ゆでガエル理論

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「カエルは、いきなり熱湯に入れると驚いて逃げ出すが、常温の水に入れて、徐々に水温を上げていくと逃げ出すタイミングを失い、最後には死んでしまう…」

実際にどうかは置いておいたとして、よく使われる例え話(ゆでガエル理論)。

先日、滋賀県米原市の講演に米原市長(素晴らしい方でした)が来られた際に一言頂きました。

「環境問題に関して、今の状況はまさに『ゆでガエルの話』と同じです。

今すぐにどうにかしないと取り返しのつかない事になると思います」

全くもってその通りだと僕も思います。

昨日は、群馬県伊勢崎市で気温が40℃を超えました。他各地も40℃に迫っています。

「日本で6月に気温が40℃を超えたのは、観測史上初」だそうです。

『正常性バイアス』というものもあります。

社会心理学、災害心理学などで使用されている心理学用語です。

「自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりする特性」のことです。

本来は「心の平穏を守るため」に人間に備わっている昨日ですが、逆に被害を拡大してしまう場合もあります。

例えば、韓国で起きた地下鉄の車両火災の事件。

煙が車両内に充満していく中、乗客は特に避難などもせず、座ったままだったそうです。

結果、「死者数192名」という大惨事に発展しました。

正常性バイアスが働き、すぐに避難しなかったことが大きな要因とされています。

大地震の時にすぐに動かないのも、この正常性バイアスが働いているからだといいます。

正常性バイアスには、人数が多いほどかかりやすいと言われています。

「周りもそれほど騒いでないから、たいしたことないだろう」と、その効果が増幅されます。

自分の頭で考えて、自分の心で感じてみてください。

年々、おかしくなってきてませんか?

まさに、徐々に温度が上がっている、ゆでガエルが入っている環境のように。

事態が悪化すればするほど、できる事の数も、その効果も、ほとんどなくなっています。

「やったこと」だけでなく、「やらなかったこと」も取り返しがつかない。


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%86%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%AE%E6%AD%A3%E9%9D%A2%E3%81%A0%E3%81%82%E3%82%8C 【うしろの正面だあれ】より

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

『うしろの正面だあれ』(うしろのしょうめんだあれ)は、海老名香葉子著の児童文学作品。

太平洋戦争中の著者自身の体験を小説化したものである。1985年に金の星社から刊行された。

1991年3月、同名の劇場版アニメーション映画が公開された。

タイトルである『うしろの正面だあれ』は劇中で、かよ子たち子供が遊んでいる時の童歌の内のワンフレーズであるが、劇中で遊ばれている(唄われている)のは『かごめかごめ』ではなく『坊さん坊さん』の方である。

2005年公開の「あした元気にな〜れ!半分のさつまいも」は本作の続編にあたる。

あらすじ

時は昭和15年。

東京墨田区に住んでいた少女かよ子は家族の中でも一番の末っ子。

そんな彼女は両親と祖母、3人の兄と平和な生活を送っていたが、日本は戦争に突入し、大空襲によりかよ子は疎開で家族や友達と離れることになる。

そして彼女の生活地はどんどん危機に侵されて行くことになる。

登場人物「声」はアニメ劇場版の声優。

中根かよ子 声 - 三輪勝恵

本作の主人公。東京大空襲によって家族を失う。空襲を生き残った三兄の喜三郎とともに生活していくことになる。

中根音吉 声 - 若本規夫

かよ子の父。和竿職人、三代目竿忠。妹のいる沼津市へかよ子を縁故疎開させる。ラストでは幻影として絶望していたかよ子に喜三郎と二人で自分たちの分まで幸せに生きるように励ます。

中根よし 声 - 池田昌子

かよ子の母。温かい性格。物語序盤では四男・孝之輔を身籠もっている。かよ子に譲った兄・光太郎からもらったハーモニカが遺品となる。ラストでは幻影としてかよ子の前に最初に現れ、生きるように言い「かよ子は明るくて人に好かれる子だから一人になっても大丈夫」と励ましており、この言葉はVHS及びLDのパッケージの裏の紹介にも書かれている。

