https://ameblo.jp/manopyon/entry-12211447347.html 【宇都宮 栃木蓮の俳句大会 なぜかシフォンケーキと鰻】より
秋も深まり空気が冷たくなると思いきや、残暑のような暑さが。皆さん体調崩されていないでしょうか。
母は肋骨も手首も指もあっという間に治って無事昨日退院しました。
1か月近く、都心ではなくこのさきたまの地で入院した母には不自由な思いをさせましたが、都心近郊の住宅街ですくすくと育った子どもたちが看護士や医療に従事していて皆可愛くて優しいと言っておりました。孫と重なるのでしょうか。なのに句は尖っていますが(笑)
一方私は俳句大学の五島高資氏からのご縁で宇都宮の蓮池再生委員会の印南洋造氏を紹介されて、第一回栃木蓮の俳句大会の選者として宇都宮大学まで行って参りました。
事前選考会で訪れた宇都宮の生福寺の住職は素敵な方で、この委員会の役員でもあります。
着物を着るために前泊して憧れの松が峰教会へ。
オリオン通りのBAGUSという多国籍レストランへミニステーキも美味しかったです。
泊まったホテル丸治は新しくはありませんが老舗のサービスでゆったりできました。プロの美容師で沢山の美容院を千葉に持つ友人に着付けとヘアをやってもらいました。
そして授賞式後は宇都宮城址の清明館にて地域学の五島高資氏による講義と句会で俳句大学のお仲間にも会えました。
和室続きの素敵な会場でした。
句会を終えてからの懇親会は松が峰教会前の「おしゃらく」教会と同じく大谷石でできている素敵な建物でお料理も美味しかったです。
https://ameblo.jp/manopyon/entry-12208760228.html 【ロックな日常 栃木蓮の花俳句大会】より
皆さん少しご無沙汰してしまいました。
一応、俳句結社「篠(すず)」のブログではありますが、筆者の日常も少し。
私は俳句愛好者としては珍しくhardRock heavy metalの愛好者でもあります。
活字中毒でもある私は文学には興味がありましたが、祖母や母が俳句をやっていなければ俳句と出会わなかったかもしれません。
ただ、言えるのは短詩系でリズムに乗って切り取る事は俳句しかないということです。どうしても掬いあげなければならない言葉があるのです。
で、本題に戻ると、昨年に引き続きラウドパークに行ってきました。
この年齢で二日間もよく行ったなと我ながら感心しつつ、まだ余韻からパワー全開です。なので、母の代行業務もケアも前向きに頑張っています。
人はまず生きること、生き生きと生きることが大切です。そのためには好きなものからパワーをもらう必要がある。それが私の場合、ハードロック、メタルなのです。
何があっても屈しない強い意思は音楽から、柔軟性はバンド活動から得たので、ある意味私の生き方そのものなのです。
俳句は句座を囲む仲間がいますが、点盛りする句会など競う緊張感のある場でもありますね。
その点、同じ音楽の趣味の仲間とは分かち合う、合わせるので心が開放されます。
https://ameblo.jp/manopyon/entry-12207168962.html 【栃木蓮の花俳句大会 俳人協会埼玉県支部大会】より
秋になっても相変わらず暑い日も多いですが皆さん秋を堪能していますか。
これは荷物を取りに行った母のケアマンションからの夕景。
我が家は春の引越し以降、家人の入院、夏の旅、そして母の受賞、その母の入院と落ち着かない日が続きますが、篠178号もやっと発送し終えました。
