雨上がり

Facbookひすい こたろうさん投稿記事

僕は「小説家」ではなく「大説家」になりたいとずっと思っていました。小説家とは、人間の物語(ミクロコスモス)、人間の心模様を描くものだと思うのですがそれに対し、大説家とは、人間を描くというより、この宇宙(マクロコスモス)はどうなっているのか?時間とは何か?空間とは何か?など、宇宙の摂理を紐解くことから、人間を理解し、じゃあ、人間はどう生きたらいいのかを描く。それが大説家。

僕がなりたいのは、大説家で、だから、普段は小説とかも森沢明夫さんの作品以外、全く読んでいなくて時間があれば、宇宙(マクロコスモス)を知る手がかりとなるものばかり読んだり、見たりしていて、とても片寄っていたんです。

そんな僕に変化が訪れてるんです。というわけで映画「E.T.」の考察を通して、いま、地球人に必要なメッセージを紐解きました。よければ読んでみてね。

https://ameblo.jp/hisuikotarou/entry-12934121475.html?fbclid=IwY2xjawNIffNleHRuA2FlbQIxMQABHjS9m0wJMwVkvtwSvePOE0uHA6XA_O9ZPiyCirwVoW52vNG5qksUfaj2zgvd_aem_Lvybcnu9_OQRhCn00EcnrA 【映画「E.T.」が教えてくれる、いま地球人が受け取るべきメッセージとは?】より

(略)

そんな僕ですが、この本で、初めて物語仕立ての本に挑戦したことから、今更ですが、小説や映画の「物語の構造」にものすごく興味が出てきているんです。

映画を見ても、いまは自分ならどう物語を進めるか、という視点が出てきたので、物語の背景、構造に自然に目が行ってしまうのです。

すると、これまで見逃していたであろうことが色々見えてきて今まで以上に映画や小説を通して物語を楽しめるようになったのです。

こちらは、そんな見方で映画「国宝」から感じたことです。

ひすいこたろう『映画「国宝」と「8番出口」に感じた集合無意識。』

映画「国宝」と「8番出口」に感じた集合無意識とは? 周りの人たちが口々に映画「国宝」を絶賛しているので一足遅れましたが、気になって見に行ってきました。 で、ど…

そして、改めて名作と言われる「E.T.」を見てみたんです。

で、「E.T.」見てきて、もう最後は、涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙涙。

見たことある方も、「E.T.」は改めて映画館で見てほしいな。

集合無意識的にも、いま、地球人は改めて子ども心を取り戻すことが急務だと思っていて、「E.T.」を見て、自分の子ども心と繋がり直すといいのです。

自分の子ども心を思い出す意味でも見てほしいです。

そう思ったら、ちょうど10月10日の金曜ロードショーが「E.T.」じゃないですか!

テレビでも見れます。まさに、GOODタイミングです!で、「E.T.」わかりやすい、シンプルな物語なんですが、物語の背景を深ぼってみると、めちゃめちゃ深いんです。

ここからはネタバレありで書きますのでまだ映画を見てない方はここで一旦、引き返してくださいね。「E.T.」を昔に見たことがあるって方はぜひ下記を読んでからもう一度見てくださいね。

---------------------引き返しライン

ではネタバレありで書きますね。なぜ「E.T.」は心肺停止(死亡)したのか?そして、復活できたのか?そこが映画では自由に想像できる余地を残して作られているのですが、「僕はこう思った」ということを書きたいと思います。

そこに、地球人にいま、必要なメッセージが隠れていたんです。

まずは復習。あらすじからから入りましょう。

地球の植物のサンプルを採取するために宇宙人がUFOから地球に降り立ったんですが、その動きをアメリカ政府機関に察知されていたのです。それで宇宙人たちは政府機関の追跡に合うのですが、なんとか逃れて宇宙船に戻るものの、一人地球に取り残されてしまうのです。

取り残されたETは、政府機関の追跡の手から隠れるために民家に隠れるのですが、そこで出会うのがエリオット少年です。

10歳のエリオット少年の家庭はお兄さんと妹、そしてお母さんの4人暮らし。

お父さんは離婚したのか、メキシコで別居しています。

エリオット少年はETのことを、お兄ちゃんと妹だけにその存在を明かし、お母さんには内緒にし、秘密の同棲生活が始まり、友情を育んでいくのです。

ETは最初は地球の言葉を話せないのですが、急速に学習し、カタコトで会話できるようになっていきます。

また、ETは、念力で物を浮かせたり、キズを一瞬で治したり、さらには空を飛ぶ超能力を持っていることがわかります。

秘密の同棲生活を送るうちに、エリオット少年とETは同期(共鳴共振)していきます。

ETが家でお酒を飲んでしまうと、学校にいるエリオット少年も酔っ払ってしまったり、

ETが家で映画のキスシーンを見るとエリオット少年も学校で気分が高まり、女の子にキスをしてしまったり、二人の間には不思議なシンクロが起きるようになります。

そして、ある日、ETがウチ(故郷の星)に帰りたがってることをエリオット少年は知ります。その願いを叶えるために、エリオット少年は協力します。

UFOで地球に来るほどの知性をもつETは、ETがやってきたUFO(母船)との通信装置を作り、ふたりで山の上で母船との通信を試みます。

しかし、朝になる頃にはエリオット少年は寝落ちしてしまい、ETもどこかにいなくなってしまうのです。なんとか一人で、家に戻るも朝まで山で寝てしまったせいで、エリオット少年は高熱でダウン。お兄さんが代わりに、行方不明になったETを山に探しにいきます。

