http://yajin.blog9.fc2.com/blog-entry-265.html 【ノアの大洪水とムー大陸の真相】より
下記のスレッドで書いた通り、今月12日に発売された飛鳥昭雄+三神たける著「失われたムー大陸の謎とノアの箱舟」と言う本を読みました。と言う訳で、「旧約聖書」最大の”山場”である”ノアの大洪水”と”ムー大陸伝説”の”真相”とその”関連性”について書きたいと思います。
”ノアの大洪水”に関しては、94年に出版されたアスカネオパラダイム第1弾である「月の謎とノアの大洪水」という著書で、「旧約聖書」の記述を元に既に”検証済み”になっているのですが(今から4500年前に月が地球に急接近し、月内部に存在した”熱水”を大量放出した事によって引き起こされた史実である、との事)、今作品である「失われたムー大陸の謎とノアの箱舟」では、更に掘り下げた内容で検証に掛かっています。
”テーマ”は大きく3つに分かれていて、1つ目は”大洪水”の”物的証拠”である”箱舟化石”に関する検証、2つ目は”ムー大陸伝説”、”アトランティス大陸伝説”を代表とする世界各地の”大陸沈没もしくは大洪水伝説”に関する検証、3つ目は”ノアの大洪水”と”ムー(あるいはアトランティス)大陸沈没神話”、さらには”大陸移動説”の”関連付け”とその”メカニズム”の検証、という具合になっております。
まず、”箱舟化石”に関してですが、その”本命”とされるものは、”写真”などで多くの人が拝見していると思いますが、アララト山付近のアキャイラ連山に存在する”箱舟地形”です。これは、既にトルコ政府によって調査され、”化石化した舟”である事が判明しているとの事(実はアメリカ政府も関係しているようで、その”全容”が極秘裏に明らかになっているとか)。しかし、実はこのような”箱舟”に関する”目撃例”は多数存在し、かつては世界中に”箱舟の残骸”らしきものが存在していたようです。そして、実はアララト山にもそれらしき物が多数目撃されていて、”場所(実は「旧約聖書」に記されている”箱舟”の到着地は”アララト山”ではなく”アララトの山々”というのが正解らしい。)”的にも”箱型の形(実は”箱舟”の”箱”という言葉は聖書の”誤訳”によるものだとか。)”にもこちらの方が”聖書”の記述に近い事から、この舟が当事の現地の人々の間では”ノアの箱舟”の残骸と信じられてきたそうです。しかし、アキャイラ連山以外の”巨船化石”全てから”人骨”が発見されたそうですから、そうなると無事ノア一家と現在生き残る全種の”生物”を地上に戻したはずの”箱舟”には”人骨(あるいは動物の骨)”などは出てきてはおかしい訳ですからね。そして、”本命”であるアキャイラ連山の”箱舟”には、そういった”生物の骨”は一切発見されなかったそうです。
次に、”ムー大陸”や”アトランティス大陸”の”沈没伝説”や世界各国の”洪水伝説”についてですが、この中で”自称英国軍大佐”であるジェームス・チャーチワード著「失われたムー大陸」に着目。この著書では、チャーチワードが”イギリス軍大佐”だった頃インドに駐在しており、そこで知り合った古いヒンドゥー教寺院の僧侶からその寺院に伝わる粘土板「ナーカル碑文」なるものを見せられ、その中には「地球上最初に現れた人類で、太平洋に浮かぶ”ムー”と呼ばれる”大陸”に住んでいたが、ある日突然陸ともども海へと沈没した。」という事が書かれていたらしい、との事ですです。それを聞いたチャーチワードは、南太平洋周辺の島々から果ては中南米まで調査した結果、各地に”大陸沈没及び大洪水伝説”が存在し、そこで”共通”しているのが「かつて高度な文明を持つ大陸が存在したが、やがて人々は”傲慢”になったため”神”の逆鱗に触れ、そして”大陸”ともども海の”藻屑”と消えた。」という伝承があった事。更に言えば、「その中でも”神”に忠実だったある人物の家族だけが舟によって生き延びた。」というものだったそうです。これって”何か”に似てないか? そう、言うまでも無く、これは”ノアの大洪水”そっくりである、という事です。
