Facebook横山 航宜さん投稿記事
猿田彦の鼻はなぜ男根なのか?
それは、ヒコとは火の凝りであり、火が凝ることで男根となる。
サルタヒコとは、真の火の輪廻転生する魂の事で、男の魂である。
この初代サルタヒコこそ、天太玉命と天児屋根であり言靈を組んだ神とフトマニのミタマを組んだ神である。
つまりカタカムナはここから生み出された。
輪廻転生し、世開けの晩に天之御中主を、芽吹かすものこそサルタヒコである。
天之御中主、カタカムナとは同意語である。
根を鎮め、鎮魂し、新たに芽吹き、正中をつかさどる。
イヤサカ
命 アヤくみ さきわかれ 搦みあう
https://xn--u9ju32nb2az79btea.asia/shinto15/shrine107.html 【天太玉命(フトダマ)はどんな神さま?描かれる姿とご利益・神社紹介】より
出典:布刀玉命(Art Mochida Daisuke)
フトダマとは?
神社で見かける玉串や注連縄(しめなわ)のルーツとさる神さまです。天孫降臨では五伴緒の1人。忌部氏(後に斎部氏)の祖神とされます。占いや祭具、楮や麻の神さまとしても信仰され、人気の女神アメノウズメ命の父神です。産業の神でもあり、金運や商売繁盛などのご利益を備えます。
名称
古事記 布刀玉命(フトダマノミコト) 日本書紀 太玉命(フトダマノミコト)
古語拾遺 天太玉命(アメノフトダマノミコト) 新撰姓氏録 天櫛玉命(アメノクシタマノミコト)
別称 大麻比古命(オオアサヒコノミコト) 天神玉命 玉櫛比古命
神格
占いの神 祭具の神 麻の神 楮の神 神事の神 産業の神
ご利益
災難除け 厄除け 方位除け 縁結び 商売繁盛 金運向上 占術向上 諸産業守護
関連神
父神 高御産巣日(タカミムスビ)
子神 天宇受売命(アメノウズメ)
祈祷師が満月と新月の日に作成する「金運護符」
玉串と注連縄のルーツとなる神さま
フトダマの彫刻
岩戸からアマテラス大神が出るところを構えるフトダマ
フトダマ命は神社で見かける玉串や注連縄(しめなわ)のルーツとさる神さまです。
天岩戸神話では、岩戸に隠れたアマテラス大神を誘い出すために洞窟の前で卜占(占い)を行い、続いて枝葉の茂った榊に、大きな曲玉を連ねた玉飾りと大きな鏡、楮(こうぞ)で織った白木綿(しらゆう)と麻で織った青木綿を下げ垂らし「大玉串」を作ります。
アメノフトダマ命はそれを捧げ持ち、同時に祝詞の神であるアメノコヤネ命がアマテラス大神を賛美する祝詞を奏上して大神の出現を願いました。
アマテラス大神が天岩戸から出てきたときに、すかさずフトダマ命が用意していた尻久米縄(注連縄)で岩戸の入り口を塞ぎます。これによりアマテラス大神が再び岩戸に隠れることなくこの世に太陽の光が満ちたとされます。
岩戸の入り口を締め切る注連縄は、この時まさにバリアの役目をしていますが、この場合は「光輝く日の神の居場所はこちらですよ」と、アマテラス大神の本来あるべき場所(聖域)を示すものともいえます。
神と人の交信する道具を司る
玉串とは、榊の枝に紙垂(しで ※紙を細長くきったもの)を付けた供え物のことで、太玉串とは「立派な玉串」のことです。今日でも神社でお祓いを受けたり、地鎮祭などで、神主に祈祷をしてもらう際に玉串を捧げる習慣があります。
これは、神の意思に従う気持ちを表し、神とのコミュニケーションを確認するという意味で、玉串などの祭具というのは、神と人間が交信するための道具となります。
これを最初に作り出したアメノフトダマ命は玉串を作る時に楮や麻の糸で織った布を用いたことから、楮や麻の神さまとしても信仰されています。
