靈氣

「 氣 」と「 気 」の違いは米と〆です

「 米 」は末広がりで八方に広がることを意味しています

エネルギーのあるべき姿は全身から放出されること

そう考えると 本来のエネルギーとしてあるべき字が「 氣 」なのです

「 気 」の場合ですと、エネルギーを〆(しめる)となり

エネルギーが押さえ込まれているような感覚となります

内容紹介

直傳され、レイキで育てられてきた著者だから語れる、

レイキの真実と歩みが一冊にまとめられた決定版!

創始者・臼井甕夫(みかお)先生が、いかにして靈氣に目覚めたのか?林忠次郎先生がどのような講習会を行っていたのか?そして、靈氣とともに一生を過ごした著者の母・山口千代子が、どのように靈氣を活用してきたのか?レイキ・ヒーリングのルーツとつながるという心地よさ。日本で生まれ、伝承された直傳だからこそ伝わる思いがある。直傳され、レイキで育てられてきた著者だから語れる、レイキの真実と歩みが一冊にまとめられた決定版です。

CONTENTS

●第1章 直傳靈氣とは何か?

「レイキ」と出会った「靈氣」

靈氣の系譜 ── 日本から西洋へ

日本でのレイキ普及

直傳靈氣研究会発足への経緯

「靈氣」の漢字表記について

直傳靈氣と西洋式レイキ

直傳靈氣と西洋式レイキ、各レベルの照応関係

●第2章 今明かされる靈氣の真実

靈氣への目覚め ── 臼井甕男先生の悟り

臼井靈氣療法の確立と広がり

現在の臼井靈氣療法学会

林忠次郎先生と林靈氣研究会

●第3章 山口千代子と靈氣との出会い

山口千代子の生い立ち

菅野和三郎と靈氣の出会い

結核を克服

大聖寺分会の設立

山口千代子の靈授体験

嫁入り道具となった靈氣

●第4章 靈氣とともに生きる

驚くべき靈氣の治療効果

靈氣による奇跡の治癒例

戦中戦後を靈氣で生き抜く

死を宣告された父・庄介を靈氣で救う

私の少年時代

私は靈氣によって守られてきた

手当てと手かざし

様々な活動を通して、靈氣の素晴らしさを再認識

最期まで靈氣とともに生きた千代子先生

●第5章 林先生の講義

林忠次郎先生の講義内容

病腺についての講義

五戒について

言靈の力による浄化

明治天皇の御製について

御製の解説

生命力を活性化する血液交換法

血液交換法(施術方法)

●第6章 林靈氣研究会編の『療法指針』について

『療法指針』とは何か?

靈氣治療の原則

病腺の広がり

流行性感冒の治療法

臼井先生の『療法指針』との違い

●第7章 直傳靈氣研究会の実践

直傳靈氣セミナーの実際

直傳靈氣は代替医療の切り札となる

外国人向けセミナーと海外セミナーについて

http://www.geocities.jp/meigendo/reiki.html コピー

 靈氣(Reiki,レイキ)について

靈氣の素晴らしさを言葉で表現することは、とても難しく、限界を感じますが、その奥深い役割について私見を 述べさせていただきます。靈氣はからだとこころとたましいに深く作用し、癒し、導きます。

          1. からだへの作用 
靈氣とは、「尊い生命エネルギー」という意味ですが、この精妙なる振動波は宇宙空間(わたしたちの肉体も含む)のどこにでも 遍在する命のエネルギー、循環再生のエネルギーということができます。地球のあらゆる存在物(鉱物・植物・動物・人間など)を 存在たらしめている根源的活性化エネルギーです。ですから当然ながら、からだに生じた様々な不調和(病気)を癒すことができます。

細胞レベル更には分子、原子、原子核レベルで作用します。癒すということは、元々の《完全なる健康体》に戻るということであり、 調和(バランス)させるということであり、不調和(アンバランス)となっているひずみを修復するということです。

細胞は作りかえられます。靈氣の手法は本質的にエネルギー療法で、パワフルかつ微細な生命活性化エネルギーを集中的に 送り込むことによって、波動的に調和修復作用をおこし,病を癒します。

          2. こころへの作用

私がそもそも靈氣に出会ったきっかけは、極度のストレスによるうつ病が原因でした。食べれない、眠れない、両手はいつも汗で びっしょり、もちろん仕事もできない状態から、私はレイキ(西洋レイキ)の自己ヒーリングだけで2ヶ月で全快しました。病院には 行かず、薬物にも頼らず、レイキだけで癒せました。1997年夏のこの体験が私の原点になっており、レイキが肉体をこえて、 精神(こころ)にまで作用することに確信をもちました。靈氣のエネルギーは肉体レベルで作用しつつも、そのここちよさによって 導かれるリラックス状態は、とても深いやすらぎを生み、こころの領域をも癒してしまいます。私はそれを《超リラックス状態》と 呼んでいます。この状態になると癒しのエネルギーを『愛』そのものとして理解し、いのちある1個の人間として《生かされていること》 への感謝の気持ちが湧き起こり、こころの傷が癒されていきます。靈氣は強いストレスを解放し、こころもからだも癒してしまいます。

