「量」か「体質」か

Facebook・Mami Noseさん投稿記事·

とても重要な指摘です。

耳を傾けてほしい、、

https://www.news-postseven.com/archives/20210731_1679362.html?DETAIL 【コロナワクチン、日本人の副反応の要因を医師が分析 「量」か「体質」か】より

「2回目の接種後は4人に3人が発熱する。発熱は40℃に達することもある」。新型コロナウイルスのワクチンの副反応を調べている国の研究班がそう注意喚起した。

 モデルナ製を2回接種した自衛隊員およそ1000人のうち、実に75%以上が翌日に37.5℃以上の発熱をし、6割は38℃を超える高熱を出したという。7月21日の厚労省審議会「予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会」で明らかになった。

 その審議会では、まず、ワクチン接種後の死亡例が報告された。2月17日から7月16日まで、ワクチン接種後に死亡が報告された事例は751人。前回の報告を考えると、1週間で約100人のペースで増えていることになる。

 さらに、会議では副反応の深刻さを示す冒頭の自衛隊員のデータについてやり取りが交わされた。発熱の多さについて、委員の1人が、厚労省の研究班代表である順天堂大学医学部の伊藤澄信客員教授に、こう尋ねた。

「モデルナ製は海外のデータでもこんなに年齢関係なく(副反応の発生率が)高かった印象ですか?」

 伊藤教授は困惑しながらこう語った。

「ちょっとびっくりするくらい高いので、海外の治験のデータも含めて、(製造元の)武田薬品の方に再度確認をしようと思っております」

 つまり、日本人は海外に比べて、副反応が多いとデータが示していたことを認めたのだ。

 また2回目の接種を受けた自衛隊員のうち40%を超える419人が、接種3日後まで病休、または仕事にならない状況だったという。伊藤教授は、病休の多さについて胸の内をこう明かした。

「自衛隊員ですので、“頑強なかたで病休が4割”というのはショック」

「(翌々日の病欠者が35人なので)5%くらいの頻度でなると考えると、本当に企業も体調を考えて(職域接種を慎重に)やらないと危ないのではないかと危惧しております」

 そして、伊藤教授はこう続けた。

「実は(発熱が)38℃以上の比率も高くて、最高40℃という人もいます。やはり(発熱が)これほど高い状態で、負担がかかるので、それについての準備をして接種をしていただかないと危ないのではと思います。特に高齢者のかたはあまり自覚症状が出ませんので、自覚症状がないままに無理をされる危険は、相当程度あるのではないかと危惧をしております」

 専門家が「準備をしないと危ない」と警鐘を鳴らすのが、日本のワクチン接種の現実である

「ファクターX」原因説も

 また、審議会では別の重要なことも言及された。委員の1人が、日本人に副反応が多い理由を「(海外の人と)体重の違いもあるのかという意見もあった」と述べたのだ。

 医療ガバナンス研究所理事長の上昌広さんが指摘する。

「問題は日本人と欧米人に同じ量を投与すること。日本人成人の平均体重は男性約70kg、女性約50kgで、アメリカ人は男性約90㎏、女性約75kgですが、ワクチンは体格差を考慮せず、アメリカ人と同じ30μgを接種します。それだと日本人には過剰投与となり、副反応が増える恐れがあります」

 従来のワクチン、たとえばインフルエンザワクチンなどは、体格や体重に関係なく同じ用量を打っても問題ないことから、「同様に新型コロナワクチンも問題ない」と主張する専門家が多く、この問題はほぼ黙殺されてきた。

 だが、ついに国の委員会でも公に問題視する発言が飛び出したのだ。上さんは、今回のワクチンは「これまでとはまったく違う」と強調する。

「ファイザー製とモデルナ製は、遺伝子の設計図を体内に打ち込む『mRNAワクチン』という人類史上初のワクチンです。従来のワクチンとは安全性が異なる可能性があり、投与する量についても慎重な判断が必要なのですが、日本ではまだ充分な検証はなされていません。

 アメリカの治験ではファイザー製ワクチンは10μg、20μg、30μgと量が増えるほど副反応が多くなった。投与量の多さが副反応を引き起こす可能性が示唆されているんです」

 多くの接種者に副反応がみられる以上、厚労省はその原因の可能性がある「ワクチンの過剰投与」を徹底的に調査すべきではないか。

 新潟大学名誉教授の岡田正彦さんも指摘する。

「体格差だけでなく、薬を代謝する酵素などの問題も含めて体質や遺伝子の違いが大きな理由かもしれません。もっといえば人種差がある。今回のワクチンはまだ充分に調べられていないので、もしかしたら日本人にはワクチン量が多い可能性があります」一方で日本人に副反応が多い理由は、「量」が原因ではないと分析することもできる。

 血液内科医の中村幸嗣さんは、「日本人には『免疫的ファクターX』があるのではないか」と指摘する。

「そもそも日本人は欧米人と比べて新型コロナの感染率が低いので、感染を抑えるなんらかの原因『ファクターX』があると指摘されています。『X』にあてはまる候補として、生活様式や自然免疫の強さ、BCG接種などさまざまな説がありました。

