https://www.kobayashi.co.jp/brand/virtect/tieup/ 【免疫力を上げる】 より
効果的な方法とは
体力が低下していると、免疫も落ちているかも?!あの子のママは元気いっぱいなのに、私はなんだかいつもヘトヘト・・・以前と比べて風邪をひきやすくなった気がする・・・
それ、もしかすると、免疫が落ちている状態かも?
これからの時代、ますます大切になってくる「免疫力」。馴染みのある言葉ですが、実態について詳しくは知らない、という方も多いのでは。
そこで今回は、漢方専門医である北里大学東洋医学総合研究所の石毛達也先生に、「免疫力」についてのお話を聞いてきました。
石毛達也先生石毛達也先生学校法人北里研究所
北里大学東洋医学総合研究所 漢方診療部専門は、漢方全般と耳鼻咽喉科で、・日本東洋医学会認定漢方専門医
・耳鼻咽喉科専門医の資格を持つ。平成11年、旭川医科大学医学部卒業後、東京医科歯科大学医学部付属病院、千葉県国保旭中央病院などを経て現職。
体を守ってくれるものだから、免疫についてきちんと知っておきたい
Q1. そもそも「免疫」って何ですか?
A.免疫とは、文字通り「疫を免れる(=病気にならない)」ための生体防御機構のことです。
免疫反応はからだが病気を免れるために起こす反応のことですが、主に血液中のリンパ球が中心となって体内に侵入した異物をからだから排除する現象のことです。風邪をひきやすかったり体調を崩しやすい人は免疫反応が弱くなっている可能性があります。
Q2. どんなときに、「免疫」は働くの?
A.主に体内に異物(ウイルスや菌)が侵入してきたときに免疫が働きます。
異物はウイルスや菌など、病気の原因であることが多いため、免疫反応が適切に起こることで重症化せずに治ったり、同じ感染症にかからなくなったりします。
Q3. 免疫が落ちると、どうなるの?
A.免疫は健康を下支えするもの。免疫が低下している場合、これを高めることで病気になりにくくなります。
免疫はあくまで健康を下支えするもの。疲れやすい、風邪をひきやすい、肌が荒れやすい、などの症状がみられる場合は免疫が低下しているのかもしれません。免疫には、
①ウイルスや細菌(=敵)を侵入させない「防御」の役割を果たす「粘膜免疫」
②侵入した特定の敵と戦う「攻撃」の役割を果たす「全身免疫」という、2段階の仕組みがあります。これらの免疫が正常に働けば病気になりにくくなり、元気に過ごせるようになりますよ。
防御の役割「粘膜免疫」攻撃の役割「全身免疫」
Q4. 免疫を上げるコツは?
A.腸内環境とストレスが鍵になるといわれています。免疫は加齢や季節によって低下したり、個人差もありますので、できることから始めましょう。
人の免疫細胞の6~7割は、腸の中で生きていると言われています。腸内環境を整えることに注目が集まっているのはそのためといっても過言ではありません。腸内環境を整えるには、乳酸菌を含むヨーグルトやキムチ・チーズなどの発酵食品がおすすめといわれていますが、食事はバランスが重要。カロリーはもちろん、糖分や脂肪分、塩分、アルコールなどの摂取しすぎによる偏った食事は禁物。バランスよくいろいろな種類の食材を食事に取り入れ、さらにその季節の旬の食材を取り入れるとよりよいでしょう。
食事以外でのアドバイスは、「座りっぱなしで仕事をする」「スマホを長時間使用する」「長時間眠る」など、長く同じ姿勢でいることはよくありません。時々つらくない程度にからだを動かしたり、40分程度散歩したりするとよいでしょう。
免疫が低下すると、風邪やウイルスに感染しやすくなってしまいます。 そうならないためにも、腸内環境を整えるような食材を取り入れることや、からだを動かすことを意識して生活してみてください。
Q5. 風邪を治すために おすすめの漢方はありますか?
