月の光

Facebook 草場一壽 (Kazuhisa Kusaba OFFICIAL)さん投稿記事  真珠

 こんな美しい物語を見つけました。イギリスに伝わるものだそうです。

 ずっとずっと昔。時がはじまるよりももっと前、海の底の砂の中をさまよい歩いている牡蠣がいました。

 ある満月の夜、海の底の真っ暗な片隅にも月の光がさしこみました。月光は硬い殻を通して牡蠣のからだにしみわたりました。牡蠣はその神秘な光に誘われて、まるで磁石に引かれるように海中をゆっくりと上がっていきました。

 海面に顔を出したとき、牡蠣は月の輝かしさ、力強さに圧倒されました。そして、あたかもなにかに促されるように殻を開くと、月の光に自分を明け渡したのです。魔法にかかったようでした。自分から開けた殻の隙間から差し込む光がからだの芯まで届くと、そのまま自分のなかに留まるのを感じました。

 牡蠣は不死身ではありませんでしたが、ほんの束の間、なにかをはっきり見て取る力が与えられたようでした。そして、月の光との出会いによって牡蠣のうちには清らかな真珠が生まれました。

引き潮の勢いによって、ふたたび海の底に投げ出されましたが、牡蠣はじっとその真珠を大切に抱き、真珠はすこしずつ大きくなっていきました。

 ながいときがたち、牡蠣はやがて老いていきましたが、自分のからだにそっと秘めた宝のことを忘れたことはありませんでした。

 ある灰色の明け方、海は大荒れに荒れていました。すると、一艘の漁船の影が牡蠣の寝床にあらわれ、何が起きようとしているのか思い巡らす間もなく、牡蠣は死の網に捉えられ海から引き上げられてしまいました。

 漁船の船底で、牡蠣はがっくりとうなだれました。真珠もまた牡蠣のふところで恐怖にふるえおののきました。

 夜になって嵐がおさまると、穏やかになった海に月がふたたび光を投げかけました。年老いた牡蠣がいまわの際に、暗い夜空に浮かぶ真珠貝のような月を見上げたとき、真珠を形づくってくださった大いなる想像主の優しい手で抱き取られているのを知りました。

 創造主は牡蠣を大事そうにつまんで、生きてきた年月のあいだにさまざまな経験がこびりついてゴツゴツしている殻をそっと開き、その殻のうちの真珠を愛のこもるまなざしでごらんになりました。

 「おまえを待っていたのだよ」と創造主は真珠にささやかれました。「おまえの輝きがなくては私の永遠の首飾りは完成しないのだからね」。

 創造主は真珠をそっと取り上げると、大いなる首飾りのところに導いてくださいました。それは水平線のかなたまで果てしなく伸びていました。ひとつひとつの真珠が愛の対象でした。

創造主は、光の環を地球のまわりに置かれました。いまもなお、大いなる首飾りは地球のまわりで永遠の光を放っています。

●真珠は古来より、富ではなく、純潔と美徳を象徴すると考えられてきました。そして貝が殻を開いたときに光を放つものというところから、おおいなる力の業を見るにふさわしいもの=天の恵みと見ることができるのですね。

このお話は、真珠が牡蠣という「いのち」の痛みの象徴であり、同時にいのちのおわりが結晶(真珠)となって永遠につらなるということでしょうか。自己犠牲という尊さに思いが至ります。


https://lani.co.jp/spiritual-41824 【【決定版】月光浴とは?凄すぎる9の効果・正しいやり方】より

日本では古代から月にはウサギが住んでいるイメージがあったり、ロマンチックなかぐや姫の物語のイメージがあったりします。

そんな月の光、月光浴にはさまざまな効果が期待できるとしっていましたか?

