信じ込みからの解放・パターン崩し

Facebook山地 弘純さん投稿記事

「されたから、やり返す」これは、人間が長い歴史の中でつくり上げてきたパターンであり自動反応です。 それを戒め、「されたけど、やり返さない」というような「パターン崩し」を自覚的に行っていくことこそ仏道の修行となるのです。

『仏道に学ぶ《パターン崩し実践集》10選』― カルマの連鎖を終わらせる日々の智慧 ―

1. 【されたから、やり返す癖】を崩す

実践:一呼吸おき、意識して「されても、やり返さない」と心の中で繰り返す。

→ 無意識の反応ではなく、意識的な選択として行動する力が育まれる。

2. 【正しさで相手を打ち負かす癖】を崩す

実践:「正しい」よりも「理解したい」という気持ちで聴く。→ 正しさは孤立を生み、理解は関係を育む。

3. 【無意識に否定から始める癖】を崩す

実践:「なるほど、そういう考え方もあるんだね」と一度受け取る。→ 否定の鎧を脱ぎ、共感の通路を開く。

4. 【不安から他人をコントロールしようとする癖】を崩す

実践:相手を変える代わりに、自分の恐れを見つめる。→ 煩悩の根(恐れ)を抜く第一歩。

5. 【すぐに他人のせいにする癖】を崩す

実践:出来事に対して「私はどう感じたか?」と主語を自分にする。→ 「あの人のせい」ではなく「私はどう傷ついたか」を見つめることで、責任転嫁の連鎖を断つ。

6. 【すぐカッとなる癖】を崩す

実践:怒りが湧いたとき、まず深呼吸してその場を離れる/紙に書いて静かに燃やす/大自然の中で叫ぶ。→ 怒りをそのままぶつけるのではなく、エネルギーを「変容」させる習慣を育てる。

7.【頑張ってしまう(我を張ってしまう)癖】を崩す

実践:「助けてほしい」と素直に一言伝えてみる。頼る。→ 弱さを見せることは、人とつながる力になる。そこに思いやりが生まれる。

8. 【他人からどう思われているかで行動を選択する癖】を崩す

実践:「私は本当はどうしたい?」と一度、自分の内側に問いかけてみる。→ 他人の目に生きるのではなく、内なる声と一致することが、仏道の“自由”である。

9. 【感情を押し殺す癖】を崩す

実践:「今の気持ちを、ジャッジせずに10秒だけ感じる」。→ 感じきることで、癒しの力が働く。

10. 【どうせ私は変われないという思い込み】を崩す

実践:「今日は、たった1つだけ違う選択をしてみよう」。→ 小さな1歩が、深い業の流れを変える。

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

さ~みなさん、カルマの支配から脱却し、負の連鎖を終わらせましょう。

仏教の立場からすると、『過去世』とは実体のある事実ではなく、思い込みや自己妄想の延長であり、時に責任逃れや迷信の温床にもなるものであるとします。

だってそうでしょう。

あなたは一年前の記憶でさえ、脚色が入っているではありませんか。

過去世もトラウマも、固着した「記憶の物語」です。

それを“真実”としてではなく“方便(仮の導き)”として見直せば、解放の道が開けるでしょう。


https://chanto.jp.net/articles/-/158625?display=b 【認知行動療法でストレスケア<4>いつもの行動を「パターン崩し」すると楽になる!】より

川西雅子

やらなきゃいけないことはいっぱいあるのに、何もする気になれず、ソファでゴロゴロ。 その結果、「自分は何てダメなんだろう」と感じて、もっと気分が沈んでしまう…こんな経験、誰しもあるのではないでしょうか? 認知行動療法では、このような気分と行動の関係に着目し、そのパターンを変えていくことも重要です。 実際にはどのように進めるといいのか、臨床心理士の中島美鈴先生に教えていただきました。

中島 美鈴先生 臨床心理士。1978年、福岡県生まれ。広島大学大学院教育学研究科修了後、独立行政法人国立病院機構肥前精神医療センター勤務、東京大学大学院総合文化研究科助教、福岡大学人文学部研究員などを経て、現在は九州大学大学院人間環境学府博士後期課程在籍。集団認知行動療法の臨床・研究に力を注ぐ。『くよくよ悩んでいるあなたにおくる幸せのストーリー 重~い気分を軽くする認知行動療法の34のテクニック』『セルフ・コンパッションのやさしい実践ワークブック』(星和書店)など、著書・翻訳書多数。

