Facebook清水 友邦さん投稿記事
日本は縄文の母系と大陸から渡ってきた父系集団との混血の人々の国です。
数万年かけて複雑に混血を繰り返した結果、今の日本人がいます。
中国や朝鮮半島に住む人々を嫌っている人がいますがどのようにして日本民族が成り立ってきたのか知らないようです。純粋な日本民族も日本人も存在しません。
民族という概念が出てきたのは明治になってからです。
そして国家や国民の概念は時の権力者の都合に合わせて作られたものなので、本当は実体がないのです。
今年の4月に島根県松江市の佐太神社を訪ねました。
佐太神社は、出雲国一の宮の熊野大社につぐ、出雲国二の宮「佐陀大社」です。
祭神の「佐太大神(さたのおおかみ)」は「サルタヒコ(猿田彦)」と同体とされています。
記紀のサルタヒコはニニギが天降りしようとしたときに高天原(天上界)と中つ国(人間界)の境目で道で照らしていた神です。
神道では天上の世界を「高天原」に「根の国」を地下にある祖先の世界、その中間で人間が住む世界を「葦原中津国(とよあしはらなかつくに)」と考えていました。
高天原から天孫降臨した神を天津神(あまつかみ)、天孫降臨以前から日本列島に住んでいた先住民の神を国津神(くにつかみ)と呼んでいます。
サルタヒコは先住の国津神でした。
サルタヒコは白鬚(しらひげ)大明神、塞(さい)の神、岐神(ふなとがみ)と同神とされ、航海安全、長寿、農耕の神として全国の神社で信仰されています。
サダはアイヌ語で『先』『岬』の意味になりルは「足跡」の意、サダルは沖縄語古語大辞典に「先立る」として載っています
日本の古代語のサダルからサルタに変わりサルタヒコになったといわれていわれています。
記紀のサルタヒコはニニギを高千穂峰へと案内した後に、天鈿女命(あめのうずめのみこと)に送られて、「伊勢」に帰り阿邪訶(あざか)今の松阪市のあたりで「比良夫貝(ひらふがい)」に挟まれて海で溺れ亡くなっています。
出雲国の佐太神社の昔の名は「佐太御子社」として記載されています。
「出雲国風土記』に「サタのミコ」は加賀の潜戸(かがのくけど)で生まれたという話があります。
『キサカ姫(枳佐加比売命)がサタのミコを産んだ時、カミムスビの弓矢を失ったので、「わが子ならば失せた弓矢を出してみよ」と言うと、角の弓矢が流れてきたが「これではない」と投げ捨てると、次は金の弓矢が流れてきた。これをとって射通すと矢は岩壁を突き通して加賀浦まで飛んだと言う』
遊覧船で新潜戸を抜けると潜戸の西口から東口を通って的島(的沖田島)まで一直線に貫いて穴が空いているのがわかります。夏至の日は洞窟を光が照らします。
この加賀の潜戸(かがのくけど)の話に出てくる赤貝と弓矢は女性器と男性器を暗示し、洞窟は子宮、そして佐太御子の出産と、性のシンボルに満ちています。
大国主命を治療し蘇生させた赤貝の女神キサガイ姫が母親ですが、しかし、風土記では佐太御子の父が誰なのかは明らかにされていません。
古代の母系は子供を母親の家族が育てたので父親という概念自体がありませんでした。あっても薄かったのかもしれません。
佐太大神の母キサガイヒメの父のカミムスヒが祖父になります。
福岡県行橋市の草場神社の社伝に「猿田彦は天照大神の分神なり、因って豊日別大神を本宮とし、猿田彦を以て別宮と為す」という古記録が出てきます。
日本大国魂大神の神名でニギハヤヒを祀る奈良の大和神社の摂社にサルタヒコを祀る増御子神社があります。
松江の佐太神社は「佐太御子社」なのでサタ大神(サルタヒコ)は出雲の祖神の息子なのです。
金の弓矢を持つのは太陽神です。
天照の称号をもつ太陽神がサルタヒコの父だと考えるのが自然でしょう。
そして古事記では矢の神が大物主とされています。
�サルタヒコの風貌は鼻が大きく身長は12.6mあり、目は八咫鏡のように大きく丸くて紅いホオヅキのようで、口と尻が光っていました。
大陸から渡来した新モンゴロイドよりもサルタヒコは古モンゴロイドの縄文人の風貌をしていたようです。
