「和」の精神~共存共栄で自然と同化する~

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すべてのものが 精一杯 生きているのだ 蟻も蜜蜂も 精一杯 働いているのだ

それが生命を 与えられたものの真の姿だ  坂村真民


Facebook竹元 久了 さん投稿記事

🔵「和」の精神~共存共栄で自然と同化する~

🌺日本の自然の中で「和」の精神は発達した

 「和」の精神は、日本列島に移住した人々を融合させ、日本民族を形成した原動力でした。この世界にもユニークな精神は、日本の自然の中で発達したものと言えるでしょう。

 日本の気候は、温暖・湿潤なモンスーン型です。日本列島は四季の変化に富み、雨量が多く、照葉樹林を中心とする森林に覆われています。海・山の食糧が豊かで、猛獣が少なく、大変生活しやすい自然環境です。こうした風土が長年のうちに人々に影響し、「和」を好む性格が形成されたと考えられます。

 この性格は、人間だけではなく、日本の動物にも見られる特徴です。例えば、日本蜜蜂の群れの中に西欧蜜蜂の一群を放すと、日本蜜蜂は平気で西欧蜜蜂と一緒に同じ蜜を集めて、共存共栄します。しかし、西欧蜜蜂の一群の中に日本蜜蜂の一群を入れると、西欧蜜蜂は襲いかかって日本蜜蜂を全滅させてしまいます。日本の風土は温暖・湿潤で花が多く、蜜を集める対象が豊かです。したがって、蜜蜂は新来者とも共存共栄ができます。ヨーロッパの場合は花が少ないので、共存していたら、蜜が足りなくなって冬が越せなくなってしまいます。同時に、熊蜂など天敵がひじょうに多いので、用心が要り、攻撃的です。日本では天敵が少なく、受容的です。こうした風土の違いが、日本の蜜蜂の性格を温和にしているのでしょう。

 日本文化に深い理解を示したアンドレ・マルローは、「日本以外の美術は必ず何らかの形で闘争が表れているが、日本美術だけは闘争を表していない」と指摘しています。マルローの研究家・竹本忠雄氏は、この違いを「大陸的~コンチネンタル」と「非大陸的~ノンコンチネンタル」の違いと表現しています。竹本氏は「日本だけがノンコンチネンタルなのです。コンチネンタルなものの考え方の特徴は、ものを対立的にとらえることです。それは西洋に限らず日本以外の国はほとんどそうである。一方、日本人は対立よりは和合をという国民性なのです」と言っています。(1)

 「非大陸的~ノンコンチネンタル」とは、海洋的ということです。日本民族の性格への自然の影響では、海洋の存在が見逃せません。日本は、四方を海に囲まれた島国であり、太平洋、日本海、東シナ海などに全体を包まれています。このことが、日本列島のユーラシア大陸とは異なる自然環境となっています。陸地が固定的であるのに対し、海は、常に躍動して変化に富んでいます。船に乗るとわかるように、海では波が休むことなく上下動し、潮流が刻々と変化して流動しています。また、海は生命発生の場所であり、海には生命のエネルギーがみなぎっているのです。特に日本列島付近では、暖流と寒流がぶつかりあい、豊かな漁場が生み出されています。ユーラシア大陸から日本列島に移住してきた諸民族は、こうした海洋の影響を受け、大陸型の性格から、海洋型の明るく、陽気で、平和的な性格に変化していったと考えられます。

 このように、日本の自然は人間の性格に影響を与え、独自の民族性を育んできました。日本精神の特徴は、「和」の精神と言われるように、共存共栄・大調和の精神です。この精神は、今日の地球で求められているものです。地球は、人類にとってかけがえのない星であり、地球という限られた環境で様々な人種・民族・国民が、一緒に暮らしていくためには、戦争や対立ではなく、共存共栄していかなければなりません。私たち日本人は、世界にもユニークな精神的特徴を発揮し、世界の平和と発展に貢献したいものです。


Facebookくまかわ 久美子さん投稿記事🐝🍯蜂蜜が出来るまで🍯🐝

ミツバチは花から、プロボスシスと呼ばれる特別に進化した舌を通して蜜を集めます。

蜜を巣に集めるまで、蜂は蜂蜜の胃と呼ばれる特別な器官に保存します。

蜂蜜の胃の中の酵素は、蜜をよりシンプルな砂糖に分解し始めます。

巣箱に戻ると、養蜂ミツバチは集めた蜜を若い巣に居るミツバチに渡す。

蜜蜂は巣に居る蜂から別の蜂に口から口へと渡されます - この過程で砂糖をさらに分解し、蜜の水分含量を減らし始めます。

蜜蜂はその後、六角形の保存場所に預けられます。

蜜の水分含有量をさらに減らすために、ミツバチは羽のファンで蒸発させます。

水分含有率が20%以下になると、蜂蜜が出来上がる「完熟」。

蜂蜜が完成したら、蜂はワックスキャッピングで蜂蜜六角形保存庫を封印します。

蜂蜜は今無期限保存されています!

コズミックホリステック医療・現代靈氣

吾であり宇宙である☆和して同せず  競争でなく共生を☆

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