https://linkeeps.com/rhetoric/ 【読者を夢中にさせる文章へ!修辞法(レトリック)10種類・使い方【例文つき】】より
「修辞法(レトリック)」とは?
修辞法(レトリック)とは、文章に説得力を増したり、洗練された印象を与えるための表現(総称)です。「修辞技法」「レトリック」とも呼ばれます。
代表的な修辞法には「比喩」「倒置法」「擬人法」「体言止め」があります。※詳しくは後述します。
用途に応じて使い分けると文章の表現力がアップし、読者に最後まで読んでもらえるでしょう。
しかし、使いすぎると文章のポイントがぼやけたり、回りくどく感じられることがあります。修辞法は文中のアクセントとして使うのがおすすめです。
修辞法10種類の特徴と使い方
ここからは記事を書く人が知っておきたい修辞法について、特徴と使い方を分かりやすく説明します。例文も紹介するので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
”例え”で印象を強くする「比喩」
「比喩」とは、文章中で物事を別の物事に例える表現手法です。一見関係ないようなものと組み合わせることで、読者に対象のイメージをより強く与えます。
比喩には4つの種類(直喩・隠喩・換喩・提喩)があります。それぞれの違いを見ていきましょう。
直喩
直喩(ちょくゆ)は、比較対象が明確に示されているため、読者にとってイメージしやすく、理解しやすい表現法です。代表的な使い方は「まるで〜のような◯◯だ」です。
直喩の例文
彼の声はまるで夜の静けさのようだ。 彼女の笑顔は太陽みたいに明るい。
あの人の言葉はナイフのように鋭い。
例えば「彼の声はまるで夜の静けさのようだ」と書かれていれば「声が小さめで、落ち着きのある話し方をしているんだなぁ」と想像できますよね。
隠喩
隠喩(いんゆ)は、「〜のような」「みたいな」を使わず、あるものを別のもので例える方法です。
隠喩の例文
このオフィスはジャングルだ。 彼女は私の人生のコンパスだ。 彼は歩く辞書だ。
例えば「このオフィスはジャングルだ」という表現を見てみましょう。これは文字通りのジャングルを指しているわけではなく、オフィスの環境が競争が激しく、混沌としている様子をジャングルに例えて表しています。
隠喩は直接的な比較を示さないものの、読者に対象の本質や特徴を理解させる効果が期待できます。
換喩
換喩(かんゆ)は、表現対象と関連性が高い物事に置き換える方法です。
換喩の例文
ホワイトハウスによると、本日の会議で、新しい政策の導入が決定した模様です。
やかんが沸いた。(=やかんの水が沸いた)
日本中が涙した感動のストーリー(=実際は日本人全員は見ていない)
例えば「ホワイトハウスによると、本日の会議で、新しい政策の導入が決定した模様です。」という文を見てみましょう。文脈での「ホワイトハウス」は実際の建物ではなく、その中で働く政府高官や大統領を象徴しています。
提喩
提喩(ていゆ)は、全体を部分で示したり、部分を全体で示したりする表現です。
提喩の例文
明日、花見に行く予定。(花=桜)
人はパンのみにて生くるものにあらず(パン=食べ物全般)
今度お茶でも飲みに行きませんか?(お茶=飲み物全般)
「花見」という言葉は花という全体の言葉を使っているのに、ほとんどの場合、桜を指しますよね。具体的な言葉を使わずとも、相手に特定のものごとをイメージさせることができるのです。
人間ぽさで親近感UP「擬人法」
擬人法は、人間ではない物事に人間の動作や感情を例える表現方法です。物事や現象をより身近に感じさせるため、読者に親近感や共感を抱かせます。
擬人法の例文
鳥が歌う 木々のざわめき 大地は怒る