古モンゴロイドである縄文人が住んでいた日本列島に大陸から渡来した新モンゴロイドと混血して今の日本人となったことがわかっています。
日本人に最も多いB52-DR2という白血球のHLAの型を調べてみると韓国人や中国北部の漢族、ツングース族、モンゴル族などの北方の人々に多いことがわかっています。
次にB44-DR13は朝鮮半島の人々に多く見られます。続いてB46-DR9は揚子江流域、B54-DR4は中国南部に多いのです。
弥生時代以降、様々な場所から日本列島に新モンゴロイドの人々が渡来したことがわかります。
サルタヒコとアマノウズメの結婚は国津神と天津神が結ばれて日本の国ができたことを象徴しています。
中国人、朝鮮人、日本人と切り離して、それぞれ嫌っている人々がいますが、皮膚や髪の色や背の高さ、顔つきなどの違いによって人の優劣はつけられないのです。
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出雲からカタカムナを謡い太極を舞うエネルシアが来ます。エネルシアの先祖は出雲の神主です。出雲には表に現れていない秘められた歴史があります。出雲に口伝で伝わるお話をこっそり岩手でお話したいと思います。
エネルシア(森山佳代子)&清水友邦コラボお話し会
◉日時: 8月28日(日) 13時30分〜17時30分
◉参加費: 3,800円(お茶&お菓子付き)
◉場所: 高松・虚空庵
(盛岡市高松1丁目4-25 清水)
◉問い合わせ・申込先
shimizuprada@gmail.com
https://www.facebook.com/events/1988526441348327/?ref=newsfeed
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日本は縄文の母系と大陸から渡ってきた父系集団との混血の人々の国です。
数万年かけて複雑に混血を繰り返した結果、今の日本人がいます。
中国や朝鮮半島に住む人々を嫌っている人がいますがどのようにして日本民族が成り立ってきたのか知らないようです。純粋な日本民族も日本人も存在しません。
民族という概念が出てきたのは明治になってからです。
そして国家や国民の概念は時の権力者の都合に合わせて作られたものなので、本当は実体がないのです。
今年の4月に島根県松江市の佐太神社を訪ねました。
佐太神社は、出雲国一の宮の熊野大社につぐ、出雲国二の宮「佐陀大社」です。
祭神の「佐太大神(さたのおおかみ)」は「サルタヒコ(猿田彦)」と同体とされています。
記紀のサルタヒコはニニギが天降りしようとしたときに高天原(天上界)と中つ国(人間界)の境目で道で照らしていた神です。
神道では天上の世界を「高天原」に「根の国」を地下にある祖先の世界、その中間で人間が住む世界を「葦原中津国(とよあしはらなかつくに)」と考えていました。
高天原から天孫降臨した神を天津神(あまつかみ)、天孫降臨以前から日本列島に住んでいた先住民の神を国津神(くにつかみ)と呼んでいます。
サルタヒコは先住の国津神でした。
サルタヒコは白鬚(しらひげ)大明神、塞(さい)の神、岐神(ふなとがみ)と同神とされ、航海安全、長寿、農耕の神として全国の神社で信仰されています。
サダはアイヌ語で『先』『岬』の意味になりルは「足跡」の意、サダルは沖縄語古語大辞典に「先立る」として載っています
日本の古代語のサダルからサルタに変わりサルタヒコになったといわれていわれています。
記紀のサルタヒコはニニギを高千穂峰へと案内した後に、天鈿女命(あめのうずめのみこと)に送られて、「伊勢」に帰り阿邪訶(あざか)今の松阪市のあたりで「比良夫貝(ひらふがい)」に挟まれて海で溺れ亡くなっています。
出雲国の佐太神社の昔の名は「佐太御子社」として記載されています。
「出雲国風土記』に「サタのミコ」は加賀の潜戸(かがのくけど)で生まれたという話があります。
