自然の変化のプロセスを認知して心の中に生まれる世界を造化というのではないでしょうか
https://ameblo.jp/peacemaker-c/entry-12313749593.html 【一人一宇宙】 より
私たちの人生は自分なりの解釈の上に成り立っており、ありのままの人生ではない。
アンソニー・ロビンズ
最大の不幸とは物事を悪く考えることではないか。
人が想像する不幸は、決してあるがままの不幸ではないということを知るだけでも、すでにかなりの成功である。
アラン
事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである。
フリードリヒ・ニーチェ
私たちの認識するこの世界はその人が何を重要としているのかによって決まります。
例えば、朝起きて「今日は良い朝だ。」と考える人と、「今日は悪い朝だ。」と解釈する2人が居るとします。
どちらが事実でしょうか?
答えは、どちらも事実ではなく、今日の朝は「ただの朝」です。なんの意味も持たないただの朝。
しかし人間は物事に意味づけをしたがる生き物ですから、ただの朝に何かしらの解釈を加えます。
どうせ意味づけをするのなら、感情が望む方向にへと意味づけをしたいものですよね☆
その為には「思考の限界」を知る必要があります。
違う言い方で言うなら、「自我の構成を知る」とも言えると思います。
その答えが「不完全性」良い朝だと解釈しても絶対にそうだと定義はできません。
悪い朝だと解釈しても絶対にそうだと定義はできません。
そもそも扱っているのが、言語である時点で不完全。
上文の選択は極に答えは出せず、無限論になります。
そして最終、「どちらでも良い」が最も楽であることに気づきます☆
どちらが良いか悪いかと言葉で判断するのではなく、何をしたいのかを感情に聞く。
そして、認知科学を学べば「どうせなら良い朝だと解釈しよう☆」と考えることが出来るようになります☆
言葉→映像→感情
言葉を脳は映像として投影し、投影された映像がそのまま感情にへと移り変わります。
例えば出勤の朝に「今日は雨だから、良い日にはならない。」という言葉を使ったとします。
人間は意味を持とうと追求する生き物ですから、そのイメージ通り、脳は良い日ではない理由を物理空間の中から見つけだし、「やっぱり良い日ではない」と思考の矛盾を無くそうとします。
逆に「今日は良い日になりそう☆」という言葉を使えば、良い日になる理由を脳は無意識によって見つけてきます。
自分が乗ってる車と同じ車種がよく目に入ってくるとか、テレビを購入しよう考えてから世の中にある広告などが目に入る、などという経験皆さん誰もが持っているはずです。
私達人間の脳はその人が何を重要としているのかによって見えてくる世界は変わります。
だからこそ、より良い言葉を使ってそれを脳に重要なものと認識させ、ネガティヴな言葉を使った場合にはすぐに切り替えて感情をより良く保つことが大切です☆
本日も最後までお読みくださり、ありがとうございます☆
◇今日の名言◇
悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意志によるものである。
アラン
https://news.yahoo.co.jp/articles/02c4a585dd432a5267440998832f897f40e2173d 【“自分に都合よい情報”だけを信じる心理、日常生活にどう影響する?】 より
11月の米大統領選では、トランプ、バイデン両候補の支持者の一部がそれぞれにとって都合のよい情報だけを信じて主張し、激しく対立しました。彼らに限らず、「自分にとって都合のよい情報を選んで、それだけを信じようとする」という傾向は多かれ少なかれ、全ての人の心に潜んでいるのではないのでしょうか。ネットの世界では、好きな情報、都合のよい情報だけを閲覧できる環境が整っています。
自分にとって都合のよい情報を選んで、それだけを信じたいという思いが強まると、日常生活にどのような影響があるのでしょうか。心理カウンセラーの小日向るり子さんに聞きました。
物事にハマりやすい人は強く
Q.人は自分にとって都合のよい情報を選んで、それだけを信じたい傾向があるようですが、この心理は何と呼ばれているのでしょうか。
小日向さん「『確証バイアス』と呼ばれています。確証バイアスは人間がもともと持っている心理ですが、近年はネットの検索サイトがユーザーの属性(男女別、年代、居住地など)から、『ユーザーが見たいであろう情報』を上位で表示したり、『ユーザーの見たくない情報を遮断する機能』を提供したりするようになっており、見たい情報だけが集まる状態になりやすく、確証バイアスはさらに働きやすくなっていると考えられます。
こうした背景を考えると、興味を持った事象や人物をネットで深掘りしていくことが好きで、物事にハマりやすいタイプの人は確証バイアスが強くなりがちだといえるでしょう」
