黄金比と大和比

世界は渦から生まれ、渦は黄金比(フィボナッチの渦)をなしている と考えられます。

「Universities of the Witwatersrandの研究チームは、黄金比が宇宙時間のトポロジーと生物の種の両方における基本定理であることを発見し、研究成果を South African Journal of Science を通じ て論文発表した。」そうです。

by http://izayatodo.blog.fc2.com/blog-entry-154.htm

実際自然界には沢山のフィボナッチの渦が観られます。

下図は「リンゴを縦に切ればトーラスが、横に切れば五芒星」が認められることを示しています。「善悪を知る禁断の木の実」がリンゴとされていることも頷ける気がします。

更に皮を細く剥いていくと、その皮は芯で反転する6と9の逆渦になります。地球も、北半球・南半球で逆渦になるといわれています。

トーラスを形創る球は 図のようにタオの三次元表現です。

(http://www.geocities.jp/x_seek/Spin.htm参照)

地球の方位磁石での北(S極)から入ってきたエネルギーは中心で反転 し(メビウス運動)南(N極)から出ていき、循環すると考えられま す。

表がいつの間にか裏に変わり、裏がいつの間にか表に変わるメビウス運動は「陰極まれば陽となり、陽極まれば陰となる、タオ」そのものです。

タオはマカバであり、拮抗するエネルギーのゼロポイントでもあり、 ベシカバイスでもあり、トーラスでもあります。これらはみんなメビウス運動と呼べるのでしょうか?

自転公転は宇宙の公理です。それは左巻きの渦。であれば必ず逆ベクトルのエネルギー・時計回りの渦が生まれているはずです。

時計回りの代表はもちろん時間です。(正負の法則 一瞬で人生の答えが見つかる ドクター・ジョン・F・ディマティーニ(著)本田 健訳 )

綿々と繰り返されるメビウス運動は 宇宙の回転の中で 拮抗する 逆渦となります。

その中心点には強い力が加わり 耐えうる閾値を超えたとき炸裂が生じます。

下図は二つの渦の0点が引き合い、重なり、反転して球になるイメージです。

カルマン渦をご存知でしょうか?ウィキペディアには

「カルマン渦は、流れのなかに障害物を置いたとき、または流体中 固体を動かしたときにその後方に交互にできる渦の列のことをいう。ハンガリー人の流体力学者セオドア・フォン・カルマンにちなむ。」と紹介されています。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AB%

E3%83%9E%E3%83%B3%E6%B8%A6

この現象も一つの渦が生まれれば 逆回りの渦が生まれることを示しています。

http://matome.naver.jp/odai/2142079850718981001はカルマン渦の画像集です。ご興味のある方はご覧ください


https://tsunagaru-design.jp/archives/1371 【実はあなたの身近にも…日本人が惹かれる比率「白銀比」の世界】より

皆さんは、「貴金属比」をご存知ですか?

貴金属比は古くから人間が美しいと感じる比率のことで、デザインに取り入れると均整のとれた、美しい見た目に仕上がるとされています。

貴金属比一覧

https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=66325?site=nli

有名な「黄金比」もその一つです。

美しい顔のパーツの比率や、調味料の配合などで「黄金比」という言葉が使われますが、デザインにおいての黄金比は、上図のとおり「およそ1:1.618(5:8)」になります。

では「白銀比」はどうでしょうか?

建築やデザイン関係の方以外にとっては、聞きなれない言葉かもしれません。

しかし、実は私たち日本人にとって、とてもなじみ深い比率なんです。

今回はそんな白銀比について調べてみました。

白銀比とは

白銀比とは、「およそ1: 1.414(5:7)」の比率のことです。

「大和比」とも呼ばれ、日本では古くから大工の間で「神の比率」とされてきました。

日本最古の木造建築である法隆寺金堂や五重塔、伊勢神宮などの建築物のほか、平安京の街並み・彫刻・生け花にもこの比率が多く取り入れられてきました。

法隆寺金堂・五重塔

平安京の碁盤目状の街並み(区画の一辺と対角線の比が白銀比)

興福寺阿修羅像

身近な白銀比の例

現代の私たちの身近にも、白銀比を使ったものは数多く存在します。

紙の規格

コピー用紙やハガキに代表されるA判と、ポスターやマンガ雑誌に代表されるB判は、すべてのサイズにおいて短辺:長辺が白銀比です。

縦横の比率が同じなので、自在に拡大縮小ができます。

https://fukunokami.biz/size/

ちなみにA判はドイツの工業規格、B判は江戸時代の公用紙の美濃判がルーツとなっています。

ルーツは異なりますが、双方の利便性を補いながら、現代に残っています。

キャラクター

ドラえもん・ハローキティなど、日本で愛されるキャラクターにも、横幅:身長や、顔の縦横の比率が白銀比となっているものが多いです。

東京スカイツリー

https://business-textbooks.com/silver-ratio/

第二展望台までの高さと全長の比が、白銀比だといわれています。

白銀比の基準

白銀比の「1.414」という値は、どこからきているのでしょうか。

比率の由来を、以下の作図方法からご説明します。

ちょっと数学の話になりますがお付き合いください。

白銀比の長方形 作図方法

① 正方形を書き、 左下の頂点を中心にした円弧を描く

(このとき、正方形の対角線が円弧の半径となる)