太陽の光である、日光浴の効果はよく耳にしますが、月光浴にはリラックス効果が期待できるだけではなく、スピリチュアルなパワーもあるようです。

太陽が「陽の氣」なら月は「陰の氣」とされます。しかし月の持つ陰のエネルギーは癒しパワーなどさまざまな効果が期待されています。

今回は、そんな月光浴について説明します。

月光浴とは クレオパトラも取り入れていた月光浴

月光浴とはその字のままですが、月の光を浴びることです。太陽光をあびる日光浴とは違って陰のエネルギーが強いイメージですが…女性には嬉しい効果が多いようです。

あの絶世の美女と言われたエジプトの女王クレオパトラも、月光浴を取り入れていたのはかなり有名な話であり、みなさんご存知ではないでしょうか?

古来の女性たちは、不思議な力があるとされた月に宿るスピリチュアルなパワーを信じていました。月光浴もその一つと言えます。

月光浴の凄すぎる9の効果

満月・新月・上弦の月・下弦の月と月は毎回少しずつその形を変えていきます。ではそんな月からの恩恵である、月光浴の凄すぎる効果をいろいろご紹介していきますね。

1. セロトニンが分泌される

日光浴には脳内物質である、セロトニンが分泌されることは聞いたことがありますが、月光浴にもセロトニンが分泌される効果があるようです。

セロトニンと言えば、幸せホルモンと呼ばれていて、私たち人間の心のバランスを整えてくれます。セロトニンが脳内に分泌されることで、心の安定が保ててると言っても過言ではありませんから。

ちなみにですが、この幸せ脳内物質のセロトニンが不足してしまうと、疲労感が消えない、イライラしがち、睡眠の質が落ちる、生理痛がおこる、セロトニン不足はひどければうつにまでなります。

2. ストレス・不安が和らぐ

現代社会においてストレスと無縁の人は、いないのではないでしょうか?少なからず誰にもストレスはあると思います。

月光浴にはストレスを緩和させる効果があります。脳内でセロトニンが分泌されることのメリットは、たくさんご説明しましたが、セロトニンは精神安定剤とよく似た分子構造をしているようです。

またセロトニンの分泌は女性ホルモンに連動しているようです。

月光浴によってセロトニン分泌されることで、ストレスや不安が和らぎます。セロトニンはウオーキングでも分泌されますので、月光浴ウオーキングなどいかがでしょうか?

3. 自己肯定感が高まる

月光浴の浄化作用によって、心がデトックスされることで、自己肯定感が高まります。自己肯定感が高まると自分に自信がついて、いつもポジティブに過ごせます。

自分の弱い部分は認めましょう。自分は、ダメな人間なんて思わなくてもいいんです。自己評価を高めましょう。自信を持ちましょう。

今のダメなところもある自分を受け入れればいいんです。自己否定のネガティブなエネルギーはストレスのもとですから、どんどん手放していきましょう。

4. 美肌・美髪・綺麗になる

世界の三大美女のエジプト女王クレオパトラが、月光浴していたのは有名ですね。クレオパトラは入浴後に香りのよいオイルを身体に塗って、月光浴していたそうです。

クレオパトラの、その美容法には科学的な根拠があるわけではありませんが、月のエネルギーが細胞を活性化させたのではないかと言われています。

月の満ち欠けのサイクルに合わせて体のケアを行うことで、月のパワーによって肌や髪の毛が美しくなると言われています。

昔から神秘的で特別な満月は、美と富の象徴と言われています。女性の美容にぜひとも月光浴を取り入れていきたいですね。

またスリランカ発祥の伝統医療である、アーユルヴェーダでも月光浴には細胞を活性化させ、再生を促せるパワーがあると言われています。月から発生する磁場が皮膚を通して細胞が活性するようです。

月のオーラによって人の人体に共鳴現象が起こるからと考えられるようです。

5. 邪気払い

邪気が溜まっているときは、なんとなく体がだるいし、重い感じがします。

邪気は私たち人間の目には実際には見えませんが、感じることはできているはずです。むしろ現代社会では、邪気が全くないという人の方が少ないかもしれません。

邪気が溜まれば、私たちは体調不良を引き起こします。マイナスなエネルギーなので払わなければなりません。

月の光には邪気を払ってくれる働きがあるようです。もしも邪気を感じたならば邪気払いのために月光浴をしましょう。

6. 妊娠する&子宝運が上がる

昔から満月の日には安産になりやすいと言われています。満月の夜には動物達は産卵をします。ウミガメがその代表例ですね。

月の満ち欠けは出産とも関係しているのではないかと言われています。これは引力と水分が関係しているのではないかと言われています。

人間の体のほとんどは、水分で形成されていますから、地球の引力には少なからず何らかの影響があるはずですよね?