Q.自分にとって都合のよい情報を選んで、それだけを信じたい思いが強まると、日常生活にどのような影響があるのでしょうか。
小日向さん「バイアスとは『偏り』を意味しますが、日常生活における確証バイアスの影響は『傾倒する』ことだと考えると分かりやすいかもしれません。例えば、(1)ある人のファンになると、その人の発信するSNSや好意的な情報だけを信じるようになる(2)ある思想に傾倒すれば、同じ思想を持つ人の情報だけを信じる(3)ある情報サイトでの予測が当たると、そのサイトで発信される情報ばかり信じるようになる――などです。
これは、傾倒していく本人にとっては高揚感や安心感、帰属意識の醸成など心地よい感情を持てるため、日常生活が楽しくなる要素が強いです。しかし、反対意見に激しくかみつく、仲間同士での過剰な結束など、周囲の人から好意的に受け止められない場面も出てきます。さらに、傾倒したことによって、反社会的な行為や道徳に反する行為につながってしまうと、最終的には、本人も大きな後悔を感じる事態になる可能性があります」
Q.今は「都合のよい情報を選んで信じる」ことをしていない人が知らないうちに、そうした心理状態になる可能性はありますか。ある場合、どのようなことをしていると、そうした心理が強まりやすいのでしょうか。
小日向さん「可能性はあると思います。例えば、今まで安定した職を得ていた人が急に失業したときです。そうした場合、ほとんどの人は将来の不安を払拭(ふっしょく)しようと、ネットでキーワード検索をするのではないでしょうか。
そうした際は、これまで意識して中立を心掛けてきた人でも『自分が安心できる情報』ばかりを探すようになってしまいます。つまり、それが意図したものであってもなくても、精神的に『足元がぐらつく』という不安な状態になってしまうことが確証バイアスを強める要因になるのではないでしょうか」
Q.ネット上には、自分の都合のよい情報だけを信じて、異なる意見を全否定するコメントも見られます。こうしたコメントを投稿する人は普通のバランス感覚の取れた社会人であることも多いようですが、ネット上と日常生活とで心理を使い分けることができるのでしょうか。
小日向さん「一人の人間が異なる顔を使い分けすることで、心のバランスを取っていることは珍しいことではありません。むしろ、『バランス感覚のある社会人』ほど異なる顔を使い分けている可能性があります。なぜなら、有能な人は自分の主義や価値観に確固たるものを持っている傾向が強いのですが、実際の社会に迎合して、バランスよく生きていくためには自分を抑える場面の方が多いのも事実だからです。
そのため、もちろん、自分が信じる情報を世間に浸透させたいがために他の人の反対意見をつぶしている人もいると思いますが、実はそれほどその情報に固執していない人もいると思います。そうした人は社会生活で抑圧されたストレスを発散させることがメインで、そのために、異なる意見に対して過激なまでに反論しているのではないかと思います」
Q.「自分にとって都合のよい情報を選んで、それだけを信じる」ことがないようにするには、どのようにすればよいでしょうか。
小日向さん「まず、すでに多くの人が感じていると思いますが、ネットで自動表示される情報はすでに選別された情報であるという事実を忘れないようにすることです。そして、日常生活が都合のよい情報によって振り回されていないかを時々点検することも重要です。具体的には、自分が満足する情報を得られるまでネットサーフィンをやめられなくなる、書き込みに夢中になるなどにより、睡眠や食事、仕事、入浴といった日常生活が大きく乱れていたら要注意です」
Q.自分に都合のよい情報だけを信じる人は今後も増えていきそうでしょうか。理由も含めて教えてください。
小日向さん「現代はネットの検索機能によって、個人が自由に情報を取捨選択できるようになりました。また、先述したように、検索サイトも個人に与える情報を操作しています。
実際、心理学のカウンセリングの場でも、本人に都合が悪いアドバイスになると『でも、ネットではこのように書いてあります!』とネットの情報を盾にして、自分に都合がよい言葉を引き出したい心理が垣間見える場面が増えたと感じています。ネット社会が衰退する可能性は低いと思いますので、やはり、今後もこうした人は増えていくのではないでしょうか」
https://www.ashita-team.com/jinji-online/category1/8761 【メタ認知とは?メタ認知能力の高い人・低い人との特徴とトレーニング方法】 より
企業活動において、人材育成は永遠の課題であり、人事担当者も常に頭を悩ませている問題です。
優秀な人材を確保することがますます難しくなる昨今の状況において、社員の問題解決力や戦略策定力を引き上げる手段として、「メタ認知」という能力が企業から注目されています。
本記事では、メタ認知の意味や、メタ認知能力の高い人・低い人の特徴、トレーニング方法を解説します。
メタ認知とは?
