冬あざみ

https://ameblo.jp/reiwa99/entry-12780370055.html 【写真俳句 冬あざみ】より

 枯れ始めた草むらに、冬あざみが一輪、咲いていた。あざみは春の季語であるが、夏あざみ、秋あざみ、冬あざみそして枯あざみが季語になっている。冬あざみで詠んでみます。

 枯草のなかにいちりん冬あざみ  冬あざみ慎ましやかな色をして

 真青な空にかほそき冬あざみ   残り香を燃やす如くに冬あざみ

 枯れ初めの草のかがよふ葎かな


https://hiyo11.exblog.jp/28324344/ 【冬薊(あざみ)】より 

猿が梢を渡っているのだろう  ときどき枝が落ちる音がする 落葉松林の午後は早い 

いつの間に日が暮れる 冬薊がワタを飛ばす日を算段し 少しうつむいて風に揺れている 

認知症と書かれたカルテに目を落としながら ほんとうは認知症なんて病名はいらないから 

普通の老人/人として普通に話を聞いてくれ 一緒に泣いたり笑ったり周りがしてくれれば 

どんなにか本人のささくれだった心が静まり 優しい気持ちで朝を迎えられるだろうなどと 

思わず泣きだしたくなるのであった 

冬薊の枯れてなお種にも葉にもトゲがある うっかり触ると痛い目にも合うのだけれど 

そのワタには一切トゲはない 純粋でなければ空は飛べない 空を飛ぶのにトゲは要らない 

人としてあるために認知症という診断名は 大なるトゲとなっては心を切り裂いていく 

私は私君は君の名前がある関係が心地よい 


https://blog.goo.ne.jp/ally_square/e/84c7956e3c4c3ff93c9054a5d816c855 【冬あざみ&セントーレア】より

冬枯れの庭で鮮やかに目立つ赤い花。

何かと思えば、ノアザミ Cirsium japonicum (キク科 アザミ属)が、庭の日溜まりで咲いていました。

夏場に飛んだ種が着地して、ちゃんと北風の吹き付けない場所を確保したようです。

タンポポと同じように風媒花で、根付いた新芽から地面に葉を広げ、気がついたら大株になっています。

ロゼット型の花茎から夏冬問わずに咲き続ける頑固さは適所を見つけた種の生命力ですね。

冬場、寄ってくる蝶もいないというのに…、

アザミ アザミ

アザミ

セントーレア (ギムノカルパ)

耐寒性多年草、氷点下でも銀葉がフサフサして、寒さ我関せずといった感じです。

シロタエギクの仲間でアザミに似た花が咲きます。

隣に種から生えてきた未詳の木の葉っぱの裏に、アゲハのさなぎが春を待っていました。

セントーレア セントーレア セントーレア セントーレア

冬着たりなば春遠からじ(これは前のと同じ^^z)

ところで、今年も年度末に向けて足場固めの時期になりました。

アザミのように北風を避けつつ、春に羽化する蝶になれるように、仕事に専念していきます。


https://blog.goo.ne.jp/tsuji2020/e/9754b34b0fdb51d57761e205d87066cb 【ふれてみし 薊の花の やさしさよ】より

九月中旬になり、日に日に秋らしくなって参りました。

夏疲れが出ませんように・・・どうぞ体調にお気をつけてお過ごしくださいね。

先日、自転車に乗っておりましたら、道端に一本の綺麗な野薊(ノアザミ)を見つけました。

ガードレールの傍に、トゲトゲの葉っぱを力強く広げた真ん中には、フワフワの可愛らしい花が咲いていました♡

「ふれてみし 薊の花の やさしさよ」

昭和時代を代表する女流俳人「星野 立子(ほしの たつこ)」が詠んだ句です。

◎薊(あざみ)→「薊」だけでは春の季語

「夏薊」→夏の季語

「秋薊(富士薊・鬼薊・山薊)」→秋の季語

「冬薊」→冬の季語

子供の頃は、夏の終わり頃になりますと・・・あちらこちらに薊が咲いておりましたが、最近あまり見かけなくなったように感じていました。

久しぶりに可愛らしい花を見つけて、とても懐かしい気持ちになりました。

*   *   *   *   *   *   *   *   *   *

この度の台風15号の被害にあわれた皆様に、心からお見舞い申し上げます。

被災された皆様の安全と一日も早い復旧を祈念しております。

コズミックホリステック医療・現代靈氣

吾であり宇宙である☆和して同せず  競争でなく共生を☆

0コメント

  • 1000 / 1000