https://ameblo.jp/totorova/entry-12802248111.html 【五七五でリハビリ中】より
俳句の本をいろいろ買ってみたりしてます。と言っても古本屋で集めたものばかり
入門本みたいなのはなかなか見つけられず よく分からないなりによく分からない本を買ってます?(笑)
この春なぜか発作的に俳句をやろうと思い立ち「NHK俳句」という番組をちゃんと見るようになり面白いなぁ 奥が深いなぁ などと思いながら 番組に誰でも投句出来るらしいので
それっ と勢いで投句してみたら なんということでしょう 奇跡の入選という ビギナーズラックを起こしたワタクシ
いやはや 本当に自分の俳句が いや 俳句と言えるのか分からないものがバーン!!と
活字になってテレビに大写しとなり 選者の村上先生から 句の背景など予想していただき
しかも三席に入るという快挙にほぇ~~~・・・と呆けた顔で早朝の放送を眺めておりました。こんなことってあるんですねぇ・・・
番組を見て下さったという奇特な皆さま 本当にありがとうございました
その一句とは 同期五人喪服で覗く蝌蚪の群 というものでした
蝌蚪(かと)というのはオタマジャクシのことでその回の兼題でございました。
数年前に亡くなった同期生とそのお別れ会に集まった同期たちのことを思い出して詠みました。
村上先生からは映画の一場面のような映像性豊かな句だと評していただきました。
喪服も蝌蚪も黒で 喪服は死の象徴 蝌蚪は生の象徴という対比も良かったと。
MCのアンタッチャブル柴田さんはアングルが上空から見下ろしてるような視点の句だ
と言って下さいました。ほぇ~~~・・・(二回目)夢のような時間でした・・・
今になって考えると視点の高さとか 映像的だというのは 長年、脚本を書いていたからかもなぁ・・・なんて思ったりもしますがそれにしても怖いものなしの素人だからこそあまり悩まずに詠めたのかもなぁとも思います。
で すっかり気を良くし(笑) NHK俳句のテキストの最新号を買って勉強しよ~と思い購入。5月号には3月に放送した兼題の入選句と放送はされないけど佳作に入選したものが載ってました。ちょうどワタクシが番組を見始めたのが2月ぐらいでリニューアル前。
堀本裕樹先生の回で「庭」というテーマで投句を募集していたのですがん?テーマ?兼題とは違うの?と戸惑いました。
兼題って季語が出るんだけど(た、たぶんね)庭って季語じゃなさそうだよねぇと思っていたら春の季語を使って・・・と。
「春の季語」を自分で選んで「庭」というテーマの俳句を作るのか!ム、ムズいと思ったけど
なんせ怖いものなしですからね 春の季語・・・とか検索して(笑)なんか作って送ってみるか、と。
その句を・・・テキスト5月号の佳作コーナーで 発見おーっ!!!
あったんですよ 載ってましたよ マジですよ・・・
蝌蚪のお題より前で もう本当に 生まれて初めて五七五でなんか書いたってぐらいの感じでしたけど(笑)まさかの佳作をいただきました
佳作の連絡は来ないので テキスト買わないと気づかないのね
その句は チュン吉と書きし巣箱を見つめおり というものです
巣箱ってのが春の季語で。てか、まずね 見つめおりじゃなくて 見つめをり って書くべきなんだよね多分。旧かな?歴史的仮名遣い?にすべきらしいということすら最近知ったという(笑)なのでがっつりど素人丸出しですが間違いというわけでもないのか載せていただけました・・・
これは子供の頃の実話で。父に巣箱を作ってもらいマジックでワタクシが「チュン吉のおうち」と書き庭の木の上に置いてもらったんです。
勝手にチュン吉と名前を指定し(笑)スズメでも何でもいいからここをお家にして住んでほしい
いや住むに違いないと信じ切って小鳥を待ちわびていたのですが どういう訳か一向に鳥さんは来てくれないという不人気物件でしてなんで?なんで?と毎日その空の巣箱を見つめていた
という苦い思い出の一句。思わぬところであの悲しみが報われました(笑)
ところでなんでチュン吉?命名の理由は全然覚えてないんだけどこれはもしかしてど根性ガエルのピョン吉の影響か?(笑)時代・・・
さてそんなこんなでNHK俳句のおかげで俳句にすっかり夢中となりましたがもっと専門的な俳句雑誌とか色々あるんですね。
でもチラッと見てなんか・・・ハードル高そうで・・・こういうのを買うのは俳人と呼ばれる方々なのでは?と思い、手が出ません。
なので相変わらずプレバトを見てNHK俳句を見るだけのテレビ専門 俳句一年生です
俳句というのは とにかく座の文学で句会でみんなで切磋琢磨するのが基本。
