事

魂ヒリは、一連のストーリーを通じて、その人の本質、真のその人らしさへの道を開く!

https://note.com/shuoffice/n/nd194375e4e8c?fbclid=IwAR2TeZLnyJcfxfKMkJ7rYLBWPaAdUPjSxpqdYu127jnlEJWl0BogJwFC0xY　【【CALLD READING】 聖母マリアから呼ばれて】より

時代は、1800年代の半ば、君はいまポルトガルの中西部にいて、聖母マリアが出現すると呼ばれる岩場に来ています。噂を聞いて一度見てみたいと思い、ここにやってきました。

当時君は、今でいう雑誌の編集長のような仕事をしていました。

仕事も兼ねてぜひ体験してみたいと思って、二ヶ月間ここに滞在すればきっと何かが見られるだろう、そう思ったのです。

君は自分を鼓舞させてくれるもの、インスパイアしてくれるものなら、何にでも関心を示しました。

君の中では、人の本質は霊でありスピリットであり、さらなる高みを目指すために、仮初に肉体を借りて生まれてきたはず。だから一瞬たりとも気を緩めてはならない。

いつも自分を感動させ、自分を高めてくれるものに出会いたい。

そんな中で「聖母マリアの出現」というテーマは、君にとって格好のテーマでした。

ワクワクしながらその時を待ちます。白と紫のベルベットに包まれ、泣くでもなく笑うでもなくそっと現れたもう。信仰心がなければ見えないのだろうか。呪文のようなものを唱えなければ見えないのだろうか。

