富士(不二)の心

https://note.com/nayutabooks/n/n5b0bbf59b018 【【第1章】富士(不二)の心】より

那由多書店

2023年10月出版『日月神示に学ぶ ひふみの生き方』の全文を各章・各チャプターごとに掲載しています。

今回は、第1章『富士(不二)の心』を掲載します。

◎「富士」=「二二」は宇宙の分離を表している 富士は晴れたり、日本晴れ。

神の国の誠の神の力をあらわす世となれる、仏ほとけもキリストも何もかもはっきり助けて

しちむずかしいご苦労のない世が来るからミタマを不断ふだんに磨いて一筋の誠を通してくれよ。(上つ巻・第一帖)

「富士は晴れたり、日本晴れ」というフレーズで始まる『日月神示』には、文中何度も「富士」という言葉が登場し、神示によっては「二二ふじ」、あるいは「不二ふじ」という漢字が充てられています。

この「二二ふじ」「不二ふじ」という読ませ方には、実は宇宙の根源的な構造が示されています。

まず、宇宙の初めにはただ創造主の意識だけがあり、創造主は「自分」が無限の可能性を持つ果てしない存在であることを知っていましたが、「自分」が何者であるかを体験し、認識するためには、「自分ではないもの」(自分という意識だけではないもの)が必要でした。

こうして「無」から「有」が生まれ、もともと「一つ」だった存在が「二つ」に分かれたことで宇宙の森羅万象が生まれ、元なる創造主意識の鏡として私たち一つ一つの意識が生まれたのです。

「二二ふじ」という言葉は、この宇宙の根源的な〈分離〉を表しており、宇宙に生きるすべての存在は創造主から分かたれた神の分身であるという根本的構造を示しています。

◎「富士」=「不二」は宇宙の統合を表している

一なるものは平面的には分離し得ない。

二なるものは、平面的には一に統合し得ないのである。

分離して分離せず、統合して統合せざる、天地一体、神人合一しんじんごういつ、陰陽不二いんようふじの大歓喜は、立体的神秘の中に秘められている。(地震の巻・第二帖)

宇宙の根源には「無」から「有」への分離があり、創造主は自らが「光」であることを知ると、その対極の性質を持つ「闇」(イコール悪でありません)を創りました。

なぜなら「光」のまばゆさ、美しさ、暖かさを知るには「光ではないもの」が必要だからです。

また、自らが宇宙のすべてを眺める「天」の存在であることを知ると、その真価を知るために「天ではないもの」が必要になり、その対極の性質を持つ「地」を創りました。

同じように自らがすべてを生み出す「神」の存在であることを知ると、その真価を知るために「神ではないもの」が必要となり、天使、人間、植物、動物、虫、鉱物など、ありとあらゆる生命体が生み出されました。

しかし、ここで忘れてはならないのは、宇宙に生きるすべての存在は、創造主から分かたれた存在ではあるものの、本質的には創造主自身の分身であるということです。

「光と闇」(陰陽)は対極の性質を持つものの、一つなる同じ存在の中に生み出されたものであり、「神と人」もまた、一つなる同じ存在が別の形で現れたものに過ぎないのです。

神示では、「祖先は過去の自分であり、子孫は新しき自分、未来の自分であるぞ。兄弟姉妹は最も近き横の自分であるぞ。人類は横の自分、動、植、鉱物は更にその外の自分であるぞ。切りはなすこと出来ん」(冬の巻・第一帖)と言っています。

つまり、すべての存在は創造主から分かたれたものであることを表す「富士=二二ふじ」に対し、「富士=不二ふじ」とは、本質的にはすべては「一つ」であり、宇宙に生きるすべての生命はイコール自分自身であるということを表しており、この2つの読ませ方に宇宙の構造の大いなるパラドックスが込められているのです。

そして、一度は分かたれた存在たちが再び和合し、一つに戻って行くという〈分離と統合〉のプロセスこそが、宇宙のあらゆる働きと営みの真髄であり、生きとし生けるすべての生命にとっての最大にして根源的な喜び、つまり「弥栄」なのです。(そうして「不二・・は晴れたり、二本・・晴れ」となるのです)