家で一人でやっていてもいいのか悪いのか自分では分からないし読む力もつかないし上手くならないそういうものらしい。なるほどなぁと思うんだけどでもね・・・素人すぎて気後れするというのも正直な気持ちだしそれに個人的に今絶賛引きこもり中なんですよね(笑)
あ、外出は普通にしてますよ。そういう意味の引きこもりじゃなくてね なんだろう
ちょっと今 みんなで・・・という感じじゃない。うん 何かを取り戻し中。
俳句に興味を持ったのも 自分一人で 自分だけの世界を追求してみたいという 気持ちがあったと思う。
ハマり中のタロットリーディング動画でもさんざん出てくる「自分軸」というやつね
それをちょっと確認しないとダメだなって。見失ってたと思うんですよねぇ・・・
外からの声に反応する、対応する、対処する。それはまぁ当たり前のこと。
だけどずっとそれを最優先でやってると苦しくなってきてしまう。
いや それならまだマシで 苦しくなってきてることに 気づけなくなってくる。
バランスよく 自分軸を明確に持ちながら いろいろ出来ればいいわけですがポンコツだから
気づかないうちにバランス崩しだんだん何が何やら。
本当はそういう中に身を置きながら自分軸を取り戻せばよくて てかまぁそれが大人なのだろう。
ところがそれだと呼吸が浅くなってはぁはぁしてくる人間もいるんです。
そうなってからん?呼吸ってこんなに大変だっけ?と気づく。
そんな自分を認めずいいから頑張れとどんどん行けと思ったこともあったんですが ん~
ムリかなと。
一生引きこもってる場合じゃないけど ちょっと一旦一人で自分軸を確認しないとこれ持たないぞと。
外からの声を聞くのは大事だけど中からの声が聞こえないっていうのはどうなんだ?
自分の声だけ後回し自分のことだけはないがしろにしてもいいっていうのはおかしいんじゃないか?自分に対して冷たくないか?人の言うこと聞いてないよね~っていう馬耳東風的な人っていますよね。あれが憧れ。皮肉じゃなくてそういう人って何にも聞いてないわけじゃなくて
自然と取捨選択してるんだと思う。
自分軸で判断して瞬時に聞くかどうか決めてるみたいな。
本能的に。それが出来ずにとにかく全部、全力で聞いてしまうとそれだけで容量いっぱい
いつのまにかスペースがなくなり考えるのが追い付かなくなり義務を遂行する人となり
自分軸の置き場すらなくなってる。気づいたときには疑問や反論を口にする力も残ってない。
そもそも自分の声が聞こえなくなってる。そうなると一旦、耳を塞ぐしかなくなる。
無音の中で自分軸のありかを探す。いい歳して何言ってんだと思われる方もいるかもしれませんが まぁ 自分ぐらいは自分の本音を聞いてあげないと と思えてきた今日この頃。
誰がどうしたってことじゃなく自分の問題だからこそ。それが俳句と直結してるってわけでもないけれど一人で考えてる時間は 集中できて 何となくリハビリ的な感覚は あるかもしれない。
俳句の上達を目指すなら いつかは句会デビューなんかも 考えなきゃかもしれませんが
今はとにかく 一人で兼題と向き合う時間が 必要かなと思うんです。
右も左も分からないなりに。村上先生も仰ってますが俳句って自分の為に詠むものなんですよね。自分の為・・・というのがなんか新鮮。何も求められず何もジャッジされず自分だけで、自分の為に。
うん 引きこもり中というよりは自分おもてなし中?(笑)
ま 入選と佳作一回ずつで この先ずっと俳句を続けるかどうかなんて 全然分かんないですけどね あっという間に行き詰まる可能性も 結構ある気もしますけど 今のところは
他の余計な事考えなくていいし
おっと? 現実逃避?うーん でもいいや とにかく やってみたいからやってみてるだけ~!どうせやるなら楽しまないと。 誰にも迷惑かけないしね
リニューアル後のNHK俳句の第一週目の選者はプレバトでお馴染みの夏井いつき先生。
この回は他の先生の回と違い「凡人からの脱出」がテーマ。
みんなが発想するようなワード、詠み方。凡人ピラミッドなるボードに容赦なく並べられる凡人句たち これ、なかなかキツイですが 勉強になるんですよね。
凡人句として晒されたくない人は 夏井先生の回には投句しないで、と 先生ご本人からご注意がありました(笑)
でも もし晒されたら恥ずかしいけど ジャッジされちゃう訳だけど ど素人なので勉強のため 夏井回にも投句してます
でも凡人にすらなれず「こどもの日」という兼題、難しいお題だったなぁ
子供がいないからかなぁ 凡人句に圧倒的に多かった
「動物園」というワード。
そうか~世のお父さんお母さんはみんなこどもの日に子供を動物園に連れてってあげるんだなぁと類想類句の多さに逆に感慨を覚えました
俳句の道は険しいけれどこの番組、見るの面白いですよ。
ほんと、堅苦しくもないし 自分で作らなくても 楽しいからおススメ!