自分を客観的に認識し、適切な目標設定や課題解決ができるスキルとして注目される「メタ認知」。
具体的に、どのような能力を指すのでしょうか。
メタ認知の定義
メタ認知とは、「自分が物事を認知している状態を、客観的に認知している状態」を指します。
メタというのは「より高次の」という言葉で、認知とは、思考や知覚、行動のことをいいます。
つまり、現在自分自身が行っている行動や思考そのものを認知の対象として、自分自身を客観的に認識する能力をメタ認知能力とよびます。
メタ認知能力が身に付いていると、自分自身の思考や行動を正しく理解することができます。
セルフコントロールやセルフモニタリングが容易になることで、問題解決や課題達成、戦略策定を自分自身で行う力を伸ばすことができます。
ビジネスだけでなく、教育現場でも育成すべき能力として、注目を集めています。
メタ認知の歴史
メタ認知は、1976年にアメリカの心理学者であるジョン・H・フラベルが定義した概念「メタ記憶」が基本となっています。
その後、A・L・ブラウンによってメタの概念の研究がさらに進み、“理解への理解”である「メタ理解」や、“注意を注意する”という「メタ注意」といった言葉に発展します。
メタという概念の起源となっているのが、古代ギリシャの哲学者・ソクラテスが提唱した「無知の知」という概念です。
その意味は「知らないことを自覚している」ということで、哲学の出発点と言われている、有名な考え方です。
この「自分は知らないことを認知している」という考えが、メタ認知につながっています。
メタ認知的技能とメタ認知的知識
メタ認知は、大きく「メタ認知的技能」と「メタ認知的知識」の2つに分けられます。
それぞれの概要を説明していきます。
メタ認知的技能
メタ認知的技能は、さらに「モニタリング」と「コントロール」に分けられます。
メタ認知的モニタリング
自分の認知行動を監視すること。
認知は正常か、適切な戦略がとれているかといった情報を、認知から取得する。
メタ認知的コントロール
自分の認知活動を制御すること。
モニタリングで得た情報とメタ認知的知識から、行動や戦略の改善を試みる。
例えば、突然経験のない仕事を任されてしまい、どう対処すればいいか困っているとします。
このとき、「自分には経験がない、でも、部長なら経験があるからわかるかもしれない」と認知・発見することがモニタリングで、「一人で解決しようとせず、まず部長に聞いてみよう」と戦略を策定・実施するのがコントロールです。
メタ認知的技能が身に付いていると、経験のない問題に対面した時でも、適切な解決方法を模索できるようになります。
メタ認知的知識
メタ認知的知識は、メタ認知に関わる知識全般を指す言葉で、「人」「課題」「方略」に関わる知識の3つに分けられます。
人に関する知識
自分の「人としての認知特性」に関する知識のことです。
例えば、「自分はマルチタスクをこなすのが苦手だ」「疲労が溜まっていると認知力が弱まる」といったものが一般的な認知特性です。
他にも「暗記が得意だ」「集中力が高い」といったことも、特殊な認知特性にあたります。
課題に関する知識
経験から得られた課題そのものに関する知識を指します。
「長時間手作業しているとミスが出やすい」「抽象的なテーマを扱う議論は結論が曖昧になりがち」など、課題そのものが抱えている特性のことです
方略に関する知識
課題を解決するための具体的な方法についての知識です。
「提案書には図説を入れたほうが伝わりやすい」「視覚情報と結び付けたほうが記憶に残りやすい」など、経験から増やせる解決策の要素です。
メタ認知能力が高い人と低い人の特徴
メタ認知の基本的な知識について解説してきましたが、メタ認知能力が高い人には一体どのような特徴があるのでしょうか。
それぞれの特徴を見ていきます。
メタ認知が高い人の特徴
メタ認知能力が高いと、行動に移す前に、なぜそうするのか、この方法が本当に適切かといった、その行動の具体的な目的を設定するようになります。
そのため、「なんとなく」とか「気分的に」といった明確な指針の無い行動が減り、達成に向けた適切な行動をとれるのです。
常に自身の現状を把握しているので、次のステージに向けての成長意欲が高く、自信を持った人が多いのも特徴です。
メタ認知が低い人の特徴
