変わらぬは良きか悪しきか万年草

https://ameblo.jp/yujyaku/entry-12496077774.html 【変わらぬは良きか悪しきか万年草】より

■ 変わらぬは良きか悪しきか万年草 ( かわらぬは よきかあしきか まんねんぐさ )

近くを流れる疏水の岸辺に、黄色の花が張り付くように咲いている所がある。その花の名前が「万年草(まんねんぐさ)」だということは数年前に知った。

この花は五弁花で、近くで見ると、きらきらと光る星のようでもあり、以前には以下の句を詠んだ。「万年草」は夏の季語。

 綺羅綺羅の地上の星よ万年草   (原句一部修正)

中七の「地上の星」は、中島みゆきの曲「地上の星」から拝借した。本日の掲句の方は、その花の姿よりも名前の「万年」に触発されて詠んだ句。

「万年」という言葉は、「1万年」「非常に長い年月」を意味するが、他に、名詞について「いつまでも変わらず、その状態にある」という意を表す。「万年平社員(課長)」、「万年青年(少年)」、「万年補欠」など。

そこから、ちょっと飛躍して、上五、中七の問いかけの言葉が出てきたのだが、変わらないことの良し悪し、本当のところどうなんだろう。

若い間は、変わることこそ良しと思って、いろいろなことに取り組んできたのだが、年をとるにしたがって、だんだんと変わらないことの方が良いと思うようになってきた。

ただ、否が応でも周囲が変わっていくので、それに適応すべく対応していくことも必要。意固地に孤塁を守るだけでは生きていけない。まことに悩ましいことではある。

万年草は、ベンケイソウ科マンネングサ属の多年草で北半球、東アフリカが原産地。花期は5月から6月頃。名前は、茎・葉が多肉で枯れないこと、地下茎から次々と新芽を出すことなどに由来すると言われている。

余談だが、「鶴は千年、亀は万年」という諺がある。長寿や縁起を祝う時の言葉だが、実際の寿命は、鶴がタンチョウヅルで20年~30年、亀はゾウガメで100年~200年だそうだ。

それが何故、千年、万年となったのか。少し調べて見たが定説はないようだ。ただ、鶴は鳥類の中でも寿命が長いこと、亀は昔人の寿命よりもかなり長いことから、長寿の象徴として上記の諺ができた、という説明は比較的納得できる。

「万年草」はあまり馴染みがないせいか、詠まれた句はほとんどないので参考句は割愛する。


Facebook芳村思風 感性論哲学投稿記事  芳村思風一語一会 vol.5814

問いを持って生きろ、答えに縛られるな

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理性の時代は、いかに早く、いかに効率よく、いかにカンタンに答えを出すかが求められてきた。これからの時代は、たいせつなことは問いを持つこと。答えを持つことはたいせつだが、

もっとたいせつなことは、自分の答えに縛られないこと。自分の答えに縛られると、違った答えは間違いだと判断して、相手の間違った考え方を、自分と同じ正しい考え方に変えようとしてしまう。学生の間は、先生から正解のある問題が与えられるが、社会人となってからは、問題は与えられるものではなく、自分で気づくもの。

そして正解のない問題や正解がひとつではないこともたくさんある。

答えを持ちながらも「これでいいのか」と問い続けること。答えよりも命の中から湧き上がってくる問いを持つことがたいせつ。問いを持つことは、答えを持つことよりも価値がある。

哲学の世界では「真の進歩は、先人が解けなかった問題を解決することによって実現するのではなく、今まで誰も疑問を感じなかった事柄に対して疑問を持つことによってなされる」と言われている。

新しい問いの発見、今まで誰も疑問に感じなかったことに対して疑問を持つこと、これほど素晴らしいことはない。ところが、そんなことをすると「あいつはおかしい」と言われてしまう。会社でも奇想天外な「そんな馬鹿な」というようなことを言う人間をもっと見直すこと。

とんでもないことを言う人間は、とんでもない独創のきっかけを提案しているのかもしれない。大事なことは、「いかに問うか」「何を問うか」。どんな問いを持つかによって出てくる答えは変わるから。

         *

行き詰ったときは、その状況を打開する答えを探すのではなく、問いを変えてみること。

問いを変えることで新しい道が開けることがある。「どのように売れるか」ではなく

「どうしたら買いたくなるか」と視点を変えてみること。

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いかに問うか、何を問うか、問い方がその人間の人間性や能力をあらわしています。

いかに問うか、何を問うかがその人間の能力なのです。        *

新しい問いの発見が進歩をつくり出していく。答えではない。問い続けること。問い方を変えてみること。答えを持ちながらも答えに縛られないことがたいせつ。答えを持ったらそこで終わり。問いを持ったらそこから始まる。

問いを持って生きるか答えに縛られて生きるか。※「ほんとうの自分が見える55の問い」より文芸社 2025年1月発売  やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・


Facebook思わず涙する感動秘話さん投稿喜j

金なんかなくたって、心が豊かで、誰にも迷惑をかけずに、好きなことをやっていけたら、これが一番幸せな人生なんだろうな。

俺は若いころから好きなこととなると無我夢中になった。だって、嫌いなことを無理してやったって仕方がないだろう。人間「得手に帆あげて」生きるのが一番良いからね。

ただし、俺が好きなことばかりやってこれたのも、会社でも家庭でもいいパートナーがいたからなんだ。ー本田宗一郎ー


コズミックホリステック医療・現代靈氣

吾であり宇宙である☆和して同せず  競争でなく共生を☆

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