蓮根掘

https://sectpoclit.com/hasunehori/ 【【冬の季語】蓮根掘】より

【冬の季語=初冬(11月)】蓮根掘

【ミニ解説】

「蓮根」(れんこん)は、秋から冬にかけてが最盛期。

俳句では「蓮根掘る」や「蓮根掘」が初冬の季語とされています。

「り」を送って「蓮根掘り」とすることもありますが、基本的には「蓮根」は「はすね」と読みます。

【蓮根掘(上五)】

蓮根掘地より暮色を引きいだす 有働亨

蓮根掘腰に夕日の及びけり 坂本たか子

蓮根掘ひとりとなりて影絵めく 橋本榮治

【蓮根掘(中七)】

【蓮根掘(下五)】

手探りで来た人生や蓮根掘る すずき春雪

筑波嶺のかがひの裔の蓮根掘り 森澄雄

怠けたくとも岸遠き蓮根掘 鷹羽狩行

空を見て足でまさぐる蓮根掘 柚口満


Facebook石川 恵子さん投稿記事  大好きなあきたま大先生イチオシ蓮根マン😃

2年前から時々送っていただいている蓮根 今日は蓮根マン夫妻のお話会でした

蓮根って横に伸びるらしくて掘るには泥の中から手作業でやっているから寒いし重労働😨

でも微生物を大切に無農薬無肥料で手作業で掘っているとのこと

この蓮根いついただいてもモチモチシャキシャキで大好きです😘育てた人の愛が詰まった見通し良くなる蓮根

蓮根尽くしランチ会  蓮根ご飯  具沢山味噌汁  蓮根キンピラ  酢蓮根

蒸し蓮根  蓮根餃子

蓮根マンの蓮根本当に美味しいですよ💕💕💕

安すぎる蓮根の価格にもっと値段アップしたとしても私は買います😊むしろ価値ある値段で買わせていただきます🌟

蓮根マンが100歳になっても蓮根掘り続けたいって言ってた誠実な人柄に惚れました💓ありがとうございます😊嫁ちゃんりなちゃんも可愛い


Facebook野島 正則さん投稿記事

一日一季語 蓮根掘る(はすねほる)  【冬―植物―初冬】

蓮根掘這ひ上りたる道暮れて  秋篠光広

https://ameblo.jp/masanori819/entry-12333265158.html?fbclid=IwAR1xODo1arM4DI4gEPcFxZzHJvxMSB-hHFfDFxQG4CNG5Was7dO0n7CkwKo 【 一日一季語 蓮根掘る(はすねほる)  【冬―植物―初冬】】より

蓮根掘這ひ上りたる道暮れて  秋篠光広

昭和15年2月21日大分市生。初学は「馬酔木」「海坂」に拠る。昭和35年より飴山實先生に師事。昭和36年「風」入会、澤木欣一選を受ける。

昭和46年「風」同人。昭和53年第二十三回「風」賞受賞。

昭和58年第二十九回角川俳句賞受賞。平成2年「朝鳥」創刊主宰。

公益社団法人俳人協会幹事。俳人協会大分県支部長

【傍題季語】

蓮根掘(はすねほり) 蓮掘(はすほり) 蓮根掘る(れんこんほる)

【季語の説明】

蓮の地下茎を食用のために掘り採ることです。蓮根は栽培技術の向上で六~八月に掘られるようになったが、正月用に需要が多いため、十二月が収穫の最盛期となる。

かつては冬に、葉が枯れたあとの蓮田で行われ、重労働であったが、現在では機械化も進み、

労働は軽減されつつあるが、腰まで泥水につかって行う作業である。

【例句】

蓮根掘モーゼの杖を摑み出す   鷹羽狩行

頰の泥ぬぐふ手あらず蓮掘女   片山由美子

田を出れば長身なりし蓮根掘   廣末榮子

田鰻を掴み出したる蓮根掘    茨木和生

蓮掘のひと傾ぎつつ立ち上がる    辻美奈子

【生産量一位】

茨城県で栽培されているれんこんは、霞ヶ浦周辺で栽培されています。茨城県全体の生産量は日本一を誇ります。

れんこんは土壌が肥え、水温が高いという自然条件が、おいしいれんこんを育てるといわれていますが、

霞ヶ浦周辺で作られるれんこんはまさに美味しいれんこんをつくるのに適しています。

れんこんは、ほぼ通年出荷されていますが、旬は収穫が始まる9月~10月の秋から、最も需要が多い冬です。

 輪切りにした時に丸い空洞が並んでいて、向こうが良く見える事から、「先の見通しが良い」という

縁起を担いで食べるので、お盆とお正月は特に需要があります。

【蓮根の種類】

主に流通しているれんこんを二つに分けると、関東で多く栽培されている中国種群と在来種群があります。

多く栽培されているのは、ふっくらと丸い「金澄(かなすみ)」系や「だるま」系の品種です。茨城県内では、

この品種を栽培している農家さんが多いです。肉厚でシャキシャキしているのが特徴です。

ちなみに蓮の花は白い色をしています。

中国種に比べると細長く少し茶色がかった色をしていて、肉質は粘質でやわらかく味がよいとされています。

主に関西地方で栽培されている品種です。蓮の花の色はピンク色をしています。

雑学

茎の中に穴があいていることから「先が見える、見通しがきく」縁起物として、お正月や慶事には欠かすことができないれんこんですが、定番の天ぷらや煮物のほかに、れんこんを輪切りにして薄く切って揚げたれんこんチップスが現在人気です。おやつ感覚で食べることができ、お酒のおつまみにも最適です。 また、ピンと来ないかもしれませんが、実はれんこんにはビタミンCが豊富です。その量はレモン汁と同等と言われています。さらに、ポリフェノールの抗酸化作用により、肌や皮膚の老化を防ぎ、美容効果が期待できます。


俳句大学投句欄 ·斎藤 信義 ·さん投稿記事

     眠 り た る 泥 を 起 こ し て 蓮 根掘    正則

北海道で蓮の花を見ることはなく、従って蓮田はない。

本州に長く居たおかげで、私はあちこちで蓮田を見かけてをり、水俣では名物の出来たて「辛し蓮根」を箱ごと買わされたことがる。

掲句の「蓮根掘」は、れんこんぼりとも読めて字余りのようにも取れる。

蓮根堀作業は列車の中からも見られ、収穫方法は二つある。一つは<水堀り>で、胸まで泥水に浸かってホースの水圧で掘ってゆくもの、もう一つは<鍬堀り>で田から水を抜き丁寧に鍬で掘る伝統的な方法です。この方法で掘った蓮根は泥付きで出荷され、新鮮さが違う。

いづれの方法にしても、「泥を起して」の措辞通りであるが、それまで謐かな田の底の土を<起こす>とは言い得ている。泥田の命が息づいていつような感傷が湧いてくるような気がするのは、深読みであろうか。

コズミックホリステック医療・現代靈氣

吾であり宇宙である☆和して同せず  競争でなく共生を☆

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