中根忠吉 声 - 海老名泰孝[1]

かよ子の長兄。後からチフスという病気にかかり入院していたが無事退院した。東京大空襲の時は逃げ切ることができず命を落とした。

声を担当した海老名泰孝は原作者.海老名香代子の実子(長男)である。

中根竹次郎 声 - 佐々木望

次兄。丸い頭に、フチありのメガネをかけている。最終的には空襲で逃げきれずに、亡くなった。

中根喜三郎 声 - 野沢雅子

三兄。なかなかの根性の持ち主で、かよ子をいじめたいじめっ子を1人たりとも逃さない。それがきっかけでかよ子のいじめっ子たちに危害を加えてしまう。東京大空襲の時は彼1人だけ生き残る。だが、なぜ自分は死ねなかったと悲しみに暮れる中、東京へ帰る。その後はかよ子と共に生活していくことになる。

中根孝之輔 声 - 柳沢三千代

四男。物語の中盤で登場。かよ子の弟で明るい性格。東京大空襲の際に逃げ切れず幼くして亡くなってしまう。

おばあちゃん 声 - 沼波輝枝

かよ子の父方の祖母。根は優しいが冷たいところもあり、怒ると厳しくなる。かよ子に三味線の稽古をやらせようとする。東京大空襲の際に逃げ切れず亡くなってしてしまう。ラストでは幻影として生き延びたかよ子を褒め、喜三郎を探して仲良く暮らすように励ましている。

光太郎おじさん

かよ子の母・よしの兄。父・忠吉の同級生。軍医であり、物語序盤から日中戦争で出征。太平洋戦争に入り、転戦先のパプアニューギニア戦線で戦死。姪のかよ子に優しく、戦地からの手紙でも身を案じていた。写真と、かよ子と行った縁日の回想シーンでのみ姿が登場する。

以下、小説のみの登場人物。

おじいちゃん

かよ子の父方の祖父。風邪ひとつひかない体だったが、物語の途中(昭和16年夏に)病気で死去。

神田のおばあちゃん

かよ子の母方の祖母。神田で小売りの店を営んでおり、猫を飼っている。

(略)

主題歌「愛はいつも」歌 - 白鳥英美子作詞 - 海老名泰助補作 - 白鳥英美子 作曲 - 小六禮次郎

この曲は映画とのタイアップ用に作られた経緯により、レコード・CDとしては発売されていない。過去には白鳥がコンサートなどで稀に披露したことがあったが、近年は披露していない。

なお、エンディングではフルバージョンで歌われているが、歌詞の冒頭は主人公であるかよ子のナレーションが入る中で歌われているため、白鳥の歌声とかよ子(三輪勝恵)の声が重なっており、歌詞を正確に聴き取ることは出来ない。

劇場版での描写と原作との違い

劇場版での描写と原作との間には、下記をはじめとしていくつか異なる点がある。原作では33話にわたる話を、劇場版では約90分間(活字化された書籍[2]では9話)に短縮したため、原作上のいくつかの話を接合して編集した描写も存在する。

題材 劇場版での描写 原作

かよ子のオネショ 小学生になってからも時々オネショをしていることになっている。 原作ではアイスキャンデーを食べてオネショをしたという描写があるが、むしろ他人よりも早くオムツがとれたことなど、オネショはほとんどしていない。

疎開先の叔母(音吉の妹)の名 正江。なお、続編の『あした元気にな~れ! 半分のさつまいも』では、原作通り静江となっている。 静江

疎開時の帰京 1945年3月下旬の春休みに帰京する予定であったが、東京大空襲があったため、中止。 1944年年末~1945年年始に帰京した。

終戦後の実家の焼け跡訪問 焼け跡となった実家に絶望してかよ子が泣き崩れている時に、「うしろの正面だあれ」の歌が聞こえ、目を開けると家族の幻影が現れた。 泣き崩れて目を閉じている時に「うしろの正面だあれ」の歌が聞こえてくるものの、目を開けた際には何もなかった。

