https://www.mitomori.co.jp/hanazukan/hanazukan2.1.15.html 【ぜにあおい(銭葵 ツリーマロウ)Malva mauritiana】より
tree mallow 多年草~2年草【あおい科あおい属】原産地は南ヨーロッパ
秋まき又は株分け こぼれ種でふえる 花径2.5cm
耐寒性は強くない為、冬は株に土かぶせ等をして越冬させる
日当たり地を好む 6~9月咲き 草丈1.2Mまで 土質は選ばない 葉巻蛾に注意
母種はマロウで近くに植えると交雑する 注意!
利用方法:花壇用 花をサラダ、ハーブティーに 若葉をゆでて料理に 鎮静作用あり
花言葉:甘美な、親切な気質
https://ameblo.jp/may33124416amb/entry-12525516529.html 【ゼニアオイ(銭葵)/コモンマロウ・モルチアナ】より
ゼニアオイ(銭葵 Malva sylvestris var. mauritiana Boiss/紫花錦葵 シカキンキ/英名:Tree mallow/Common mallow mauritiana コモンマロウ・モルチアナ)アオイ科ゼニアオイ(マルバ)属・二年草(花6~10月・草丈60~150cmくらい)ヨーロッパ・地中海沿岸原産の帰化植物
タチアオイが満開の時期になりました。昨年UPしたので、今年はアオイの仲間のゼニアオイです。川土手の道路沿いに綺麗に咲いていました。
傍に咲いているのはルドベキア、こちらは群生しています。
ゼニアオイ(銭葵)とは花の印象とは随分かけ離れた名前ですね。そっくりの花にウスベニアオイ(薄紅葵=マロウ)がありますが、ゼニアオイはこのウスベニアオイの亜種。ハーブでは「コモンマロウ・モルチアナ」。いずれもヨーロッパ原産種です。
ウスベニアオイの方が茎にやや繊毛が多く、葉の切れ込みが深い、またタネには毛がない…
ローマ帝国時代に南ヨーロッパで観賞用に、中世になり食用・薬用に栽培されたもの。
ヨーロッパから中国を経由して江戸中期に観賞用として日本に渡りました。
中国の古書に書かれた「中国の古代銭 五銖銭(ごしゅせん)と花の大きさが同じ」という
記述があるらしく、それがそのまま伝わったのでしょう。
「ゼニアオイ」という、おおよそ花のイメージとは異なる名前が付けられました。
これはあくまで推測ですが、今でこそ花色は濃い、淡いがありますが日本に先に渡った「ウスベニアオイ」は花色が淡く美しい「アオイ(天を仰ぐにちなむ)」だったのでしょう、
そのまま花の印象が名前になった…。
色の濃かった同種の花は中国の古書にちなんだ…ということなのではなかったかと。
江戸時代に渡ったゼニアオイは薬用に、観賞用に栽培され、一部が野生化しました。
※「五銖銭(ごしゅせん)=古代中国を代表する銭:漢の武帝時代(B.C.41~87)に鋳造された/
日本の富本銭や和同開珎の原型にもなっている」
また和名では良く似た「ウスベニタチアオイ(薄紅立葵/ビロードアオイ)=マーシュマロウ Marshmallow」もありますが、こちらはタチアオイ属で別種です。
(^.^)
野生化するぐらいで、非常に強健な植物です。
こんなにキレイなのに、タネを売っているのを見たことがありません。
野生化しているタネをもらって、春まきします。移植を嫌うので、直蒔きです。
日当たりの良いところで放任でも良く育ち、肥料もあまりいりません。
こぼれダネでも増えます。(^.^)
https://greensnap.jp/article/9092 【 ゼニアオイ(銭葵)の花言葉|花の特徴やハーブとしての効能は?】より
タチアオイより一回り小さなゼニアオイ。どことなくハイビスカスのような夏っぽさも感じますよね。こちらにはどんな花言葉があるのでしょうか。
このページではゼニアオイの花言葉をはじめ、花の特徴や花期などをご紹介しています。なんとゼニアオイはハーブティーにも利用が可能です。不思議な色に変わるハーブティーが楽しめますので、気になる方はぜひご参照ください。
ゼニアオイ(銭葵)の花言葉
ゼニアオイ(銭葵)の花言葉は、「説得」、「信念」、「母の愛」、「初恋、「恩恵」、「温和」、「古風な美人」があります。
ゼニアオイはアオイの仲間。非常に見た目が似ていますが、タチアオイと比べるとゼニアオイは花や葉が小さい特徴があります。ゼニアオイは丈夫な植物で育てやすく、身近でもよく自生しているのを見かけます。このことから身近さを感じて、「母の愛」という花言葉が設定されたのではないかと思います。
また、「古風な美人」という花言葉は、ゼニアオイの花の色が由来していると考えられます。赤紫の和風な色合いの花を咲かせることから「古風な美人」となったと考えらえます。
ゼニアオイとなった由来はその見た目からです。丸みのある花や葉の形が銭のようだからゼニアオイとなったという説があります。確かにタチアオイと比べると大きさも小さく小銭のようにも見えますよね。
また、五銖銭の大きさとゼニアオイの花の大きさが同じくらいだからゼニアオイとなったという説もあります。五銖銭(ごしゅせん)とは、中国の古代のお金のことです。ゼニアオイは薄紅アオイに非常に似た見た目をしています。
さらに、薄紅アオイもゼニアオイと同様に「コモンマロウ」という別名で呼ばれます。別名が同じなだけでなく見た目も非常に似ているので混同されがちです。
ゼニアオイ(銭葵)の花の特徴
ゼニアオイ(銭葵)の花期は5月から8月で、花の色は赤紫です。ゼニアオイはタチアオイよりも一回り小さく、どことなくトロピカルな花を咲かせます。
花弁は5枚で1つ1つの花弁の外側には切れ込みがあり、ハート形のようになっているのも特徴です。
ゼニアオイ(銭葵)の種類
ゼニアオイには特別種類が細かく分類されているわけではありません。同じアオイの薄紅アオイと似ていて混同されることが多いので、ここでは区別についてご紹介します。
ゼニアオイが濃いめのピンク色の花なのに対して、薄紅アオイはピンクが淡い特徴があります。また、葉にも違いがあります。ゼニアオイは丸い葉を持っていてまさにお金のようです。しかし薄紅アオイの葉は切れ込みが深く入っていて、丸くはありません。この違いでも区別がつくでしょう。
ゼニアオイ(銭葵)はハーブとしての効能もある
ゼニアオイ(銭葵)はハーブとしての利用もできます。ちなみに薄紅アオイも同様にハーブとして利用されることがありますよ。ゼニアオイの花弁を乾燥させてハーブティーにすると不思議なことに水色のハーブティーになります。
この見た目はかき氷のブルーハワイのようで不思議な色のハーブティーが楽しめますのでぜひ試してみませんか。
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