でもって、”ムー大陸”の”存在”に付いてですが、時代が下り”アトランティス大陸”とともにその周辺の海底を調査した結果、大陸の痕跡が見当たらない事が判明しました。”科学”によって”ムー大陸”及び”アトランティス大陸”の存在は”否定”される事となりました。また、”世界各地の伝承”ではなく、”レムール”と呼ばれるキツネザルの分布がマダガズカル、インド南部、マレー半島のみであるため、かつてこれらを取り巻く”大陸(俗に言うレムリア大陸)”が存在したのでは、という説が浮上しましたが、これもムーやアトランティスと同じく周囲の海底には”大陸の痕跡”は存在しませんでした。しかし、レムーるの”分布”は”謎”のまま。しかし、マダガスカル、インド半島、マレー半島、その他周囲の島々の”海岸線”の”類似性”が指摘されるようになり、さらにはアフリカ大陸と南米大陸の”海岸線”、さらにはオーストラリア大陸や南極大陸の”海岸線”の類似性”も指摘されるようになって、これらが最終的にウェゲナーによる「大陸移動説」につながるのです。
まぁ、こういった経緯によって、”ムー大陸伝説”の信憑性はかなり怪しくなったと同時に、チャーチワード自信の”素性”についても”信憑性(実は当事のイギリス軍にはジェームス・チャーチワードなる人物は存在しなかった事が明らかになったようです。)”が問われる事となったため、”ムー大陸伝説”は次第に”闇”に葬られるようになりました。ただ、そんな中例の「ナーカル碑文」なるものの”写真”が意外な所から発見されたとの事。実はその写真を撮ったのは”旧日本軍”だったとの事。日露戦争後、インドに赴いた”旧日本軍”がヒンドゥー教寺院の僧侶にその「ナカール碑文」なるものを見せられ、その”証拠写真”を撮ったものでしょう。そして、”ムー大陸伝説”の”黒幕”はどうやら”旧日本軍”だった、という話が浮上。そして、当事”同盟関係”であったイギリスが知る事となり、それによってイギリス人であるチャーチワードがこれらのネタを元に”ムー大陸伝説”を作り上げたのがどうやら”真相”のようです。
最後に、これまで述べた”ノアの大洪水”と”ムー及びアトランティス大陸伝説”を代表とする世界各地の”大陸沈没及び大洪水伝説”との関連付け、そして”大陸移動説”のメカニズムとの関連付けを加えた上で”ムー(あるいはアトランティス)大陸=超古代大陸パンゲア”という”仮説”を提唱し、それに伴って”地球膨張論”を提唱。これらが、”大洪水”後、再び”陸地”を浮上させ、そして、やがて大陸が”分裂”し、現在の位置に移動していったのではないか、という”結論”を出しています。これに関しては、「旧約聖書-創世記第10章25節-」によると、「エベルには二人の息子が生まれた。一人の名は”大地が分かれた”ので”ベレグ”といい、その兄弟をヨクタンといった・・・」というように”大地の分裂”が示唆されています。
で、この”大陸移動”の”メカニズム”についてですが、その前に”ノアの大洪水”を引き起こした”水”の出所ですが、「旧約聖書-創世記第7章11節」によれば「その水は大いなる深淵と天から来た」と記されています。まず、”天”から来た”水”というのは冒頭でも書いたとおり”月”からもたらされた、と飛鳥氏はしています。そして、もう一方の”大いなる深淵”に関してですが、どうやら”地下”からではないかと? しかも、それは単なる”地下水”といったレベルではなくて、実は”外核”からではないか?という説が唱えられています。現時点では、”外核”は”液体金属”で構成されている事になっているのですが、実は月がかつてそうであったろう、とされるように地球内部にも膨大な”熱水”が詰まっていたのではないか?というのです。それらが、”大いなる深淵”から”大地”の裂け目を通じて地上にあふれ出し、そして、今度は地上に溢れる大量の”水”をその”裂け目”から吸収する事で地球が”膨張”したのではないか?という説が浮上しました。
