「うれしいひな祭り」に隠された秘密とは?

https://r.gnavi.co.jp/food/japanese/hinamatsuri/hinamatsuri_04.html 【日本情緒を歌う名曲「うれしいひな祭り」に隠された秘密とは?】より

ひな祭りの歌といえば誰もが歌える「うれしいひな祭り(作詞:サトウハチロー・作曲:河村光陽)」。かわいらしい子どもが楽しく遊ぶ様子を歌っている割には、暗く淋しげなメロディ、この歌の背景にはどんな物語があったのでしょうか。

「うれしい」と言いつつかなり暗い・・・その背景には・・・

母と離れ淋しそうな我が子たちへの思いを歌に

この歌が作られたのは1935年頃のことです。当時サトウハチロー氏は子どもを引き取って離婚したばかりでした。淋しい思いをさせた子どもたちにひな人形セットを買い、しばし楽しい時を過ごしたその様子を歌にしたと言われています。

嫁ぐ直前に夭折した実姉への思いも込めて

歌詞の中にある「姉さま」は、サトウハチロー氏の実姉です。幼少の頃のケガが原因で、外で活発に遊べなかったサトウ氏にとって、姉は良き友人でありピアノの師でもありました。しかし姉は嫁ぎ先が決まった直後、結核によってわずか18歳で亡くなってしまいました。サトウ氏はせめて歌の中で姉を嫁がせてあげようという鎮魂の思いを込めて、この歌を作ったといわれています。

実は間違い!「お内裏様とおひな様」

男ひなは「お内裏様」、女ひなは「おひな様」と、多くの日本人が認識していると思いますが、それはこの「うれしいひな祭り」2番の歌詞によるところが大きいのではないでしょうか。しかし本当は、「お内裏様」とは男女一組のおひな様のこと、そして「おひな様」とは全ての人形のことを指すのです。

サトウ氏の作詞意図が段飾り人形すべてを指しているとすれば、誤用ではないとも言えます。しかし、後に続く「二人並んで」という歌詞によって、やはり男ひな、女ひなを指した誤用だったという見方が強いようです。

これも違う!赤い顔なのは左大臣だった

これは明らかな間違いです。「赤いお顔」なのは右大臣ではありません。左大臣です。よく見ると向かって右側「左大臣」は少し赤ら顔の老人、向かって左側「右大臣」は白く凜々しい顔つきの若者です。

この二人は随身と呼ばれる護衛の者で、高位、年長の者が左側(向かって右側)に座すという決まり事に従って並んでいます。観る者から見て右側が左大臣とは、なんとややこしいことでしょう。

日本中で歌い継がれる名曲も作詞家本人には嫌われたまま

サトウ氏の歌詞に河村氏が日本独自の陰施法を用いたメロディーをつけ、日本情緒あふれる曲が出来上がりました。大らかな時代だったのか、誤用については指摘が無く、そのまま発表されました。後に児童教育者等から誤用訂正を求める動きもあったということですが、歌の普及には追いつけなかったようです。

「うれしいひな祭り」は現代でも日本中で歌い継がれる名曲となりました。2007年には文化庁が選定した「日本の歌百選」にも選ばれています。この曲を愛し、自身のライブやレコーディングに採用している歌手もいます。しかし、サトウハチロー氏は歌詞の背景にある悲しい記憶と後に気づいた歌詞の誤用から、晩年までこの歌を嫌っていたと言われています。

https://acidblackcherry-movie-news.net/6.html 【ひな祭りの歌は怖い?意味や理由、歌詞に隠された秘密と都市伝説は?】より

「あかりをつけましょ ぼんぼりに~ お花をあげましょ 桃の花~」

という歌は、日本人にとってとてもなじみ深いフレーズだと思います。

でもなんだかちょっと、曲の雰囲気が暗いですよね?

しかも、歌詞にはどんな意味があるのか、きちんと考えてみたことはありますか?

あまりにも有名すぎて、意外と意味を知らないまま歌っていた人が多いかもしれません。

実は、この歌は怖い歌だといわれているのです。

また、隠し通されている秘密もあるとか!

そこで今回は、ひな祭りの歌が怖い歌だといわれている意味や、隠し続けられている秘密を、丁寧に解説していきたいと思います。

都市伝説もいくつか説明するので、よろしかったら最後までお付き合いくださいね。

ひな祭りの歌とは

ひな祭りの歌といえば、有名な歌は1つしかありません。

「うれしいひなまつり」というタイトルで、子供のころから親しんできましたよね?

