https://ginzastc.aikotoba.jp/page073.html 【栃木県湧き水】より
那須町
① 愛宕福神水
栃木県那須郡那須町湯本182 那須温泉神社
那須湯本温泉の温泉街の突き当たりにある那須温泉神社。 鳥居をくぐり、長い参道を歩いて行きます。参道の中間あたり、右側に愛宕神社に上って行く階段が見えます。 この階段手前左側に水場があります。筧から大量の冷たい水が流れ出ています。 また階段右側には、竹筒から石鉢に水が流れ出ている場所があり、ここは水琴窟になっていました。 参道を上って行くと箱根温泉神社拝殿に出ます。拝殿前には手水舎があり、おもしろい顔をした龍の口からきれいな水が流れ出していました。 2009年 8月17日訪問
那須塩原市
③ 飛来沢湧水(那須塩原温泉の湧水)
栃木県那須塩原市 門前温泉~古町温泉
国道400号線、那須塩原温泉郷の門前温泉から古町温泉にかけて国道両側にたくさんの竜頭の形をした栓から水が流れ出ています。 この竜頭、正式には「蛇体鉄栓式共用栓」といい「蛇口」の語源となったとも言われています。 門前温泉では、明治39年から昭和32年まで共用水道として利用されていました。 平成9年に大火を免れた原型の鋳型を取り40年ぶりに復活しました。 竜頭が吐き出す水は昔どおり「飛来沢湧水」を引き入れており、町内に21台設置されています。
町のいたるところに見ることができます。 水量はそれぞれ違いますが、中でも「上会津屋」前の竜頭が大量の水を吐き出していました。 2010年10月20日訪問
④ 若水湧水(塩原八幡宮の御神水)
栃木県那須塩原市中塩原11
国道400号線、中塩原八幡下交差点を日塩もみじラインに向かって左折すると、すぐ先の交差点左側に塩原八幡宮があります。 駐車場から境内に入って行くとすぐ左側に手水舎があります。 苔むした龍の口から大量の水が流れ出しています。
国天然記念物の「逆杉」の先に拝殿があります。 その拝殿の左側に若水神社と湧水池があります。小さな鳥居をくぐると、若水お滝ががあり、その脇に土手からニョッキと生えている大きなコンクリート製の樋があります。 ここから大量の水が流れ出しており、お水取りをすることができます。 水量の豊富な場所であるらしく、土手のいたるところから水が湧き出しています。 きれいで美味しい水でした。 2010年10月20日訪問
矢板市
⑤ 荒井家住宅の湧水
栃木県矢板市立足192
東北自動車道、矢板ICから県道30号線を北上、途中県道272号線に入り寺山ダムを目指して走り、路地を右に入った所に荒井家住宅があります。 主屋と表門は国重要文化財に指定されていますが、個人のお宅です。 家の方に断って敷地内に入ります。 主屋の左奥に石垣が見え、四角い穴が開いているのが見えます。 この四角い穴の下側にパイプが刺さっており水が流れ出ています。 昔この住宅で生活水として使われていた水でしょうか? 2011年10月19日訪問
⑥ 井出水神社の清水
栃木県矢板市長井字石切場
県道272号線をさらに進むと左側に寺山ダムが見えてきます。 ダムを過ぎて500mほど走ると右側に白い鳥居が見えてきます。 井出水神社です。 この神社の左側に石垣を大量の水が流れ落ちています。そしてこの神社の30mほど先には、ガードレールの内側に水汲み場が作られています。 太いパイプが設置され、4か所の取水口が付けられています。 パイプの先からは水が1mほど飛び出すような、大量の水が流れ出ています。 2011年10月19日訪問
⑦ 無盡水
栃木県矢板市木幡1194-1 木幡神社
国道4号線、東北道矢板ICを過ぎ内川を渡ると左側にシャープ工場が見えてきます。 このシャープ工場の先の交差点を左折し、JR東北本線に向かって走って行くと、左側に木幡神社が見えてきます。
この木幡神社の本殿裏に「無盡水」はあります。 石垣の下の方に金網が張られた穴があります。穴の中をのぞくときれいな水が蓄えられていました。 案内板には「この水は、高台にありながらどんな日照りにも絶えた事が無いと言われています。 水道が普及するまでは、お祭りの賄いに使用していました。 当宮には五穀豊穣、人間には無くてはならない水に関係する『照り面』と『降り面』の社宝が所蔵されています。 この水は『照り面』と『降り面』の御神力の宿る源水と崇められています。」と書かれていました。 拝殿前にある手水舎もこの水なんでしょうか? 2009年 8月17日訪問
