FacebookMizuho Saekiさん投稿記事·
ギョギョギョのギョ😱 こんな漢字が有るなんて😅
https://www.nanghi.net/?p=22551 【魚魚魚 ぎょぎょぎょ。】より
ぎょぎょぎょ
ぎょぎょぎょ
右下に落款のようなところに魚が集まった文字「鱻」。
ちなみに魚偏に魚は「䲆(セン・ソ)」、魚が三つで「鱻(セン)」、魚が四つで「䲜(ギョウ・ゴウ)」※。
それぞれの音読みは「ぎょぎょ」「ぎょぎょぎょ」「ぎょぎょぎょぎょ」ではありません(訓読みのある文字ではありません)。
魚が三つの「鱻」は意字体が「鮮」で新鮮な魚を意味します。
※漢字が表示されない場合は、魚魚と並列に魚の文字が並んだもの、三角形に並んだもの、田の字に並んだものをご想像ください。
https://kanjibunka.com/kanji-faq/mean/q0474/ 【Q0474「鮮」の成り立ちを教えてください。】より
A
「魚」と「羊」が一緒にいる。これは、よっぽど変わった動物園か、よっぽど変わった食品売り場に違いありません。悩んでしまうのもごもっともです。
実際のところ、この漢字の成り立ちについては、学者の先生方もお悩みのようです。例によって定説があるわけではないのですが、大きく分けて2つの説があるようです。
1つは、文字通り「魚」と「羊」を組み合わせた会意文字であるとする説。ともに新しい肉でなくては食べられないところから、この2つを合わせて「新しい」「取れたての」という意味を表す、という説です。ただし、「牛」だって「豚」だって、できることならば新しいお肉でいただきたいものだなあ、と感じるのは、私だけではないでしょう。
047401もう1つは、この字の「羊」というのは、本来は「羊」を3つ書く図のような漢字の省略形だ、とする説です。この字の音読みはセンですから、「鮮」は、「魚」へんに音読みセンを表すこの字を組み合わせた形声文字だ、ということになります。この字は「羊のにおい」という意味で、そこで「鮮」は、においのする魚というところから、「なま魚」という意味を表すようになった、というのがこちらの説です。とはいえ、においを表したいならなにも「羊」でなくったって、と思ってしまうのは、やはり私だけではないでしょう。
どちらが正しいのかについては、学者の方々の研究にお任せすることにいたしましょう。いずれにしろこの漢字は、「においたつように新しい」という意味を基本として持っているようです。「新鮮」「鮮やか」といった使い方の奥底には、そんなイメージがあるのです。
https://haiku.kohata.site/2025/09/%E4%BF%B3%E5%8F%A5%E3%81%AE%E3%80%8E%E6%BC%A2%E5%AD%97%E3%80%8F%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/ 【俳句の『漢字』の疑問】より
俳句を作るとき、こんな疑問を感じたことはありませんか? 「この漢字、どうやって音を数えるんだろう?」 「なんで難しい漢字ばかり使うんだろう?」
この疑問を解消して、俳句の楽しさをより深く味わえるよう、この記事では俳句と漢字の関係を初心者にもわかりやすく解説します。
俳句の漢字、音数はどう数える?
俳句は五・七・五のリズムで作られます。この「五・七・五」は、文字数ではなく、声に出したときの音数(おんすう)です。そのため、漢字一文字が一音とは限りません。
例えば、「桜咲く(さくらさく)」という言葉。 これは「さ」「く」「ら」「さ」「く」と数えて五音になります。「桜」が2文字だからといって、2音になるわけではありません。
この音数の数え方をマスターすることが、俳句作りの第一歩です。
音数の数え方は、こちらでも詳しく解説しています。
俳句を作るときの「五七五」のルール
俳句の575に関する様々な疑問が解消できるように記事にしています。読み方・音数の数え方・小文字などの数え方など、少し自信がないという人でも記事を見れば疑問が解消します。
俳句の漢字はなぜ難しいの?
俳句では、普段あまり使わないような漢字や、難解な漢字が使われることがあります。これにはいくつかの理由があります。
1. 旧字(きゅうじ)や当て字(あてじ)が使われるから
例えば、松尾芭蕉のような江戸時代の俳句には、現代では使われなくなった旧字がよく登場します。
恋 → 戀 桜 → 櫻 間 → 閒
これらの旧字は、現代の漢字(新字)とは形が違うため、難しく感じるかもしれません。昔の俳句作品が現代の本に掲載される際は、ほとんどの場合、読みやすいように新字に直されています。
また、音を借りて意味を表す当て字も使われることがあります。
奈良七重七堂伽藍八重桜(ならななえしちどうがたんはちえざくら)
松尾芭蕉のこの有名な句は、「ならななえ」の部分を「奈良七重」という漢字で表現することで、より歴史的な重みを感じさせています。
2. 季語(きご)が漢字で表記されるから
俳句に欠かせない季語は、ほとんどの場合、漢字で表記されます。
薔薇(ばら) 秋刀魚(さんま) 鰯(いわし) 柘榴(ざくろ)
普段、私たちがカタカナで書くことの多い植物や動物も、俳句では漢字で書かれるため、難しく感じるかもしれません。
なぜ漢字で書くかというと、俳句は五・七・五の限られた音数の中で、いかに情景を豊かに表現するかが大切だからです。漢字を使うことで、意味やニュアンスを凝縮し、読み手にさまざまなイメージを喚起させることができます。
3. 言葉を省略するため
俳句は五・七・五という制約があるため、言葉をできるだけ短く、かつ効果的に表現する必要があります。そのため、長い言い回しを一つの漢字や熟語でまとめることがあります。
例えば、「月がかすんでほのかに見える状態」という情景を表現したい場合、そのまま書くと13音も使ってしまいます。しかし、これを「縹渺(ひょうびょう)の月」と書けば、7音に収めることができます。この「縹渺」は日常ではあまり使わない難読漢字ですが、この一語で月の持つ幻想的な雰囲気を効果的に伝えることができるのです。
作者は読者が一読して意味がわかるか、ということも考慮して漢字を選んでいます。しかし、どうしても言葉を凝縮したい場合や、その漢字でしか表現できない世界観がある場合は、難読漢字もあえて使われることがあります。
難しい漢字の調べ方
俳句鑑賞の際、知らない漢字や読めない漢字が出てきて、そこで読むのをやめてしまった、という経験はありませんか?
通常の文章であれば、前後の文脈から意味を推測できますが、俳句は言葉が削ぎ落とされているため、それが難しい場合があります。
そんなときは、電子辞書やスマートフォンの手書き検索機能を積極的に活用しましょう。
千枚田は千の竪琴風五月(せんまいだは ちのたてごと かぜごがつ)
この句の「竪琴(たてごと)」が読めない場合、まずはその漢字を手書き検索で調べてみましょう。「竪琴」が「たてごと」と読むことがわかれば、句の全体像が見えてきます。「千枚田が風に揺れる様子が、まるで竪琴の弦のようだ」という情景が読み取れるはずです。
作者は、句の細部にまでこだわり、言葉を選び抜いています。その苦労を読み解くためにも、わからない漢字はそのままにせず、ぜひ調べる習慣をつけてみましょう。そうすることで、今まで気づかなかった句の魅力や奥深さに触れることができます。
(略)
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