http://www.nia08.com/pdf/202101haikuproject1.pdf 【世界的なパンデミックの中で一緒になろう!】より
姉妹都市俳句プロジェクト参加作品発表
昨秋、タスカルーサ国際姉妹都市協会の呼びかけで「2020 秋姉妹都市俳句プロジェクト」が実施され、新型コロナウィルスに対する思いを詠んだ俳句を募集しました。日本では 22 人の方から 54 句、タスカルーサでは 28 人の方から 42 句の応募がありました。みなさんの作品を以下に紹介します。
英語の俳句についてはあえて和訳をつけていません。想像力を膨らませて、詠み人の気持ちに思いを巡らせてみてください。順不同です。
習志野市
渡部 一之 花柄の マスクを供に コンサート 罪多き コロナも生き物 天高し
コロナ禍も 猛暑もそうは 続くまい
三代川 玲子 アラバマに 続く秋晴れ コロナ去れ 友好の 絆は消えず 秋の虹
手をとりて 笑む日を願う 天の川
秋山 勝 周り見て グッと抑える 咳クシャミ 羽ばたきも 忘れて久し カゴの鳥
なかよしの 笑顔がみえぬ 立ち話
宮下 晴男 コロナ禍に マスク分け合ふ 世界かな 人混みを さけて散策 夕桜
血の型は 人類共通 今日の月
白雪姫 コロナ禍に 負けるな勝てと 虫の声 コロナ禍の 終息願う 望月夜
小林 良枝 制服と マスクで我が子 見つからず リモートで 世界の友と 温め酒
マスクして いても温顔 変わりなく
風花 紫苑 晩秋や 感染予防 全世界 コロナ禍や 家族団らん 秋の宵
クロたん 不意の客 マスク探して 大慌て
修桜子 マスク下げ 香り吸い込む 金木犀 秋の夜 手酌で乾杯 バーチャル飲み会
いつか見ゆ マスクの内なる 君のほほえみ
煎茶 友との宴 延ばし夜通し 文かわす
佐藤 ポチ はためくよ コロナは知らぬ 鯉のぼり 祭りなし コロナコロナで 夏の果て
立葵 すくっとのびるよ 青空に
沼澤 武志 マスクして 不安が街を 歩いてる テレワーク 一月振りの 顔合わせ
友達と 楽しむ時も ウィズコロナ
小山 由美子 会えないと 会いたい気持ち 募ってく いつかまた 交流夢見て 踏んばろう
離れても 心はいつも すぐそばに
鳥飼 尚輝 コロナ禍に 纏う(まとう)マスクと 半袖と
アマビエの 看板駅の 人集り(ひとだかり) 外出自粛 マスク外して かき氷
渡部 優 ならしのも はるにはきっと たすかるさ ままならぬ、なすがままのママ
あいたいよ げんきなかおが みたいんだ
八回転居 住みやすさ 文芸の街 コロナ圏 コロナきた アジサイの街 すごもりす
四季めぐる アカシア並木 コロナ舞う
真鍋 元禄 暫くは マスク外して 梅の宿 好きだから 少し離れて 聖五月
コロナ禍に あの経験が 敗戦日
伊藤 寛 連日の テレビはコロナ 桔梗咲く コロナ禍と 台風禍来て 楽しまず
ウイルスと 戦う術は マスクかな
こやま とよひと(4 歳) じいじばあば おげんきですか またあそぼうね
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