② 正方形の底辺の延長線と円弧の交点を結ぶ

③ ②の交点をもとに、長方形を描くと、白銀比長方形が完成する

このとき、元の正方形の対角線Aと白銀比長方形の長辺Bは、同じ円弧の半径なので、等しくなります。

学生の時に、「1.414・・・=ヒトヨヒトヨニヒトミゴロ」と暗記した方も多いかと思いますが、正方形:対角線の比=1:√2(1.414)なので、長辺も1.414ということになります。

このように、白銀比の1.414という値は「正方形の一辺とその対角線の比」から導かれることがわかります。

日本人にとって、「正方形」はとても重要な意味を持ってきました。

日本の木造建築では、丸太から角材を切り出す際、材木を無駄にしない最も効率的な形として、正方形に切り出されてきました。

円に内接する長方形の面積を最大にする形が正方形である、ということです。

これは白銀比が、日本人特有のモノを大切にする「もったいない」という精神と、合理性を基準にしていることを示しています。

いっぽうで、よく白銀比と対比される黄金比は「自然が作り出す造形美」「人類が最も美しいと感じる比率」といった「美しさ」を基準としており、特に西洋人に好まれています。

数値上はわずかな違いなのに、ルーツは全く違うなんて面白いですね。

白銀比が与える印象

中村滋 著「フィボナッチ数の小宇宙(日本評論社 2008年)」によると、「日本人がどのような比率の四角形を好むのか」といった調査では、以下のような結果になったそうです。

1位 1:1.43(白銀比に限りなく近い)

2位 1:1 (正方形)

3位 1:1.62(黄金比に限りなく近い)

この結果を見ると、作り手が合理性を求めて白銀比を使うだけでなく、受け手も無意識のうちに白銀比を好んでいることがわかります。

では、白銀比が与える印象とはどのようなものなのでしょうか。

安心感

これは貴金属比すべてにいえることですが、その均整のとれたバランスは、人に安心感を与えます。

また、白銀比は日本人の生活に溶け込んでいるので、その既視感も安心感につながっているのかもしれません。

かわいらしさ・親しみやすさ

以下のイラストの例からもわかるように、白銀比の方が全体的に小ぶりでかわいらしく、親しみやすい印象です。

どちらかというと、日本人はかっこよさよりもかわいらしさを好む傾向があるようです。

そのため、スタイリッシュな黄金比より白銀比が好まれるようになったといわれています。

既述のとおり、日本発の多くのキャラクターにも白銀比が使われています。

彼らが永年愛されている理由の一つに、白銀比が関係しているかもしれません。

日常のデザインに白銀比を取り入れてみよう

白銀比は、見る人に安心感や親しみやすさといった好印象を与えます。

普段作成している資料などのデザインにも、取り入れてみてはいかがでしょうか。

BEFORE[白銀比を意識せずに作成したレイアウト]

アイキャッチになるはずのイメージ画像が頼りなく、全体的にアンバランスで素人っぽさを感じますね。

また、「日時」「講師」といった項目名が悪目立ちし、講師の写真も中途半端な扱いです。

AFTER[白銀比を用いたレイアウト]

イメージ画像がどっしりとした印象になり、安定感を感じるようになりました。

項目名が控えめになり、代わりに講師の写真が目立つようになりました。

以下の赤枠部分が白銀比を使用した箇所です。

画像の他に、配置や全体バランスにも白銀比を使いました。

白銀比を使ったことで、効果的にレイアウトしやすくなりました。

さらに、パーツ同士の大小関係がはっきりし、レイアウトにメリハリができました。

今回は白銀比についてお伝えしました。

「なんとなく惹かれる」という感覚に、一つ理由がついたような気がします。

デザインに課題をお持ちの方は、白銀比を取り入れてみてはいかがでしょうか。

感覚に訴えかける、新しいアプローチになるかもしれません。

*白銀比には、「大和比(1:1.414)」と「第二貴金属比(1:2.414)」の2種類がありますが、今回は「大和比」を白銀比として記載しました。

https://www.youtube.com/watch?v=XwpDLjpBUjI

コズミックホリステック医療・現代靈氣

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