塩谷町
⑧ 尚仁沢湧水 「日本の名水百選」
栃木県塩谷郡塩谷町上寺島1618-4
「尚仁沢湧水」は、高原山の中腹に位置し、付近一帯は樹齢数百年にも及ぶ原生林に覆われています。十数カ所から湧き出る湧水は、四季を通じて水温が11℃前後と一定しており冬でも渇水や凍結することがありません。県道63号線を東荒川ダム方面へ進みます。 東荒川ダムを過ぎ、尚仁沢はーとらんどの駐車場へ。路地を入ると右側が駐車場、左側は名水パークになっています。 取水場には3か所の水汲み場がありますが、どれもたくさんのポリタンクを持った人たちが列をなしている人気の取水場です。 2011年10月19日訪問
日光市
⑨ 上三依の湧水
栃木県日光市上三依528
国道400号線を塩原温泉から西へ。 日光市に入り国道121号線を北へ向かうと上三依の集落になります。 少し走ると国道脇の右側民家の前に水場があります。 側溝脇からニョキと伸びている黒い太いホースから大量の水が湧き出ています。
そしてここから100mほど先に行った所でも、右側の赤と青に塗られた小屋の前にも水場があります。
こちらはコンクリートの柱に埋め込まれたパイプから水が流れ出ています。 2010年10月20日訪問
⑩ 龍神霊水
栃木県日光市湯西川749
国道121号線、五十里湖の湯の郷トンネル先を右折し、湯西川温泉への道である県道249号線に入ります。 そのまま温泉への一本道を真直ぐに進んで行くと、林の中右側にちょっとした駐車スペースと、木製の案内板が見えます。
明神ヶ岳から地中を伏流し、龍の棲み家という伝説のある岩穴から流れ落ちてきた水です。 眼病に効く霊水として、信仰の対象になっています。
薄暗い林の中のここだけが少し開けており、木もなく大きな石が転がっています。 上流から流れてきた水を石造の脇あたりで集め、木製の樋に流して汲みやすいようにしてあります。 季節を問わずに大量に流れている冷たくて美味しい水です。 2009年 9月17日訪問
⑪ ドライブイン高台の湧水
栃木県日光市野門54
県道23号線を八汐湖(川治ダム)から川俣湖方面へ。 黒部ダムを過ぎて7kmほど走ると、右側にドライブイン高台が見えてきます。 広い駐車場の左端の石を組み上げたものがあり、上部には白いビーナス像が立っています。 ここから太いパイプが伸び、下のコンクリートの桶に水が流れ落ちています。 2011年10月20日訪問
⑫ 家康の里の清水
栃木県日光市野門
県道23号線を川俣湖方面へ。 川俣湖手前左側に「家康の里」の案内板があります。 ここの山道を上って行くと家康の里の温泉街になります。 家康の里への最後の右カーブてまえ左側の石垣が1か所だけ切れており、ここにポリバケツが置いてあります。 ここが斜面の窪地になり湧水が流れ落ちているのが見えます。 ここにコンクリート製の樋があり、樋からポリバケツに水が流れ落ちています。 2011年10月19日訪問
⑬ 川俣湖観光ドライブインの湧水
栃木県日光市川俣646-1
県道23号線で川俣ダムを過ぎ、川俣湖畔の街中を走ります。 しばらく走ると右側に川俣湖が見えてきます。 橋を1つ渡り、少し走ると正面に大きな橋が見えてきます。 川俣大橋です。 この橋の手前左側に建つのが赤い屋根の「川俣湖観光ドライブイン」です。 広い駐車場の正面、道路沿いのコンクリートブロックの角に、ステンレス製の流し台が置いてあります。崖の上部からパイプが引かれ水が流れ出ています。 ゴミ等汚れのない、きれいで美味しい水です。 2011年10月20日訪問
⑭ またぎの里の湧水
栃木県日光市川俣558
県道23号線で川俣大橋を渡り、川俣湖を左に見ながら走ります。 少し走ると右側に、熊・鹿・雉などの串焼きや丼が食べられる「またぎの里」が見えてきます。 このお店の両側に水場があります。石でできた祠からビニールパイプが出ており、ここから水が流れ出ています。 冷たくて、とても美味しい水です。 2011年10月20日訪問
