あをあをと星を焚きをり雁供養 八ヶ岳まさあき八岳

Facebookfusaoisogami さん投稿記事·

今年も、この季節がやって来た  マガンのねぐら発ち (宮城県 伊豆沼)

「雁風呂」

 ガンは、日本へと渡って来る時に、海上で羽を休めるために木片を咥えて飛び、陸に着いた時にそれを海岸に落として行く。

 早春に北へ帰る際、再び自分の木片を咥えて飛んで行くという。

 浜には、木片が、生きて帰れなかったガンの数だけ残り、人々はそれを拾い集めて供養のために風呂を沸かし、振る舞ったという。

 津軽外ヶ浜の民話と伝えられています。

 このジーンと来るお話は、昔(1974年ごろ)、サントリーのCMにもなりました。

 冬にシベリアから渡って来るマガンの約9割が、ここ伊豆沼で過ごす。その数、およそ10万。 昼間は水田で落穂を食べたりして過ごし、沼がねぐらとなる。夜が明ける頃、一斉に飛び立つのである。


Facebook小橋亜紀子さん投稿記事  第十四候【鴻雁北(こうがんかえる)】

二十四節気 『清明』の次候 4/9〜4/13頃

冬の間を日本で過ごした雁が、北のシベリアへと去って行く頃になりました。春に飛来するツバメと入れ替わるようにして、日本を離れていく雁。「鴻」は「ひしくい」と読み、大型のガンを指します。「雁」は小型のガンを指します。

「雁金紋(かりがねもん)」として家紋になっていたり、和菓子の「落雁」、高級茎茶の「雁が音(かりがね)」にも用いられるように、日本人にとって思い入れの深い鳥だが、現在の日本ではその数を減らし、保護鳥の対象となっています。

「雁は海で休むための枝をくわえて渡る」と言われています。この枝がお茶の茎を連想させることが、「雁が音」の由来とされています。

また、青森県津軽地方に伝わる伝説も残っています。

雁は日本に着いた時に、くわえてきた枝を浜に落とします。翌年の春に、また同じ枝を拾って海を渡るとされていますが、もし浜に残っている枝があれば、それは冬の間に日本で命を落とした雁がいるということ。村人は、それをあわれんで、その枝で風呂焚き、旅人にふるまい供養したと。

海を渡る鳥たちの力強い姿に、背筋が伸びる思いがします。


https://www.a-kimama.com/culture/2016/04/41610/ 【サクラもいいけど、宇宙で「春」を感じてみよう。あ、麦星み〜っけた。】より

天体望遠鏡国内シェア60%以上を誇るビクセンの広報担当/都築泰久さんから、春を星空から感じ取るコツを教えてもらいました。春うららかな夜、花見と星見の合わせ技。なんて風流なんでしょう〜!!     

 サクラの花も盛りの一週間。ついこのあいだまで一輪二輪と咲き始めたと思ったら、いつの間にやらもう満開。季節の巡りは早いものです。寒かった冬も終わって、春本番を感じる出来事に気持ちもわくわくしてくる今日この頃です。

 そこで今年の春は、ちょっとロマンチックに宇宙(そら)でも“春”を感じてみませんか? サクラの花の奥に輝く星空を眺めつつ、あ、春が来たなぁと実感できれば、シメたもの。より広い世界へ、宇宙へと興味の枠はどんどん広がっていきますよ。

 まずは、春を星空から感じ取るポイントを3つご紹介します。

宇宙で春を感じるには~その1

「西の空に冬の王者の姿を見る」

「オリオン座」。冬の代表的な星座、オリオン座。 撮影:成澤広幸

 見つけやすい星座ナンバーワン?のオリオン座。

 冬の寒空では20時ごろには天高く昇って明るく輝き、こん棒片手に勇猛なポーズをとっている姿は、まさに冬の王者の風格でした。しかし春になるにつれて、王者は主役の座にはいられなくなります。

 暗くなり始めた西空にオリオン座は沈みはじめ、早々に夜空の舞台から降りていきます。冬の王者が姿を消していく様は、そのまま春の訪れを意味します。

 そして、オリオン座が西の空に沈みつつあるとき、東の空には春の役者が登場します。「麦星」なんて、むかしの人たちはステキなネーミングをするものです。    

宇宙で春を感じるには~その2「東の空で麦星を探そう」

 オレンジ色に輝くうしかい座の一等星“アークトゥルス”、和名では麦星。麦が熟れはじめるころ夜空に登場し、麦を刈る5月にはちょうど空の高いところに目立って輝くことから、この名前が付いたそうです。

