https://chicchic8.exblog.jp/28499554/ 【保江邦夫さんのいう「アラヒトガミ」】 より
保江邦夫さんの『伯家神道の祝之神事(はふりのしんじ)を授かった僕がなぜ』が面白かったので、『祈りが守る國アラヒトガミの霊力をふたたび」も読んでみました。世界の謎を追ってると、結局日本に戻ってくるよね。
とうとう、保江さんは『天之御中主神祝詞』でUFOを呼べるようになったらしい。
祝詞の効力を感じるようになったらしい。
一万年前には天皇が世界の文明を統治していて、「天の浮舟(UFO)」を操って世界中に瞬時に移動していたということで、自分もできるかも!と感じたらしい。
もーなんだか、ある意味これは「あるヨギーの自叙伝」的、不可能なことが可能になる世界。
不可能と思っていたのは自分の思考の中だけだったという。
今回の衝撃的だった話は…、
明治時代、久我山の神社にいた巫女が「バルチック艦隊は対馬海峡から日本海にやってくる」と御神託を得たので、日本軍は艦隊の総力を日本海に集結させていた。
東条英機は真珠湾攻撃の前に陸軍の中に陰陽師呪術部隊を編成し、ルーズベルト大統領を呪術で殺そうとしていた。ルーズベルト大統は終戦の4ヶ月前に亡くなった。
長崎・広島だけでなく、実は東京にも原爆が落とされる予定だったが、東条英機に頼まれ、昭和天皇が聖徳太子秘伝の祝詞を使い、原爆を搭載したB29を異次元(パラレル)に飛ばした。広島・長崎の時は、東京ので祝詞を読み上げるのに疲労困憊して助けられなかった。
アメリカ軍は東京で消えたB29が墜落したと思い、残骸を探したが見つからず、ヤルタ会議で「ロシアが北海道、九州と四国を中国、本州をアメリカが占領する」という分割統治が決まっていたが、昭和天皇がB29を消した方法を教えれば、この決定を反故にするという交換条件でアメリカ軍に伝わり、マッカーサーは剣山にあった巻物を全て持ち帰らせた。
アメリカIBMの研究所で1920年代から、祝詞と同じ効果のある機械を作ろうとし、フィラデルフィア実験など散々失敗した挙句、完成したのは最近のこと。マレーシア航空370便失踪事件では、中国系アメリカ人エンジニアがアメリカ国防総省のシステム情報を中国政府に売るという計画があり、逮捕しようとするも便は出た後で、仕方なくこの技術を使った。
ベトナム戦争中、ソ連のミグ25があまりにも速すぎるので、一機捕獲したいとニクソン大統領が昭和天皇に頼んだところ、今はもう人間宣言をしてしまったのでそんな力はないが、自分を現人神だと信じ込ませてくれる高野山の阿闍梨の法力なら何とかなるかもしれないと実行に移され、函館空港強行着陸のベレンコ中尉亡命事件(1976)が起きた。
阿闍梨にも裏付けが取れたこの話、保江さんがどうやったらそんなことができるようになるのか聞いたところ、夏の伽藍で瞑想して、蚊に刺されないよう結界を張る修行をするらしい。保江さんは阿闍梨に手を握られた後、簡単な電子機器が異常動作をするようになった。
元航空自衛官の方が「修行が進んだ人ならば、敵のミサイルとか、爆撃機や戦闘機を、祈りの気持ちだけで不発にしたり、電子制御回路を狂わせたりできるのではないか」と。UFOと遭遇するとそういうことが起きる。
合気道開祖植芝盛平は瞬間移動できた。が、この神業は寿命を縮める。
などなど…。
保江邦夫さんが言うには、天皇制の意味とは、ダライ・ラマが続いていくのと同じで、
ダライ・ラマは、同じ魂を受け継いだ子どもを探し出し、繋いでいることについて「本当にダライ・ラマの魂なのかどうかは些細なこと、そこにダライ・ラマだという子どもが存在し、みんながそれを信じ、『ダライ・ラマ』だという生活・生き方をし始めたら、それはダライ・ラマなのだ」と言っていた。
天皇も、アラヒトガミと言われて育った人間が天皇になるだけでよく、そういう存在が存在し続けることに意味があった。
UFOの概念は、古くからの神道や陰陽道の秘伝、祝詞と根本では同じなのではないか。
…とか。
神になると信じるには、中今(神道用語)という概念が大事だそうで、「今に生きる」とか「イマココ」ということと同じかなと思ったのですが、キリストは「汝、明日のことを憂うなかれ」と言っていたそう。
日本神道の真髄は「常に中今にある」ということを目指すのだそうで、
高速道路の車の雑音や波の音にフォーカスしたり、景色に溶け込んだりして、思考を止める、自分すらいなくなるという状態を作る、宇宙の一部になる。
合気道も中今。過去も未来も考えず、自分がこれまで研鑽を積んできたことを、そのまま神に託すこと。
田舎の農家の縁側で、おばあちゃんが日なたぼっこしながら、近所の子どもたちが遊んでいるのをボンヤリと見ている光景、これこそが「中今」。
スポーツのゾーンに入るのも、祈りで恍惚状態になるのも「中今」。「中今」の状態にいると、神の愛に触れたような感覚になるらしい。
神様にお願いして、それが現実化すると信じて疑わないことも「中今」。人生は中今で生きればいい。
のだそう。
ぼーっと何気ない景色を眺めることがいかに素晴らしいことか、というのは最近学んだところです。
私も、あれは「中今」だったなと思った瞬間があって、小学生の給食の時間の、班の牛乳瓶を片付ける当番の時、みんなの牛乳瓶を落として割りそうになったところを、無意識にさっと手が出て防ぐことが出来て、いつものんびりしてる私のとった行動に周りの人たちも驚き、自分自身も驚いて、あの感覚はなんとなく覚えているのですが、あの時と同じことをしろと思ってもできるかなみたいな感じで、でも、あれこれ考えず、世界はただ信じればいいのかも…と思ったのでした。
本の中で、最も印象に残ったのは、韓国での話。
京畿高等學校の隣にあるお寺の龍穴がどうも誰かの御稜じゃないかと気づき、保江さん家は陰陽師の家系なのだそうで、卦をしたところ、朝鮮半島の南北統一という結果が出て、流れ星が流れたと。流れ星は結果は確実との意味だそうで、その時、保江さんには遣唐使の吉備真備が降りてきていたらしく、吉備真備は船が難破して朝鮮半島に流されたと言われていて、御稜は吉備真備の墓ではないかとのこと。
日本と韓国と北朝鮮のお坊さんたちで話し合った結果、政治家たちに任せていては南北統一はありえないので、「宗教家が頑張らねばならない」と決意され、ローマ法王に相談して合意してもらったと。韓国には、亡くなられたお坊さんの「いつか日本の仏教家が南北の分断を解消してくれる」という有名な予言があるのだそう。
私も南北統一は近く、ソウルは古代重要な場所だったのではないかと思っていたので、そうなのかもなと思っていたりして…。
ちょっと日韓関係がきな臭くなってますが、アメリカと中国の関係がバックにあるのではとも言われています。雨降って地固まる的に落ち着くといいですね。
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