「鳥が歌う」という表現は、鳥の鳴き声を人間の歌に例えています。実際には鳥は歌うわけではありませんが、人間の美しい歌声のように聞こえる、と言っているんですね。
例えるという点で比喩と似ていますが、擬人法は対象が人間以外のものに限定されています。
音からシーンが浮かび上がる「擬態法」
擬態法(オノマトペ)は、物事の音や様子を擬態語・擬音語で表現する方法です。※擬態語・擬音語について詳しくは後述します。
文章にリズムや生き生きとした動きを与え、読者の感覚に訴えかけます。
擬態語
擬態語とは人間の感情や物事の状態を描写する言葉です。「わくわく」「にっこり」「キラキラ」「ツルツル」など、会話の中でよく使っているのではないでしょうか。
擬態語の例文
友人との旅行が楽しみで、わくわくしている。
納豆の、このネバネバがいいんだよね。
こたつが気持ち良すぎて、ついうとうとしてしまった。
擬音語
擬音語(擬声語)とは動物の鳴き声や自然の音を表す言葉です。例えば「ワンワン」「ニャーニャー」「ガチャッ」などがあります。
擬音語の例文
一日中、雨がしとしと降っていた。
愛犬のペロは、私が帰ってくるといつもワンワンと吠えながら駆け寄ってくる。
早朝というのに、ドアをドンドン叩く音がした。
「しとしと」は穏やかな小雨を表現しており、すぐにシーンが思い浮かびますよね。自然の音の中でも特に、雨の降り方を表す擬音語は豊富な種類があります。
雨の降り方を表す擬音語
ぽつぽつ:不規則で間隔を置いて落ちる雨。雨の降り始めや小雨を表す。
ぱらぱら:まばらに降る雨。ぽつぽつよりも少し雨量が多い。
ざーざー:激しい雨。雨音が大きく聞こえる様子。
単に「雨が降っている」よりも、雨の降り方や雰囲気を具体的に想像できますよね。
インパクトを与えたい時は「誇張法」
誇張法(こちょうほう)は物事を現実よりも大げさに表現して、強調する手法です。文章にインパクトを与えたり、感情や意見を強く表現したりする際に用いられます。
誇張方の例文
このケーキ美味しい!ほっぺたが落ちそう! 猫の額ほどの庭 1000年に一人の美少女
例えば「ほっぺたが落ちそう」は、実際にほっぺが落ちるわけではありませんよね。語源は「あまりにも美味しくて頬が緩む」「唾液腺が刺激されて痛くなる」といった説が有効です。
なお、誇張法はカジュアルな記事(コンテンツ)や物語性を重視する文脈には向いていますが、ビジネスシーンでは避けた方が無難です。
数字や事実の正確性が重視される状況では、誇張法は誤解を招いたり、信頼性を損ねたりする可能性があるためです。
注意
根拠のない「〇〇No. 1」は景品表示法違反にあたりますので注意してください。
リズムを生み出す「倒置法」
倒置法は、文章の語順を変えることで強調やリズムを生み出す表現方法です。日本語では通常、主語が先に来るものですが、倒置法では動詞や目的語などを文の先頭に持ってきます。
倒置法の例文
見つけた、ついに答えを。 待っていた、彼女をずっと。 一歩踏み出せ、輝く未来へ。
通常、「ついに答えを見つけた」という語順のところ「見つけた、ついに答えを。」へ変えています。
ただ順番を入れ替えただけですが、文章にリズムが出る上に、発見した瞬間の重要性・嬉しさなどが伝わってきますよね。
重要な部分を際立たせる「体言止め」
体言止めとは、文章の最後を名詞または名詞句で終わらせる表現方法です。文末にある語句を強調し、読者の注意を引く効果があります。
特に結論や重要なポイントを際立たせたい場合や、文章にリズムをつけたいときに有効です。
体言止めの例文
長い一日の後、私たちに必要なのは休息と静けさ。
彼の話はいつも人々を引き付ける。その理由は彼の独特な語り口。