まず9月末に10月15日に授賞式が行われる栃木蓮の花俳句大会の選考会に選者として宇都宮の生福寺まで行って来ました。
そして10月23日には俳人協会埼玉県支部大会が三郷市で行われます。その会議で大宮へ、
三郷大会は当日の俳人協会以外の方の参加も歓迎です。講演は櫂未知子氏。
日曜日に掃除に行って生き返った赤坂。
からの帰りの朝霞台駅の近くの喫茶店と友人からのお土産「反魂旦」(お菓子)
時は前後しますが、縁あって最近訪れた大塚。学生時代のバンド活動で利用していたオレンジスタジオが閉鎖され寂しい限り。なれど、地元民だった友人がABC食堂や空蝉橋を教えてくれました。
最後に、私は「篠」以外に「ににん」の同人でもあるのですが、秋号の岩淵喜代子氏の水母の連作に感銘を受け、来年企画の記念号の生物の連作を頑張られねばと思いました。
皆さんも思い思いの秋を楽しんでくださいね。
麻薬めく秋の夜空よ摩天楼 麻乃
https://ameblo.jp/kawaokaameba/entry-12535380693.html 【第4回「栃木蓮の俳句大会」に知っている人たちがたくさん入賞されていました。】より
「栃木蓮の俳句大会」というのがあって(正式には「蓮の俳句大会・俳号蕪村誕生の地宇都宮」と言うそうですが)、蕪村がみちのくの芭蕉の足跡をたどっての旅の際、宇都宮に居寓して『歳旦帳(宇都宮歳旦帳)』を編集したりして結構縁の深い所という由縁もあって、宇都宮市も力を入れて運営されている俳句大会のようです。
私は今までこの大会にはそれほどの興味はなかったのですが、大会入賞句などが写真などで、大会の選者をされた方によって投稿されており、拝見させていただいたところ、フェイスブックで知っている方たちが入賞されていましたので興味を持ちました。名前は知っている人のみ記します。
▪️(最優秀賞)朝日射す宇宙の宮に古代蓮 栃木県益子町 中川洋子
▪️(優秀賞)亀の首一斉に伸び蓮の風 東京都板橋区 野島正則
▪️(宇都宮市長賞)車椅子の目線に開く蓮の花
▪️(下野新聞社賞)水玉が蓮の葉っぱでトランポリン
▪️(宇都宮城跡蓮池再生検討委員会賞)
・白蓮や仄かに宿る海の色
・夕映えの水面遍く蓮の影
・膨らみて祈りのすがた蓮の花
・くれなゐの静かな力蓮開く
・風を聴き水音を聴く古代蓮 千葉県富里市 歌代美遥
・風の端手放すやうに蓮ひらく
・そよ風の囲う結界蓮の宮
・枯れはちす星の満ちたる水面かな
・蓮池や何処かに居そう宇宙人
・路面電車蓮の水面を波だたせ
・千年を一睡として大賀蓮(好きな句です)
・白蓮の一花孤高の佇まひ(好きな句です)
・半跏座に蓮開くを待ちゐたる 埼玉県所沢市 山野邊茂
・白蓮や天上へ咲く母へ咲く 栃木県栃木市 渡邉輝夫 辻村麻乃特選
中川さん、野島さん、歌代さん、山野邊さん、渡邉さん、おめでとうございます🎉😄。
(入賞13句)
・古代蓮風の記憶の紅光り
・蓮の葉や蕪村の夢のありどころ 東京都江東区 川崎果連
・鐘の音に崩れてしまひ蓮の花
・晩鐘の響きに和する古代蓮 宮城県気仙沼市 熊谷房子
・白蓮に見入りて無言浄土なる
・千年の蓮の花咲く古戦場
・蓮の実の菓子売る店は蓮の里
・瓶に挿す茎のすつくと蓮蕾
・蓮の実飛ぶ千年の時待たなむと 大阪府寝屋川市 十河トモ子
・暁闇に遊子集ひて蓮見かな
・大なみの被害者に咲く舞妃蓮
・蓮池にカモの親子がたわむれる
・花ずれの音の微かさ太白蓮
川崎さん、熊谷さん、十河さん、おめでとうございます。
※昨年は、歌代さんが優秀賞を受賞されています。
(優秀賞)一弁も錆びもせず蓮散りゆけり 歌代美遙
以上、読みやすいように活字にしました。
0コメント