注連縄は神社の鳥居や社殿に限らず、御神木や石などの御神体、あるいは神域とされる場所に張り巡らされています。注連縄が張られた空間の内側は、神が降臨して宿る場所を示していて、その神聖な空間のなかに不浄なものが入ることは厳禁とされています。
このように清浄と不浄を分かつ注連縄そのものにも、当然としてなんらかの霊力が宿ることとなります。それを示すのが注連縄につけられる紙垂です。注連縄には玉串に用いるのと同じ紙垂を垂らしますが、その紙垂そのものが神の寄り代と考えられています。
宮廷祭祀の執行責任者・忌部氏の祖神
天太玉命
出典:フトダマ「月岡耕漁」
日本の神さまには、人間が神を祀るという行為そのものをルーツとする神格も多く、アメノフトダマ命もそういうタイプに分類されます。この神が作った玉串や注連縄は、神を祀る儀式には欠かすことのできない祭具です。
それを考案したこの神の性格は、祭祀の機能の神格化であり、それは古代の宮廷祭祀を司る祭官の職掌と一致しています。
天岩戸で活躍した後、アメノフトダマ命は天孫降臨に随伴して地上に降り、祭祀をつかさどる役目を果たした言われ、『日本書紀』では忌部氏の遠祖と記されています。
忌部氏というのは代々、宮廷における祭祀の執行を統括することを専門に担当した氏族で、宮廷での儀式に使うさまざまな祭具をつくる部門の管理も担当していました。
神話でこの神が太玉串をつくる場面は、そうした忌部氏の職務を象徴したものといわれています。
玉串も注連縄も要は神を祀る道具です。その一方で、特に注連縄は神聖な領域から不浄を遮断するという機能を発揮するもので、それは悪霊から守る霊力を持つと考えられます。
注連縄を生み出したアメノフトダマ命には、悪霊のもたらす災厄を除ける霊力が備わっているということになります。
https://xn--u9ju32nb2az79btea.asia/shinto15/shrine106.html 【アメノコヤネ命はどんな神様?描かれる姿とご利益・神社紹介】より
天児屋命(Art Mochida Daisuke)
アメノコヤネとは?
天岩戸神話に登場する神々の一神であり、祝詞の神さまと言われています。『日本書紀』には中臣氏(後の藤原)の遠祖で、言霊の神で高天原で代々祭祀職にあったとされるコゴトムスビ神の子とされます。藤原氏の氏神を祀る春日大社の祭神として知られる神さま。諸願成就、学業成就、出世開運などのご利益があります。
名称
古事記 天児屋命 日本書紀・先代旧事本紀 天児屋根命
別称 天之子八根命 武乳速命(たけちはやのみこと)速経和気命(はやふわけのみこと) 天見通命(あめのみとおしのみこと) 麻刀方命(まとかたのみこと)太詔戸命(ふとのりとのみこと)春日戸神(かすかべのかみ)国辞代命(くにのことしろのみこと)櫛真智命(くしまちのみこと)
神格
言霊の神 祝詞の神 出世の神
ご利益
国家安泰 学業成就 出世開運
諸願成就 受験・入試合格 歌唱力上達
関連神
父神 興台産霊神(コゴトムスビノカミ)または津速産霊命または建御雷神または天辞代命または櫛真智命
妻神 天美津玉照比売命(アメノミツタマテルヒメノミコト)
子神 天押雲根命(アメノオシクモネノミコト)
孫神 天種子命(アマノタネコノミコト)
祈祷師が満月と新月の日に作成する「金運護符」
祝詞の祖神
アメノコヤネ
出典:天児屋命「日本の神々辞典」
神社の祭礼や地鎮祭などの儀式の時に神主が神前で奏上することを祝詞と呼ばれ、これは神さまを祝福する言葉です。もっと簡単に言えば、神のはたらきに感謝し称賛する言葉を申し上げ、さらなる幸運をもたらしてくれることを願う行為でもあります。
