龍穴

facebook大覚院 真観さん投稿記事

(四)太陽の道(レイ・ライン)と風水術

 風水術では地球、つまり、地表についても観察し、人間が不安感や不快感を感じる土地はどのような形をしているのか、よい出来事が続けて起きるのはどんな土地か、災害や事件はどのような土地で続けて起きるかなども調査し、広大な大地や山河を持つ大陸で多くのデータを蓄積し、発展してきました。

 例えば、人体には氣のエネルギーが循環する経絡、経脈、孫脈というラインがあって、経穴というツボで繋がっているように、大宇宙や銀河、太陽系、地球には渦巻のエネルギーが、そして地球表面の国土には「龍脈」というエネルギーラインと、「龍穴」という接続点があり、そこに「風(ふう)」という氣と水が流れていると考えます。

 これを日本列島に当てはめると、北米大陸に連なる北海道東部から道北、道西、道南に流れる龍脈、道西から富士山に流れる龍脈、富士湾から西日本に流れる龍脈があるということですが、龍脈の詳細は個々の風水師や陰陽師の直観によって知るしかないということです。

 ところで、北緯三十四度三十二分には伊勢の斎宮址や淡路島の伊勢の森、伊勢久留麻神社、長谷寺、三輪山、桧原神社、国津神社、箸墓、二上山などが並び、倭迹迹日百襲姫(ヤマトトトヒモモソヒメ)命、倭姫命といった女性祭祀者と、太陽神の祭祀が浮かんできますが、これが日本の「太陽の道(レイ・ライン)」とよばれるものです。

 以前、NHKで番組が放映されたこともあって一時ブームとなり、どうやって測量したのかが議論を呼び、UFO説まで出回る次第でした。

 しかし、この程度のことは風水術を使えば何でもないことで、遥かに離れた四か所の山頂を直線でつないでクロスさせ、そのクロスポイントを明堂の中心とする「天心十字法」と、龍穴を見つけ出す「尋龍点穴」を用いれば容易に完成させられるのです


https://on-the-trip.net/indices/8917?locale=ja 【04 神聖な龍穴の上に建つ 奥宮】より

奥宮の社殿の下には、「龍穴(りゅうけつ)」があることをご存知でしょうか。龍穴とは、大地が気を発している穴のことで、奥宮の社殿はその穴の真上に建てられています。

龍穴は神聖なもので人目に触れてはいけないものとされているため、社殿を建て替える時にもその穴を覆い隠しながら工事を行います。龍穴そのものが、御神体のような役割を果たしているのです。見ることは決して叶いませんが、奥宮をお参りし、神秘的な空気を感じてみましょう。

次に、社殿の左側を見てください。船型の石組みがあるのが見えるでしょうか。この石組みの中には、「黄色い船」が安置されています。神武天皇の母だった玉依姫(たまよりひめ)がその昔、黄色い船に乗ってこの地にやってきたと伝えられており、古い文献には「黄い船」で「黄船」と記されていました。

そのようないわれから、船型の石組みは「船玉神」(ふなだまのかみ)として、航海の安全を司る力があると考えられていました。船乗りたちは石組みの間にある小石をお守りとして持ち帰り、航海が終わった時には、無事に戻ってこれたことを感謝し、小石を石組みに戻しました。

平安時代の頃より縁結びや航海安全など、それぞれに願いを持った人がご利益にあやかりたいと貴船神社を訪れるようになりました。当時の人々にとっても、貴船神社はパワースポットのような存在であったのかもしれません。


https://www.butuzou-world.com/column/miyazawa/20240116-2/ 【第368回 室生寺の龍神信仰と龍穴神社】より

”そのずっと先に龍穴があって、室生寺境内にいながら参拝できるという--”

音楽家で神仏研究家の宮澤やすみが、仏像とその周辺をブツブツ語る連載エッセイ。

こんにちは。この連載にもよく出ている仏像好きアナウンサー・久保沙里菜さんの結婚式に参列してきた宮澤やすみです。東京・増上寺で阿弥陀如来を前にしての仏前結婚式でした。さすが我が仏友。おめでとう。

そんな中、今年は辰年。

つまり龍の年ということで、前回は長谷寺の龍王を紹介しました。

長谷寺の次は、やはり室生寺もはずせませんね。

紅葉まっさかりの室生寺。2012年撮影

しかも、室生寺こそ龍とかかわりの深いお寺であります。

室生寺夜のライトアップ。石段のジグザグの光は龍をイメージしたもの

室生寺からさらに1kmくらい山道をいくとあるのが、室生龍穴神社。

この室生の地には、龍穴に棲むという龍神の伝説があり、天候を左右する神として崇敬されました。

その龍神がいるという龍穴も残っており、室生龍穴神社の奥宮として参拝できます。

室生龍穴神社の境内

ぼくも一度、テレビ番組のロケで行かせてもらい(下記リンク)実際に見ました。

深い山を清流の音を聞きながら進むと、急な崖が見え、岩肌に思ったより大きな洞窟が口を開いていました。

そこにしめ縄が掛けられていて(どうやってかけたんだろう)、たしかに暗く深い穴から何か出てきそうな、神秘的な感じがしました。

深い谷の反対側から龍穴がみえる

室生はそうした龍穴信仰がベースにあって、のちに開創された室生寺は室生龍穴神社の神宮寺といった意味合いもあるそうです。

じつは、室生寺境内、金堂の右側に龍穴遥拝の拝殿があるのをご存知でしょうか。

仏像好きだと金堂でテンション上がり、左側の五重塔へ進んでしまいますが、ここで一歩立ち止まって、反対側に視線をやることをお勧めします。

かわいらしい軍荼利明王石仏と、小さな天神社。天神社の脇にある「天神杉」はあまりにも巨大で畏怖の念を抱く

拝殿の近くに石仏の軍荼利明王もあって、その先にとても小さな天神社もあります。

そのずっと先に龍穴があって、室生寺境内にいながら参拝できるというわけなんですね。

それでは聴いてください。

ザ・ブッツで「いけるとこまで(As You Can)」。




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