あばら雲

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1540151 【あばら骨のような縞模様 その名も「肋骨雲」天気悪化の前兆とも】より

長崎県南島原市で、11月7日に撮影された「雲」の映像がNBCに届きました。「面白い雲の写真を撮りました。どういう雲ですか?」との質問です。

これは飛行機雲が風に流されて変化した雲だと思われます。その形から「肋骨雲」(ろっこつうん、ろっこつぐも)と呼ばれる雲です。

風向きなどから、南島原市の西にある長崎県五島市の上空を飛んでいた飛行機から出た飛行機雲が、長く伸びながら変化したものと考えられます。

「肋骨雲」は、巻雲の一種で、中心に魚の背骨を思わせる直線状の雲があり、それから肋骨のように筋状の雲が左右に出ています。天気悪化の前兆といわれています。


http://elmyohane.blog.fc2.com/blog-entry-1815.html 【夕暮れ時のあばら雲】より

えっと何々...

肋骨雲とは太い帯状の雲を中心にその側方に毛のような雲が伸びているもの

肋骨や魚の骨、鳥の羽根などに形容されることが多い

あばら雲、羽根雲ともいう

雲形分類では「雲塊の配列による分類」にあたる変種の1つ巻雲のみに現れる

これは昨日の夕方ごろ仕事からの帰宅中に撮ったものなんですが、その昔はじめてのこのような形容の雲を空で見たあの頃その独特な光景から肋のような雲「あばら雲」と呼んでいたんですが実際そう名称があることに納得です

また肋のような雲から転じて妖怪が好きな私は水木しげる先生の夜叉髑髏をこの雲に投影させ想像することも暫し(笑)

晴れているときに見る肋雲もまた綺麗でめちゃくちゃ肋が細かい雲やポコポコとマリオに出てきそうな一定の幅をあけくっきりとした肋雲や両手の指先を今にも組むんじゃないかって感じの肋雲と一重に肋雲と言っても色々ありますよね

欲を言うならばこれ等に虹色の雲、虹が纏ったような雲「彩雲」も重なれば言うことなし

今までに5回見ました

雲ってのはほんと一瞬にして形を変えてしまうから、その一瞬一瞬が大事ですよね

誰か早く角膜型の広角レンズ瞬きひとつで写真が撮れちゃうコンタクト開発してください!

もちろんカメラは大事だけど007のアイテムのような、そんなものがあっても良いなって話です

てか角膜のくだり何回話したんだこの話~~ヽ(。 ̄ ▽  ̄)ノ~~

そんな感じそんな感じで皆さん如何お過ごしでしょうかうん


【肋骨雲】より

肋骨雲(ろっこつうん、ろっこつぐも、ラテン語学術名:vertebratus、略号:ve)とは、雲の変種の1つで巻雲にみられる。肋骨や魚の骨に形容される形をした雲で、真っ直ぐな雲を軸としてその左右にたくさんの細い雲が並ぶ[1][2]。

鳥の羽根に形容されることもある。あばら雲、羽根雲ともいう。

"vertebratus"はラテン語で「脊椎骨をもつ、脊椎骨の形をした」という意味があり、これに因んで名付けられた[3]。

天気が崩れるときに現れ雨の前兆とされる。一方、天気が回復する過程で一時的に現れることもある[1]。


https://wapichan.sakura.ne.jp/var-ve.html 【肋骨雲】より

巻雲のうち肋骨や羽根を連想させるような姿に並んだもの

肋骨雲の全体的なお話

 巻雲のみに使われる細分類(変種)のひとつで、文字通り背骨や肋骨を連想させるような姿に並んだものを言います。

典型的なものでは、

【A】雲の背骨… 中心を通る帯状の細長い巻雲

【B】 雲の肋骨…「背骨」から左右に広がる巻雲

この2つの組み合わせでできています。ただ雲の背骨がはっきりとしないものや、雲の肋骨が左右どちらかしかないものも少なくありません。

鳥の羽根のようになったものは羽根雲(feather-like cloud)と呼ばれますが、これも巻雲の肋骨雲(Ci ve)の一型です。

この雲が最初に取り上げられたのは1889年のこと。Mazeが鳥の羽根やシダの葉、魚の背骨のような形の雲をStriga pennataとして紹介しました。その後、1905年にOsthoff, H.がCirrus vertebratusという名前を取り入れ、それが現在も使われています。

日本名 肋骨雲 ろっこつうん  国際名 vertebratus ve 語 源 vertebratusラテン語で

脊椎や背骨の意味 別 名 すじ雲(総称)

(略)

肋骨雲の名前いろいろ巻雲は上空をただよう氷晶(小さな氷の結晶)の道筋が雲という形で目に見えた状態です。氷晶はとても軽いため、風によって気ままに流され、さまざまな雲の形をつくります。そのため巻雲の形はきわめて多彩でとらえどころがなく、世界中の研究者がその分類のしかたに頭を悩ませたようです。

そのこともあり、雲分類の研究が始まったばかりのころは、非常にたくさんの巻雲の名前が登場しました。その中から、現在の分類では巻雲の肋骨雲に相当すると考えられるものを以下に紹介します。

※把握できているもののみ。他にもあるかもしれません。

名 前        和 訳          命名者等

Cirrus pennatus   羽毛巻雲         Hildebrandsson

Cirrus vertebratus  肋骨巻雲

Cirrus plumeus   羽毛巻雲          Besson

Cirrus costatus   肋骨巻雲

Cirro-filum     羽毛巻雲          Clayden

Cirrus vittatus   帯状巻雲

Striga pennata   羽状巻雲           Maze

Striga fusiformis  帯状巻雲

Striga dissecta   断帯巻雲

Striga strigata   縞帯巻雲

各雲形ごとの説明

巻雲の肋骨雲(Cirrus vertebratus:Ci ve)

典型的な肋骨雲は、この写真のように、帯のように長くのびる「雲の背骨」と、そこから左右に広がる「雲の肋骨」の組み合わせからなります。

肋骨雲のバリエーション

羽根雲

鳥の羽根を連想させる形の雲は、古くから羽根雲と呼ばれています。

これは正式名称というよりは愛称に近いもので、肋骨雲の一種です。

飛行機由来変異雲(Cirrus vertebratus homomutatus:Ci ve homut)

10分以上消えずに残った飛行機雲を飛行機由来巻雲と言います。

この飛行機由来巻雲は、時間とともにさらに別な形の巻雲へと変化して肋骨雲の形になることがあります。肋骨雲の中には、飛行機雲から変化してできたものがそこそこの数混じっているものと考えられます。


https://wapichan.sakura.ne.jp/varieties.html 【変種(varieties)とは?】より

雲の分類は世界気象機関(WMO)が刊行した、国際雲図帳(INTERNATIONAL CLOUD ATLAS)をもとにして行われています。国際雲図帳は初版刊行後、何回か改訂があり、長らく1975年版が使われてきましたが、2017年3月に改訂が行われ、2017年版が発表されました。現在の雲分類では、基本となる10種類の雲形を定め、自然に発生するすべての雲は、必ずこのどれかに分類されます。

この基本となる10種類は、国際雲図帳では類(genera)と呼びます。そして、この10種類を基本として、種(specia)、変種(varieties)、補足雲形(supplementary features)、付属雲(accessory clouds)の4つの視点をもとにさらに細かい分類が行われています。

その細かい分類のうち、変種(varieties)は、おもに配列(並びかた)や厚さについて着目した分類です。

雲の配列に着目したものとして、もつれ雲、波状雲、放射状雲、二重雲など、雲の厚さに着目したものとして、半透明雲、不透明雲があります。

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