A.特に注目すべきは、「補中益気湯」ほちゅうえっきとう、 「小青竜湯」しょうせいりゅうとう、「麻黄湯」まおうとう、「柴葛解肌湯」さいかつげきとう、「竹茹温胆湯」ちくじょうんたんとうの5つです。
これらは風邪やインフルエンザなどで見られる症状を得意とする漢方薬です。漢字が多く、一見難しく感じますが、配合されている生薬の得意な症状が名前の由来になっていることが多いんですよ。
ご自身の体調や症状に合わせて使い分けることが、効果を実感するためのポイントです。
専門医が風邪におすすめする漢方薬
症状:発生前や終息期疲れやすい、 気力がわかない倦怠感があり、 食欲がない
補中益気湯ほちゅうえっきとう
症状:初期水のような鼻水が出て のどがイガイガする、 せきが出る
小青竜湯しょうせいりゅうとう
寒気を感じ、 体のふしぶしが痛い、 発熱がある
麻黄湯まおうとう
症状:最盛期口渇(のどが渇く)、 発熱や悪寒、頭痛、 四肢の痛みなどの 激しい風邪症状がある 柴葛解肌湯さいかつげきとう
症状:終息期 熱やせきが長引いている、体調が戻っていても気分がさっぱりしないとき
竹茹温胆湯ちくじょうんたんとう
石毛先生も担当する漢方オンライン風邪外来では、必要に応じて、患者様の顔⾊、⾆の状態、声のトーンなども診察しているそう。
「最近、免疫に不安を感じておられる方が増加している印象があります。健やかな毎日のために、漢方での対処も検討してほしいです。」と石毛先生。
ウイルスとともに生きる時代である今こそ、負けないカラダづくりを始める良いタイミングなのかもしれません。
Facebook・抗がん漢方を考える会 投稿記事·
今後の健康医療は、事後の「対処」より、事前の「予防」が医療のテーマになるかなと個人的には思っています。そうなると日常生活から、自分のカラダをいい状態にキープする「漢方(東洋医学)」の考え方が大いに参考になるはずです...😊😊😊
抗がん漢方を考える会
最近は時節がら「免疫」をテーマにした情報が多いですね。今回は、その免疫と漢方をテーマにした情報をまとめてみました。お話は台湾大学(日本の東大に相当)医学院・免疫学博士:孫安迪先生です。👏👏👏
https://www.tensen.com/topics/feature_sp.html?fbclid=IwAR3pxNY2RTZWAKGMtioMipZOHEwcJv12Vrj5KglYAJdKvkU2mXMWU0PKOEQ 【[緊急特集]免疫力と漢方力】
今、免疫力を高める漢方薬が注目されている理由
新型コロナウィルス感染症に負けないための免疫力とは?
新型コロナウィルス感染症が、日本でも感染者が拡がり、急増して問題となっています。 特に問題なのが、感染者の多くが高齢の人や持病などの基礎疾患がある人とされていることです。その原因として、高齢者や疾患を抱えている人は免疫力が落ちていて、ウィルスや感染症にかかりやすく、しかも重症化する傾向にあるということでしょう。
そのために、今や「免疫を高める」ことが、コロナ対策として重要だとされています。そこで注目されているのが、漢方の特性として免疫力を高める効果が知られている漢方薬です。なぜ今、漢方薬が見直され、注目されているのでしょうか。緊急特集として、「免疫力と漢方薬」について考えていきたいと思います。
[監修]広州中医薬大学中医学博士・振国中西結合腫瘍病院副院長
孫 苓献
免疫力とはどんな働きをするのか?
