認知症リハビリテーション

https://tanosenior.jp/news/20220610  【高齢者の脳トレ 俳句づくりが効果】より

作品集を手にする折野さん

 高齢者の介護施設などで入所者の脳をトレーニングするための俳句づくりが、レクリエーションとして取り入れられている。俳句の十七音(五七五)の中に季語を盛り込んで季節を意識することなどが、認知症予防に効果があるとされているからだ。

 岡山市の特定医療法人に勤務する傍ら、俳人としても活動する折野和己さん(60)=同市=も効果を実感した一人だ。2004年に老人保健施設の副施設長をしていた時に認知症病棟で俳句づくりを入所者に指導。入所すると混乱して病状が進むことがあるが、俳句づくりをしながら四季を感じ取り、日常生活を呼び起こすことなどで症状や精神面が安定していったという。

 折野さんは元新聞記者で退職後、韓国の大学院に留学。帰国後の1993年に出版社に入社して、俳句本の編集を担当したのがきっかけで俳句に興味を持った。97年に医療法人関連の社会福祉法人に入り、ケアマネジャーの資格を取得。2002年に句会に初めて参加するなど、本格的に俳句を学び始めてのめり込むようになった。

 医療法人の事業部長の時には、法人が経営する岡山市内の病院で患者、その家族、職員らから闘病、リハビリ、介護で感じた思いを五七五で表す「ほほえみ俳句・川柳」の作品募集をプロデュースした。

 また、還暦を迎えたのを機に人生の棚卸しをしようと、約20年間学んだ俳句の作品集「俳句、いただきます。」(メタ・ブレーン発行、税込み1760円)を鬼野海渡の俳号で今年3月に自費出版した。約230句を掲載し、作品ができる背景の場面の回想や季語、俳句づくりの重要ポイントなども紹介している。

 折野さんは「俳句は普段使わない言葉を探してつくり出すので脳が活性化する。韓国語やスペイン語などでも俳句はつくられており、コミュニケーションのツールになると思っている。日ごろから季語を見つけるために街をゆっくり歩いており、今後はオンラインやコロナが終息したら喫茶店、お好み焼き店などで俳句講座を開いてみたい」と意欲を見せている。【関根浩一】


【右脳で感じ、左脳で組み立てる、生きがいになる、俳句は認知症予防の三冠王です!!!】より

本日、「デイサービスこもれび」で「俳句会」が行われました。毎月1度だけ、八木玲子先生に来ていただき、ご指導を仰いでいます。参加者は現在3名です。3名の利用者様は俳句会を楽しみにして、日々俳句を作られています。俳句会は認知症の予防と生きがい対策の一環として実施しております。俳句は、自然の景色や光景を右脳で感じ、左脳で五七五の語数に直します。季語を考え、短い文の中に自らの思いを入れる。ハイレベルな知的作業です。今回の作品をご紹介します。 「幸せは 今のこの家族 日向ぼこ」「軒下の 干柿風を 呼び集め」 「出来ぬこと 孫の手を借る 年の暮」 「石蕗(つわ)咲くや 無住寺守る 六地蔵」「匂い残し 行き過ぎにけり 焼芋屋」どうでしょうか。


Facebook日本認知症リハビリテーション協会さん投稿記事

去年亡くなった精神科医・長谷川 和夫氏、あなたもご存知の通り認知症のプロですよね。

長谷川氏といえば…

・2004年に「痴呆」という用語を「認知症」に変えることに貢献した。

・長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)を作成した。

上の例のように、認知症について第一線で研究をしてきました。

認知症のことがこれまで解明されてきたのは、彼がいたからこそ。そんな彼自身が、生前『認知症』になりました。「君自身が認知症になって初めて君の研究は完成する」

かつての先輩医師から授かった言葉。

そして、生涯をかけて認知症と向き合ってきた長谷川氏が自らが認知症になり、2017年に公表しました。彼の病名は嗜銀顆粒性認知症(しぎんかりゅうせいにんちしょう)。

「アルツハイマーと比べると症状が激しくないんですよ。私自身もそれになりましたけども、それで暴れるとかそういうことはないね、別に。」

そんな長谷川氏も自身が認知症だとわかった時は、想像以上の不安に襲われたそうです。

「もうだめだとか。もう僕はあかんとか。もう何もできなくなるのかとか。どんどんひとりになる。自分が認知症になってみたら、そんなに生やさしい言葉だけで、人様に申し上げることはやめなくてはならないと。こんなに大変だと思わなかったな、ということだよね。」 

負けそうな気持ちになることもあったようですが、「自分の姿を見せることで、認知症とは何か、伝えたい。」強い気持ちで、最後まで認知症と向き合っていました。

どうでしょうか?

