作家しりこだま(しりこ)@shiriko1971
昨日の話の続きという訳じゃないけど、30年前の自分に心から伝えたい。……右足から歩き出せばいいのか、左足から歩き出せばいいのか、それすら分からなくなり、ただ立ち尽くした日もあった。息をするのが必死な日もあった。あんなに儚くて悲しい毎日だったのに、君は生きてくれてた。ありがとうね。
一指李承憲@ILCHIjp
人生に意味はありません。ここでの「ない」とは、「ある」「ない」という状態を表す「ない」ではなく「絶対的な無」の世界です。本当の無に気づけば、本当の宇宙の生命力を受け入れることができます。自分が完全に消えた時に、始まりも終わりもなく独りで存在する宇宙の大生命力が私たちに迫ってきます
ケン ウィルバー
この現在という瞬間、それをじっと見つめていると、実際に時間というものはない。現在の瞬間というのは、時間のない瞬間である。そして時間のない瞬間というのは、永遠である。(p.269)
FacebookTakahisa Taniguchiさん投稿記事
他人の事をとやかく言うのがクセになってしまっている人がいる。
人の欠点を責めれるほど、自分は完ぺきな人なのか。
人の至らなさを責めれるほど、自分はなにかを成した人なのか。
なぜ自分だけが批評する側で、自分も批評される側になるとは考えないんだろう。
過ぎた人生に答えを探すのがクセになってしまっている人がいる。
現在の自分に満足できず、「育った環境のせいだ」など、過去に目をそらす。
過去が今に影響を与えるのは事実だけど、本当に変わりたいなら過去のせいは口にしない方がいい。
その行く先は「やり直せもしない過去の事を考えて、更にムダな時間を積み重ねた」という悪循環。
世の中には絶対に変えられないものが2つある。
「過去」と「他人」。
反対に、変えられるものも2つある。
「今」と「自分」。
であれば、どちらに時間とエネルギーを使えば、充実した人生を送れるかは目に見えてる。
これに人生のできるだけ早い段階で気づき、実践できるかどうか。
矢印は常に自分に向ける。
過去・現在・未来で「現在」に使う割合が増えるほど、自己肯定感は上がり心は健全になるそう。
「過去」は戻れないのでもどかしく、「未来」ははかり知れないのでもどかしい。
それが「過去」と「未来」の本質。
精神科の医者が"Here and Now"と呼ぶ原則がある。
「今すぐにすべきことにだけ集中しなさい」というもの。
過去がどうであれ、これからは「最高の今」を積み上げていく。そう心に決める。
「最高の今」はやがて「最高の過去」となり、それ以前の過去を上書きしてくれ、
「最高の今」を積み上げることでのみ、「最高の未来」に辿り着ける。それが「今」の本質。
世の中には絶対に変えられないものが2つある。「過去」と「他人」。
反対に、変えられるものも2つある。「今」と「自分」。
起きてほしくないことも自分が引き付けたことを受け入れ、学ぶ勇気を取り戻すとき 夕焼けは「今日の終わり」以上に「明日の希望」の色を濃くするのかもしれませんね。そうすると「すべてに感謝の安心立命」の境地に近づけるのかもしれません☆
昨日アップした靈氣のアファメーションの言葉と連動しました。
和多志はハイヤーセルフの導きによって、変えられるものを変える勇氣を、変えられないものを受け入れる寛容さを、そしてこれらを見分けられる叡智を身に着けています。これによって和多志は、どんどん自己を変革し、進化させつつあります。
五島高資さん ( 金鶏山)からシェアさせていただきました。
雨上がり山を走れる夕焼かな 高資
夕焼けて金鶏山より無量光 高資
山並に日を入れて沸く夕焼かな 高資
和多志は調和・バランスが好きです。二極一元だから。人の間(愛だ)と書く人間だから。
ユニークに生きようとした時 ささやかなレジスタントを繰り返し ニヒリズムに陥り 生きることも死ぬこともできない迷路に嵌り込んでしまいました。
吾であり宇宙である自覚に辿り着き すべては自分が選びとっていることに氣づきました。
五島高資さん ( 金鶏山)からシェアさせていただいた記事の事例と言えそうな記事です
Facebook井上 祐宏さん投稿記事
脳が損傷した子供が奇跡の改善!その衝撃の理由とは?「我が子の病気から学んだ人生の教訓」
http://ameblo.jp/housyasenhibaku/entry-12278328994.html より
魂の封印を解く男 井上祐宏です\(^o^)/
今日は感動と衝撃が爆裂する素晴らしい映像をお贈りします。
何度かこのブログでご紹介したことがあると思いますが、未見の方は是非ご高覧を!
