神の池

【豊かな水と緑の開運の社【間々田八幡宮⛩】】より

御祭神

間々田八幡宮の主祭神は、誉田別命(ほんだわけのみこと)と息長帯姫命(おきながたらしひめのみこと)です。 【誉田別命(ほんだわけのみこと)】は…第15代天皇の応神天皇で、戦の神として知られています。 【息長帯姫命(おきながたらしひめのみこと)】は…神功皇后で、国家安泰や子孫繁栄の象徴とされています。

由緒

間々田八幡宮は、奈良時代、天平年間(729年〜749年)の創建と伝えられる、歴史ある神社です。 (939年)武将・藤原秀郷が平将門の征討に際して戦勝を祈願し、乱平定後には神田(しんでん)を奉納しました。 藤原泰衡を討つため出陣した源頼朝が、藤原秀郷に倣って戦勝を祈願し、松の木を植えたと伝えられています。

境内案内

(略)

力石

右の石は大正二年に、大友宿に持ち去られましたが、田口文治郎・田口玉吉・上原新作の三人が一度も地上に置かずに担いで持ち帰ったと、伝えられる石です。(105キロ)

左の石は、弁天島の松の根元ににあった物を令和四年にこの場所に移動させ祀ったものです。(143キロ)

無事かえるの像

病気から無事(健康に)かえる。手術から無事かえる。旅行から無事かえる。※ 思いを込めて、かえるの像を撫でて下さい。私もたくさん撫でさせていただきました。

厳島神社

地元では弁天様として親しまれています。祭神は宗形三女神(田心姫命、湍津姫命、市杵嶋姫命)です。市杵嶋姫命は、水の神であり、音楽や芸術・美と金運の神としても信仰されています。間々田八幡宮の弁天様は豊かな水に囲まれ、境内有数のパワースポットとなっています。

相撲棟

秋の例大祭で奉納子供相撲大会が行われる土俵です。この土俵は映画のロケ地としても知られています。1992年の本木雅弘主演「シコふんじゃった」の夏合宿のシーンや、2014年阿部 寛主演「テルマエ・ロマエII」の相撲のシーンは、この土俵で撮影されました。

参道を抜けて、石段を登ると本殿・拝殿があります。

(略)

https://note.com/porco_rosso_ati/n/n16495efa0ccc 【間々田八幡宮―今週行ってよかったところ(2025年8月第3週)】より

 栃木県小山(おやま)市にある間々田(ままだ)八幡宮に行ってきました。風鈴がたくさん飾られている時期で、目にも耳にも心地よかったです。

 主な目的は狛犬。参道沿いに3対の、それぞれ特徴的なお顔の狛犬が座っていました。

 まず、一番手前にあったのが、この記事のヘッドの写真のもの。なんとも愛らしいお顔です。

画像一番手前の狛犬の、向かって左側のほう

 安政3年(1856)の制作ということで、ものすごく古いというわけではないのですが、原始的なフォルムです。で、その次にあるのが、モフモフとしたお顔の狛犬。

画像 2番目の狛犬(右側) 画像 2番目の狛犬(左側)

 新しそうに見えるのですが、昭和10年(1935)の制作ということで、90歳になるのですね。その奥の、拝殿に一番近い狛犬は、なんとなくさらに新しく思えたのですが、実は3対のなかで最も古い文化10年(1813)のもの。

画像 一番拝殿に近い狛犬(右側) 画像 一番拝殿に近い狛犬(左側)

 タイプの違う狛犬が3対も一度に見られるなんて、なんてお得な神社なのでしょうか。

 間々田八幡宮は由緒ある神社だそうで、藤原秀郷が平将門の乱を平定する際に戦勝祈願をしたとのこと。

 藤原秀郷といえば、関東を中心として数々の武家が祖先とした人物で、小山市の西隣の栃木市の西隣の佐野市に墓があります。一度行ったことがありますが、「道の駅 どまんなか たぬま」のすぐ近くでした。