ひな祭りの時期になると、いろいろなお店のBGMにもなっているので、大人になってからも耳なじみはあると思います。でも漠然と把握しているのは、1番だけではないですか?

え? 2番もあるの?? と思われるかもしれませんが、実はこの歌は、4番まであるのです。

「うれしいひなまつり」  作詞:サトウハチロー 作曲:河村光陽

あかりをつけましょ ぼんぼりに     お花をあげましょ 桃の花

五人囃子の笛太鼓            今日は楽しい ひなまつり

お内裏様とお雛様            二人並んで すまし顔

お嫁にいらした 姉さまに        よく似た官女の 白い顔

金の屏風に うつる灯を         かすかにゆする 春の風

少し白酒 召されたか          赤いお顔の 右大臣

着物をきかえて 帯締めて        今日は私も 晴れ姿

春のやよいの この良き日        なによりうれしい ひなまつり

ひな祭りの歌が怖いと言われる意味や理由は?

2番の歌詞に注目してみてください。

「お嫁にいらした姉さまに よく似た官女の白い顔」

ここに秘密が隠されています。

これは、「結婚したお姉さんに似ている官女は色白の顔だ」という意味になりますが、実は作詞家のサトウハチローさんは、お姉さんを早くに亡くしているのです。

しかもなんと、結婚が決まった直後にお姉さんは結核で亡くなってしまったとのこと。

だから、サトウハチローさんは、自分のお姉さんを思ってこのような歌詞を書いたといわれているのです。

そう考えると「白い顔」という言葉も怖いですよね。

ひな祭りの歌の歌詞に隠された秘密は

作詞家のサトウハチローさんはとても有名で偉大な詩人ですが、実はこの歌には2か所も間違いがあります。

でも今更歌詞を変えるわけにはいかないので、間違いがあることは秘密にしているのでしょう。

まず1か所目は、とっても有名なフレーズ。

「おだいりさまとおひなさま」の部分です。

おだいりさま(お内裏様)とは、おびな(男雛)とめびな(女雛)のことです。

男女一組で「おだいりさま」であり、「おひなさま」はひな人形すべてのことなのです。

でも、「おだいりさまとおひなさま」という歌詞は、最上段に飾られている男女のことを歌っているとしか思えません。

だから「おだいりさま」とはおびなのこと、「おひなさま」とはめびなのこと、と誤解している人がとても多いのですよ。

2か所目の間違いは、「赤いお顔の 右大臣」というフレーズです。

実際のひな人形は、右大臣のお顔は白くて、左大臣のお顔が赤いと決まっています。

これは単純に、サトウハチローさんの勘違いです。

「向かって右」にいるのは左大臣、「向かって左」にいるのが右大臣なのですが、サトウハチローさんは、自分から見て右側にいる人形を「右大臣」と思ってしまったようです。

自分がひな人形と同じ方向を向いて、その時の左右を確認すると間違いに気づきやすいです。

歌詞を修正しようという動きもあったようですが、この歌は有名になりすぎたので、間違いに関してはみんなの秘密にしておこうということになったようですね。                       

ひな祭りの歌についての都市伝説は存在する?

ひな祭りにはさまざまな都市伝説が存在します。

最も有名なものは「ひな人形を3月4日に片づけないと、その家の娘は嫁に行き遅れる」というもの。

これは都市伝説というより、言い伝えになっていますよね。他にも怖い都市伝説がたくさんあります。「3月3日にひな人形の扮装をすると、3月4日にあの世に連れていかれる」

「毎年ひな人形の髪の毛は少しずつ伸びている」

そしてもっとも怖い都市伝説としては、昔あった儀式として「少女が生贄にされ、棺に入れられた状態で、神にささげられる」というもの。

そう考えると、ひなまつりそのものがなんだかとっても怖く感じてきますね。

まとめ

「ひな祭りの歌は怖い?意味や理由、歌詞に隠された秘密と都市伝説は?」の記事の内容は、以上になります。如何でしたでしょうか。

毎年何気なく口ずさんでいるひな祭りの歌に、こんな秘密が隠されていたり、怖い意味があるなんて、驚いた方も多いかもしれませんね。

これからはひな祭りの歌を耳にするたびに、歌詞に漂う怖い雰囲気を感じてみたり、ずっと秘密にされ続けている歌詞の間違いに注目してみてください。

ひな祭りの歌をより一層、身近に感じられるはずですよ。

では、以上になります。最後までお読みいただきありがとうございました。

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