★「我が子の病気から学んだ人生の教訓」
この映像を見た時、
私が専務理事を務めるエジソン・アインシュタインスクール協会が親御さんたちにお伝えしようとしていることを、これほど素晴らしい形で伝えている映像があるとは!!!
と衝撃を受けました。
この映像は、セミナーでいつも親御さんたちにお見せしています。
「人がどうしたら変わることができるのか?」その真髄が、この夫婦の生きざまにすべて示されている…そう言ったら言い過ぎでしょうか?
確かめてみてください。
下記リンクより約六分間の映像がご覧になれます。
Roberto D'Angelo + Francesca Fedeli: In our baby's illness, a life lesson
ロベルト・ダンジェロ+ フランチェスカ・フェデリ: 我が子の病気から学んだ人生の教訓
ロベルト・ダンジェロとフランチェスカ・フェデリは、自分たちの間に生まれた男の子マリオは健康であると思っていました。しかし、生後10日でマリオに周産期脳卒中が見つかりました。左半身の自由が利かないマリオを前に、二人は厳しい疑問に取り組み始めました。マリオは“正常”になるのだろうか?充実した人生を送れるのか?不安に直面した親が、いかにしてその状況を転換させていったか。胸を打つ話です。
Double-click the English transcript below to play the video.00:13
Francescaフランチェスカ Fedeliフェデリ: Ciaoチャオ. チャオ 00:15
So he's Marioマリオ. He's our son息子.
私たちの息子 マリオです 00:18
He was bornうまれた two and a halfハーフ years年 ago前,
生まれて2年半が経ちます 00:21
and I had a prettyかなり toughタフ pregnancy妊娠
トラブルの多い妊娠で 00:25
because I had to stay滞在 still in a bedベッド for, like, eight8 months数ヶ月.
8ヶ月ほど絶対安静が必要でしたが 00:29
But in the end終わり everything seemed見えた to be under下 controlコントロール.
終盤には落ち着いたかのように見えました 00:32
So he got the right weight重量 at birth誕生.
息子は適正な体重で生まれ 00:35
He got the right ApgarApgar index索引.
アプガー指数も正常だったので 00:37
So we were prettyかなり reassured安心して by this.
私たちは安心していました 00:40
But at the end終わり, 10 days日々 later後で after he was bornうまれた,
しかし 生まれて10日が過ぎ 00:47
we discovered発見された that he had a strokeストローク.
息子に脳卒中が見つかりました 00:49
As you mightかもしれない know,
ご存じかと思いますが 00:51
a strokeストローク is a brain脳 injury損傷.
脳卒中とは脳の損傷です 00:54
A perinatal周産期 strokeストローク could be something
周産期脳卒中とは 00:56
that can happen起こる during中 the nine9人 months数ヶ月 of pregnancy妊娠
妊娠期間の9ヶ月の間か生後まもなく 01:00
or just suddenly突然 after the birth誕生,
発症するもののことです 01:03
and in his case場合, as you can see,
息子の場合 ご覧のとおり 01:06
the right part部 of his brain脳 has gone行った.
脳の右側が欠けています 01:10
So the effect効果 that this strokeストローク could have on Mario'sマリオの body体
脳卒中の影響により 01:15
could be the fact事実 that he couldn'tできなかった be ableできる to controlコントロール
マリオは左半身の自由が利かない 可能性がありました 01:19
the left side側 of his body体.
マリオは左半身の自由が利かない可能性がありました 01:21
Just imagine想像する, if you have a computerコンピューター and a printerプリンタ
コンピュータとプリンタに例えるなら 01:25
and you want to transmit送信する, to input入力 to print印刷する out a document資料,
印刷するために文書を送信しても 01:29
but the printerプリンタ doesn't have the right drivesドライブ,
プリンタに適切なドライバが 入っていない状態です 01:33
so the same同じ is for Marioマリオ.