また、「一なるものは平面的には分離し得ない。二なるものは、平面的には一に統合し得ない」とあるように、宇宙のあらゆる分離は多次元や多領域にまたがって立体的に起こっているものであり、それゆえ統合のプロセスもまた人だけではなし得ず、神だけではなし得ず、多次元、多領域が関わり合い、「天と地」「神と人」「陰と陽」が互いに助け合い、働き合うことではじめて弥栄し、宇宙の大歓喜が成就して行くのです。

https://www.asahi-net.or.jp/~nu3s-mnm/ka-douranai.htm 【カード占い】

天符経は、およそ9000年以上前に古代アジアで作られた経典で、81の文字から成ります。

81の文字は、この世で変わることのない真実、今なお変わらずに ある一つを表しています。天符経瞑想カードは、天符経の原理をもとに一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)氏により生み出されたもの。

このカードによって、深い洞察とインスピレーション、新しい氣づきがもたらされるでしょう。

カード内容(一部抜粋)

「一」・・・起源。一つから花咲き、しおれて一つに戻る。

あなたは「一」から咲いた花であり、やがてしおれて「一」に 戻っていく。

いつの日か戻る家があるのだから、恐れることも、心配することもない…。

ただ創造しながら、人生を歩めばいい。「人」・・・人間。人類が唯一の希望。

よりよい世界を創り出すのは、天や地ではない。利己心なく世の中を見る洞察力と、勇氣を持った人々が、行動を選択することにかかっている。


Facebook一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)さん投稿記事

古くから伝わる『天符経』に「人中天地一」という一節があります。人の中に天と地が入っているという意味です。私たちの心が太陽のように明るくなると天と地が自分であり地球が自分だとわかるようになります。

地球も人も愛さずにはいられません。「弘益人間理化世界」は天符経の哲学から生まれました。心を太陽のように明るくすること地球を愛し尊重して、周りと地球に役立つこと

これが昔から伝わる最高のヒーリングです。


https://ameblo.jp/onlysir/entry-12289874670.html 【「天符経」とは?(1)】より

願う現実を創造する

『サイパワー』トレーナーGOLDEN KIDです。

韓国に伝わる地球最古の経典「天符経」は「天と符合して生きる道」を教えています。

今回は、その天符経の歴史的背景と実際の経典、そして日本語読みをご紹介します。

天符経の歴史的背景と経典

天符経とは、韓国に1万年ほど前から伝わる81字で構成される地球最古と言われる経典である。もともとは口から口へと伝えられ、6千年ほど前、神市倍達国の時に韓国最初の文字である鹿図文字(鹿の足跡の形に似せた文字)で記録され、これが再び4千4百年前、檀君朝鮮時に至り篆書にうつされる。篆書となった天符経は、新羅の大学者であった崔致遠先生が漢字に翻訳することで今日まで伝えられている。(素空慈先生の天符経講義より抜粋編集)

以下が、漢字に翻訳されたものです。これは右上から縦に読んでいきます。

天符経の日本語読み

黒 一始無始一   いちしむしいち

黒 析三極 無尽本  せきさんきょく むじんほん

黒 天一一 地一二 人一三  てんいちいち ちいちに じんいちさん

黒 一積十鉅 無匱化三  いちせきじゅうきょ むきかさん

黒 天二三 地二三 人二三  てんにさん ちにさん じんにさん

黒 大三合六 生七八九  だいさんごうろく せいななはちきゅう

黒 運三四 成環五七  うんさんよん せいかんごなな

黒 一妙衍 萬往萬来  いちみょうえん ばんおうばんらい

黒 用変 不動本  ようへん ふどうほん

黒 本心本 太陽昻  ほんしんほん たいようこう

黒 明人 中天地一  みょうじん ちゅうてんちいち

黒 一終無終一  いちしゅうむしゅういち

天符経の秘密

天符経は、81字の中心に「六」が来ます。この「六」を中心に、前半部が私たちの目に見えない世界、そして後半部が、私たちの目に見える世界を説明しています。

私たちの目に見える世界は、目に見えない世界を通じて存在し 動いている、ということが、

この天符経を通じて分かるかと思います。

つまり、目に見えない世界を知り、動かすことができれば、目に見える世界を動かし、変化させることができるということでもあります。

そして、天符経の用変(ようへん)とは、「変化を使用する」すなわち目に見えない世界を通じて、目に見える世界を動かす術であり、これを『サイパワー Psy-Power』と言います。