影響

旧虫プロダクションに所属していたマッドハウス社長の丸山正雄は、本作品を鑑賞して片渕須直の才能を見出し、以後自社作品で片渕を起用している[3]。

テレビアニメ『BLACK LAGOON』で評価を受けた片渕は、丸山から本当にやりたい作品は何かと問われ本作品のような作品と述べ、『マイマイ新子と千年の魔法』[3]、『この世界の片隅に』、『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』の制作へとつながった。

脚注

[脚注の使い方]

^ 当時「林家こぶ平」名義で芸能活動をしていたが、本作が実母である海老名香葉子の原作作品という経緯から、この作品には例外的に本名名義で出演している。正蔵が本名名義で出演した唯一の作品でもある。

^ 『うしろの正面だあれ―アニメ版』金の星社、1991年

^ a b 「吉田豪インタビュー 巨匠ハンター 9回戦 丸山正雄」 『キャラクターランドSPECIAL ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA』徳間書店〈HYPER MOOK〉、2017年2月5日、pp.93-97頁。ISBN 978-4-19-730144-7。


https://ameblo.jp/bobbymaggies/entry-11907211195.html 【「愛はいつも」】より

今の若い世代に、是非観て頂きたいそしてありえないこんな時代が、あったんだと言う事を

次の世代に、受け継いで頂きたいですね。

私は、運よく戦争を知らない世代ですが。レイモンド・ブリッグズ 1934年1月18日 生まれは、イギリスのイラストレーター、漫画家、作家。

大人向け作品と子供向け作品の、双方で大きな成功を収めた。

レイモンド・ブリッグズさんはロンドンのウィンブルドンで、女中の母エセルと牛乳配達人の父アーネストの間に生まれた。

ブリッグズは幼少時から漫画書きの道を追い続け、母親がこの利益にならない趣味をやめさせようとしたのにもかかわらず、

彼はウィンブルドン・カレッジ・オブ・アートとスレイド美術学校に通った。

代表作 『さむがりやのサンタ』  『スノーマン』  『風が吹くとき』

主な受賞歴:ケイト・グリーナウェイ賞(1973年)

イギリスの作家、レイモンド・ブリッグズによる原爆の被害にあった老夫婦の漫画とそのアニメ映画化作品。

『風が吹くとき』(1986年)

野坂 昭如(のさか あきゆき1930年(昭和5年)10月10日 - )は日本の作家、歌手、作詞家、タレント、政治家)の短編小説。

野坂自身の戦争原体験を題材にした作品。「火垂るの墓」(1988年)

中沢 啓治(なかざわ けいじ、本名同じ。1939年(昭和14年)3月14日 -2012年(平成24年)12月19日)は、日本の漫画家。広島県広島市舟入本町(現在の広島市中区舟入本町)出身。

広島市への原子爆弾投下による自身の被爆体験を元に、戦争・平和を題材とした作品を数多く発表している。

2011年(平成23年)8月、

自身の生い立ちを語ったドキュメンタリー映画『はだしのゲンがみたヒロシマ』が公開されました。「はだしのゲン」(1983年)

太平洋戦争中の著者自身の体験を基にした児童書「うしろの正面だあれ」(1991年)