新しい年が始まる。待っているのは、チャンスと可能性。
体言止めを使いすぎると、文章が不自然になったり、意図が明確でなくなる恐れがあります。また、ビジネス文書などのフォーマルなシーンでは、失礼な印象を与える危険性も考えられます。使っていい文脈かどうか、しっかり見極めましょう。
淡々と物事を並べる「列叙法」
列叙法(れつじょほう)は関連する要素を整理し、並べていく表現方法です。
列叙法には列挙法(れっきょほう)と漸層法(ぜんそうほう)の2つのアプローチが含まれます。それぞれ見ていきましょう。
列挙法
列挙法(れっきょほう)では、同じレベルの単語や事象を並べます。特に文章の始めに要点をまとめて伝える際に有効です。
列挙法の例文
私のいつもの朝食は、コーヒー、トースト、卵、ベーコン、ヨーグルトです。
旅行の計画には、航空券の予約、宿泊施設の選定、日程の調整が必要です。
彼の趣味には読書、映画鑑賞、写真撮影が含まれる。
漸層法
漸層法(ぜんそうほう)では、関連する言葉を重要性・規模が増すように段階的に並べていきます。
言葉や文章を重ねて最後にクライマックスを迎えるので、読者のテンションを徐々に高める効果が期待できます。
漸層法の例文
宝くじの結果を知った彼女は、微笑み、笑い、最終的には大笑いしました。
彼は疑問を抱き、不安に思い、完全に絶望してしまった。
その男性が歌い出すと、1人また1人と立ち止まり、10人20人と増えていき、そしてついには30人以上が彼の音楽に酔いしれていた。
繰り返して強調「反復法」
反復法は同じ語句を繰り返すことによって、奥行きや行間を強調する修辞技法です。「同語反復」とも呼ばれます。
特にSNS・キャッチコピー・詩といった短文と相性が良く、メッセージの重要性を強化し、読者の記憶に残りやすくします。
反復法の例文
それはそれ、これはこれ。 力こそパワー! 知る人ぞ知る
反復法は、単純ながら強力な修辞技法で、読者の感情に訴えかける効果があります。
ただし、繰り返しの頻度や文脈によっては「くどい」「ごまかしてる」といったネガティブな印象を与えてしまいます。使い過ぎないよう気をつけてくださいね。
微妙なニュアンスが伝わる「緩叙法」
緩叙法(かんじょほう)は逆の意味を持つ言葉を否定する形で表現します。
緩叙法の例文
この提案は悪くない。彼の話は面白くないわけではない。
あの人のことどう思ってるかって?うーん、嫌いではないよ。
主張がより柔らかく、また遠回しに伝えられます。特に、直接的な表現が強すぎると感じる場合や、微妙なニュアンスを伝えたい時に効果的です。
例えば「この提案は悪くない」という表現は、「良いとも悪いとも言えない…改善の余地はあるけど…」といった感情で使いますよね。
「悪い」とストレートに伝えるよりも表現が柔らかくなり、部分的な同意や肯定を示せます。
言わずに想像させる「省略法」
省略法は、文章の一部を意図的に省略することで、読み手の想像力を刺激し、文章に深みや余韻を与える表現技法です。
省略された部分には、ダッシュ(—)やリーダー(…)がよく用いられます。
読者は省略された部分に自然と注目し、自分なりの解釈や続きを想像することになります。
省略法の例文
彼は突然立ち上がり、部屋を出て行った。その後…。
私がピアノの前に座るとみんなが笑いました。でも弾き始めると…。
会議室に入った瞬間、全員が静かになった。理由は―
例えば「彼は突然立ち上がり、部屋を出て行った。その後…。」という文は、彼の行動の理由やその後の展開を読者の想像に任せます。
はっきり書かれていないからこそ、「どうなったんだろう?」と興味が湧きますよね。