村人に聞くといえ、違います。マリアは私たちを選びたまいます。

私たちが選ぶことはできません。マリアが選ばれた方だけがマリアを見ることができます

そう言われた。

選ばれるとはどういうことか？選ぶことができないもどかしさ。運命もそうであろうか？

様々な職業にチャレンジし、チャンスを待ち続けた君にとって、もはやこれ以上待つということが耐え難いものに感じられました。

しかし当のマリアはいつまでたっても現れず、ただただ月日が虚しく過ぎていきました。

ひと月も過ぎた頃、君は思いました。自分は何をしているのだろう？まったく無駄なことではないか？もっと充実した仕事をしていればよかった。

自分はやはり目に見えない世界は苦手だ。

ふた月目に入り、十日が過ぎた頃、君はそろそろここを去らねばと思うようになりました。

君は仮の住居を閉まい、岩場に軽く会釈をして立ち去ろうとしました。その時でした。君の心に鮮明に女神のような声が届いたのは。

そこに何が見えますか？えっ？と思って後ろを振り向いた。しかし何も見えなかった。

気のせいかと思って再び歩もうとしたその時　何が見えますか？

今度ははっきりと心の中で声が聞こえました。

何が見えるって大勢の人が見えます。ただそれだけです。

そう、私の出現を期待して大勢の人が来ています。それが私が見る光景です。

私に出会いたければ私を見るのではなく、私の目に映るものをみてください。

あなたが私の立場だったら何を見て、何を感じるか、それを感じてください。その中に私がいます。

その瞬間はっきりと、紫と白のベルベットに包まれ、優しい二重の金色のオーラに包まれた貴婦人が見えた。

不思議だわ、そう思って振り返るとまったく何も見えないが、前に進もうとして歩いた瞬間は、はっきりと心で見えるのである。

私を見るのは肉眼ではありません。心で見るのです。私と同じような眼差しでものを見て感じてください。私はあなたの内側にいるのです。

だから外を見ても発見することはできません。

あなたが帰ろうとした瞬間に、私を見ることができたのは偶然ではありません。帰ろうとした時に見えるその光景そのものが、私に映っている光景です。

あなたは私と同じものを見ている。だから私に出会うことができます。

私が世界に望むのは簡単なことです。

今の世界の人々は、もっと与えて欲しい、もっと与えて欲しいと思っています。

ところで私はそれらの願いに応えなければなりません。私は何を与えようかと思っています。あなたにもできるでしょう。

何かを得ようとするのではなく、何を与えようかと考えること。その思いの中に私と共通する思いが含まれており、その瞬間にあなたは私であり、私はあなたです。

驚くことに、君の魂のパターンと聖母マリアのパターンはうりふたつである。君は遠い時代にこの地上に遣わされ、今再び、心の中で聖母マリアと出会う。

聖母マリアは再びこう言う。

何を与えようかとそればかりを考えたとき、本当の意味のこの地球の歴史がはじまるのです。

今までの勝者が敗者を見下すような資本主義社会は終わりを告げ、まったく新しい社会がはじまるのです。

新しい社会は、一人ひとりが胸を張って何を与えられるだろうかと考えます。今までの時代は何が得られるだろうかと考えました。

その瞬間、あなたの心の視野が広がった。

心の中に山が見える、と思った瞬間、その山は光る山となった。

心の中に小川が見える、と思った瞬間、その小川は光り輝く小川となった。

これらの小川の光、山の光はどこから来るのでしょう。この世の光は外から与えられますが、あの世の光は内側から湧いてきます。内側から湧いてきて、自分以外のものを照らすのです。

2021年を過ぎますと、時代は私の手の中にある。2020年までは、我が子キリストが握っていました。新しい時代は私の心の中にある。

あなたが私を呼んだのではありません。あなたは私に呼ばれたのです。

今までの宗教は、例えば信者が教会に行って神をコールします。神を求め、神に己れを託します。

新しい時代の宗教は神があなた方を呼びます。あなた方は呼ばれた子羊なのです。ゆえに私はそれをコールドリーディングと呼んでいます。

あなた方は呼ばれた存在です。コールドされたのです。コールする時代からコールドされる時代になります。あなた方はコールドされたのですから、最初から私と同じ方向を向いています。

もしあなたが私をコールすれば、私とあなたは面と向き合うことになる。それでは私の考えを理解することはできません。しかしあなたは私によってコールドされたのであり、必然的にあなたと私は同じ方向を向いています。

今までの時代は自分を着飾る時代でした。自分の本音を隠します。しかし心の奥底には皆、信仰心を持っていました。私はこれを、四角形□の中に隠されたマル◯と呼んでいます。

しかし今からは違います。マル◯が前面に出ます。信仰心が前面に出ます。その信仰心の中に一人ひとりの個性があります。

ゆえに私はこれを大きなマル◯の中の四角□と呼んでいます。

私は地球のバイブレーションを上げて、大いなるマル◯、大いなる和を広げます。

私は世界中の人々に、特に寝ているときに呼びかけるでしょう。あなた方はコールドされました。あなた方はコールドナンバーによって呼ばれます。個人名によって呼ばれるのではありません。

コールドされたあなた方は、前世から連綿と続いている願いを思い起こします。願いは何者もこれを打ち倒すことができません。権力者も長い月日も打ち倒すことができません。

大きなマル◯が広がる。そのマル◯の中に多くの四角□が含まれ、こうしてあなたは編集長をやめ、別の出版社を立ち上げました。

それは当初はコールドリーディングという名前で呼ばれました。

私たちは神を呼び求めているつもりだが、実は神から呼ばれている。

コールドされている。

神が私たちに望みたもうことは、私たちの人生経験の中に隠されている。

幼少期、あなたは実の兄によって虐げられていました。

兄は女を道具と思っていました。なにもわからない無知な生き物として。確かに兄は勉強ができました。しかし兄は相手の話をまったく聞きませんでした。

そして常時兄はあなたに向かって、「お前は何もできない」と、毎日毎日言い続けました。そこであなたの才能は封印され、自分でもどうしようもないくらい反抗心が出たり、惨めな気持ちになったりしました。