 今回のワクチンの副反応の多さを考慮すると、やはり日本人はコロナに対する何らかの強い免疫=免疫的ファクターXがあると考えられます。つまり、コロナに未感染であっても、もともと体質的に免疫が強かった日本人にワクチンによる免疫の活性化が加わり、激しい免疫反応が生じて副反応が増強された可能性があると考えられます」

 もしそうであるならば、欧米人基準の効き目の強いワクチンは、日本人にはミスマッチである可能性もある。

 岡田さんは「さまざまな可能性を検討するためにもデータの収集が必要」と指摘する。

「今回のワクチンは明らかに過去のワクチンとは異なり、私を含めてさまざまな医師が『何か怖いことが起こっている』と実感しています。しかし厚労省が集めている副作用のデータは氷山の一角にすぎず、さらなる研究を進められません。厚労省は何よりもまず、副作用に関する正確なデータを集計すべきです」

 厚労省は注意喚起をするだけでなく、オープンなかたちで副反応の調査と議論を進めることが求められる。

※女性セブン2021年8月12日号


https://www.nippon.com/ja/series/c080/ 【微生物との付き合い方】より

地球上には、たくさんの微生物が生息する。顕微鏡でしか見えないミクロの世界には、細菌、菌類、ウイルス、微細藻類、原生動物などさまざまな微生物が存在すると考えられている。

これまでに見つかった微生物は、病気を治す治療薬として使われたり、みそやしょうゆ、ヨーグルトなどの発酵食品にも利用されたりして、人類は多くの恩恵を受けてきた。私たちの体にも100兆個を超える数の微生物が存在するといわれている。しかし、一方で、病気を引き起こして命を奪う悪さをする微生物もいる。良くも悪くも人間と微生物は切っても切れない関係にある。

目に見えないさまざまな微生物との付き合い方を各分野の専門家に聞く。


https://www.nippon.com/ja/japan-topics/c08003/ 【「体質」が違えば「健康法」も異なる:伝統的な食生活は民族の知恵】より

和食が支えた日本人の健康と長寿

和食は「ヘルシーな料理」として世界中で知られています。農林水産省の推計によると、2019年の時点で海外に日本食レストランは約15~16万軒もあるそうです。

そのきっかけとなったのが、日本人の平均寿命が戦後ぐんぐん延びて、1980年前後に世界一になったことです。日本はその後も世界有数の長寿大国の座にあり、現在世界一の長寿者も日本人です。日本人の健康と長寿の秘密を探ろうと、さまざまな研究と調査が行われる中で、世界が注目したのが和食でした。

確かに、日本人の健康には和食が大きな役割を果たしています。

日本人の最大の強みは動脈硬化になりにくいことです。動脈硬化は血管の内側の壁に汚い脂がべったりたまることをいい、血液の流れが悪くなって、ついには詰まってしまいます。これが脳の血管で起きると脳梗塞、心臓の血管で起きたのが心筋梗塞です。日本は心筋梗塞が非常に少なく、昔も今も世界でもっとも発症率が低い国の一つです。

この原因は二つあり、一つは遺伝で、日本人は欧米人と比べて善玉コレステロール(HDL)が約10%多いというデータがあります。

もう一つが伝統的に魚を多く食べてきたことです。魚に含まれるEPAとDHAには中性脂肪を減らして、動脈硬化を抑える働きがあります。日本人は血液にも母乳にもDHAが豊富に溶けていて、その濃度は米国人の6倍弱、中国人の2倍に上ります。

EPAとDHAがとくに多いサバ、イワシ、ブリ、ウナギなどの魚は日本の沿岸で獲れるため、日本人ははるか古代から食べてきました。私たちは魚のおかげで動脈硬化が進みにくい体になり、それを代々受け継いできたのです。

日本人の二つめの強みは腸内環境がきれいなことです。世界12カ国の人の腸を調べた研究によると、ビフィズス菌などの善玉菌がもっとも多く、腸がきれいだったのが日本人でした。意外なことに、同じアジアでも中国の人は腸内環境があまりきれいではなく、日本人より米国人に似ていました。

日本人の腸がきれいなのは、昔から食物繊維をしっかりとってきたからと考えられます。食物繊維は善玉菌の餌になり、悪玉菌が作る悪い物質を体から追い出してくれます。腸内環境は数十年単位でゆっくり変化するため、現代日本人の腸がきれいなのは祖父母や親の世代の食生活のおかげといえるでしょう。

人種によって異なる体内環境

けれども、和食を食べれば誰でも健康で長寿になれるかというと、それはちょっと違います。なぜなら、世界各地の伝統的な食生活は、本来、その土地に暮らす人の体を作り、健康を守るために発展したものだからです。受け継いできた遺伝子と生活習慣や気候風土の影響を受けて、世界の人はそれぞれ異なる体質を身につけました。

例えば日本人と欧米人の違いを見てみましょう。異なるのは髪や瞳の色だけではありません。筋肉のつきかたや脂肪の質、体温、食べた物を消化する力、アルコールを分解する力、ホルモンや酵素の量、胃の形から腸内環境まで、人種による違いは体の中にもたくさんあります。