⑮ 大笹の天然水
栃木県日光市瀬尾大笹原3405 大笹牧場
日光駅から県道169号線、霧降高原道路を北上し1、県道245号線にぶつかる所に大笹牧場レストハウスがあります。 この売店前に大きな岩で組まれた水場があります。
流れは少量ですが、真冬でも氷ることはないそうです。 標高1000m以上の場所にあるため、気温が低く9月なのに水は冷たくは感じませんでした。 しかし、とても美味しい水です。 2009年 9月18日訪問
⑯ 深山水
栃木県日光市柄倉470-2 江戸ワンダーランド 日光江戸村内
日光江戸村(通行手形、大人4,500円)の関所をくぐり、メインの通りを奥に進むと変身処の少し先、右側の広場にあります。 湯のみが2~3個用意されており、自由に水が飲めるようになっています。とても冷たい水で、園内を歩き回って渇いたのどに潤いを与えてくれます。2012年に再訪問すると屋根が付けられ、新しくなっていました。また、園内に3か所の水場を発見。 浮世絵の「中者屋」、串焼きや牛めしの「山くじら」、茶そばの「天竺都」の店の前に水場がありました。 2008年 8月27日訪問2
⑰ 船場亭の湧水
栃木県日光市大渡1057
国道461号線、鬼怒川に架かる大渡橋を渡ると、左側に萱葺屋根の船場亭が見えてきます。 観光やなを持ち、新鮮な天然あゆが食べられるお店です。店内を横切り川側のドアを出ると、鬼怒川に架かるしかけに行くことができます。 この通路に水場があります。 木製の箱から大量の水が流れ出ています。 冷たくてとても美味しい水です。 2011年10月19日訪問
⑱ 千両水(片山酒造の仕込水)
栃木県日光市瀬川146-2
日光有料道路今市ICから国道121号線を北上、東武日光線のガードをくぐるとすぐ右側に広い駐車場とその奥に片山酒造の建物が見えてきます。世界遺産で有名な日光二荒山神社の別宮・滝尾神社の境内には、日光三大霊水のひとつ「酒の泉」があります。 片山酒造の酒はこの泉を元水とし、同じ日光連山より流れ出る大谷川の伏流水「千両水」をも とに醸造されています。 千両水とは地下16mからくみ上げた口当たりのよい軟水の仕込水です。片山酒造の店先にはこの千両水の水場があり、一般の方にも開放されています。 通常は水は流れていませんが、お客さんが来ると建物内にいるお店の方がバルブを操作して水を流してくれます。大きな岩の頂部から大量の水が流れ、さらにもう一本細いパイプから水が流れていて汲みやすいようになっています。 2008年 8月26日訪問
⑲ いまいちの水(下今市駅)
栃木県日光市今市1110
東武日光線「下今市駅」の駅前広場、改札に向かって左側に水場があります。 タクシー乗り場のすぐ脇になります。 電車を下りてきた乗客や、客待ちのタクシー運転手ののどを潤しているようです。日光市今市(旧今市市)は水の宝庫です。 ちょっと歩いただけでもたくさんの水場が発見できます。んでみるとどこの水場も冷たくて美味しいのですが、名前がいまいちでは・・・(笑)。 2008年 8月26日訪問
20 いまいちの水(かましん前)
栃木県日光市今市456
国道121号線春日町交差点を右折、国道119号線を150mほど行くと右側に「かましん今市店」というスーパーマーケットがあります。 この建物の前面、歩道脇に水場はあります。 2008年 8月26日訪問
21 いまいちの水(春日町小公園)
栃木県日光市今市468付近
国道121号線春日町交差点を右折、国道119号線に入り80mほど行くと、最初の信号の右側に時計台のある小さな公園があります。 この公園入口のこんもりした葉の間から、ニョキッと竹筒が出ており水が流れ出していました。 いまいちの水の中では、一番流れは細いようでした。 2008年 8月26日訪問
22 いまいちの水(やぶ定脇)
栃木県日光市今市639-10
国道121号線春日町交差点を右折、国道119号線に入り、すぐに路地を左に入ります。 森病院を目指して進むと、病院手前の十字路にやぶ定はあります。 店入口の左脇に水場がありました。 2008年 8月26日訪問
23 いまいちの水(今市宿市緑ひろば)
