https://ameblo.jp/nekorea/entry-12914702512.html 【【閲覧注意】植物の奇形③ ものすごい帯化】より
(略)
さて。今回、すごい植物の帯化を見付けたので、載せますね!
※今回は、あまり自然で見ないものが苦手な方、繰り返しの模様などがダメな方はお控えください。
前回↓
朝、同居生活いろいろあって怒って外に出て歩いていたのですが……、オモニとの言い合いも吹っ飛ぶ雑草に会いました。
おや?これは何か来ている……と思ったのですが、
何も持っていなかったので、数百メートル戻って急いでスマホを取りに行って、また戻って来て。
帯化ですね!
植物のエラー現象です。
他の理由があるのかは分かりませんが、チャメ畑では花に触ったり、畑に入って様々な作業をするとたくさんできます。また、数千数万と育てていると、多くの植物に一定の割合で様々な形のものが出て来ます。触れてしまったり力が加わるなど外力からくるもの、成長の中でのパターンがある場合と、突発的なものがあります。
パターンと言うのは、ミニトマトハウスでバイトした時は、鈴なりに生るトマトの一番先は、双子トマト割合が非常に多くなるということがありました。(二つのトマトがくっ付いている)その双子は出荷せず、その場で食べたりもしていました。
動物である卵も、双子などけっこうあると思うのですが、システム化している農家は出荷前に全部省いているのだと思います。B級の品を出しているお店で、よく変わった卵に出会いました。
少し葉をむしっています。
裏側。
おお!と思って、普通の状態の全体写真を撮ろうと他のところも見ていたら……
なんだか、葉が多いな。と写真を撮っていたのですが、
あれ?
家に戻る前に見た方、こっちかも!と、よく見てみると……
こっちがラスボスでした。
こんなすごいの初めて見ます。
帯化自体、数年前まではそんなに見なかったのですが……
すごいですね…。
何層かなと数えてたら、いろいろ途切れ途切れや半分ボコボコ分かれている感じだったり、そもそもの茎もスジが入っているのか、素人には分かりませんでした。
むしったところ。
裏側。うねっています。
帯の横は平らです。
下差しおそらく元はこんなふうで、一本大きな中心が生えて、根元の辺りから放射状に似た茎が出ています。
両方とも帯化していたのは中央の茎。
ああ、この近くに農業高校や農大があったら持って行くのに……と、残念でした。(いらない?ニヤニヤ)
この辺りはモギチャ(蚊の防虫剤散布トラック)も来ないし、リンゴの農薬散布もない。畑や田んぼよりだいぶ高い位置の道なのでチャメやハウス農家の農薬も肥料も染みこまない。お年寄りが家庭ごみや不燃ごみを燃やしていた場所でもない。種がここまで飛んだのかな?
何でしょう。あまりの暑さからなのか。
たくさん増え過ぎると、なんか植物もあれこれおかしくなってしまう、あの黄色い花現象か。
黄色い花現象黄色い花
下差し以下は多分全部同じ植物です。同じ植物な気がするのに、爆発的に増え、あちこちに咲き過ぎて、多分本人たちもよく分からなくなっている彼ら。
同じの作り過ぎて、自分たちも自分が増えるのに飽きてしまったのか。
自ら種類細分化してしまったのか。
下差し右から、普通の、二番手、ラスボスです。
昨年も見たので、元々帯化しやすい植物なのか。
ラスボスなんて、冗談を言っている場合ではなかったらごめんなさい。でも多分、場所的に農薬などは関係ない。この辺は雑草狩りも、背の高い草も多いし、アカシアなども群生しているので、多分刈っていると思うのですね。除草剤では枯れないので。
ただ、この一帯は今年はまだ伸ばしたい放題な感じです。
日本でもよく見る下差しこの子たちの仲間なのかな。
すごく大きくなる雑草。こちらは茎が一本です。葉も少し毛羽立った感じですよね。あちらは少し滑らかな気が。
それにしても、この暑さ。雨も降らないのにちゃんと咲いている雑草には感服します(´;ω;`)ウゥゥ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%AF%E5%8C%96 【帯化】より
帯化(たいか、Fasciation)は、植物で見られる奇形である[1]。綴化(てっか)、石化(せっか、いしか)などともいう。
帯化はエンドウ、タバコ、ジャガイモ、イチゴ、アスパラガス、トウモロコシなど、農作物で多くの事例が報告されている[2]。また、多肉植物でもよく見られる。
概要
帯化は、植物の茎頂にある成長点で、頂端分裂組織に異常が生じることで起こり、茎や根、果実、花などが垂直に伸長したり、リボン状に平坦になるといった外見的な変形が見られる。また、比較的まれにではあるが、花茎の先端がコップ状にへこむ輪状帯化を生じる場合もある[3]。
帯化が確認されている植物は800種以上にものぼり、特にキク科、アブラナ科、ナデシコ科の種で多く見られる[4]。しかし水生植物で帯化が確認された種はほとんどない[4]。またケイトウのように、もともとは奇形として生じた花の帯化が遺伝的に固定され、種の特徴となっている場合もある[5]。
原因
帯化は、分裂組織の突然変異や遺伝的な原因のほか、細菌の感染や昆虫、ダニなどによる傷害を受けることで生じるとされる[6]。例えば、グラム陽性菌の一種であるロドコッカス・ファシアンス(英語版)の感染が、多くの植物で帯化を引きおこす原因として知られている[7]。またイチゴの場合、花粉機能の低下や受粉量の不足が、花や果実の帯化を起こす原因となっていることが知られる[8]。
人間との関係
作物や園芸植物に発生する帯化は、果実の奇形などをもたらして商品価値を下げることにつながるため、その原因や対策について研究が進められている。特に細菌などが原因で起こる帯化については、その防除が経済的に重要とされている[7]。
一方、園芸植物の分野では独自の鑑賞価値を見出される場合もある。
古典園芸植物の松葉蘭は葉も花も付けず茎しかない植物であり、石化(帯化)を含めた形の変化が重視された。
サボテンなどの多肉植物では、帯化(石化)による奇形が生じた個体を栽培し、その珍しい形態を楽しむ愛好家もいる[9]。多肉植物は概して株分けが容易であることから、品種として固定され、ゴーラム(カネノナルキ)のように大いに普及している例もある。
その他、通常の草木でもセッカヤナギ(石化柳、オノウエヤナギ)、セッカエニシダ(石化エニシダ)などが生け花に利用される。海外では石化スギが珍重されているという。
0コメント