そうやって長谷川氏は、自身の人生の多くを通して、ドクターとして、患者として認知症とは何かを感じてきました。この話、認知症状改善にとっても重要なことを教えてくれています。

それは…▶︎認知症状を改善させるには、『脳』だけを見ていてはいけない

多くの人は、認知症の原因として、脳の萎縮にばかり注目しています。

しかし、実際に精神医学や脳波学を学び、認知症医療の第一人者である長谷川氏も、認知症になっています。。

どれだけ脳のことに精通していても、それだけでは認知症は防げないということです。

これは大事な教訓です。

ほとんどの人は、認知症状を改善させるために「もっと脳を活性化させないと…」と脳にばかり目がいってしまいます。しかし大事なのはそれだけではありません。

これを読んでいるあなたはきっと脳を活性化させるために刺激をしないとと思っているのではないでしょうか?

もしそうなら、認知症状を改善させるために、脳以外のことにもこだわっていきましょう!

視点を変えればあなたの目の前にいる患者さんの症状を改善させるヒントに気づけるはずです。

P.S.

今日の話、お役にたちましたか?

もし、認知症状を改善させるための情報を集めたいと思ったのなら、この書籍から読むのがオススメです。

認知症状を改善させるための原因追及からアプローチまでを型にしてまとめています。

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https://anshin.jdr-association.jp/manual 【最新認知症状改善マニュアル】より

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これはなに? 何が書いてあるの?

第1章

認知症になる人とその家族の特徴

これまで1600名以上の認知機能の改善に携わってきました。その中でいくつか共通する特徴が見えてきました。それがこれまで人生において○○が不足している。ということです。この○○の不足を補うことが、認知機能改善の第1歩となります。

お分かりの通り、認知症状のある方は正常な判断が難しい状況になっています。ですから、本人だけで改善することは不可能です。そこで重要になってくるのが、その方に関わる我々医療・介護関係者やそのご家族です。一般的に認知機能が改善しないと言われているのは、認知症状に対して誤った常識が広がっているからです。目の前にいる認知症の方を救うために正しい知識をつけていきましょう!

第2章

「心身を知る評価」の重要性

一般的な認知症アプローチの問題点は、アプローチだけに重きを置きがちなことです。 もちろんアプローチは重要です。

しかし、アプローチの前に最も大事なことがあります。それは評価です。 評価とは症状の原因部位を見つけ出すための総称のことです。

評価には観察、問診、検査があり、この3つを統合して「脳・内臓・筋・心」が機能低下している原因を探ります。そして、原因が分かってからアプローチを行います。 評価やアプローチと言うと難しそうに聞こえますが、そこは安心して下さい!読んでもらえれば分かると思いますが、評価やアプローチ法は非常にシンプルで簡単です。

第3章

脳機能と評価法とアプローチ法

認知症状を認める多くの人は脳機能が低下しています。一般的には「脳の萎縮=脳機能の低下」と捉えられます。しかし、脳の萎縮を認めなくても脳機能が低下している人も多くいます。

また、脳は前頭葉や側頭葉など細分化されており、人によって機能低下している脳部位が異なります。

この章では、どこの脳が機能低下しているのかを特定する、評価法とその部位の活性化させるアプローチ法について解説していきます。

第4章

内臓機能と評価法とアプローチ法

認知機能が低下している高齢者は十二指腸・肝臓・腎臓・肺の機能低下を認めることが多いです。

そのため、4つ全てにアプローチする必要があるのですが、4つの部位でも機能低下している部位を見分け、限られた時間の中で、アプローチする優先順を付けることでより改善が早くなります。

その点を押さえながらこの章では、4つの部位の評価法とアプローチ法をお伝えします。

第5章

筋機能と評価法とアプローチ法

筋肉は体を支えたり動かしたりするだけではなく、呼吸や循環にも大きく関わっています。

そのため認知機能の改善において、筋の評価・アプローチは必須となってくるわけです。しかしほとんどの場合、筋に注目はされていません。筋が硬くなることで、脳に十分な酸素が行き渡らないことにもなりかねません。酸素の薄いところにいくと、誰でも頭がボーッとしますよね?意欲低下や無気力感などの症状は、脳機能の低下ではなく、ただの酸素不足という可能性もあります。

実際に脳へのアプローチをほぼせずに、筋へのアプローチを中心に行って、大幅に症状が改善したというケースもあります。この章では、特に重要になってくる3つの筋肉へのアプローチ方法をお伝えします。誰でもできる方法を紹介しているので、すぐに実践してみて下さい。

第6章

心の評価法とアプローチ法

人の心を評価することは難しいです。脳・内臓・筋はカットオフや触診で判断できます。

しかし、人の心は数値化できません。そのため、生まれてから今まで歩んできた人生を本人・家族・知人・スタッフなどと振り返ってください。ただ、振り返っても指標となるものがないと評価はできません。その指標となるものがバランスです。