 日没後の東の空に、明るいオレンジ色の麦星が見つかれば、それはもう春がはじまっているサインです。

 夜風に麦の薫りを感じられそうな、そんな風流な夜になりそうですね。アークトゥルスに続いては、あの“ビッグ・ディパー”です。

宇宙で春を感じるには~その3「天高く輝くひしゃくを見つけよう」

「北斗七星」。七つの星がきれいに並ぶ北斗七星。 撮影:成澤広幸

 見つけやすさではオリオン座と競う“北斗七星”。ひしゃく型に並ぶ七つの星は、おおぐま座という星座の一部(背中からしっぽあたり)です。

 ひしゃくの先の部分にあたるふたつの星をつないで5倍に伸ばすと、そこにあるのが北極星。小学校でも習いますよね。

 春はこの北斗七星がとても見つけやすい時期です。暗くなったら、頭の真上の空を見上げてください。そこに大きなひしゃくが見つかれば、もう春ですよ。

 オリオンが去り、アークトゥルスが登場し、北斗七星が君臨する。季節はもう春。今年は、花見のついでに、夜空をジッと眺めてみてくださいね。


https://www.agon.org/hoshimatsuri/about.html 【星まつりって何?】より

画像:星まつりの「星」とは、夜空に輝く「星」のことではありません。ここで言う「星」は人が誰でもが持つ、「運命の星」を指しています。私たちに起こる、いろいろな吉凶禍福(よいことや悪いこと)は、実はこの「運命の星」から来ているのです。

密教では、その「運命の星」を分析し、人の運命を知るすばらしい方法を見つけ出しました。それが、「密教占星術」です。

しかも、その人の「運命」を見極めるばかりではなく、悪い運命の流れを好転させ、よい運命の勢いを強くする開運法を編み出したのです。これは、「除禍招福、運気・運期転換の秘法」といわれる密教最高の秘法の一つであり、その中で特に霊験あらたかな秘法が、旧暦の年始めである節分に護摩を焚き「星」を供養(おまつり)する、「星まつり護摩供」です。

二つの星?

ところで、実はこの「星」には二種類あるのです。 一つは、もともと生まれながらに持っているもの(運の大小や強弱・良否や可能性)を示す星と、もう一つは毎年巡り来るもの(その時の運の現われ方や運の勢い)を示す星の二つがあります。 個人が生まれながらに持つ運命の星を運気(本命星)といい、その年に巡り来る星を運期(当年属星)といいます。 星まつりでは、この両方の「星」をおまつりして、それぞれの個人の幸せと家庭の安穏、併せて世界平和を「 真正仏舎利尊」(仏教の最高の本尊である釈尊のご聖骨)を奉安して「神仏両界の秘法」(阿含修験ならではの神々と御仏をおまつりしての秘法)を加えて祈りをささげるのです。

神仏両界大柴燈護摩供とは?

阿含宗では、神仏両界の両壇護摩を焚きます。

「阿含の星まつり」は、正面祭壇向かって右に仏界の本尊である真正仏舎利尊を、左には神界の主神として素戔鳴尊をお祀りし、祈願成就の神界壇と先祖供養の仏界壇を築いて皆さまから寄せられた護摩木をお焚き上げする、阿含宗独自の「神仏両界の秘法」を以って奉修しております。

阿含の護摩木って?

密教では、願いごとの成就を祈るときに護摩を焚いて諸仏善神に祈ることが最上であるとされています。

護摩修法では、護摩の火は仏の智慧、すなわち解脱成仏力を表します。

その護摩の火に添えられる薪(護摩木)に書かれたことは、祈願者の願いごとであるとともに煩悩でもあります。すなわち、仏さまの智慧の火でもって煩悩を焼き尽くして浄化し、願いごとの速やかなる成就を祈ります。

阿含宗の添え護摩木には、二種類あります。祈願の護摩木と供養の護摩木です。

わたくしたちはこの護摩木に、願いごとの成就や先祖の成仏を祈って記入し、それを聖火の燃え上がる護摩壇の薪に添え加えるのです。

     

 

コズミックホリステック医療・現代靈氣

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