Facebook近藤裕子さん投稿記事🍀🍀何ごとも忍耐から🍀🍀 「一華開五葉」
いっかごようをひらくけっかしぜんになる (禅の創始者・達磨大師の言葉です)。
達磨大師の禅《一花(華)》が後に五家(五葉)の弁を開き、さらにそれが実を結んだことを表しています。
《面壁九年〉という言葉は
九年にも及ぶ達磨大師の忍耐があってこそ、禅が後世になって隆盛を極めた事に由来しています。
私は 不屈の忍耐が 結果的にものごとを成就させる という意味に捉えています。
心の中に悟りという花が一輪咲けば、尊い五つの心智に分かれて花開き、立派に成就することを意味する という説もありますが。。。
眼の前の蓮の花の美しさを純粋に楽しみたいと思います。
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私は好きな禅語を私なりに解説しています。
https://jocr.jp/raditopi/2021/05/23/313012/ 【ひとつ成せば自然と… 「一華開五葉」の意味とは ラピス和尚の辻説法】より
神戸大倉山・楠寺瑠璃光苑の住職「ラピス和尚」さんが、ラジオ番組を通じて、楽しい仏教うんちくを届けています。日頃なにげなく使っている言葉が、思いもよらない“ふか~い”意味を持っていることも。今回の辻説法は、「一華開五葉」(いっけごようをひらく、または、いっかごようをひらく)です。
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◆本日の辻説法
「一華開五葉」
陽春の花の季節にふさわしい言葉。「一華開五葉 結果自然成」(いっけごようをひらき けっかじねんになる)は、一つの花から五枚の花びらが開き、やがて自然に実になるように、初祖達磨の教えが末広がりに栄えていくことを予言した言葉です。
達磨大師とは、あの「だるまさん」のこと。にらめっこの歌にも出てくるように、口を結んだ面持ちで坐禅を組んでいます。
中国崇山少林寺で9年間も壁に向かってひたすら坐禅を組み、座禅仏教を中国全土に広げ、後の文化や芸術の精神的な柱となりました。
やがて日本にもその教えが伝わり、鎌倉時代以降の茶道や能楽に受け継がれているのです。
何事も忍耐こそ、ものごとを成就する秘訣。花が一輪咲けば、五枚の花びらが開くように、ひとつ成せば自然とその結果は広がっていくもの。
今回の辻説法は、自分自身を応援する言葉となるのではないでしょうか。
今週も勉強になりました。
https://ameblo.jp/sengendaisado/entry-12730841907.html 【一華開五葉(いっかごようをひらく)】より
まだまだ、寒い朝を迎え、午前中ずっとしとしととした雨が降っていました。
ウクライナへの攻撃が止まらず、市民の犠牲者が増えています。本当に心が痛みます。
早く、平和が訪れることを願うばかりです。
今日は「一華開五葉(いっかごようをひらく」の掛け軸をかけました。
「一華開五葉」とは、中国における禅の創始者、達磨大師が授けた詩の一説です。
一輪の花が五弁の花びらを開き、やがて果実が実ることを詠んでいます。
これは、心の中に悟りという花が一輪開けば、尊い五つの心智に分かれて花開き、
立派に成就することを意味します。
この達磨大師の言葉通り、禅宗は「五派」にわかれて栄え、多くの人を救ったそうです。
また、この「一華開五葉」の「五葉」について、禅宗の「五派」以外にも、「五智」とする解釈もあります。
具体的には、
①大円鏡智(生まれたままの無垢な心)
②法界体性智(身の回りの全ては仏の現れと知る心)
③妙観察智(平等の中に個性があると知る心)
④平等性智(全てのものが平等であることを知る心)
⑤成所作智(思いやりを大切にする心)
この五つを持てば、煩悩や苦悩が消えるとされています。
全世界の指導者が、「悟り」という一輪の「花」が咲くことできれば、平和な世界を築くことができるのではないでしょうか。
「誰に対しても平等で、思いやりの心を持って一服の茶を点てる」これは、まさに「茶の湯の心」だと思います。
「茶の湯」は、ただ、形式的なことを学ぶだけではないと思います。
一服の美味しい「茶」を点てるお稽古を重ねて、心も磨いていきたいと思います。
今日の花は、椿二種。胡蝶侘助、西王母。花器は、竹一重切掛花入。
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