日本人の胃は穀物を食べるようにできている。

図1は日本人と欧米人に多い胃の形です。なぜこんなに違うかというと、食べてきたものが違うからです。

日本人の主食は米をはじめとする穀物です。穀物は優れたエネルギー源ではあるものの、食物繊維が多いので消化に手間がかかります。そのため日本人の胃は縦に長くなり、食べたものをためて、十分に砕いてから腸に送り出すようになりました。そして腸には穀物の消化に役立つ腸内細菌がたくさんすんでいて、栄養をしっかり引き出すことができます。

これに対して欧米人の食生活は肉と乳製品が中心でした。つまり、脂肪と蛋白質です。脂肪と蛋白質はおもに腸で消化されるため、胃から腸に早く届ける必要があります。

そのため、欧米人の胃は胃酸を大量に出して胃での処理を手早く終えると、胃の筋肉をしっかり使って食べたものをスムーズに腸に送れる形に進化しました。腸では脂肪と蛋白質を消化するための酵素が十分に分泌されています。

このほかに、牛乳を消化する力も人種による差が大きいことが知られています。図2は、牛乳を分解するのが苦手な人が多い地域を濃い色であらわした世界地図です。牛乳を分解する力は酵素の働きによって決まり、英国と北欧諸国では大部分の人が牛乳を楽に分解できるのに対して、日本を含む東アジア、東南アジアなどは9割近い人が牛乳の分解が苦手です。

牛乳を消化する力には人種差がある。色が濃いほど、牛乳の消化が苦手な人が多い地域。

牛乳を消化する力には人種差がある。色が濃いほど、牛乳の消化が苦手な人が多い地域。

さらには、体質の違いが困った問題を引き起こすこともあります。ビタミンDには骨を強くする働きがあり、食品から摂取するだけでなく、紫外線を浴びることで体内でも合成できます。アフリカは紫外線が強いので、アフリカ人はビタミンDを体内で盛んに作っていますが、それと引きかえに、食品からビタミンDを吸収する力があまり発達していないという指摘があります。

そのため、紫外線が弱い米国で暮らすアフリカ系米国人はビタミンDが不足しがちで、これを補うために、ビタミンDを他の人種よりたくさん摂取する必要があると言われています。体質が違えば望ましい食生活も変わるのです。

伝統食には先人の知恵が詰まっている

日本人の最大の弱点は、おなかに内臓脂肪がつきやすいことです。内臓脂肪は悪い物質を作って高血圧、糖尿病、脳梗塞や心筋梗塞など生活習慣病全般の原因となり、大腸がん、肝臓がん、膵臓がん、乳がん、さらには認知症の発生にも関わっています。

これに対して欧米人は、体につく脂肪の大部分が皮下脂肪です。図3に示すように、皮下脂肪は体の浅いところにつく脂肪で、悪い物質を少ししか作りません。欧米には体重が200キロを超える人がいますが、元気に暮らしていられるのは皮下脂肪が中心だからでしょう。

おなかの断面の写真。上がおへそ、下が背中。

どんな脂肪がつきやすいかは遺伝で決まります。けれども、実は昔の日本人には内臓脂肪がほとんどついていませんでした。その証拠に、内臓脂肪と関係が深い糖尿病や乳がん、大腸がんなどの発症率が低かったのです。

それが変化したのが1960~80年代のことです。食の欧米化が進み、脂肪の摂取量が増え、米を以前ほど食べなくなって、食物繊維の摂取量が減るにつれて日本人の内臓脂肪が増えました。そこにデスクワークや自動車の普及で運動不足が重なったことで、近年、日本人の健康に黄色信号がともっています。

最近になって、人種による体質の違いに関する研究が進み、2016年には日本人の標準的な遺伝子配列が解明されました。膨大な研究から明らかになったのは、脂肪を含む肉や乳製品を少ししかとらず、魚と大豆を多く食べ、穀物と野菜、海藻から食物繊維をしっかり摂取する日本の伝統的な食生活は、内臓脂肪を増やしにくいということでした。

和食は日本人の体質の強みを伸ばし、弱みから守ってくれます。昔の人は自分たちの健康に役立つ食べ物とか食べ方を見つけると、理屈は分からなくても、これを守り、大切に受け継いできたのでしょう。

主食は精米していない玄米がお薦めです。玄米は食物繊維が白米の7倍も多く、内臓脂肪の燃焼を助ける成分も豊富に含まれています。大豆と小魚、そして日本で昔から食べられている緑黄色野菜は骨を強くしますし、豆腐などの大豆製品を多く摂取する女性は乳がんの危険が3分の1になることも示されています。

現代の私たちは、日本にいながら世界各国の料理を楽しむことができます。しかし、日本人の健康の礎は日本の伝統食、和食にあることを心に留めて、これからも健やかでありたいものです。

コズミックホリステック医療・現代靈氣

吾であり宇宙である☆和して同せず  競争でなく共生を☆

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