厚生労働省『「統合医療」に係る 情報発信等推進事業』

https://www.ejim.ncgg.go.jp/public/about/index.html  【「統合医療」とは?】より

いわゆる「統合医療」は、近代西洋医学と相補(補完)・代替療法や伝統医学等とを組み合わせて行う療法であり、多種多様なものが存在します。

社団法人日本統合医療学会によると、「統合医療とは、さまざまな医療を融合し患者中心の医療を行うものです。科学的な近代西洋医学のみならず、伝統医学と相補(補完)・代替医療、更に経験的な伝統・民族医学や民間療法なども広く検討しています。」とされています。

国立補完統合衛生センター[米国]においては、「統合医療」を、「従来の医学と、安全性と有効性について質の高いエビデンスが得られている相補(補完)・代替療法とを統合した療法」と定義しています。また、相補(補完)・代替療法については、「一般的に従来の通常医療と見なされていない、さまざまな医学・ヘルスケアシステム、施術、生成物質など」と定義しています。具体的には、以下のような分類をしています。

天然物(Natural Products)

ハーブ(ボタニカル)、ビタミン・ミネラル、プロバイオティクスなど

心身療法(Mind and Body Practices)

ヨガ、カイロプラクティック、整骨療法、瞑想、マッサージ療法、鍼灸、リラクゼーション、太極拳、気功、ヒーリングタッチ、催眠療法、運動療法など

そのほかの補完療法(Other Complementary Health Approaches)

心霊治療家、アーユルヴェーダ医学、伝統的中国医学、ホメオパシー、自然療法など


https://www.ejim.ncgg.go.jp/public/index.html  【厚生労働省『「統合医療」に係る 情報発信等推進事業』】より

eJIME 厚生労働省『「統合医療」に係る情報発信等推進事業』evidence-based Japanese Integrative Medicine厚生労働省

厚生労働省eJIM(イージム:「統合医療」情報発信サイト)は、民間療法をはじめとする相補(補完)・代替療法*と、どのように向き合い、利用したらよいのかどうかを考えるために、エビデンス(根拠)に基づいた情報を紹介しています。決して個人の責任で実施するさまざまな療法を制限するものではなく、また特定の療法を勧めるものでもありません。*相補(補完)・代替療法: 近代西洋医学と組み合わせられる各種療法

鍼治療(Acupuncture)[NCCIH]

抗酸化物質(Antioxidants In Depth)[NCCIH]

アーユルヴェーダ医学(Ayurvedic Medicine)[NCCIH]

カイロプラクティック(Chiropractic)[NCCIH]

ホメオパシー(Homeopathy)[NCCIH]

マッサージ療法(Massage Therapy)[NCCIH]

瞑想(Meditation)[NCCIH]

自然療法(Naturopathy)[NCCIH]

経口プロバイオティクス(Oral Probiotics)[NCCIH]

レイキ(霊気)(Reiki)[NCCIH]

健康のためのリラクゼーション法(Relaxation Techniquies for Health)[NCCIH]

太極拳と気功(Tai Chi and Qi Gong)[NCCIH]

ヨガ(Yoga)[NCCIH]

脊椎マニピュレーション(Spinal Manipulation)[NCCIH]

アロマセラピー(Aromatherapy)[NCCIH]

禁煙(Quitting Smoking)[NCCIH]

催眠療法(Hypnosis)[NCCIH]

相補(補完)・代替療法との向き合い方

※補完療法、統合医療の利用を検討する際のポイント、注意点などを解説しています。

コミュニケーション

『TIME TO TALK(話し合いましょう)』[患者向け]

このサイトの使い方

「統合医療」情報発信サイトは、患者さんやご家族の方をはじめ、一般の方や医療専門家に対して、統合医療について信頼できる、正しい情報をわかりやすく紹介しているウェブサイトです。

下記の点にご留意頂いたうえで、「統合医療」情報発信サイトを、ぜひご活用ください。

「統合医療」情報発信サイト 利用マニュアル

● 本サイトの掲載内容

「統合医療」は、近代西洋医学と相補(補完)・代替療法や伝統医学等とを組み合わせて行う療法であり、多種多様なものが存在します。このサイトでは、各種相補(補完)・代替療法や伝統医学に関して、現時点でわかっている科学的な情報を分かりやすく紹介しています。

● 近代西洋医学と組み合わせましょう

相補(補完)・代替療法は近代西洋医学と組み合わせることが重要です。治療で完全に治る病気も、治療の時期を逸すれば治らなくなります。相補(補完)・代替療法のメリットとデメリットを十分に理解して、利用するかしないかを冷静に判断しましょう。

● 利用する前に主治医などに必ず相談しましょう

相補(補完)・代替療法の利用に際しては、現在の健康状態や受けている治療に影響を及ぼす可能性がありますので、必ず主治医に相談してください。相談の結果、「相補(補完)・代替療法を利用しない」という判断もあってしかるべきです。

●「天然物質、食品・食物=安全」ということではありません

相補(補完)・代替療法は、副作用がなく体に優しいというイメージをお持ちの方も多いかと思います。しかし、天然物質、食品や食物だからといって、それは、安全であることを意味しているわけではありません。「医薬品=副作用を有する危険なもの、健康食品=食べ物だから副作用がなく、どれだけ摂取しても大丈夫」といった誤解を抱き、近代西洋医学を完全に否定し、科学的根拠のない治療法を選択して不幸な結果になることは、避けなければなりません。

コズミックホリステック医療・現代靈氣

吾であり宇宙である☆和して同せず  競争でなく共生を☆

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