一方、メタ認知能力が低い人は、場当たり的で感情に任せた行動をとってしまいがちです。
自分の現状を俯瞰していないので、相手のことを考えずに一方的な言動をとってしまったり、思い込みが激しいといった点も特徴です。
そのため、仕事で与えられた課題を解決するのに時間がかかってしまったり、相手の信用を失ってしまうことも。
達成感を上手く得られないため、自己肯定感が低かったり、成長意欲が低くなってしまう人も多く見られます。
メタ認知能力を高めるメリットとデメリット
メタ認知能力によって自己分析力やコントロール力があがるとされていますが、社員にメタ認知能力を身に付けさせることで、企業にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
メリットとデメリットをそれぞれ見ていきます。
メタ認知能力を高めるメリット
社員がメタ認知能力を身に付けると、業務に関する課題を適切に達成するための解決力や戦略策定力が向上します。
また、社員同士の円滑なコミュニケーションにも有効です。
自分と相手の考え方のギャップを発見し、それを埋めるための適切な方法を見出すことができるためです。
他部署や取引先とスムーズに打ち合わせを進めたり、状況を俯瞰して判断を下せるようになることで、効率的に業務を遂行できるだけでなく、社員自身の働きがいも向上します。
メタ認知能力を高めるデメリット
一方、ネタ認知能力を高めることには、集中しすぎてしまう、思考に頭を使いすぎてしまうというデメリットもあります。
どんな状況でも俯瞰して解決策を模索できることは利点ですが、常に頭を働かせている状態に陥ってしまい、思考力を疲弊させてしまうことも。
そうなったときは、一度一人で考えることをやめて、外に意識を向けてみるといいでしょう。
信頼できる上司や同僚の話を聞いてみるなど、一人だけで解決しようとしない姿勢を持つことを心がけてください。
メタ認知能力のトレーニング方法
企業でも取り入れると多くのメリットがあるメタ認知能力。
では、どうすれば身に付けることができるのか?その具体的なトレーニング方法を紹介します。
セルフモニタリング
メタ認知能力を高めるために最も重要なのは、自分を客観的・俯瞰的に見る能力を養うことです。
特に、自分の短所や欠点だと認識している部分と向き合う必要があります。
そのために、まずは、実生活で起こった問題やトラブルなどを思い返して「あのとき、自分はなぜそうしてしまったのか」といった状況や理由を分析してみましょう。
そこから、どうすれば解決できたのか、次はどう行動するかといった行動指針を考えます。
これを繰り返すことで、少しずつモニタリング力を高めていきます。
フリーライティング
ライティングセラピーとも呼ばれる方法で、自分が今抱えている悩みや不安、気になっている課題や思考などを紙に書き出して可視化するものです。
10~20分ほど、できるだけ手を止めず、頭のなかにある思考をとにかく全て紙に書き出していきます。
自身の思考を客観視できるだけでなく、精神を安定させる効果もあるとされています。
瞑想
集中力を高める方法としても注目されているのが瞑想です。
まずは、上半身の力を抜き、正座やあぐらなど、自分がリラックスできる体勢で背筋を伸ばして座ります。
次に、ゆっくり呼吸をして息を整え、目を閉じるか半目にして心を整えます。心を整えるとは、この瞬間の自分自身に意識を集中させることです。
呼吸音や肌で感じる空気の温度、日の光や周りの静寂といったものに意識を向けることで、刺激を感じている自分自身を認識します。
初心者は、1分程度の短い瞑想でも十分効果があるとされています。
メタ認知能力の向上とともに人事評価制度の見直しを
メタ認知能力を習得することは、業務における課題を適切に解決するだけでなく、社員自身が達成感や、やりがいを感じることにも繋がります。
そのため、人事担当者の方はぜひ取り入れておきたい能力です。
簡単な研修を導入するだけでもいいですし、専門家の講習やトレーニングをつけるのも選択肢のひとつです。
もちろん、社内で新しい取り組みを進める場合には、研修体制や評価制度の取り決めも必要です。あわせて人事評価制度の見直しを進めることも忘れないようにしましょう。
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