実は、その直前に、地球に取り残されたETを探していた政府機関がETは、エリオット少年の家に匿われていることを掴み、ET捜査網をひきます。最初にETを見つけたのはお兄さん。

ETは肌が白くなり瀕死の状態で川に倒れており、なんとか救出して家に連れていきます。

しかし、ヘリコプターで捜査していた政府機関にも見つかってしまい、家に押し入られてETはそのまま捉えられてしまうのです。

しかも、ETは瀕死の状態。それに同期しているエリオット少年も瀕死の状態に。

政府機関は、ETを死なせてしまったら人体実験ができなくなりますから、なんとか生かそうとしますが、どんどん心肺の機能が低下していきます。

それにつれてエリオット少年もシンクロしていきましたがギリギリのところで同期が外れて、少年は復活しますが、ETはそのまま心肺停止してしまうのです。ET死亡です。

そこで政府機関で唯一、「私も彼の友達だ。私は10歳の頃から彼を待っていた。彼を助けたい」という、子ども心を失っていない科学者キーズ(KEYS 鍵を持つ男)が、他の政府機関の者たちに、エリオット少年と死亡したETを二人だけにしてあげてほしいと頼み、エリオット少年がETの前に立つと、なんと、ETの胸がオレンジに光りだすのです。ETの復活です!!!

復活したETは「デンワシタ」とエリオット少年に告げます。母船への通信に成功したというのです。

そこから、エリオット少年はお兄ちゃんや仲間の子どもたちに協力してもらって大人たちを騙して、大脱出作戦を仕掛け、最後はETが魔法(?)をかけて、子どもたちは大人の追跡から逃れて、空を飛んでいきます。

それがこのシーン。

そして、母船(UFO)と通信していた山の頂上に辿り着き、母船が来るのをを待ちます。

母船はやってきました。ここでエリオット少年はETとお別れです。

宇宙船のドアが開くと、ETはエリオット少年に「行こう」(COME)と言って、エリオット少年をUFOの中に誘います。ETとずっと一緒にいたい。でも、少年は「STAY」(いるよ)と返し、地球に残ることを選びます。ETは「イタイ」と言い少年は「痛い」と返します。

ここに「いたい」気持ちと、ここにいれない「痛い」気持ちがかかっているのはうまい訳ですね。

別れの場面でお互いの胸に手を当てて、抱き合います。

そして、ETの指先が光ります。ETの指先が光るときは、傷を一瞬で直したり、奇跡を起こす時です。光った指をエリオット少年の額に向けて、ETはこう言うのです。

「イツモココニイルヨ」この時、映画館で僕の隣で見ていた、おじさんの鳴き声が漏れ聞こえてきました。そして、映画はこの直後に終わるので、どんな奇跡が起きるのかは、僕らの想像に任されるわけです。余韻が残る、最高の映画です。

ラストシーンは、母船のシャッターのようなものが降りてきてETが次第に見えなくなっていくのですが、最後に胸に光るオレンジだけが印象的に見えます。

まるでこの日の夕陽のような色に。夕陽を見たら、ボクを思い出してねというかのように……。そして故郷(ウチ)に帰っていく宇宙の彼方に消え去る母船を見守るエリオット少年の顔のアップで映画は終わります。

映画「E.T.」

実は冒頭にこんなシーンがあります。

最初に、物置小屋に何かがいると気づいたエリオット少年は、そのことをお母さんとお兄さんに告げますが信じてもらえないのです。その時、エリオット少年は思わず「パパなら僕の言うことを信じてくれるのに」と言ってしまい、お母さんを泣かせてしまうシーンがあるんです。

お父さんはお母さんと別れて、メキシコに行ってしまった家庭環境が明かされるシーン。

また、こんな場面もありました。

ガレージでお父さんのシャツを発見し、「オールドスパイスの匂いだ」とお兄さんがいうのですがエリオット少年は「いや、シーブリーズだよ」と返します。

このことから、エリオット少年は、お父さん子だったことが推察できます。

髪の毛の色も家族で金髪ではないのは彼だけです。彼だけお父さんの髪の毛の色を引き継いでいるということでしょう。

そして、ETも政府に追われたとはいえ、仲間に一人、地球に取り残されてしまった身。その寂しさを分かち合う者同士。お父さんに会いたいエリオット少年と故郷の家族に会いたいET