 この「たぬま」は、諸説あるようですが、今年の大河ドラマ『べらぼう』にも登場している田沼意次の家名の由来になった地名だとのこと。

 田沼氏は佐野氏から分かれた家ということになっていて、この「佐野」は、佐野市の「佐野」から来た家名。そして、佐野氏は藤原秀郷の子孫を名乗った家のひとつです。

 佐野氏の居城だった唐沢山城(佐野市)は、藤原秀郷が築城したということになっています。現在、城跡には唐沢山神社があり、その祭神は藤原秀郷です。

 一度行ったことがありますが、猫がいっぱいいました。立派な石垣でも有名です。

 蛇足ながら、平定されてしまった側の平将門を祀る神社もあります。有名なところだと神田明神(東京都千代田区)など。


https://www.inishie.tochigi.jp/detail.html?course_id=6&id=12 【間々田八幡宮 ままだはちまんぐう】より

くらしを支えた水と川

文化財概要

天平年間(729~749)の創建と伝わる。毎年5月5日、境内では豊作と健康を祈る「ジャガマイタ」(蛇まつり、国選択無形民俗文化財)が行われる。竹とワラで作られた15メートル程の大蛇が、境内の池の水を飲む「水呑みの儀」は圧巻。

文化財エピソード

水へ豊穣への祈りが込められた祭礼

毎年5月5日、境内と間々田町内で行われる「間々田のじゃがまいた」(国重要無形民俗文化財)は、田植え時期前に五穀豊穣と疫病退散を祈願するお祭り。境内で行われる祭りのクライマックスは、各町の蛇が弁天池に思い切りよく蛇の頭を差し入れ水を飲ませる「水飲みの儀」。この儀式には、農作物のための雨乞いと深い関連があるという。

境内弁天池で行われる「水呑みの儀」

文化財ポイント

公園と一体となった境内

公園と一体となった境内には、彫刻が見事な拝殿をはじめ、御神木の杉や夫婦杉、小山市天然記念物のコナラ、藤原秀郷が神社へ戦勝祈願したことにあやかった源頼朝が戦勝を祈願し植えたと伝わる松(現在は3代目)やじゃがまいたの舞台・弁天池のほとりに祀られた厳島神社など見どころが多い。

https://oyama-time.daiichi-jutaku.co.jp/leisure/temples-shrines/oyama-mamadahachimangu-20230316/ 【創建1300年!広大な敷地に歴史深い神聖な空気があふれる「間々田八幡宮(ままだはちまんぐう)」】より

栃木県小山市間々田に鎮座する神社「間々田八幡宮」は、敷地面積約2万坪、その一部は「間々田八幡公園」として、解放されており市民の憩いの場にもなっています。今回は、創建1300年を誇る歴史深い「間々田八幡宮」の魅力をご紹介していきます。

駐車場の隣でお出迎えしてくれるのは「無事かえるの像」。

出先で病に倒れた間々田村の名士が、間々田八幡宮に思いを巡らせ「生きて帰りたい!」と強く願った結果、病を克服し帰郷することができた、という逸話から感謝の想いを後世に残すために建立されたのだそう。

以来「病気から健康にかえる」「旅行先から無事にかえる」と多くの人たちがカエルの像をなでながら、願掛けをおこなってきました。

絵馬を奉納すれば、カエルの像が共に本殿へむかって願いや祈りを捧げてくれます。

鯉やカモも暮らす「間々田八幡池」

「無事かえるの像」の向かいには大きな池がありました。池には鯉やカモがのんびりと泳いでいます。社務所の前で餌を購入することができるので、親子で楽しむのもおすすめ。子どもたちが、鯉やカモへ餌をあげている様子を、大人は傘の下でくつろぎながら見守る……そんな、ほのぼのくつろぎ時間を過ごすことができるでしょう。

数多くのおみくじが並ぶ社務所

「鯉とカモのエサ」と書かれたガチャガチャの隣には、数種類のおみくじが並びます。個性豊かなおみくじを前に、まるでおみくじを選ぶところから運試しがはじまっている感覚になり、わくわくしながらも「どのおみくじをひこうかな……?」と大変悩んでしまいました。

映画の撮影にも使われた名物「間々田八幡宮の土俵」

本殿へと続く階段の手前を左に進むと、間々田八幡宮の見どころの1つ、立派な「土俵」が現れました。映画「シコふんじゃった」(1992年)や「テルマエ・ロマエⅡ」(2014年)などのロケ地としても知られています。

こちらの土俵では、毎年秋の例大祭において「奉納子供相撲退会」がおこなわれ、小学生力士たちの白熱した取り組みを観戦することができるんだそう。

手水舎と本殿へつづく階段

本殿へ続く階段の前にある手水舎。「手水のつかいかた」と書かれた手順書の絵がなんともレトロでかわいらしい。季節によっては、紫陽花の花やみかんが浮いていることもあるんだそう。