「パターン崩し」で価値観を変えていく

「行動目標が高すぎたり、やることの量が多すぎると、それに圧倒されて身動きがとれなくなります。

たとえば、〝夕食のおかずは2、3品必要〟と考えている女性の場合。

親世代は当たり前のようにやっていた行動かもしれませんが、働くママにとっては、はっきりいって負担です。

だったら、おかずを1品に減らしてみる。あるいは、2、3品のおかずのうち1つを冷凍食品にしたり、スーパーで買ったお惣菜にする。

そうやって、自分が当然のこととしてやっている行動パターンを、あえて崩してみるんです。

そうするといつもの行動でなくてもいいんだということが、現実にわかってきます」(中島先生)

これが、中島先生が勧める「パターン崩し」の考えかたです。 〝おかずが2、3品ないといけない〟というのは、旧世代の親から引き継がれた行動、価値観ですが、現実にそぐわないことを、いつまでもやる必要はありません。 現実には、おかず1、2品であっても、冷凍食品であっても、家族が喜んでご飯を食べればそれでいい。 実行に移して、何の問題もないとわかれば、無理のない行動パターンを続けていけばいいのです。

子どもの行動も、ハードルを下げればイライラしない

「自分に高いハードルを課すママは、子どもにも高い目標を設定しがちです。

習い事や勉強の成果に対して、「こうあるべき」という理想があって、それに追いついていないと口出ししたくなるんですよね。

でも、学童期までの子どもに、いきなり高い成果を求めても、ほとんどは達成できません。

子どもひとりひとりの水準にあわせて、そこから一歩ずつ積み上げていけばいいと思うんです。

その要求水準や進めかたを見直すことも、パターン崩しとして効果的です」(中島先生)

実現可能な行動にひとつずつチャレンジし、目標とする行動に近づいていく方法を、認知行動療法では「スモールステップ」といいます。  たとえば、夏休みの課題で絵を描かなくてはいけないとき。動物の絵ひとつ描くのでも、動物の形をなぞるだけで精一杯の子もいれば、毛の描きかたに集中して、背景に気がまわらない子もいます。 その子なりにがんばっていることを理解し、いまのレベルに一回下りてあげることが、まずは必要です。そこから「今度は毛を描こうか」「背景を描いてみようか」などと、スモールステップで積み上げていきます。

家族で外食するときなども、基本の考えかたは同じ。 「走り回っちゃダメ!」「ちゃんとしてなさい!」ときびしく注意しても、子どもはじっとしていられません。でも、料理が出てくるまでのあいだに何をしていればよいか、先に考えて準備をしておくと、うまくいきます。 たとえば、家を出る前に、「あなたの好きなマンガをもっていこう。注文して、食事が出てくるまで、それ見て楽しもうね」と、段取りを組んでおく。禁止事項を押しつけるのではなく、子ども自身が望むこと、好きなことを代わりにとり入れることで、望ましい行動を自然ととるようになります。 これも、認知行動療法の基本テクニックのひとつです。

夫に対しても、いつもの行動パターンを変える

認知行動療法の〝パターン崩し〟は、夫との関係改善にも有効なのだそう。

「女性に多いのは、不満をためてためて、それをわかってほしくて、不機嫌になるパターンですよね。

夫からすると、〝妻が何か不機嫌で、無視される。何だろう?〟という感じです。

『何か機嫌悪いね。どうしたの?』なんて聞こうものなら、『それは胸に手をあてて考えて』といわれるし…。

女性としては、わかって当然と思っての行動ですが、多くの男性は本当にわかっていません。

自分が何を望んでいるか、はっきり口にするように、行動を変えてみましょう」(中島先生)

このとき大切なのが、ふわっとした要求ではなく、具体的な要求を伝えること。「もっとやさしくしてほしい」「私の気持ちを考えて」といった要求では、相手がますます困惑します。 それよりは、「19時までには帰ってきてほしい」「子どもをお風呂に入れること、寝かしつけることはやってほしい」といった具体的な要求のほうが、確実に行動に移せるはず。

記念日の過ごしかたなども同じです。「誕生日を覚えていて〝おめでとう〟といって、花を買ってきてほしい」と、具体的に伝えるのがポイントです。 「そこまでしなきゃダメ?」と思うかもしれませんが、相手が期待どおりの行動をしないときに、腹をたてるのは自分。気分よく過ごすためには、やはり具体的に伝えることが大切です。

そのためには、自分の要求が何であるのか、具体的に気づく必要があります。 「自分が望んでいることは?」「どうされたら嬉しい?」といった視点で、自分の気持ちや考えをモニタリングする習慣をつけましょう。 それができるだけでも、夫婦間のイライラの何割かは、確実に改善できます。


コズミックホリステック医療・現代靈氣

吾であり宇宙である☆和して同せず  競争でなく共生を☆

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