”大陸移動”に関しては、現時点では”プレートテクトニクス理論”が用いられていますが、飛鳥氏はそこから”発展”した”プリュームテクトニクス理論”を使用しています。しかし、ここでもその”プリューム(粘性の低い柱状のマントル流)”を上昇させる”エネルギー源”が未だに解明されていないとの事。でも、その”鍵”を握るのが”ノアの大洪水”であり、その際における”膨大な水”を地下に”吸収”した事によって”マントル上昇”を引き起こしているのではないか?と飛鳥氏は解釈しているようです。ただ、”ノアの大洪水”は今から約4500年前に起こった、とされていますのでそういつまでもその”余韻”による”地球膨張”が起こるはずがありません。事実、1990年、鹿児島宇宙センターにおいて「VLBI(超長基線干渉法=地殻変動や大陸移動をミリ単位で精確に観測するシステム)」が”地球収縮”と思わしき現象をキャッチしたとの事。それによって、日本とドイツの距離が5年間で”190mm”もち人でいた事が発覚! 更に、1994年にはインド・オーストラリアプレートでも同様のデータが確認されたとの事(汗)
”地球伸縮論”が出た所で、今後地球は急激に”伸縮→大陸移動”を起こし、再び大陸が一つに戻るのではないか?と飛鳥氏は指摘しています。しかし、その際には”大洪水”にはならず、”何らかの意思”によって現在の地球上の”海水”の一部は”地下”に吸収されるのではないか?としています。この事は、「旧約聖書-創世記第9章11節-」には「二度と洪水によって肉なるものが滅ぼされる事無く、洪水が起こって地を滅ぼす事も決して無い。」と記されているようですから。それに対して、「新約聖書-ヨハネの黙示録第9章1~3節」には「第五の天使がラッパを吹いた。すると、一つの星が天から地上へ落ちて来るのが見えた。この星に、底なしの淵に通じる穴を開く鍵が与えられ、それが底なしの淵の穴を開くと、大きなかまどから出るような煙が穴から立ち上り、太陽も空も穴からの煙のために暗くなった。そして、煙の中から、いなごの群れが地上へ出て来た。・・・」とあります。これは飛鳥氏によれば、地球が”伸縮”した際、”地球内部プラズマ亜空間”から”エイリアン=失われたイスラエル10支族の末裔”が”UFO”に乗って大挙してやってくる有様を記している、と考えているようです。そして、その後アメリカ軍とエイリアン軍が”最終戦争”を始めることを指摘しています。でもって、上記に”何らかの意思”と書きましたが、これは”エイリアン”の事か? いや、どうやらこれら全てを意図的に起こしているのは、何を隠そう”地球自身”である、というのがこの著書の”最終結論”となっております!
”地球”をはじめ、宇宙に存在するありとあらゆる”星(当然太陽系や月も含めて)”は皆”意思”を持った”生物”ではないか?という説を飛鳥氏は提唱しています。その”実態”は、”プラズマ生物”ではないか?と。確かに、所謂”生物”は”星”から生まれている訳ですから、”星”そのものが”生物”だ、とする説は僕的には”あり”だと思います。更に、地球の”親玉”に”太陽”がいて、それを突き詰めていけば、その”根源的存在”にぶち当たります。その”全宇宙万物の根源”こそ”神”という事ではないでしょうか? となれば”神”は実在し、そうなれば、”聖書”に書かれた事も大方は”史実”という事になりますよね。
以上の事が、「失われたムー大陸の謎とノアの箱舟」に書かれた事ですが、まぁ、これらの事をいきなり書いても多くの方は信じるはずが到底無いでしょうから、一応前スレの「本題に入る前に-飛鳥昭雄氏について-」でその”注意書き?”みたいな事を書かせてもらったのですけど、確かにちょっと(というか大分)突拍子の無い内容ですし、安易に鵜呑みにしていいのかどうかは怪しい部分も多々あるでしょう。でも、「ひょっとしたら・・・?」と思わせる部分もまた存在すると思います。いずれにしても”信じる信じない”は”個人”の判断に任せます。けど、”現行科学”あるいは”現行超常現象定説”のまま思考をを止めたままで”新たな説”を受け入れようとしない姿勢をとる事は、こういった”超常現象及び超古代史”の”謎解き”を遅らせるだけでしかない、という事を肝に銘じてください。いや、それがわかっている上で逃げているだけならそれはそれでかまいません。別にそれで彼らの”生活”に影響は無いんでしょうから。ただ、そういう人はこんりんざい”超常現象”に”首”を突っ込まないで結構です!
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