ところで一体、「免疫」とは何なのか、「免疫力」とはどんな働きをするのでしょうか。
免疫を一言で言えば、文字通り「病気を免れる」ということで、人に備っている免疫力で病気にならないように守ってくれる「自己防御システム」です。例えば、体内に侵入したウィルスや病原菌などを監視したり、撃退して、健康体を維持する働きをします。がん病で言えば、がん細胞が体内に生じた場合でも、免疫力が強ければ強いほど、がん細胞を撃退して、増殖したり、転移したりするリスクを低くする働きをもっています。
ですから、免疫力が低下すると病気にかかりやすくなり、長びいたり、重症化することもあります。困ったことに、免疫力は歳とともに落ちるといわれています。さらに日常生活においても低下する要因が多くあります。例えば、疲労の蓄積や暴飲暴食などの食生活、栄養不足、不規則な生活、ストレス、睡眠不足、運動不足なども原因となります。
現在、免疫力の低下によって問題視されているのが、大流行になっているウィルスや感染症にかかるリスクが高まったり、重症化して、死亡に至るといったケースが生じていることです。
新型コロナウィルスにかかる原因は、ウィルスが主に呼吸や接触によって鼻、喉、気管支に侵入して感染していきます。このとき、免疫力が充分に備わっていれば、容易に体内に入るリスクは減少されますが、免疫力が落ちている人はウィルスを撃退することができずに感染してしまいます。つまり、同じ環境にいても、ウィルスに感染するかしないかは、その人の免疫力の強さの違いもあるとされています。いかに「免疫力」が大切かを、お分かりいただけたと思います。
今、免疫力を高める漢方薬が注目されている理由
免疫と漢方には、とても深い関係があります。その前に、免疫と病気について、西洋医学と漢方医学の考え方や方法の違いについて、お話します。
西洋医学は、病因の排除や症状の緩和を重視します。症状が緩和されると楽になります。例えば、病気にかかったとき、人の身体にある自らの免疫力を高めるために、発熱(体温の上昇)やウィルスなどの異物を排除するための咳などをしますが、西洋医学では対症治療として西洋薬で抑え込みます。でも、それがかえって病原体が長く居座り続けることになり、病気が長びいたり、作用の強い西洋薬によって、免疫力自体が落ちてしまうこともあります。
漢方医学では、西洋医学の対症治療とは違い、身体全体から自らがもっている免疫力を強化することを重視します。もちろん、病因の排除も大切ですが、免疫力が充分でないと病気にかかりやすくなり、長びいたり、重症化してしまいます。漢方医学では。免疫力とは生命活動をつかさどるもので、免疫力を強化する方法として漢方薬で改善、強化していきます。
今、漢方薬が見直されている理由は、この「免疫力を高める」という働きが注目されているからといえるでしょう。
抗がん漢方の天仙液が免疫力を高める作用を実証
天仙液は、漢方生薬と漢方医学により研究開発されて30年。世界20ヵ国以上で100万人に使用され続けている抗がん漢方薬です。
がんの発生原因の一つとして、体内にもともとあるがん細胞の一種が、突然変異によりがん化して、がん病となるとされています。前述しましたように、がん細胞が体内に生じた場合でも、免疫力が強ければ強いほど、がん細胞を攻撃して、増殖したり、転移したりするリスクを低くすることができるのです。つまり、ウィルスや病原菌が体内に侵入しようとしても、免疫力が充分に備わっていれば、体内に入るリスクを減少させて、侵入しても免疫力で撃退することができるのです。
抗がん漢方の天仙液は、がん治療において免疫力を高めることを重視しています。この免疫力に関して、医療機関での研究試験において、天仙液に免疫増強作用があることが検証され、実証されています。
免疫学の世界的な権威である国立台湾大学医学院・免疫学博士の孫安迪先生が、天仙液に関する免疫作用と抗がん作用についての研究試験を行いました。この結果はアメリカの医学誌『ACM』に研究論文として掲載され、世界的に高く評価されました。ただし、専門的で難しい内容になっていますので、ここでは試験結果を報告します。
一、抗がん腫瘍活性化作用
二、免疫調整作用
三、がん細胞に対するアポトーシス(がん細胞の自滅死)作用
※詳しくは『がんを治す抗がん漢方』(王振国著 クリピュア刊)を参照してください。
なお、天仙液の免疫作用については、がん研究の世界的権威のアメリカ国立がん研究所(NCI)の公式サイトに定義・効果が掲載されていますので、要略を紹介します。[THL-P(天仙液)は抗酸化作用、免疫調整作用、抗腫瘍効果の可能性をもつ内服漢方薬である]と作用、効果が掲載されています。
※詳しくは、『天仙液の公式サイト 研究・臨床試験』を参照してください。
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