それがマリオの身に起きたことです 01:36
It's just like, he would like to move動く his left side側
左半身を動かしたくても 01:39
of his body体, but he's not ableできる to transmit送信する the right input入力
彼はその情報を正しく送信し 01:43
to move動く his left arm腕 and left leg脚.
左の手足を動かすことが出来ません 01:48
So life had to change変化する.
生活は一変しました 01:50
We needed必要な to change変化する our scheduleスケジュール.
計画は変更を余儀なくされました 01:52
We needed必要な to change変化する the impact影響 that this birth誕生 had
子供の誕生が 私たちの人生に 01:58
on our life.
もらたす意味も変わりました 02:00
Robertoロベルト D'Angeloダンジェロ: As you mayかもしれない imagine想像する,
ご想像のとおり 02:02
unfortunately残念ながら, we were not ready準備完了.
私たちには 受け入れ難いことでした 02:05
Nobody誰も taught教えた us how to deal対処 with suchそのような kinds種類 of disabilities障害,
こうした障害との取り組み方を教わったことはありませんでした 02:09
and as manyたくさんの questions質問 as possible可能 started開始した
数えきれないほどの疑問が 02:11
to come to our minds心.
頭に浮かんできました 02:13
And that has been really a toughタフ time.
本当に辛い経験でした 02:16
Questions質問, some basics基本, like, you know,
疑問は 例えば簡単なものなら 02:18
why did this happen起こる to us?
「何故 これが私たちの身に?」 02:20
And what went行った wrong違う?
「何がいけなかったのか?」 02:22
Some more toughタフ, like, really,
より厳しいものなら 02:25
what will be the impact影響 on Mario'sマリオの life?
「マリオの人生への影響は?」 02:27
I mean, at the end終わり, will he be ableできる to work?
「彼は働けるのだろうか?」 02:28
Will he be ableできる to be normal正常?
「障害は治るのか?」 02:30
And, you know, as a parent親, especially特に for the first time,
そして 初めて親になった者として 02:33
why is he not going to be better than us?
「この子が親より優れた人間になれないのは何故か?」 02:37
And this, indeed確かに, really is toughタフ to say,
これは言うのも辛い事ですが 02:40
but a few少数 months数ヶ月 later後で, we realized実現した that
数ヶ月が経ち 自分たちが 02:43
we were really feeling感じ like a failure失敗.
失敗をしたように感じていると気づきました 02:46
I mean, the only realリアル product製品 of our life,
唯一 将来に残すものが 02:49
at the end終わり, was a failure失敗.
失敗に終わったのです 02:51
And you know, it was not a failure失敗 for ourselves自分自身 in itself自体,
それも この失敗は私たち夫婦にというより 02:57
but it was a failure失敗 that will impact影響 his full満員 life.
息子の人生に大きく響く失敗だったのです 03:02
Honestly正直, we went行った down.
正直 落ち込みました 03:03
I mean we went行った really down, but at the end終わり,
本当に落ち込みましたがやがて 03:07
we started開始した to look at him,
息子の顔を見て 03:09
and we said, we have to react反応する.
何かしなくちゃと思いました 03:11
So immediatelyすぐに, as Francescaフランチェスカ said, we changedかわった our life.
妻が言ったように私たちはすぐ生活を変えました 03:14
We started開始した physiotherapy理学療法, we started開始した the rehabilitationリハビリ,
理学療法やリハビリを始め 03:17
and one of the pathsパス that we were following以下
リハビリの一環として 03:19
in terms条項 of rehabilitationリハビリ is the mirror鏡 neuronsニューロン pilotパイロット.
ミラーニューロンの考えを取り入れてみました 03:22
Basically基本的に, we spent過ごした months数ヶ月 doing this with Marioマリオ.
息子と共に 何ヶ月もこんなことをやりました 03:26
You have an objectオブジェクト, and we showed示した him
物を持って 息子に見せ 03:29
how to grabつかむ the objectオブジェクト.
物を掴むことを教えます 03:31
Now, the theory理論 of mirror鏡 neuronsニューロン simply単に says言う
ミラーニューロンの理論によると 03:34
that in your brains頭脳, exactly正確に now, as you watch me doing this,
今 私の動きを見ている皆さんの脳では 03:38
you are activating活性化する exactly正確に the same同じ neuronsニューロン
ご自身がこの動きをしている時と同じニューロンが働いています 03:40
as if you do the actions行動.