1万年前に生まれた天符経は、この宇宙の秘密を明らかにしています。

素空慈先生の天符経講義(上)日本語通訳

https://www.youtube.com/watch?v=p9-IMnCkgg0&t=1s

https://www.youtube.com/watch?v=WNgve5gtmGc

https://ameblo.jp/onlysir/entry-12290151013.html 【「天符経」とは?(2)】より

(略)

それでは今回は、天符経の読み下し文をご紹介したいと思います。

天符経(てんぷきょう)読み下し文

黒 一始無始一  一から始まるが、その一は始まりが無い。

黒 析三極 無尽本 (一から)分かれ三になるが、その尽きることの無い根本はそのままである。

黒 天一一 地一二 人一三  天は一から生まれた一番目、地は一から生まれた二番目、人は一から生まれた三番目である。

黒 一積十鉅 無匱化三  一が積もって十に大きくなり、同時に大きくなったものをのこぎりで切ると、無いものと箱(匱)と変化、この三つになる。

黒 天二三 地二三 人二三  天は二を通じて三に、地は二を通じて三に、人は二を通じて三になる。

黒 大三合六 生七八九  三を大きく拡張すると六になる。そして七、八、九を生む。

黒 運三四 成環五七  三と四によって運行されたものは、五と七に戻ってきて完成される。

黒 一妙衍 萬往萬来  一から妙で神秘的に伸びて行き、多くのものたちが行き、多くのものたちが来る。

黒 用変 不動本  変化を使用しても、その根本はかわることは無い。

黒 本心本 太陽昻  本来の心が根本である。太陽のように明るく光り輝く。

黒 明人 中天地一  明るい心の人が、天と地の中心である。そして世の中はそれと一つになる。

黒 一終無終一  一で終わるが終わりのない一である。

天符経解説「一積十鉅 無匱化三」  一積十鉅 無匱化三いちせきじゅうきょ むきかさん

天符経の一部を解説させていただきますと、前半部にある一積十鉅というのは、

私たちの目に見える世界を指します。一が積もり積もって十鉅と言う、一見複雑怪奇な世の中ができたわけです。しかし、この複雑怪奇な十鉅も、積もり積もっての反対、つまり砕いて砕いていくと、これ以上砕くことのできない万物の本体、すなわち無の世界となります。

そして、この無の世界が 存在するための器が匱(箱)であり、この空っぽな匱(箱)があることで、天地自然が万物を生成する働き、すなわち化(変化)が生じ、また積もってとなります。

よって、『一積十鉅 無匱化三』というのは、私たちの目に見える複雑怪奇な世の中も

突き詰めていけば、無匱化の三つの働きによって存在していると言うことになります。

天符経とはこのように、宇宙を一方からではなく、必ず他方からも説明します。

なぜなら宇宙は必ず相反する作用を同時に持っていて、片方だけ見ても、真実を見極めることはできないからです。

素空慈先生は、この相反する作用をアフラクサスの原理、そして、真実を見極める目を

現視眼(現実を正しく見る眼)と呼んでいます。

サイパワーというのも、この目に見えない世界である無匱化三の働きを通じて、目に見える

一積十鉅 の世界を動かすことであります。

つまり、目に見えない世界である心を変えることで、目に見える現実を変える力が、「サイパワー」なのです。

なぜなら、心もまた宇宙と同じように無匱化三の働きの上に成り立っているからであり、また前回ご紹介した天符経後半部にある「用変(変化を使用する)」を人は駆使することができるのです。最後までお読みいただきありがとうございました。

サイパワートレーナGOLDEN KID

コズミックホリステック医療・現代靈氣

吾であり宇宙である☆和して同せず  競争でなく共生を☆

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