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今日は、痛みや腫れや熱などに凄く効く!「ビワ生葉療法」をご紹介いたします。
ビワの生葉を直接痛いところ(肌)に貼る。
超簡単!たったこれだけで、痛みも熱も腫れも取れると言われています。
例えば、打ち身や捻挫、突き指、頭痛、肩こり、首痛、ひざ痛、虫刺されなどの様々な痛みや咳などにも効くとされています。
実際に、島田市金谷に住む知人が、ムカデに足首を刺されて腫れあがり、ビワの葉を使って15分くらいで痛みと腫れが引いたそうです。
「ビワの生葉療法」の利点は、季節に関係なく、ビワ生葉を1年中採取できるので、いつでも利用できることです。
庭がある人は、枇杷の木を1本植えておくといざという時に役立ちます。
植える場所は、とても強い木なので、北側や西側の条件の悪いところでも大丈夫です。
ビワと言えば、一般的にはこの時期に食される美味しい果物としてよく知られていますが、じつはその葉や種にはあまり知られていない素晴らしい効果効能があります。
ビワの生葉の代表的な4大効果は
1.痛みに対する鎮痛作用
2.抗がん作用
3.殺菌作用
4.血液浄化作用
となります。
枇杷の木は古来中国から伝わってきたとされ、「薬王樹」と呼ばれてきました。
5,000年ともいわれる東洋医学の中国において、様々な薬効があるため、読んで字の如し、薬の王様の樹と重用されてきたのです。
また、枇杷の葉は、「無優扇」と呼ばれ、大変優れた薬効があると伝えられています。
ちなみに、写真のビワの生葉は、昨日(5月23日)、我が家の庭で採取した採れたての新鮮な生葉です。
友人の頚椎の痛み緩和のために採取したもので、友人いわく、「とても効いて楽になる」と言って喜んでくれています。
このように我が家の庭には、いざという時の人助けのために、16本のビワの木が植えてあります。
さて、本題の「ビワ生葉療法」ですが、
なぜ?様々な痛みにビワの生葉が良いのか?について、お伝えいたします。
ビワ生葉は、体温で温められると、薬効成分であるアミグダリン(ビタミンB17)が、皮膚から浸透して吸収され、痛みを和らげ、熱、腫れ、咳など様々な症状を解消してくれるとされています。
ちなみに、皮膚から吸収されて筋肉を越えて骨まで到達するのは、ビワの葉のアミグダリンだけだとされています。
〇驚異の物質アミグダリン(ビタミンB17)
ビワはバラ科の植物で、アンズ、桃、リンゴ、ナシ、桜などの仲間です。
ビワの葉の成分としては、ブドウ糖、ショ糖、果糖、マルトース、デンプン、デキストリン、酒石酸、クエン酸、リンゴ酸、アミグダリン、タンニン、サポニンなどがあります。
1950年、米国サンフランシスコの生化学者、アーネスト・クレブス博士はアンズの種子(杏仁)からアミグダリンを抽出し結晶化して、「レートリル」と名づけ、ガンの治療に使用しました。
この治療法は、「ビタミンB17療法」あるいは「レートリル療法」と呼ばれています。
クレブス博士は、食生活の偏りによるアミグダリンの欠如が代謝活動に異常をもたらし、これが免疫力や抗菌力低下へつながり、ガンだけでなく心臓病、糖尿病など生活習慣病の原因になると指摘しています。
アミグダリン(B17)を多く含むものとしては、ビワの種、ビワの葉、アンズの種、桃の種、梅の種、玄米、大豆、ゴマ、そば、竹の子、アーモンド、アルファルファ、プルーンなどがあります。
ちなみに、長寿国のフンザ王国の人々がアンズの種を大切にしていたことは、広く知られています。
〇ビワの葉の薬理作用
1.アミグダリンが奏功するメカニズム
アミグダリンが体内に入ると、ガン細胞の中に多量に含まれているベータ・グルコシターゼという特殊酵素によって加水分解され、青酸とベンツアルデヒドとが遊離します。
ガン細胞はこの2つの物質の相乗毒性により破壊されてしまうのですが、正常細胞にはローダネーゼという保護酵素があって、両物質を無害な物質に変えてしまうため影響を受けません。
顕微鏡で観ると、ガン細胞がまるで殺虫剤をかけられたハエのように死んでいくそうです。
また、アミグダリンが分解されてできる安息香酸は、「抗リウマチ」「殺菌」「鎮痛」に効果を発揮するそうです。