ご自身がこの動きをしている時と同じニューロンが働いています 03:44
It looks外見 like this is the leading先導 edgeエッジ in terms条項 of rehabilitationリハビリ.
リハビリの分野で最先端の方法だそうです 03:48
But one day we found見つけた that Marioマリオ
しかし ある日息子が見ているのは 03:51
was not looking at our handハンド.
私たちの手ではなく 03:55
He was looking at us.
私たちの全てだと気づきました 03:57
We were his mirror鏡.
親の全てが彼にとってのミラーなんだと 04:00
And the problem問題, as you mightかもしれない feel,
だとするとお察しの通り 04:02
is that we were down, we were depressed落ち込んだ,
私たちが落ち込んでいてはまずいのです 04:04
we were looking at him as a problem問題,
息子を息子としてではなく 04:06
not as a son息子, not from a positiveポジティブ perspective視点.
「問題」と捉え前向きになれないようではいけない 04:11
And that day really changedかわった our perspective視点.
その日を境に考え方が変わりました 04:14
We realized実現した that we had to become〜になる
私たちは息子のために 04:18
a better mirror鏡 for Marioマリオ.
良いミラーにならなくてはならない 04:20
We restarted再開 from our strengths強み,
私たちは自分たちの強みと 04:22
and at the same同じ time we restarted再開 from his strengths強み.
息子の強みを活用すべく再出発しました 04:26
We stopped停止 looking at him as a problem問題,
もう息子を問題扱いするのは止めて 04:29
and we started開始した to look at him as an opportunity機会 to improve改善する.
成長の機会と見ることにしました 04:33
And really, this was the change変化する,
このことは本当に転機となりました 04:36
and from our side側, we said,
私たちは こう言うようになりました 04:39
"What are our strengths強み that we really can bring持参する to Marioマリオ?"
「マリオに受け継がせたい私たちの強みは何だろう?」 04:42
And we started開始した from our passions情熱.
自分達の好きなことから始めてみました 04:43
I mean, at the end終わり, my wife妻 and myself私自身
妻と私は相違点がかなりありますが 04:45
are quiteかなり different異なる,
妻と私は相違点がかなりありますが 04:46
but we have manyたくさんの things in common一般.
共通点も多いのです 04:49
We love to travel旅行, we love music音楽,
旅行や音楽が大好きで 04:51
we love to be in places場所 like this,
このような場も大好きです 04:53
and we started開始した to bring持参する Marioマリオ with us
私たちはマリオを連れて 04:55
just to showショー to him the bestベスト things that we can showショー to him.
私たちが見せられる最高のものを見せてやることにしました 04:59
This shortショート videoビデオ is from last week週間.
こちらは先週の様子です 05:05
I am not saying言って --
だからと言って― 05:06
(Applause拍手) —
(拍手) 05:08
I am not saying言って it's a miracle奇跡. That's not the messageメッセージ,
奇跡などと言うつもりはありません 05:11
because we are just at the beginning始まり of the pathパス.
まだ始まったばかりですから 05:13
But we want to shareシェア what was the keyキー learning学習,
しかし私たちはマリオのおかげで 05:17
the keyキー learning学習 that Marioマリオ drove運転した to us,
重要なことを学びましたそれは― 05:19
and it is to consider検討する what you have as a gift贈り物
自らが授かったものを見つめ直すこと 05:22
and not only what you missミス,
授からなかったものばかりに目を向けるのではなく 05:26
and to consider検討する what you missミス just as an opportunity機会.
授からなかったことをチャンスと捉えること 05:30
And this is the messageメッセージ that we want to shareシェア with you.
これが皆さんにお伝えしたいことです 05:33
This is why we are here.
そのために今日ここへ来ました 05:37
Marioマリオ!
マリオ! 05:39
And this is why --
そして これが― 05:40
(Applause拍手) —
(拍手) 05:45
And this is why
そして これが― 05:50
we decided決定しました to shareシェア the bestベスト mirror鏡 in the world世界 with him.
世界一のミラーを息子に見せようと思った理由です 05:56
And we thank you so much, all of you.
皆さん どうもありがとうございます 05:59
FFFF: Thank you.
