中秋の名月

https://note.com/konowamichiko/n/n00b3efd81143  【中秋の名月】より

今日は魚座満月。中秋の名月でもあります。

月を眺めて、お団子を食べる。今の日本ではそんなイメージが浸透している中秋の名月。

もともとは中国の風習。日本へは、平安時代に伝わったとされる。

平安時代の貴族たちは、中秋の名月に月を眺めて和歌を詠む「観月の宴」を開いて楽しんだそうです  私自身、今の季節が1年を通して最も月が美しい時期だと感じています。

月は季節にかかわらずいつでも見られるのに、なぜ昔から秋の月は美しいといわれるのか。

それは、秋の空気と月の適度な高さが関係しているという。秋の空気は、水分量が春や夏に比べて少なく乾燥している。

そのため、澄んだ空気が月をくっきりと夜空に映し出されます。

また、月は冬に近づくほど空の高い位置を通り、夏は低い位置を通る。

春は地上の埃などで月本来の明るさが霞んでしまう。そのため、空気の水分量、大気の状況や月の高さなど、月が最も美しく見える条件が揃う秋こそ、月見にふさわしいといわれてきたのですね。

中秋の名月は、現在では9月から10月となるので、この時期、風が心地よく虫の声が聞こえはじめる頃。

今年、2022年の中秋の名月は9月10日の土曜日となり、秋分の日(9月23日)の13日前。

秋というよりはまだ残暑を強く感じる時かもしれないですね。

中秋の名月、皆さんはどのように過ごされますか?過ごし方

日々忙しく過ごしがちだと、月を見上げる余裕はないかもしれないですよね。

祝日でもない中秋の名月の日は、普段と変わりなく1日を過ごしてしまいがちだけど、

今年の中秋の名月はせっかくの土曜日なので、ゆっくりとお月見の準備をして、

季節の移ろいを感じてみるのはいかがでしょうか?

昼間にお買い物に行ったら、月見団子がいっぱい棚に並んでいました。

そして、朝お散歩で出会った人は花をつけたいたどりをお月見に飾ります。と、山から取って来られていました。豊かな人だなぁと思いましたよ。花とお団子を飾ってお月見を楽しみます。とおっしゃってました。素敵な女性ですよね。私は昔から煌びやかに飾り立ててる女性より、こんな女性のをすてきだなぁ、見習いたいなぁと思ってます。

お月見のお供え物といえば、いの一番に思い浮かべるのが多い「月見団子」。

供え物をするのは中秋の名月とともに、平安時代に中国から伝わった風習といわれている。

中国では伝統菓子である月餅を供える風習があるが、日本では芋類や豆類を供え、今では形を変え今の月見団子になったそうだ。

その昔、農民たちは月の満ち欠けで時の流れを計り、季節の変化を感じ取って農作業をしていた。そんな農民たちにとって、秋は作物の収穫期。月が満ちた姿を模した丸い団子は、豊作への祈りや感謝はもちろん、物事の結実や幸福の象徴ともされ、供えた後の団子を食べることで健康と幸福を得られると考えられていたのですね。

月がよく見える場所に台を置き、十五夜にちなみ15個の団子を大皿にうず高く盛るのが昔ながらの伝統的な供え方。

山のような形に団子を積むのは、一番上の団子が霊界に通じると信じられていたからともいわれているそうですよ。団子があってもなくても、通じてるんですけどね。

他にも、秋の果物の代表格でもある、ブドウ。中秋の名月のイメージはあまりないかもしれないが、収穫祈願を込めて農作物として、ブドウを供えることもある。

理由は、ブドウなどのツル植物は月と人との結びつきを強める縁起のよい食べ物だとされているからなんですね。

団子と並んで中秋の名月のお供え物の定番は、ススキ。ススキは日本全国に広く分布しており身近な植物。

ススキをお月見に飾るのには、身近だからというだけではなく歴とした理由がある。

古来日本では、背の高い稲穂は神様が降り立つ「依り代(よりしろ)」だと信じられてきて。

そのため神様へのお供え物として米や稲穂をよく用いた。中秋の名月の時期はまだ穂が実る前である。

それで、形が似ているススキを稲穂の代わりに供えたことが風習の起源だといわれています。

またススキには邪気を払う力があると考えられており、中秋の名月のススキには、災いなどから収穫物を守り、次の年の豊作を願うという意味も込められています。

今は年から年中、トマトやきゅうりが食べれる。輸入もされていて食料に困ることはないけど、昔は台風が来たり災害があると、すぐに食の問題と繋がる。それで苦労してきた先人もたくさんいらっしゃったのだと思います。

だからこそ、こういった風習がいまだに続いているのでしょうね。

ススキをよりしろに、そして災いや収穫物の種を守り、また、次の年の方策を願う。

日本人の国民性がすごくあわられているところだと思います。

地域によっては、その1年を災いなく過ごすことができるように、お供えしたススキを捨てずに庭や水田に立てたり軒先に吊ったりする風習があるそうです。

月が美しい夜に、月の神「月読命(つくよみのみこと)」にお参りに行く中秋の名月は、月を単に美しいものとして観賞するだけではなく、神として祀る側面があることは、ススキを依り代として飾ることからもわかる。

十五夜の定番、ススキは神を宿す

月の神は、「月読命(つくよみのみこと)」として日本神話にも度々登場するほど古くからその存在が信じられ、祀られている神社もいくつか存在する。中秋の名月の日を、月を祀る神社で過ごすというのもまたいいかもしれないですね。

素敵な夜をお過ごしください


https://kishimojin.net/archives/7514 【観月の宴】より

今日は「十五夜」。

本来、十五夜は満月のことなので年に12回または13回めぐってきます。

特に旧暦の8月は1年の中で最も空が澄みわたり月が明るく美しいとされていたため、平安時代から観月の宴が開催され、江戸時代から収穫祭として広く親しまれるようになり、十五夜といえば旧暦の8月15日をさすようになりました。

また、十五夜のほかにも十三夜(2015年は10月25日)、十日夜(とおかんや=2015年は11月21日)を楽しむ風習があります。

十三夜は十五夜に次いで美しい月だと言われているため、十五夜または十三夜のどちらか一方しか観ないことを「片見月」と呼び、縁起が悪いこととしていました。

また、十三夜にはこの時期に収穫された栗や枝豆を供えることから「栗名月」「豆名月」とも呼ばれています。

十日夜とは旧暦10月10日に行われる収穫祭です。

その内容は地方によって様々ですが、稲の刈り取りが終わって田の神様が山に帰る日とされているため、稲の収穫を祝ってお餅をついて食べたりします。

また、「かかしあげ」といって田んぼを見守ってくれたかかしにお供えものをし、かかしにお月見をさせてあげる地方もあります。

先祖・先人が護ってきた行事を思い起こし、今風に合ったお月見を実施してはいかがですか?。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

コズミックホリステック医療・現代靈氣

吾であり宇宙である☆和して同せず  競争でなく共生を☆

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