階段をのぼって本殿へと進みます。毎年初詣のシーズンには、茅の輪(ちのわ)が設置され、5〜6軒ほどの出店が設置されにぎわいをみせています。

階段をあがると本殿がありました。

江戸時代、享和年間に1度火事で焼失し、その後約50年後の嘉永4年(1851年)に再建されたのが現在の本殿。社殿の内外には、当時日光東照宮の改修を手がけた職人たちの見事な彫刻の数々が。ぜひ、目を凝らして見学してみてください。ため息が出るほど見事な職人技に酔いしれることができるでしょう。

樹齢約250年の「夫婦杉」

本殿の右側には樹齢250年の「夫婦杉」がありました。2本の杉の木が同じ根を共有し、真っすぐと空へとのびる姿が大変美しく、縁結びや夫婦和合のために参拝される方が多く訪れているようです。

2本の杉の木の間におかれた桝へむかって1回で小銭を投げ入れることができれば、独身者は良縁に恵まれ、パートナーがいる方はさらに2人の絆が深まると言われています。

私たち夫婦も2年前にはじめて参拝した日に小銭投げに挑戦してみましたが、2人とも見事に失敗!それでも、いまのところ夫婦円満に過ごすことができているので夫婦杉へ赴くだけでも、ステキなご縁を引き寄せ育てていくことはできるのではないのかなと、日々ご利益を感じています。

広大な敷地内にある市民憩いの場「間々田八幡公園」

夫婦杉の奥の道は、豊かな自然溢れる「間々田八幡公園」へと続きます。

間々田八幡宮では境内の2万坪にも及ぶ敷地の一部を「間々田八幡公園」として市民へ開放しているんだそう。

どこか懐かしい雰囲気の残る遊具たち。「ジャングルジム」や「ブランコ」などもありました。「間々田八幡公園」は子どもたちものびのびと遊ぶことができる市民の憩いの場になっています。

現在「間々田八幡宮」は整備工事がおこなわれており、令和5年3月中には終了見込みとなっています。間々田八幡宮は桜の名所でもあるため、整備された広場で桜を眺めることができる日を大変待ち遠しく感じます。

最後に「間々田八幡宮」へのアクセスについてご紹介。

公式ホームページでは、「国道4号線から、間々田4丁目交差点を曲がって、鳥居をくぐって真っすぐ進む」ように案内されていました。こちらの道順でももちろん目的地へ到着することができます。

しかし、実際に進んでみると、角に灯篭が設置され道幅が狭くなっている場所もあり、対向車とのすれ違いが難しく感じる場面がありました。そのため、運転に慣れていない方は、間々田交差点を曲がり1本脇の道から向かうことをおすすめします。

こちらの道を進んだ場合、途中で間々田八幡宮の敷地へ続くのかな……?と思われる橋がみえてきます。しかし、実はこちらは行き止まり!間々田八幡公園や間々田中学校の南門へと繋がる道になっているので、間違えないようにご注意ください。

しっかり確認すれば、橋の横に「間々田八幡公園」の看板が設置され、間々田八幡宮へは左へ進むことがわかるでしょう。

左へ進むと、二股へわかれるので右へ進むと敷地内の公園や社務所の脇を通って駐車場へ到着することができます。ちなみに、左へ進むと二の鳥居があり、その先にある砂利敷の第2駐車場にも10台程度駐車が可能となっています。

第1駐車場には30台ほどが駐車できるスペースがありました。基本的には一方通行になるので、出車の際は奥の道へと出ていきます。他の車とすれ違うことなく車の出し入れができるのは安心ですね。

今回写真を通して「間々田八幡宮」のすべてをお伝えすることはできませんでした。「間々田八幡宮」はそれだけ見どころいっぱいの由緒ある神社となっています。

5月5日に開催される国の重要無形民俗文化財に指定された「間々田のじゃがまいた」という蛇まつりや、「とちぎのふるさと田園風景百選」に選定された神社周辺の景観など、「間々田八幡宮」は大変魅力あふれる神聖な場所。

もし栃木県小山に赴く機会があれば、ぜひ1度お立ち寄りいただきご自身で神聖な空気を体感してみてくださいね。

コズミックホリステック医療・現代靈氣

吾であり宇宙である☆和して同せず  競争でなく共生を☆

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