栃木県日光市今市600-1
国道121号線春日町交差点を左折、国道119号線を日光杉並木方面へ曲がるとすぐ右側に、今市観光協会のある今市宿、市緑ひろばの広い駐車場が見えます。 この駐車場入口のすぐ左側に水場はあります。 2008年 8月26日訪問
24 やくめい水(瀧尾神社御神水)
栃木県日光市今市531 瀧尾神社
国道121号線春日町交差点を左折、国道119号線を日光杉並木方面へ曲がり、200mほど行った歩道橋の先に「日光の名水、お水取り二番関所、瀧尾神社」はあります。
日光東照宮が造営され、日光街道に多くの人が行き来し、宿場町として今市は栄えてきました。 旅人の喉を潤し、急な病の時の飲み水として重宝されたのがこの水です。 いつしか旅人の間ではこの水を「役・厄たつ水(やくめい水)」と呼ぶようになりました。 2008年 8月26日訪問
25 日光のおいしい水(鉢石霊泉)
栃木県日光市中鉢石町999 日光市役所日光総合支所
県道119号線、東武日光駅を過ぎさらに東照宮方向へ1kmほど行くと左側に日光市役所日光総合支所があります。 この敷地内の左側、国道のすぐ脇に小さな小屋があり、その脇にある石鉢に水が流れ込んでいます。 2008年 8月26日訪問
那須烏山市
26 太平寺の清水
栃木県那須烏山市滝395
茂木町から国道295号線を那須烏山市方面へ。 烏山線手前の交差点を、龍門の滝の案内に従って左折します。 1.5kmほど行くと左側に龍門の滝が見えて来ます。 その先の交差点を左折すると、右側に太平寺はあります。
太平寺への石段手前右側に水鉢があります。 この水鉢は樋等で流れ込んでいるのではなく、鉢の真ん中から勢い良く水が噴出しています。 冷たくて美味しい水でした。 2010年 6月 4日訪問
栃木市
27 満願寺の清水
栃木県栃木市出流町288
東武佐野線「葛生駅」から県道200号線、県道202号線を走り、出流山への林道を上って行くと行き止まりが満願寺です。 満願寺は「坂東三十三観音霊場第17番札所」にもなっている由緒あるお寺です。
駐車場から境内へ。 本堂に向かう石段の手前右側に手水舎があります。 石鉢の左側に登龍がありその口から水をはいています。
石段を上り本堂へ。 この本堂は栃木県指定有形文化財です。 この本堂の周りに水路があり、左角のところに花が活けてあります。 よく見るとここにパイプが直立しており、そこから冷たい水が大量に流れ出ていました。 2014年 9月29日訪問
足利市
28 孔子様のお水
栃木県足利市昌平町2359 銀丸本店
国指定史跡「足利学校」の入口、「入徳門」の前に建つ「銀丸本店」の前に水場はあります。 銀丸本店は、2012年4月にオープンした、栃木県産の二条大麦を栃木県産大豆と合わせて熟成させた二条大麦みそを販売するアンテナショップで、麦とろが食べられるお店です。 店の正面に大きな石が据えられ、頂部の凹みを大量の水が流れ落ちています。 案内板には「この地から汲み上げた孔子様のお水です」と書かれています。 行った当日は七夕の飾り付けがされていました。 2012年 8月 7日訪問
29 足利織姫冷水
栃木県足利市西宮町3889
足利駅の北西方向、県道40号線脇に織姫神社があります。 織姫神社前交差点に大きな鳥居が立っています。 織姫神社は鳥居をくぐって229段の石段を上ったところに建っています。この鳥居のすぐ左側に水場があります。 ここは織姫神社の手水舎ではありません。 手水舎は石段を上って行ったところに建っており、ここは湧水のために建てられた建物です。案内板には「『あしかがの自然水』は東の京都といわれる山紫水明の地足利で自然のろ過作用によりみがかれ、浄化された地下水で、しかも天然のミネラル分を豊富に含んだ自然水です。暑い季節には冷水となりますので、おいしさをそのまま味わうことができます。」と書かれています。水場には2つの飲み口があり、近付くと水が噴き出すようになっています。 また水飲み場の背面には蛇口が1つ設置されていて水汲みができるようになっています。 2012年 8月 7日訪問
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