          3. たましいへの作用

私は人間の本質はモナド(分神靈、狭義の靈)=神性と考えていますが、モナドを核としながら今生という具体的生をプログラムし、 導こうとする主体はたましいと考えています。靈氣のエネルギーはたましいの乗り物としてのからだと、からだをコントロールし 行動(体験)を生み出す役割としてのこころの両方を癒すだけではなく、たましいとのつながりを強めます。靈氣のエネルギーは 宇宙の根本原理が『愛(能動性)』と『感謝(受動性)』のバランスの上に成り立ち、すべてがひとつに調和統合していること、 あるいは調和統合のプロセスにあること(予定調和)を悟らせます。元々わたしたちの生命主体であるたましいは、この宇宙の 根本原理をよく理解していますから、靈氣のエネルギーを物理的エネルギーとして受けとめつつ、情報としても受けとめています。

つまり靈氣のエネルギーはたましいの栄養となるインスピレーション(直観)を与えます。

靈氣はインスピレーションを与えることによってたましいの指導的役割を強力に後押ししてくれます。

人間はまず人と人のあいだにいますが、天と地のあいだにも立っているという本質を忘れず、精進したいものです。

          西洋レイキと伝統的靈氣について

現在、日本でも世界でもさまざまな癒しの技があり、レイキひとつをとってみても多くの種類があります。大きくは西洋レイキと 伝統的靈氣に分けられますが、その双方もそれぞれ分化しているのが現状で、全体像を提示することは極めて困難です。 レイキあるいはReikiと表記する場合は、一般的に西洋レイキをさします。一方伝統的靈氣は、靈氣という旧字にこだわります。 それは言靈としてのことば(文字)のエネルギーを重視するからです。    

*「靈」は、「雨」・「口口口」・「巫」と分けられ、雨が落ちる様子を象形化した文字で、古代中国では雨は農業にもっとも 大切な「天からの恵み」だったので、「雨」と多くの「口」で神の力を表し、後に神事を司る「巫(みこ)」の字を加えて、 できた文字とされています。そこで、「靈」は死者の魂を指すだけでなく、「神」や「神々しく尊いもの」「神聖なもの」 「すぐれて良いもの」「慈しみ」などを意味していたと思われます。したがって、「靈氣」という言葉は、宇宙生命 エネルギーのなかでも、とても神々しい最高次元のエネルギーを指していることになります。靈氣のエネルギーが 肉体だけではなく、精神や魂にまで影響を与えて深い癒しを起こすのは、そのエネルギーの性質ゆえなのでしょう。

「氣」という漢字についても、やはり旧字であることに意味があります。本来この字はエネルギーが四方八方にあふれ 出る状態を「米」という字で象形化しているものです。したがって新字のように中が「メ」になっているとエネルギーを  閉め出してしまうのです。     (出典:山口 忠夫著 『直傳靈氣』)

靈氣は大正時代に臼井甕男(ウスイ ミカオ)先生によって創始されたもので、太陽をはじめとする宇宙の生命エネルギーを 集め、おもに手のひらを使って、私たちのからだにそそぐエネルギー療法です。臼井先生がどのようにして靈氣療法を体得 されたかについては、さまざまな書物で紹介されていますのでそちらをご覧ください。靈氣療法は日本中に広まり、臼井先生の 弟子の一人である林忠次郎先生が東京中野に開業された治療院(林靈氣研究会)で、病を癒したハワイ出身の 高田はわよ女史によって、ハワイに伝わったのを皮切りに、アメリカ本土・カナダ・イギリス・オーストラリア・インド・ドイツ などに急速に広まりました。

海外ではその後、ニューエージのブームにのって、ボディーワーカーの基本メニューとして注目を集め、究極のハンド・オン・ ヒーリング法として高く評価されました。そして、1980年代末、海外から逆輸入のかたちで、現在ご活躍されている日本の マスターティーチャー諸氏に伝えられました。海外ではレイキが積極的に代替医療のひとつとして活用される傾向がある一方、 レイキ発祥の地である日本では、リラクゼーションの技のひとつとして、セルフヒーリングをおもな目的として、セミナーが開かれる ようになりました。病をいやすべく施療院を開業する人はきわめて少ない状態でした。レイキの実践者数は定かではありませんが、 全世界でおよそ500万人位いるといわれています。

イギリスなどにおいては、健康保険診療の対象となっています。21世紀にはいって、イギリスのオックスフォード英語辞典に 新外来語として『Reiki』が登場しましたが、いまでは日本の研究社発行の「新英和中辞典」にものっています。そこにはReiki について、つぎのような簡明な説明がされています。・・・《霊気(患者に手を当てて気を導きいれ、自然治癒力を働かせて 疾患を治す治療)・・・レイキが霊気(靈氣)として日本でも少しずつ認知されてきたようです。日本のマスターティーチャーに よって、レイキがセミナーのかたちで多くの人に伝えられた意義は大きく、その受講者の数はかなりのものです。

そして、高齢化社会を迎えた日本。健康を維持しながらの長寿が望まれていますが、ガンで亡くなる人の数は増え続け、 1年間で30万人を超える勢いです。強いストレスがあらゆる病の根本原因となっているのは明らかです。強いストレスのかかる 現代日本社会を生き抜くうえで、真の癒しの技として、代替医療のひとつとして『靈氣』を実践・普及していくことの意義はとても 大きくなっています。




コズミックホリステック医療・現代靈氣

吾であり宇宙である☆和して同せず  競争でなく共生を☆

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