省略法を用いることで、文章は読者により強い印象を残し、想像力を刺激できます。ただし、過度な省略は内容の不明瞭さを招くため、省略する情報の選択とバランスが重要です。
まとめ
今回は、文章を豊かにする修辞法(レトリック)の各種類について、具体的な例文とともに紹介しました。
比喩や擬人法・倒置法・体言止めなどの技法は文章に深みを加え、読者の想像力を刺激します。
ここぞと言うときに使えば、より魅力的な文章を書くことができるでしょう。
この記事を参考に、伝えたいメッセージや目的によって修辞法を使い分けてみてくださいね。
https://mag.nhk-book.co.jp/article/56589 【名作俳句の「比喩表現」——脱凡人へのヒント【NHK俳句】】より
Eテレで毎週日曜朝に放送の『NHK俳句』、第1週の選者・講師は、俳人の堀田季何(ほった・きか)さんです。
第1週の『NHK俳句』は初心者向け講座として「俳句の凝りをほぐします」をテーマに、「凡人から脱出(脱ボン)」を目指して学んでいきます。うまくいっていない句の「凝り」を見つけてほぐしていけば、不思議とよい作品になっていくはず。
今回は、名作俳句から比喩(ひゆ)表現を学び、脱ボンを目指す鑑賞エッセイを公開します。
毒にも薬にも
今月は、比喩の話です。比喩は、一つの物事を他の物事に喩(たと)えて(「例えて」と同義です)、つまり、関係または類似する事象や概念を借りて表現することです。広義の比喩は、転義と言い、言葉を一般的な使い方とは別の方法で用いることを指し、多くの修辞法を含みますが、今回は、そこまで広げず、直喩(ちょくゆ) 、隠喩(いんゆ) 、換喩(かんゆ) 、提喩(ていゆ) 、諷喩(ふうゆ) 、活喩(かつゆ) についてお話しします。音喩(おんゆ) (声喩・オノマトペ)については、別の回で紹介します。
まずはよく使われる直喩と隠喩から。
「棒の如きもの」
直喩(明喩)は、「ごとく」「ような」「みたいな」という直接的な表現で、物事のある側面をイメージさせる(類似性のある)別の物事とつなげて喩える技法です。俳句では非常に多く使われます。
去年今年(こぞことし) 貫く棒の如(ごと)きもの 高浜虚子(たかはまきょし)
一枚の餅(もち)のごとくに雪残る 川端茅舎(かわばたぼうしゃ)
金魚大鱗夕焼の空の如きあり 松本たかし
火を投げし如くに雲や朴(ほお)の花 野見山朱鳥(のみやまあすか)
四句とも「ごとく」を使っています。それぞれ、時間を貫く要素を棒みたい、残る雪を餅みたい、金魚(特に、鱗の色)を夕焼空みたい、雲の色と形状が火を投げたみたい、だと作者は思って直喩で表現しています。
「いのちひしめける」
隠喩(暗喩)は、「ごとく」などの直接的な表現を使わずに、物事のある側面をイメージさせる別の物事で置き換える技法です。
水打てば夏蝶そこに生れけり 高浜虚子(たかはまきょし)
ものの種にぎればいのちひしめける 日野草城(ひのそうじょう)
一句目、「生まれたかのように出現した」景ですが、「ように」を使わずに、「現じけり」をそのまま「生れけり」に置き換えています。二句目も、「命が犇(ひし)めいているような感じがする」ことを、そのまま「いのちひしめける」と言っています。なお、俳句の鑑賞でよく言う「見立て」(AがBのように見える)は、直喩や隠喩で表現されることが殆(ほとん)どです。次に、他の比喩にも触れてみましょう。
「終りに近きショパン」
換喩は、その事柄と近接しているもので置き換えることです。
終りに近きショパンや大根さくさく切る 加藤楸邨(かとうしゅうそん)
この句の「ショパン」は人物のことではなく、ショパンの作った楽曲のことを置き換えて表しています。これが換喩です。換喩は、部分(下位概念)で全体(上位概念)、あるいは、全体で部分を表す提喩を含む場合があります。