など沢山のアニメで幸せだった家族が不幸に巻き込まれていくシーンが出てきます。

その度に、目に涙を浮かべます。

林家の家族構成

東宝名人会専属7代目林家正蔵の実子で長男 林家三平さんの妻であります。

海老名香葉子(教育再生会議委員)。

長女:海老名美どり(峰竜太夫人)、次女泰葉(春風亭小朝元夫人)、

長男は9代目:林家正蔵(前名:林家こぶ平)。次男が2代目を継いだ(妻は国分佐智子)。

義兄は釣竿職人の中根喜三郎(妻・香葉子の兄)、孫は下嶋兄(美どりと峰の息子)。

「うしろの正面だあれ」

昭和15年、東京本所区(現・墨田区)に住む八才のかよ子は、五代続いた釣竿店の娘で、

働き者の両親と三人の兄、祖母の愛情に包まれて、明るく健やかに育っていた。

昭和16年、弟の誕生に姉である喜びを実感するかよ子だったが、12月8日、

日本は太平洋戦争に突入し、町には出征兵士を見送る光景が見られるようになる。

昭和19年6月、B-29爆撃機の来襲が頻繁になり、

かよ子はたった一人で沼津の伯母の所へ縁故疎開することになる。

そして、昭和20年3月9日の夜、沼津で箱根の山脈ごしに

真っ赤に燃える東京の空を見るかよ子は、この大空襲で父も母も兄二人と弟、

祖母の家族六人が死んだことを、唯一生き残った兄・喜三郎から聞かされるのだった。

そんな絶望の中で敗戦を迎え、親せきの家を転々としたかよ子は、

本所の焼け跡で思い出の品の残骸を拾い、かつてこの辺りで

「うしろの正面だあれ」と歌って遊んだ友達や家族のことを想い、泣き続けた。

そんな時、ふっと「かよ子は明るく人に好かれる子だからだいじょうぶ。

自信をもたなきゃね」と、いつも励ましてくれた母親の言葉がよみがえってくる。

そして、この言葉をかみしめながら、死んだ家族のためにも生き抜こうと決心したかよ子は、

明日に向かって一歩一歩踏みしめ、歩きだすのだった.

                KADOKAWA CORPORATION 2014   サイトより~    

  『 うしろの正面だあれ 』  第 1 話 ~11 話

途中辛い劇的なシーンや経験のないシーンが出てきますが、お見苦しい時や気分が優れない時は、どうぞ、先に進まない様にお願いいたします。

太平洋戦争中の著者自身の体験を基にした児童書。1985年に金の星社から刊行されています。1991年3月、同名の劇場版アニメーション映画が公開されました。

原作 :海老名香葉子監督 :有原誠治 作画監督:小野隆哉 脚本:今泉俊昭、有原誠治

撮影:諌川弘 音楽:小六禮次郎 効果:倉橋静男 美術:小林七郎 画面構成:片渕須直

東京大空襲によって家族を失った少女が 自立していく姿を感動的に描くアニメ。

海老名香葉子原作の同名小説の映画化で、脚本・監督は「火の雨がふる」の有原誠治。

共同脚本は今泉俊昭。

作画監督は小野隆哉がそれぞれ担当。「声」はアニメ劇場版の声優。

中根かよ子声 - 三輪勝恵本作の主人公。

中根音吉声 - 若本規夫 父ちゃん。和竿職人、三代目竿忠。

中根よし 声 - 池田昌子 母ちゃん。 中根忠吉 声 - 海老名泰孝(現・林家正蔵)

長兄。中根竹次郎  声 - 佐々木望

次兄。中根喜三郎 声 - 野沢雅子

三兄。戦後、和竿職人として、五世四代目竿忠を襲名。

中根孝之輔 声 - 柳沢三千代

弟。おばあちゃん声 - 沼波輝枝『うしろの正面だあれ』 12話

海老名香葉子(えびな かよこ、1933年10月6日 - 、

本名:同じ、旧姓:中根)は、日本のエッセイスト、絵本作家、作家。株式会社ねぎし事務所代表取締役。初代林家三平の妻として、夫の死後も一門の中心として活動する。

『うしろの正面だあれ』  主題歌「愛はいつも」

コズミックホリステック医療・現代靈氣

吾であり宇宙である☆和して同せず  競争でなく共生を☆

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