そんなことからエリオット少年とETの共振共鳴のシンクロが働きだしたのだと思います。

そしてラストでは、エリオット少年はETとずっといたいという思いを秘めながらも「ここに残る」と別れを告げました。それは、ここに残ってお母さんを守るという気持ちと、子どもに別れを告げたお父さんの気持ち、その両方の気持ちをエリオット少年が感じいった瞬間だったと思います。そして、映画は、母船が地球を離れ夜空の彼方に消えてゆくその様をエリオット少年が見守っている表情のアップで終わるのです。

まさにエリオット少年が純粋さを持ったまま成長した瞬間を皆で見守り映画は終わるのです。

そして、スピルバーグ監督の少年期が、まさにエリオット少年のようだったようです。

お父さんとお母さんが離婚されて、その寂しさを乗り越えてスピルバーグ少年は映画監督になったわけです。

そして、その自分が映画「E.T」の中でもちゃんと登場します。

「私も彼(ET)の友達だ。私は10歳の頃から彼を待っていた。彼を助けたい」と語った、純粋な子ども心を持ったまま大人になった科学者キーズ(KEYS 鍵を持つ男)として。

まさに、文字通り、この映画の「鍵を持つ男」だったわけです。

そして、心肺停止して亡くなったはずのETがなぜ生き返ったのか?映画の中では詳しく語られていません。

考察を調べてみても、母船に乗って助けに来た仲間の宇宙人が遠隔でエネルギーを送って生き返らせたという意見や(小説にはそのように書かれているようです)、エリオット少年とETが同期してるので、そのお母さんから自分の存在を恐れられたショックからなどいろんな考察がありましたが、映画をそのまま見る分には、そう想像するのは少し無理がある気がしました。

映画では、心肺停止したETと二人きりになれた時、エリオット少年は死亡したETにこう伝えるんです。「君のことは一生忘れない。 毎日思い出す。 ET  君が好きだ」すると、なんとETの胸がオレンジに光だして復活したのです。

だから、僕としては、ETに告げたエリオット少年のこの言葉がETを復活させたと映画を見たままに捉えたいのです。

そう思っていい根拠として、お母さんがエリオット少年の妹ガーティに「ピーター・パン」の絵本を読み聞かせているシーンがあるんです。それをETがそっと身を隠して聞いている場面。映画の中で、お母さんが読み聞かせしている「ピーター・パン」に出てくる妖精のティンカーベルを宇宙人に置き換えると見事に映画「E.T.」が紐解けます。

妖精のティンカーベルは、人間のような体をもっているわけではなく、人間の信じる心や、ピーターとの絆によってその存在が保たれているのです。

そのため、信じる心、純粋な思いを失ったりすると、ティンカーベルの命の灯が途端に弱くなってしまうのです。

実際、劇や映画では「妖精を信じて!」と観客に呼びかけ、拍手や声援によってティンカーベルが復活するシーンは有名です。

だから、エリオット少年のこの言葉がETを復活させたと思ってもいいわけです。

「君のことは一生忘れない。 毎日思い出す。 ET  君が好きだ」

ETがなぜいきなり体が白くなるような事態から心肺停止に追い込まれたのか?

それは山の上で風邪をひいて高熱を出したエリオット少年と同期してしまっていることもきっかけにはなっているのかもしれませんが、疑いの心がティンカーベルの命の灯りを弱らせたように、ETを捕まえて、人体実験しようとしている政府機関の人たちのネガティブな意識が無数に忍び寄ってきたことが要因としては、大きいのではないかと。

そんな中に、母船と繋がり、ETを救出しにきてくれる仲間の思いを受け取ることができて、そこにエリオット少年の思いが加わり、ETは復活できたように僕には感じました。

信じる心 純粋な思い それが、奇跡を起こす。命を活かす。 僕ら地球人が復活するために

いま、改めて問われてるのだと思います

あなたの子ども心はどうしたら復活しますか?と。それが、映画「E.T.」が投げかけてくれる問い(プレゼン)だと思います。

そんな問いを持ちながら10月10日金曜ロードショーでみんなでET見ましょうか。

ひすいこたろうでした。Play with LOVE

▲▲▲アリガ島▲▲▲

追伸

そんな感じで物語の面白さに今更ながら目覚めた僕ですが、「雨の日も、人生は、だいじょう部」とその次の新作も2作連続で物語です。

虎の男の物語。ぜひ読んでほしいな。

本日、全国書店で発売になりました。この扉の先の物語。


Facbook乃一 智代美さん投稿記事

心を価値判断も反応もせずにただ静かに俯瞰(ふかん→高いところから見下ろす)できるまでになると起こってくる現象も俯瞰するようになります

出来事に反応する思考や感情に翻弄されることなく常に心の静寂を保てる様になります

心の静寂が徐々に安定してくるとその静かで平和な波動に相応した出来事が訪れる様になります

昨今では量子力学など様々な研究の発展によってエネルギーと周波数波動の状態が物質世界に映し出されていることが分かってきています

身体は忙しく活動していても心は静かに穏やかに保つことで平和な愛に満ちた世界が現れてくる心は意識状態の鏡ですから意識状態が変わったことを映し出してくれますよ

コズミックホリステック医療・現代靈氣

吾であり宇宙である☆和して同せず  競争でなく共生を☆

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