これは今日的な解釈であり、本来の祝詞というのは祭祀などの宗教儀礼に場で神霊に憑依された人が、神の意思を伝える時の呪力のある言葉だったそうです。つまり、神の方から一方的に託宣する意味合いが強かったのです。
それに対して祝詞の中には「寿詞(よごと)」と呼ばれるものがあります。これは人側の祈願が成就したことを感謝し、神の力を称えるという意味合いが強いことから今日の祝詞の意味に近いとされます。いずれにしても祝詞というのは、人間と神がコミュニケーションをする手段と考えられます。
天岩戸神話で祝詞を奏上した神
アマテラス大神が隠れた天岩戸神話では、オモイカネ神が周到な準備をした後、アメノフトダマ命とともに諸神を集めて祭りをおこないました。
その際に「太卜(ふとまに)」を行い、一連の儀礼を行うのに最もよい日時を決定します。太卜とは牡鹿の肩の骨を焼き、そこに入った亀裂の形によって物事の吉凶を見定めるもので、極めて古くからある占いの一つです。
儀礼がはじまるとアメノフトダマ命が玉と鏡と弊を付けた立派な玉串を捧げ持ち、アメノコヤネ命が太祝詞(太とは立派の意味)を唱えました。
アマテラス大神の偉大さや美しさを目一杯褒め上げて気分をよくさせて、岩戸から出てくるように、その心を動かそうとしたのです。
アメノコヤネ命の祝詞
ひふみ よいむなや こともちろらね しきる ゆいつわぬ そをたはくめか
うおえ にさりへて のますあせえほ れけ
結果、アメノウズメ命のダンスなど神々の力を合わせて無事にアマテラス大神を岩戸から出すことに成功します。
アメノコヤネ神の太祝詞を聞いたアマテラス大神は、そのみごとな表現に大いに喜んだとされます。
天岩屋神話においてオモイカネ神が統括する立場であるのに対し、アメノコヤネ神は神官を統括する祭祀長的な立場であったとされます。
言霊信仰のルーツとされる神
天岩戸の前でアメノコヤネ命が、祝詞を奏上する場面は、言霊信仰のルーツとも言われています。言霊というのは言葉のもつ神秘的な力と働きに宿る神霊のことです。
言霊は呪力を持ち、人の心を動かし、さまざまな現象となって現れます。それは良いことも悪いことも含めてです。
言葉そのものには吉凶をもたらす力があると考えるのが言霊信仰で、特に祝詞は強い言霊ということになります。
言葉を駆使する者は天地を動かすことができると言ったら大げさですが、要するに言葉をしゃべると、その言霊の力によって物事が支配され吉凶の結果が生じるということです。
藤原氏の祖神
後の天孫降臨神話では五伴緒(いつとものお)の筆頭としてニニギ命とともに葦原中国に降り、宮廷祭祀を司る中臣連の祖先神となります。
とくに古代の有力氏族である中臣氏(のちの藤原氏)の祖神として信奉されたことによって重要な役割を果たします。「中臣」とは神と人との間を取り持つという意味で、中臣一族は宮廷の神事を統括して、政権の中でおおきな影響力をもっていたとされます。
この神さまを祭神とする古社の1つに東大阪市の平岡神社があります。その社伝によると、神武天皇が大和に建国したときに、侍臣の天種子命(アメノコヤネ命の孫で後の藤原氏の祖神)に命じて、アメノコヤネ命を祀らせ、国土平安を祈願したのが始まりと記されているそうです。
のちに藤原氏によって春日大社に勧請され、春日神に列したことから同社は元春日とも呼ばれ、アメノコヤネ命は「春日さま」と呼ばれ親しまれています。
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