RDRD: Thank you. Byeさようなら.
ありがとうございます
さようなら
06:01
(Applause拍手)
(拍手)
06:05
FFFF: Thank you. (Applause拍手)
ありがとうございます(拍手)
Translated by Emi Kamiya
Reviewed by Shohei Tanaka
この映像の内容と繋がるのが、今日も引き続きご紹介する、4月に出版された
「発達障害は家庭で改善できる」(鈴木昭平・小沢隆著)に掲載された対談です。
今日は最終回です。
★武道教育とエジソン・アインシュタインメソッドとの出会い 5
特別対談(2016年11月17日収録)
● 子どもより親のカウンセリングのほうが先
小沢 私たちは、子どもを預かるのが専門ですが、多くの事例を扱っているうちに、
子どもと向き合うだけでなく、まず両親のカウンセリングの重要性を感じていました。
それをやろうと思っていた矢先、EES協会の話を聞きました。
お母さんに対する啓蒙 と子どもへの対応を同時にやる必要があるという、鈴木さんの協会の考え方に関心をもったのです。
鈴木 そうでしたか。
小沢 先日見学させていただいたエジソンのトレーニングセミナーで、「これは素晴らしい!」と感心しました。
大脳生理学的にも、母親にスポットを当てていることがとてもいいです。
家庭生活の大半はお母さんの影響が強いし、とくに幼年期は発達過程にある脳のニュー ロンが柔らかい時期です。
そこでお母さんからいい影響を受けると、改善率がかなり高くなるのではないかと感じました。
鈴木 ありがとうございます。
● ある「噓つき少年」 の正体 小沢
ある生徒の例ですが、「親にいい大学に入れ、いい大学に入れってプレッシャーを掛けられて、自分は家庭内暴力になったんだ」と主張するのです。
でも、お父さん、お母さんに聞くと
「そんなこと一言も言ったことありません。あの子は警察に捕まると、必ず親のことをそう言うんです」と説明します。
私はそれでピーンときました。
あるときお母さんと話していたら、
「あ、わかりました。 私たちの無意識にある欲求に息子は応えようとしていたんですね」
と……。
鈴木 お母さんも気づいた。
小沢 ええ、よく気がついていただきました。
そこまで待たないといけなかった。
そこに お母さんが気づいて劇的に関係性が変わったというケースもあるんです。
鈴木 大事なところですね。そういう敏感なお子さんこそ、実は天才性をもっています。
それを伸ばしてくれる人に出会えるかどうかなんです。
小さいときって五感が優れている。
だから見たもの聞いたもの全部を吸収してしまいます。
さきほどの「噓つき少年」の例のように、言ったことだけじゃなくて、思っていることまで全部受け止めて影響を受けているのです。
このプロセスが、脳科学のミラーニュー ロンという理論で最近解明されつつあります。
小沢 子どものころ、親から学んだことがまた自分の子育てに連鎖していくわけです。
虐待を引き継いでしまうという因果をどこで断ち切るのかは、まずお母さんからでしょうね。
鈴木 いちばん脳の基本がつくられる幼児期に過ごすのは家庭ですから……。
● 「お母さんが大事」 で一致する
小沢 家庭内暴力で、親が子どもに脚で踏みつけられたり、顔をスリッパでなぐられたり、
親の尊厳もむしり取られるような経験をすると、口には出さないけれど、ちらっと「わが子が死んでくれればいい」という思いがよぎるんです。
でも、親ですから、そんなことを思ってしまった自分を責め罪悪感を感じてしまう。
そんな場合、私は「お母さん、自分はベストを尽くしたと思ってください」と伝えます。
すると、自責の念から解放されて、多くの方は涙されます。
鈴木 私たちは、お母さんが大事という点で完全に一致するようですね。
小沢先生がやっ てこられたやり方に我々のメソッドを加えたら、もっと可能性が出てくると思います。
多くの子どもたちにプラスになるよう協力してやっていきたいですね。
今日はありがとうございました。
小沢 私たちは、不登校、ひきこもり、家庭内暴力、いじめ、軽度発達障害、精神障害などで悩むご家族と青少年のために、ディヤーナ国際学園を設立しています。
これもお役に 立てると思いますので、ぜひよろしくお願いします。
ありがとうございました。
(終わり)
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