中でも、鎮痛効果は絶大で、末期ガンの痛みを和らげたり、神経痛や捻挫の痛みなどにも効果を上げています。
2.大阪大学での研究
約60年前(昭和12年頃)、大阪大学の安田寛之博士が動物実験で、ビワの葉エキスの血液浄化作用を実証しました。
安田博士は、体重600gの家ウサギを使い、ビワの生葉75gを金属製の円筒の中にいれて加熱し、そこからビワの葉の成分を含んだ蒸気を導き出し、体毛を短く刈った家ウサギの腹部に約9cmのところから吹付けました。
これにより、家ウサギの濁った血液がわずか5分間で弱アルカリ性に浄化されたというのです。
さらに30日間施術したところ、骨組織もしっかりし、体内臓器も健康になり、体重も増加したそうです。
また、大阪大学医学部の小沢凱夫教授の下で、陰茎ガンの患者をビワの葉療法のみで治療した実例があります。
背筋、腹部、局所を1日3回1時間ずつ治療したところ、49週間でガン細胞は全滅し、健康な組織が蘇ってきたというのです。
そして、大切な「ビワの生葉療法」のやり方ですが、大きく分けて、3つのやり方があります。
今日のテーマは1の方法です。
1.ビワの生葉をそのまま痛いところに直接貼る
誰でもいつでも手軽に簡単にできる家庭療法です。
2.1のビワの生葉+加熱したコンニャクや温熱療法器(または温灸療法)などを合わせて行う「ビワの葉温熱療法」といいます。
熱を加えてアミグダリンの吸収力をUPさせて、さらに痛いところを熱で温めて、相乗効果を高めるやり方です。
3.ビワの生葉をホワイトリカーに漬込んで、ビワエキスを作製して塗布する
ビワの生葉がすぐ手に入らないときなど、ビワエキスを塗布します。
※ビワ療法には生葉や乾燥葉、さらに種を使うやり方など、たくさんの外用及び飲用の方法があります。
2と3のやり方についても、改めてまたご紹介したいと思います。
昭和の初めに札幌鉄道病院の福島鐵雄博士は、「ビワの葉療法の奏功は迅速であり、かつ、確実性がある。
そして、万病に奏功する」と語り、ビワの葉療法の即効性、確実性、もろもろの症状に対応できることを列挙しています。
ビワの生葉の選び方と具体的な使い方
「ビワの生葉療法」は、痛いところにただ貼るだけですから、使用する生葉が効果を左右し、最も重要です。
ビワの葉であれば、何でも良いというわけではありませんので、生葉を採取するときのポイントをお伝えします。
1.理想的なビワの生葉とは
上図の写真のような、大きくて厚くて古いもので、色は深緑色の濃い葉を選びます。
反対に若い葉で、小さくて薄く、色が薄緑色の葉は向きません。
また、古い葉でも小さくて薄く、色も緑色の薄いものはできるだけ避けましょう。
但し、理想的な葉は、1本の木からたくさん採れないので、そのときは古い葉を2枚重ねて使うという方法もあります。
2.生葉の手入れ法
葉を布などでキレイに拭きます。
特に裏側には、ゴミなどが付いていることもあるので、丁寧に拭き取ります。
また、葉の柄の部分や周囲の尖ったギザギザは、肌に当たると痛いので、気になる場合は切り取りましょう。
3.油紙などにとめる
葉の裏側にひとまわり大きく切った油紙やラップなどをテープでとめます。
葉を直接、テープなどで肌にとめてもいいですが、ゴワゴワして心地よくないので、肌の弱い方にはおすすめしません。
また、葉がすぐにバリバリに乾いてしまうので、油紙などで乾燥を防ぐので、効果UPも期待できます。
4.葉の表を患部に当て、テープや三角巾などで固定する
葉のツルツルした表面を患部に当て、テープや腹帯、三角巾などで固定します。
貼った直後からスーっとしてヒンヤリし、気持ちよく感じられます。
5.葉が乾いたら取り替えて、繰り返して続ける
葉が乾いてきたら取り替えます。
痛みが取れるまで、症状が消えるまで、何日かかっても諦めずに繰り返して続けましょう。
6.生葉の保存法
まとめて採取したときのビワの生葉の保存方法は、1枚ずつ新聞紙に包んで、冷蔵庫に保管すると良いです。
こうすると、かなり日持ちしますので、無駄なく効率的に使用できます。
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