つまんないバラエティー番組増えたけど NHK俳句面白いよ~(笑)
ドラマじゃないけどおススメ番組です
あ、この番組の前に「NHK短歌」というのもやっててこっちも面白い!
MCはヒコロヒーと尾崎世界観だしね。すごく若い人に向けてますよね。って
ワタクシ若くないけど でもやっぱりポップな番組の方が楽しい
短歌もいいよなぁ注意NHKの回し者ではございません(笑)
でドラマはと言いますと今期、個人的にハズレ絶望でございます・・・。
一話は観ましたよ、結構いろいろ。でも二話からは・・・別に観なくていっか・・・
っていうのが多い。寂しいですね楽しみな連ドラが殆どない3か月って。
暗黒ですよ暗黒ネガティブ←大げさ
そんな中ですが実は一つ楽しみな連ドラ、あります。ありがたや・・・暗黒からの救世主昇天←大げさ
それは『だが、情熱はある』でございます
南海キャンディーズ山ちゃんとオードリー若林の売れずに燻っていた苦い青春物語・・・という感じかな。
実話だというリアリティーと二人を演じる役者の力で素晴らしい仕上がりになってると思う。
役者と言っても山ちゃん役が森本慎太郎若林役が高橋海人どちらもバリバリのアイドルなんですが凄いんですよ その本人っぷりが
森本慎太郎はもう山ちゃんにしか見えないし顔が似ても似つかない高橋海人はどうやってるの?と思うほど喋り方と声が若林そのもの。
醸しだすオーラも(笑)単なる物まねではなく本人の核の部分をよく捉えてて素晴らしいんですよ。
しずちゃん役の富田望生と春日役の戸塚純貴も最高音譜 山ちゃんはお笑いに必死過ぎて
相方を理不尽に追い込み キレられて解散したり 若林はすぐ仕事を辞める父親の元
拗らせたまま大人になり 浮世離れした春日に売れない苛立ちをぶつけたり
痛々しい毎日。何をやってもウケない オーディションにも受からない そんな毎日が積み重なっていく。腐って腐って 何にもなれなくて 惨めで惨めで・・・
だけど やめなかったんだよねぇ。そして今、二人がどうなってるかみんな知ってる。
一握りのとても稀有な成功者。ハッキリと「売れた」。
だけど目も当てられない日々の果てにそうなったんだねぇ。
よくある下積み時代のよくあるお話なのかもしれないでもこのドラマは何だか目が離せないんです。
面白いから売れた?なんかそういうことでもないのかも。面白いだけでは売れないのかも。
山ちゃんと若林の中に澱のように沈み渦巻いていたもの。綺麗とは言えないもの。
でも純粋ではあるかもしれないもの。
もしかしたらそれを情熱と言うのかもしれない。『だが、情熱はある』素敵なタイトルじゃない?今期ドラマ一押しはこれでございます
あとはコタローちゃんかな 少ないなぁ・・・もうこんな時は腹立つからワーストドラマでも決めつけて ボロクソ言ったろかなぁ・・・いや
そういうことはよしましょう 大体 ボロクソ言うために毎週 つまんないドラマを観るほど暇じゃない。俳句のお勉強がありますので(笑)
勉強って何でも年取れば取るほどしたくなるんですよね・・・
若いときはまっ・・・たくしたくなかったけど。しなきゃダメと言われると断固、したくないね。しなくてもよくなるとしたくなるね。うまくいかないね
実はここんとこちょっと体調崩してしまって・・・咳が・・・コロナはいよいよ明けた感じですがワタクシ的には やったー!とマスクをかなぐり捨てて 街へ飛び出していくという状態には今のところなれてません 残念。
でもどこも賑わってるよねぇ。妙に暑い日、寒い日、ありますので皆さまもくれぐれも体調に気を付けてお過ごしくださいませ~
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