やがて思春期に達したとき、人は自分の身内によって屈折させられるとあなたは主張しました。そしてこのような環境から抜け出すために、あなたは編集者の道を選んだのです。

言葉は権力よりも強い。言葉の力を用いて、この理不尽な言葉の暴力を乗り越えるために、言葉の力に磨きをかけようとしたのです。

しかし、もしマリアの意見が正しければ、私の人生は初めから仕組まれていたことになります。

ではあの痛々しい兄の仕打ちとは、一体何であったのでしょう？

そしてやがて、あなたは結論に達しました。

兄の理不尽な言葉に、いちいち反抗することはたやすい。

しかしそれでは兄と同じ次元にとどまる。

兄が私を攻撃したということは、同じように兄は自分自身を攻撃していたはずだ。兄は自分に言ったに違いありません。

「遊んではならぬ。努力しなければダメになる。お前は自分の好みを封印しなければならない。出世のためにやりたいことを我慢しなければならない」

その裏返しとして、自由に生きようとするあなたが妬ましくなり、ことあるごとにあなたを落とし、言葉の暴力があなたを打ちのめしたのです。

ではなぜそこまで兄の心が荒んだのでしょうか？

父親はそして母親は、厳格なカトリックでした。ことあるごとに、兄に事細かに注意しました。

自由を認めるよりも、従うことを親は兄に求めました。

そして兄の魂は血を流していたのです。

はじめて兄を癒そうという気が起きました。

血を流している兄の心を癒そうと思ったのです。

自分に向かって言葉の剣を発する兄でしたが、それ以上に兄の心はズタズタになっていました。

そこであなたは編集者として磨き上げた言葉の力で、兄に手紙を送りました。

幼い頃、私はあなたを憎んでいました。私のことを嫌いだと思っていたからです。しかしそれ以上に傷ついていたのは、お兄さんあなたの方でした。私にはその理解力が足りませんでした。

私はあなたにいじめられたおかげで、世の中には救わなければいけない人が五万といることに気がつきました。もし私があなたに虐げられなければ、世界には救うべき人が一人もいないと思っていたかもしれません。

そこで私は自分の使命に気がついたのです。だから私はとてもあなたに感謝しています。

すると数日して兄から返事がきました。

「君にそこまで言われるとは思わなかった。私はもう君には感謝しかない」

そこであなたは思いました。

すべての人生があらかじめ仕組まれていて、それは神からの呼びかけであると理解すると、自分の可能性がここまで広がるのかと。

君はあらためて自分の気づきに大きな自信を持ちました。

現れたマリアが本物であろうとなかろうと、大した問題ではありませんでした。そこであなたは「コールドリーディング運動」を起こしました。

すべての人の人生は、神聖な意識によって決められている。

良いことも、悪いことも、そこから得られるのはたった一つの気づきにすぎません。

私たちは富を得るためにこの世に生まれてきたのではなく、この気づきを得るために生まれてきました。

ゆえにあなたは、大なり小なり、相手に気づきを与える方向に活動が変化していきます。

あなたの本当の力は言葉の力です。

あなたの本当の才能は、気づく力、繊細な力、相手の本音を見抜く力、相手の真意を汲み取る力、そして相手の魂を根こそぎ癒す力です。

あなたはそれを今まで身体的表現によって、成し遂げようとしてきました。しかし世界全体がコロナに覆われた今、私たちは何をすべきでしょうか。

もちろん身体的メッセージも必要でしょう。

しかし、それよりもなお、重要なことがあります。

それは言葉の力を用いること、気づきの力を用いるところにあります。

これならば遠く離れていてもできます。

あなたには、気づき、そして人々を気づかせる言葉の力が宿っています。

あなたの魂の中で、この気づき、気づかせる力が今年は大きく開花することでありましょう。

言葉に力が宿り、言葉はリズムを持ち、言葉は表情を持ち、言葉は自ら飛躍し、跳躍し、旋転し、優美に踊ります。

あなたはすべてを祝福し、自らの身体も祝福し、心も祝福します。

これらの偉大なる気づきを与え給いし聖母マリアに、心から感謝いたします。