また子宝運も上がると言われているので、子宝祈願に、月光浴を行うことをおすすめいたします。

7. 睡眠の質が上がる

デスクワークをされている方は、お分かりかもしれませんが、長時間パソコンでの作業はブルーライトの害があります。

目には見えませんがパソコンやスマートフォンから、いつも大量のブルーライトを浴びています。

このブルーライトは脳内のメラトニンを抑制してしまいます。すると私たちは、眠りが浅くなります。これが原因で睡眠の質が大きく落ちてしまいます。

睡眠は人間の健康に深く関係してきます。睡眠の質が高くなることで得られるメリットは様々です。

デスクワークでいつもパソコン作業される方で、心当たりがあるという方は多いかと思います。是非とも満月の夜にでも月光浴してみませんか?

8. 生理痛や頭痛・痛みの緩和

先ほども少し述べましたが、月光浴をすることで脳内物質のセロトニンが分泌されます。幸せホルモンと言われていて、セロトニンは心を安定させます。

セロトニンは生理痛やPMS(月経前症候群)を緩和させてくれる効果があるようです。

また女性の月経の周期は、だいたいが28日周期(個人差もありますが)であり、これが月の満ち欠けとほぼ同じ周期なんです。月って本当に不思議ですね。

また月光浴は女性ホルモンの働きと連動しているようです。月光浴で女性ホルモンに良い働きかけがあるのかもしれませんね。

9. 浄化作用がある

体内のマイナスエネルギーがうまく排出されないとき、私たち人間はどうしても、ネガティブな感情に支配されがちになります。

月の光は私たちのネガティブな感情を浄化してくれます。

ネガティブなエネルギーを感じる…こんなときにこそ満月のパワーを借りましょう。月光浴でセロトニンが分泌され、心の不安も軽減されるはずです。月光浴には絶大なデトックス効果があります。

正しい月光浴のやり方

みなさんは、月光浴と聞くとなんだかあやしい儀式的なイメージを持たれるかもしれませんが…実際にはそんなことはありません。

月光浴と言っても、時別なやり方は特にはないですし、そのやり方は実に簡単であり、シンプルに月の光を浴びるだけなんですから。

月光浴に最適な時期

月光浴に最適な時期は、満月から新月になる月が満ちかけていく間が最適な時期のようです。

一般的に新月はパワーの始まりと言われています。満月で月のパワーは最大となると言われています。必ずしも満月の夜にこだわらなくても、満月の次の日でも月光浴の効果は十分にあります。

月光浴の浄化作用を利用して、最近では満月の夜に砂浜でヨガも行われているようです。

月光浴をするのに効果的な場所

月がよく見える場所なら、月光浴の場所はどこでも構いません。月光浴をするのに、ここの場所はダメという所はないようです。

ベランダや窓辺、または自宅の庭など、あなたがリラックスできる場所を選んでください。

月光浴の注意点

まずは、ゆっくりとお風呂に入り、その身をよく清めてください。月がよく見える場所で5分ぐらい、全身に月の光を浴びてみて下さい。

月光浴のときに、月の光が眩しく感じたら目を閉じてください。目を閉じても効果は変わりません。

そして時間は午前0時までです。午前0時以降は「魔の時間」と言われていて、ネガティブな感情の氣が充満しやすくなるようですから。

満月の夜に犯罪が多いのは多分ネガティブなエネルギーが多いからかもしれませんね…

そして月光浴の後はスマホやテレビを見ないようにしましょう。せっかく月光浴でデトックスできたのに、またブルーライトを浴びてしまったら月光浴の効果がもったいないですよね?