『キサカ姫(枳佐加比売命)がサタのミコを産んだ時、カミムスビの弓矢を失ったので、「わが子ならば失せた弓矢を出してみよ」と言うと、角の弓矢が流れてきたが「これではない」と投げ捨てると、次は金の弓矢が流れてきた。これをとって射通すと矢は岩壁を突き通して加賀浦まで飛んだと言う』
遊覧船で新潜戸を抜けると潜戸の西口から東口を通って的島(的沖田島)まで一直線に貫いて穴が空いているのがわかります。夏至の日は洞窟を光が照らします。
この加賀の潜戸(かがのくけど)の話に出てくる赤貝と弓矢は女性器と男性器を暗示し、洞窟は子宮、そして佐太御子の出産と、性のシンボルに満ちています。
大国主命を治療し蘇生させた赤貝の女神キサガイ姫が母親ですが、しかし、風土記では佐太御子の父が誰なのかは明らかにされていません。
古代の母系は子供を母親の家族が育てたので父親という概念自体がありませんでした。あっても薄かったのかもしれません。
佐太大神の母キサガイヒメの父のカミムスヒが祖父になります。
福岡県行橋市の草場神社の社伝に「猿田彦は天照大神の分神なり、因って豊日別大神を本宮とし、猿田彦を以て別宮と為す」という古記録が出てきます。
日本大国魂大神の神名でニギハヤヒを祀る奈良の大和神社の摂社にサルタヒコを祀る増御子神社があります。
松江の佐太神社は「佐太御子社」なのでサタ大神(サルタヒコ)は出雲の祖神の息子なのです。
金の弓矢を持つのは太陽神です。
天照の称号をもつ太陽神がサルタヒコの父だと考えるのが自然でしょう。
そして古事記では矢の神が大物主とされています。
�サルタヒコの風貌は鼻が大きく身長は12.6mあり、目は八咫鏡のように大きく丸くて紅いホオヅキのようで、口と尻が光っていました。
大陸から渡来した新モンゴロイドよりもサルタヒコは古モンゴロイドの縄文人の風貌をしていたようです。
古モンゴロイドである縄文人が住んでいた日本列島に大陸から渡来した新モンゴロイドと混血して今の日本人となったことがわかっています。
日本人に最も多いB52-DR2という白血球のHLAの型を調べてみると韓国人や中国北部の漢族、ツングース族、モンゴル族などの北方の人々に多いことがわかっています。
次にB44-DR13は朝鮮半島の人々に多く見られます。続いてB46-DR9は揚子江流域、B54-DR4は中国南部に多いのです。
弥生時代以降、様々な場所から日本列島に新モンゴロイドの人々が渡来したことがわかります。
サルタヒコとアマノウズメの結婚は国津神と天津神が結ばれて日本の国ができたことを象徴しています。
中国人、朝鮮人、日本人と切り離して、それぞれ嫌っている人々がいますが、皮膚や髪の色や背の高さ、顔つきなどの違いによって人の優劣はつけられないのです。
***************************
出雲からカタカムナを謡い太極を舞うエネルシアが来ます。エネルシアの先祖は出雲の神主です。出雲には表に現れていない秘められた歴史があります。出雲に口伝で伝わるお話をこっそり岩手でお話したいと思います。
エネルシア(森山佳代子)&清水友邦コラボお話し会
◉日時: 8月28日(日) 13時30分〜17時30分
◉参加費: 3,800円(お茶&お菓子付き)
◉場所: 高松・虚空庵
(盛岡市高松1丁目4-25 清水)
◉問い合わせ・申込先
shimizuprada@gmail.com
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https://www.youtube.com/watch?v=wH7PJM7vINk
https://www.youtube.com/watch?v=oF3CxBIHOi0&t=6s
https://www.youtube.com/watch?v=GgvfHUtKv8w&t=1s
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