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声明とは、仏教用語で「仏の三方の功徳を讃えるために経文に節をつけて唱える」という意味を持ち、英語ではチャンティングにあたります。 ここでの倍音声明瞑想は経文を唱えるのでなく、多人数で母音を連続的に発生するだけです。 然し、それ故に 高純度の倍音が自然に発生します。
この瞑想では 自分たちの発する声が引き出す倍音を浴びることによって 肉体と精神が浄化されます。
倍音の浄化作用は、オーバートーン・チャンティング効果と呼ばれ、パイプオルガンの調べ、グレゴリオ聖歌、小鳥たちのさえずり、蝉しぐれなどで発生する倍音効果と共通です。
①聴覚:自分の発している低い音は殆ど聞こえなくなり,さまざまな高さの倍音がまるで中空でキラキラ輝くように聞こえます。
②視覚:内的音楽と対応して、ヴィジョンが見えてきたり、倍音やチャクラの振動がひかりとなって見えてくることがあります。
③触覚:口腔内の振動感により 各チャクラの振動感がより強く感じられるようになり エネルギーの上昇感を体感できます。 また周りの人との間に流れる エネルギーも感じやすくなります。
④味覚:甘い味覚や花の香りを感じたりします。
その他「宇宙との合一感」[絶頂感」などのような神秘体験をする場合もあります。また倍音声明を終えて、数時間してから、急に不思議な体験をすることもあります。個人差があるのはもちろんですが数時間、多人数で倍音声明をすれば身体、精神とも素晴らしく浄化され、チャクラが活性化して、身体内の空間が著しく広がり、至福感に満たされます。倍音声明こそヒーリングの原点と言えます。
「あー」の音は心身がくつろぐ状態、「おー」は緊張する状態、「んー」は統一力、生命力発揮の状態を作り出すといわれます。
≪倍音声明の母音の持つ波動方向と意味≫
~~各チャクラに対応する音と出し方そして解説を記します。
第7チャクラ 「N」 天の中心に向って真上に(理想・自己成長)創造の中心
「N」の音は頭頂に音を響かせながら、天の中心に意識を向け個的意識を超えて宇宙意識とつながるように 上へ上へと声を出します。 インスピレーションを受け取る能力を育みます。
第6チャクラ 「い」 前に突き出す(主張・貫く)思考の中心
「い」の音は眉間の中央に音を響かせながら自己の存在感を前に押し出すように意識を向け、まっすぐ前に貫くように声を出します。 主体性を持った思考力が育まれます。
第5チャクラ 「え」 横に広がる(つながり・広がり)表現の中心
「え」の音はのどの中央に音を響かせながら 他者や万物との横のつながりに意識を向けて 横に広げるように声を出します。 自然な表現力が育まれます。
第4チャクラ 「あ」 前方に投げかける(希望・成長)感情の中心
「あ」の音は胸部中央に音を響かせながら、内にある希望と成長への願いに焦点付けし 前方に投げかけるように声を出します。 豊かな感情が育まれます。
第3チャクラ 「お」 すべてを包み込むように(命のパワー)情動の中心
「お」の音はみぞおちに音を響かせながら、内に秘められた生命エネルギー(太陽神経叢)に意識を向け 全てを包み込むように回転させて声を出します。 生命エネルギーを高めます。
第2チャクラ 「う」 中心に向って中に中に(源・大いなる自己)存在の中心
「う」の音は下腹部中心に音を響かせ、自己の存在の源、つまり無限の愛 へ意識を向け中に中にと中心点に向かっていくように声を出します。 自己の存在の根源とつながります。
第1チャクラ 「M」 大地の中心に向って真下へ(グランディング)
根本エネルギーの中心
「M」の音は尾骨に音を響かせながら大地の中心に意識を向け、大地と溶け合うように下へ下へと声を出します。
グランディング能力が育まれます。
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