人生には対(つい)となる考え方や行動が29項目あります。その29項目を指標として大きくバランスが崩れている項目をチェックしていきます。

この章では認知症状のある人が特に偏りやすい4つの項目をお伝えしていきます。

第7章

生活指導法〜水分摂取編〜

認知機能の改善には水分摂取が必須です。

認知症リハビリLAPREに初めて来られた方で必要な水分量を摂取できている人は誰ひとりとしていません。

そして、改善スピードが速い人は水分を適量摂取できています。一方で改善スピードが遅い人は適量の水分摂取をしていないことが多いです。

ではなぜ水分摂取がこれほどまでに重要なのでしょうか?そして、一日どれくらいの水分摂取が必要なのでしょうか?この章で具体的に解説していきます。

第8章

生活指導法〜食事編〜

認知症状改善において重要な考え方があります。それは足し算より引き算という考え方です。

要するに「何を取り入れるかより、何を減らすか」ということです。

認知機能が低下している方に対して「〇〇が良いから食べよう」「△△は炎症を抑えるから良い」という考え方は間違いでないですが、それより先にやることはあります。

それが「認知機能を低下させるものを除去する」ということです。

この章では「認知機能を低下させる3つの食品」について解説していきます

カスタマーレビュー

※個人の感想であり、結果を保証するものではありません

菅原嘉奈

知識がなくてもすぐに実践できる内容です。

認知症になる理由、改善させる為に必要な理論等だけでなく、改善方法も載っている事で直ぐに実践することが出来ました。また、その方法についても予備知識が無くても分かりやすく書いてあることで、すんなりと入ってきます。認知症で悩んでる自分の中に光の道が見えた気がしました。

※個人の感想であり、結果を保証するものではありません

塚田ナナ

自分でも改善できると感じました!

認知症について、簡単に理解できる内容になっている。卓上療法と実施時のポイントまでわかり、誰にでも出来そうな内容になっているので嬉しいです。初めての方はアロマの効果も解って良いと思います。内蔵についても幅広く、自分でも改善させられると感じる事ができる内容で素晴らしいと思いました。

※個人の感想であり、結果を保証するものではありません

齋藤由美

内容が腑に落ちました!

どういったことから評価ができるか、原因は何か、治療にはどんなことが有効か、というのがわかりやすく、腑に落ちた感じでした。

※個人の感想であり、結果を保証するものではありません

カコタン

改善に対して知識を深めるきっかけになった本です!

この本は、認知症の改善方法がとても具体的に書かれていて、しかもその方法が誰にでも出来る内容で嬉しかったです。この本をきっかけにスタートアップセミナーを受けて養成講座に入りました。今はそこで学んだことを使って、二人の母(主人の母と実家の母)の認知症の改善に楽しく取り組んでいます。

※個人の感想であり、結果を保証するものではありません

菊池明子

この本のおかげでパンを辞めることもできました!

無料でこのボリュームの電子書籍をいただけたのは素直に嬉しかったです。

また、見ていくと認知症は頭だけではない事を証明するかのように根拠や治療法が掲載されていて、とても読み易かったと思います。

文字だけではなく、写真や図の掲載もあったので、認知は治る!を信じることもできましたし、もっと知りたいと思えました。

父が認知症でもあり、以前から興味がある身体の話や健康に関することも関心があったので、スイスイ内容が入りました。

水を飲む事の重要性も前から良いと聞いていたけれども認知症改善、予防にも良いと知れたことが凄くプラスになりました。

グラテンは良くないことも聞いていましたが、好きすぎて脱パン食ができませんでしたが、これを機会にパンもやめれました。認知が治る実例で信用度がさらに増しました。

専門的な職につかれている方には、もっと専門的な知識の掲載を好まれるのかもしれませんが、即現場で実践できそうな内容が盛り込まれていましたし、全く無関係の私でも凄く解りやすいのでありがたかったです。

※個人の感想であり、結果を保証するものではありません

山本幸代

とにかくわかりやすい!

すべての面を、解説してあって分かりやすいと思いました。内臓治療も、骨の場所とか内臓の場所が書かれてるので、わかりやすいと思いました。脳に関しての部分的な説明と卓上の種類もあって、わかりやすいと思いました。

※個人の感想であり、結果を保証するものではありません

小林重雄

この一冊で全てを網羅している。

認知症の原因、脳、内臓、筋、心、すべての部分を網羅し、評価、治療の方法なども具体的にわかりやすく解説しており、認知症の治療に有効に活用できるありがたいものです。最高な内容です。

※個人の感想であり、結果を保証するものではありません

提供会社:株式会社LAPREについて

2016年1月に認知症リハビリLAPREを設立してから、これまでに1,600名以上(2022年1月現在)の認知症状改善に携わってきました。

私たちの店舗で患者様が劇的に改善される姿をみて、このノウハウを待っている人は全国にたくさんいることを確信し、日本認知症リハビリテーション協会を設立。

全国4支部(関東、東海、関西、九州)を作り上げ、ZOOMセミナーも含めれば毎月800名以上の受講生がセミ ナーへと足を運んでくれています。

また、認知症状改善の学習を進めていく中で、「食」に強い関心を持ち、2018年10月から食品開発 と農業をスタート。(株式会社あんしん)

”認知症で苦しむ人を0にする”というミッションを掲げ、勢力的に活動している。

コズミックホリステック医療・現代靈氣

吾であり宇宙である☆和して同せず  競争でなく共生を☆

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