長時間外気を浴びて風邪を引かないように

長時間、月の光を浴びたら冷えてしまいます。風邪を引いてしまったらいけないので、長い時間の月光浴はあまりおすすめいたしません。

雨の日や曇の日の月光浴はどうすればいい?

せっかく今日は満月なのに…雨天ならば、月は雲に隠れて見えないし、そんなときは月光浴ができないのでしょうか?

雨天の日は月は雨雲に隠れて見えていませんが、実は、月のその引力は強く、雨天でもしっかりと私たちの居る地上には届いています。

ですから、月が雨雲に隠れていても月の浄化する力は変わらないですから安心してください。

月光浴でパワーストーンを浄化させる方法

月光浴と相性の良いパワーストーンを選ぶ

パワーストーンは地球(大地)を削り作られた石です。大地のパワーがたっぷりと入っています。

おすすめのパワーストーンは、やはりムーンストーンと、ブルートパーズ、ギベオン、ローズクオーツなどです。

あなたのネガティブな感情を、パワーストーンがいつも吸い取ってくれています。ネガティブなエネルギーを吸い取ってくれているパワーストーンには、定期的な浄化日が必要です。

ムーンストーン

ムーンストーンはその昔、月の光の輝きが結晶化した石だと言われていたようです。古代インドの人たちはムーンストーンを聖なる石だとして、お守りとしてきました。

またムーンストーンには、勘がするどくなる、危険を察知する、進むべき道を教えてくれるなどの効果があるようです。まさにヒーリングストーンです。

ムーンストーンは持ち主の無意識の部分に語りかけます。天然石は潜在能力を引き出し、インスピレーションをもたらしてくれます。

満月や新月を選ぶ

パワーストーンを浄化させるには、新月や満月の日を選んでください。満月の夜には宇宙から地球に高いエネルギーが降り注いでいるはずですから。

やり方としては、月の光がよく当たる場所にパワーストーンを置きます。

パワーストーンの月光浴におすすめの時間帯は夜半ばから午前0時までの時間帯がベストです。0時以降は魔の時刻になるので、おすすめしません。

月光浴の時間は15分くらいでも効果は十分あるようです。時間はあまり気にしなくても大丈夫です。

財布の月光浴で金運アップ!

満月の夜は、引力が強くなるので引き寄せる力や吸収する力があると言われています。

ご存知の方も多いかもしれませんが、満月の夜にお財布をフリフリするのは少し前に流行りましたよね?

お財布の中身を空にしてキレイに掃除する。それから、満月に向かって数回上下に振ります。

お財布を振りながら、お財布に「今月も収入をありがとう」などの感謝の気持ちを伝えましょう。そして来月もお願いしますと言いましょう。

財布に出していた中身を戻しましょう。お財布フリフリは以上です。今後、金運アップ効果が感じられるかもしれませんね。

まとめ

今回ご紹介しましたのは、月のパワーからの恩恵である、月光浴についてでした。

月の光はいわゆる、太陽光からの反射した光なんですね。太陽光ほどのエネルギーではないですが、月の光は優しくて見ていて私たちはとても癒されますよね。

満月の夜に宇宙から地球に降り注ぐエネルギーは、きっと地球に高いエネルギーを与えてくれているはずです。

月光浴の効果は実に様々で、浄化やリラックス効果の精神的ケアのみではなくて、女性の美容にも効果があります。

また月光浴の効果として、脳内物質のセロトニンが増えるのは嬉しいことです。セロトニンは別名称は幸せホルモンとまで言われています。セロトニンはいわば脳内の精神安定剤なんです。

月光浴の効果は様々あり、どれもリラックス効果を感じられます。満月の夜には、大自然からの恩恵である、月光浴をぜひともおすすめいたします。

コズミックホリステック医療・現代靈氣

吾であり宇宙である☆和して同せず  競争でなく共生を☆

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