共存共栄の世界平和を

FacebookHiroshi Kaneiさん投稿記事

🌍 「国の偉大さは、動物への優しさで測られる」✨

The greatness of a nation and its moral progress can be judged by the way its animals are treated.― Mahatma Gandhi

文明が進むほどに、私たちは自然から遠ざかってきました。人間はこの地球で最も賢い動物であると言われます。しかし本当にそうでしょうか。

もし動物たちが人間に話しかけることができるとしたら、きっと声を上げて泣くでしょう。

"If animals could speak mankind would weep."― Anthony Douglas Williams

彼らは訴えるでしょう。「どうして私たちの森を奪うの?」「なぜ海や川を汚すの?」

「なぜ命を軽んじるの?」何百万もの動物の種がありますが、それらすべてを滅ぼす力を持つのは人間だけです。

"There are millions of animal species, but man is the only animal capable of destroying them all."― Anthony Douglas Williams

そして今、異常気象や巨大地震などの自然災害、戦争や経済の崩壊などが現実の脅威として迫っています。もしインフラが止まり、食料や水が手に入らなくなったら――

都市の人々は山へ向かい、食べ物を求めて彷徨うのでしょうか。

そのとき初めて、山に木の実がないことに気づくのかもしれません。

農薬で汚れた水を飲むしかないことに、愕然とするのかもしれません。

戦後、山を知る人々はこう警鐘を鳴らしていました。「野生動物が住みにくい環境になれば、いつか人の里に降りてくる」そして今、それが現実になりつつあります。

経済、経済と叫ばれますが、お金は食べることができません。

🌿 ネイティブアメリカンの教え🌳

Only after the last tree has been cut down. Only after the last river has been poisoned.

Only after the last fish has been caught.

Only then will you find that money cannot be eaten.

最後の木が切られ、最後の川が毒され、最後の魚が釣られたとき、ようやく人間は悟るでしょう。お金は食べられないということを。

そのとき、人は野生動物たちの気持ちを理解できるのかもしれません。

生きるために食を求め、居場所を求めること――それは、熊も人も同じなのです。

🌲 共存共栄の道を探る時代

森を守ることは、熊を守ること。そして、私たち自身を守ることでもあります。

ガンディーが言うように、「動物をどう扱うか」が、国の本当の偉大さを映し出すのです❤

🌳 「クマを駆除するより、森を治す。」 🌳

全国でクマによる被害が報じられる中、神奈川県・山北町の猟師さんたちは、「クマを山に帰す」ための挑戦を続けています。

「クマが増えたんじゃない。人間が餌場を奪ってしまったんだ。」

戦後、山々はスギやヒノキの人工林に変わり、光が届かず、下草も実も育たなくなりました。

その結果、森の食卓が失われ、クマたちは人里に降りざるを得なくなったのです。

彼らは10年前から、荒廃した山に クヌギやクルミ を植える活動を始めました。

約2,000個のドングリから苗を育て、今春、ボランティア80人とともに、1,400本のクヌギと100本のクルミ を大野山に植樹。

10年前に植えた木々が、いま実をつけ始めています。

🌱 森が再び命を育み始めた証です。

「クマを駆除するより、森を治す。 クマだって人間を避けて生きたいんだ。 共に生きられる山を取り戻したい。」その言葉に、すべてが凝縮されています。

(出典:神奈川新聞「クマだって人間を避けて生きたいんだ」

https://news.yahoo.co.jp/.../452f775f61e5257e80bc91bb60ea...)

🌲 一般財団法人 日本熊森協会 もまた、

29年前の設立当初から奥山で実のなる木を植え続け、その数はすでに 1万5千本 を超えています。近年は「植えない森づくり」も取り入れ、人工林をパッチ状に伐採したあと、あえて放置する。

