神は宇宙を創造する力

Facebook清水 友邦さん投稿記事·

エドガー・ケイシーは神を「宇宙を創造する力」(Univarsal Force)や「創造の諸力」(Creative Forces)と呼んでいます。

インド哲学では人間に体験できる形をとり神話的なイメージをもち記述可能な特徴を備えた人格神をサグナ・ブラフマンと呼び、それとは別に人間の思考と言語の全領域を超え出た絶対的実在をニルグナ・ブラフマンと呼んでいます。

ケイシーが語る神とは人格神ではなく究極の実在であるニルグナ・ブラフマンのことでした。

ケイシーによると人間は、神の共同創造者となるべく神の内より宇宙と共に投射され、神は自らの霊性を自覚する「魂」と、魂の力を形にする「精神」と、そして自らの行動を選択する「自由意志」とを人間に与えました。

神は一人でいることよりも沢山の仲間を増やして客観したかったのです。

今から1000万年前に約一億三千万人の魂が最初に地球に降り立ちました。

彼らは自らの利己的な好奇心を満足させるために、最初は岩や海などの無生物、植物、爬虫類に意識を重ねて、それらの存在状態を体験して楽しんでいました。

最初に地球にやってきた魂たちは自由に物質世界の生物の体に入ったり離れたりすることができました。

やがて動物の肉体と魂が絡み合い抜けられなくなってしまいます。

これをケイシーは、肉体への魂のもつれこみ(エンタングルメント)と呼んでいます。

こうして魂は自由を失い物質世界の中で昏睡状態に陥ったのです。

地球で魂たちが肉体に捕らえられている状態に気がついた別の魂たちがいました。

物質世界に取り込まれ自分が誰であるのか忘れてしまっている魂たちに本来の自分に気がついてもらうために別の魂たちは地球に降り立ってきました。

気がついてもらうためには肉体を通して霊的意識に帰るという手本を示さなければならなかったので別の魂たちは肉体に入りましたが、その魂たちの多くも肉体の欲望に捕らえられ、カルマに巻き込まれて霊的意識を失うという目に遭ってしまったのです。

その魂たちの中で霊的意識を保つことに成功し人類全体が霊的世界に帰る道を示した魂達がいました。

愛の道を歩む時、内側にキリストの力が宿るとケイシーはいいます。

「世界は愛の中で救われ、つくられる。世界が破壊されるのは憎しみと無関心からである」ケイシー・リーディング

2006年10月3日、米ペンシルバニア州ランカスター郡のアーミッシュスクールの小学校で全世界を震撼させた射殺事件が起きました。

神への絶望と怒りを九年間も抱え込んだ当時32歳の男が、神への復讐の為にショットガンと拳銃を持ってアーミッシュの小学校に押し入りました。

男は女児たちに神に祈るよう命令して、女児たちが神を信じていることを確認して射殺しました。その時に年長のマリアンという13歳の女子が年下の生徒をかばおうと「私を撃って他の子は解放して」と言いました。マリアンは犯人に撃たれ即死しました。

こんどはそれを見ていた2歳年下の妹バビーも「次は私を撃って!」と前に出て撃たれました。幸にも妹は命を取り止めました。この事件は女子児童と教員補助の女性を合わせ、5人の死亡者、そして同じく五人の重傷者をだして犯人は自殺しました。

悲しみを抑えながらアーミッシュ共同体は犯人に対する赦(ゆる)しを表明しました。加害者を赦すのは簡単ではありません。だからこそ、アーミッシュは子供に赦しを教え、自らも、赦しを実践してきました。

助けようとして殺されたマリアンさんとバビーさんの祖父は「自分の親族がこのように残酷に命を奪われたが、自分たちの心の中に恨みを抱いてはいけない。犯人に邪悪と残酷の一面があるかもしれないが、これを考え続けてはいけない。なぜなら、それに執着することは自分を苦めるだけだからだ」と話したそうです。

アメリカで大きな注目をあび尊敬、賞賛の声があがりました。

自我の枠を超えた愛の行為は人を感動させ生命エネルギーを活性化させます。

そのことをケーシーは「キリストの力」といったのです。

ケイシーはリーデングで「生命は自己を複製する能力をもっており、体内の電子エネルギーが不足すると物質的存在の維持と複製能力に必要な均衡状態が再生できなくなる。」と述べています。

これはシェーンハイマーが発見した生命は動的な平衡(dynamic equilibrium)にあるという現代の分子生物学の見解と似ています。

天国の雛形は家庭にあるとケイシー・リーディングは述べています。

「家庭とは天国にある住む場所、つまり天国の家庭を物質的世界に表現したものであり、それはまたそこに住む者の精神的、道徳的、霊的な発展のためのものである。」

「もしあなたが憎しみ、羨望、悪意、嫉妬などが果実となるようなことをしているとすれば、これらは分裂、争い、苦悩以外のものをもたらしはしない。だがもし真実と生命の種を蒔くなら、その果実は調和という果実になるだろう。」ケイシー・リーディング

出エジプト記第三章13節ー14節で神はヘブル語で「エヘイェ・アシェル・エヘイェ」あるいは「エフイェ アシェル エフイェ」「イエヒエ・アシェル・イエヒエ」「我は在りて在る者」とモーゼに語っています。

魂の究極の目的は「自分自身でありながら、全体と一つである」ことでした。

「失敗しても、うまく行かなくても、何が起きようとも恥じることはありません。

輝かしい人生を全うするには、どんな経験も必要なのです。」

エドガー・ケイシー

10年以上塩漬けになっていた段ボール箱から絶版となっていたエドガー・ケイシーの本が出てきました。

さようならした本たちです。

ありがとうございました。

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