春雨やものがたりゆく蓑(みの)と傘 蕪村(ぶそん)
露地露地を出る足三月十日朝 川崎展宏(かわさきてんこう)
簑を着る人と傘をさす人を、その人たちの部分である「簑と傘」、露地から歩き出てくる人たちを、同じく部分である「足」で表現した提喩を使っています。
「高熱の鶴」
諷喩は隠喩に似ていますが、読者に本当の意味を間接的に推察させる技法です。直喩が「AはBのようだ」、隠喩が「AはBだ」だとすれば、諷喩では、Aを明示せずに、「Bは何々をしている」と、AのつもりでBだけを示します。「井の中の蛙(かわず)、大海を知らず」や「猿も木から落ちる」という諺(ことわざ)では、読者がAを想像することになります。
高熱の鶴青空に漂へり 日野草城(ひのそうじょう)
箱庭にわたくしがいる杖(つえ)ついて 鳴戸奈菜(なるとなな)
私の想像ですが、「高熱の鶴」は、高熱で臥(ふ)せっている自分の詩魂、「箱庭」は閉塞的な世の中及び(脚の問題で)肉体的に遠出ができない狭い活動範囲を示していると思っています。いずれも、句自体に明示されていません。
なお、俳句鑑賞において、よく使われる象徴は、多義的に使われる用語で定義が困難です。一部の換喩における象徴喩のことであったり、諷喩のことであったり、関係も類似もない二つの物事を繫(つな)げる技法であったり、様々な技法を指しているので、紙幅の都合上、説明を割愛します。
「木枯帰るところなし」
活喩(擬人法)は、非人間に人間的な特性を持たせる技法です。人間以外の主語に人間にしか使わない述語を合わせます。ただし、広義の活喩は、人間的な特性に限らず、無生物に生物的な特性を持たせる技法全般を指します。見立てからアニミズムまで幅広い範囲に及び、比喩の中では、直喩と同じくらい人気の技法です。
なお、活喩は、直喩や隠喩で表現されることが多く、直喩や隠喩と同時に存在できるのが特徴です。
秋雨の瓦斯(ガス)が飛びつく燐寸(マッチ)かな 中村汀女(なかむらていじょ)
海に出て木枯帰るところなし 山口誓子(やなぐちせいし)
冬菊のまとふはおのがひかりのみ 水原秋櫻子(みずはらしゅうおうし)
通常、ガスが「飛びつく」、木枯が「出て/帰る」、冬菊が「おのが」光を「まとふ」、とは言いませんが、敢(あ)えて言うことで、鮮明なイメージが伝わります。
比喩を使う上で最も大事なのは、比喩は毒にも薬にもなることを知っておかなくてはならないことです。比喩は、簡単に使えますし、成功すれば、非常に印象的な表現につながります。反面、比喩は劇薬のようなもので、使い方を間違えると、比喩は毒になって、何と、句が即死してしまいます。そうです、まずい比喩は、句にとってコリどころか、猛毒なのです。
具体的には、「ああ、そうですか」と言いたくなるような、類想のある、安直な比喩を使ってしまうと、句が即死します。比喩を毒にしないで、薬にするツボは、新鮮でありながらも説得力のある比喩にすることです。左三句、いずれも比喩が陳腐で、毒になっています。
春待つ人キリンのやうに首長し 受験勉強わたしの母はたまに鬼
ひまはりの微笑(ほほえ)んでゐるまほらかな
選者の一句 月光に盈(み)ちてプールや波うてる 季何
講師 堀田季何(ほった・きか)
1975 年生まれ。「楽園」主宰、「短歌」同人。芸術選奨文部科学大臣新人賞、
現代俳句協会賞、高志(こし)の国詩歌賞。詩歌集に『惑亂(わくらん)』『亞剌比亞(アラビア)』『星貌(せいぼう)』『人類の午後』、著書に『俳句ミーツ短歌』他。南日俳壇選者、現代俳句協会常務理事、国際俳句協会理事。
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