太陽の光が差し込むことで、森は自らの力で再生していく——

その土地に合った方法で、森を“治して”いるのです。

四国・近畿・東海などでも、人工林を天然林へ戻す取り組みが進められています。

🌏 本当にやるべきことは、「熊を減らすこと」ではなく、「森を蘇らせること」。

近年の気候変動や異常気象も重なり、山の実りが減り、動物たちの生態系は揺らいでいます。

今こそ、対立ではなく知恵を結集し、森と人と命を守る“本質的な対策”を進める時です。

山を知る人たちはみな、熊が悪いのではないことをよく知っています。

本当にこうした活動が全国に広がってほしい。

そして、未来の子どもたちに、再び豊かな森を残したい。🌿

どうかこの声が、広がりますように。

偏った報道ではなく、現場で森を守る人たちの声を届けたい😇


https://note.com/hirotajinja/n/nf3cb95493790【共存共栄の世界平和を。――言の葉の想いVol.15】より

🌱こころをここに🌱《 神社が教えてくれる、大切な言の葉note 》

2025年5月18日 13:00

北方領土に立つ

10年程前にご縁があって北方四島交流訪問事業というものに参加してきました。

いわゆるビザなし交流と呼ばれるもので、「領土問題の解決を含む日露間の平和条約締結問題が解決されるまでの間、相互理解の増進を図り、もってそのような問題の解決に寄与する」ことを目的として30数年前から行われている事業です。

当初、当時の青森県議会議長さんが参加する予定でしたが、公務によりキャンセルとなったため、返還運動を促進している活動に参加していた関係から、私が代わりに訪問させていただくことになりました。

北方領土とロシアの現実

現在、北方領土はポツダム宣言受諾後、不法占拠して以来、ロシアに実効支配されており日本の領土といえども自由に行き来きできるような状態ではありません。

実際いってみると、そこはもうロシアそのものといえるような状態に作り変えられ、日本の面影は幾ばくか残っているだけです。

忘れらゆく記憶

元島民の方も一緒に同行しますので、様々なお話を聞くことも出来ました。

「ロシア人は突然やってきてあっという間に非人道的な扱いをしながら支配を進めていった」ということを今でも鮮明にお話されていました。

そのような恐怖の中で、島民等は生き残るため、時には命を賭して脱出を図るもの、また、過酷な環境に息絶えてしまう者など多数いたそうです。

訪問事業の中ではロシアの人々と触れ合う場面が沢山訪れますが、そこで接するロシア人は皆いい人ばかりで、とても快く迎えてくれました。

平和への願い

個人と個人とで付き合えばどのような国同士の人でも、どのような年齢の人でも仲良く出来るのです。しかしながら、その規模を大きくしていくと、いつの間にか守るものが増えて衝突し、果ては戦争という残虐で悲惨な行為をしてしまうのです。

訪問した頃はお盆を前にした時期でしたが、元島民の方々は未だに自分の御先祖様に自由に手を合わせることが出来ず、こういった形でしか行くことが出来ないのです。

ですから、平和的解決を一刻も早く進めて領土を返還してもらうよう日本人同士助け合い、領土問題に対して関心を持つことが大事なのです。

ひとつじゃなくて良い世界

さて、世界平和を考えた時、みんなが同じ文化、同じ考え、同じ習慣にすることが平和になるのでしょうか。また、本当にそれが平和といえるのでしょうか。

それぞれの身体も違えば風土も違う。また、生きてきた時間も歴史文化も違います。

国や民族が違うどころか、自分の家族ですらケンカもするし、考え方も違って意見がわかれることなんてざらではないでしょうか。

それなのに、世界70億人をロボットのように全て一つの存在にするにはあまりにも無茶が過ぎます。

共存共栄の道

だからこそ、みんなが平和でいるためには、相違うことを前提に理解し、双方の文化風習をしっかりと尊重しながらも、それぞれが繁栄するようお互いに協力に努め、世界の在り方の目的を共有する事が大切なのではないでしょうか。

古事記では出雲の国の大国主命が国譲りをする場面があります。

支配するのではなく、譲り、統治されながらも独自の文化を継承して尊重される。そのような関係でいたからこそ今も連綿と平和的に続き、そして友好的にあり続けているのではないでしょうか。

私達日本人の御先祖様は、調和を大切にするという共存共栄が世界の平和へのありかたの一つであると示しているような気がいたします。

廣田神社第17代宮司 田川伊吹

コズミックホリステック医療・現代靈氣

吾であり宇宙である☆和して同せず  競争でなく共生を☆

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