https://jhtrl.org/butterfly_pea/ 【アンチャン/蝶豆/Butterfly Pea】より
学名 Clitoria ternatea L. 分類 マメ科・チョウマメ属 原産地 インド・東南アジア
使用部位 花・葉・根・豆
概要
タイ国内各地の庭先で鮮やかな青色の花を咲かせているのが、アンチャンこと「バタフライピー」。
インド・東南アジアが原産のマメ科の植物で、熱帯・亜熱帯地域に広く自生し、オーストラリア、アメリカ、日本などでも栽培されています。
3cm~5cm程度の貝殻のような形の花を咲かせますが、その姿が蝶に似ていることからButterfly Peaという名前がつけられました。花が終わるとやがてインゲン豆のような実をつけます。花は染料、葉は飼料、若い莢(サヤ)と豆果は食用となります。
インド伝統医学アーユルヴェーダでは、精神安定や鎮静に用いられるハーブとして何世紀にもわたって使用されてきました。根には下剤としての作用や利尿作用があると言われています。
日本では江戸時代末期に伝えられました。全国で栽培されていますが寒さに弱く冬には枯れてしまうため、本来は多年草ですが日本では一年草として扱われています。
タイでは、お茶やジュース、料理、染色に用いられ、今なお人々の生活の中に根付いているとてもポピュラーなハーブです。
この鮮やかな青い花弁には、抗酸化作用が高いポリフェノールの一種であるアントシアニン色素が豊富に含まれ、眼精疲労や老化を防ぐハーブとして注目されています。
天然の着色料としてお菓子の色付けなどに使用されていますが、インドネシアやマレーシア、タイでは、バタフライピーでお米を青色に炊く習慣があります。
香りや味がほとんど無いため、ジュースにする場合は蜂蜜や砂糖で味付けしたり、レモンやライムなどの柑橘類を入れて飲むのが一般的ですが、柑橘類を入れるとバタフライピーのアントシアニン色素はクエン酸と反応し、紫がかったピンク色に変化します。
タイのホテルやスパのウェルカムドリンクで見かける機会も多く、その鮮やかな色合いはとても涼しげで、私たちを目でも楽しませてくれます。
バタフライピーのカラフルなドリンクやスイーツが台湾で話題となり、日本へも進出し人気を集めるようになりました。さらに、ダイエットや美容に効果が高い青いお茶として商品化されたり、青森県のメーカーが青いジャムを商品化させた事も話題となりました。アニメ・名探偵コナンに登場した事でもバタフライピーの認知度が上がりました。
タイでは古くからアンチャンの花には黒髪を美しく保つ効果があると言われ、熱湯で抽出した花のエキスをコンディショナーのように使用する事によって、抜け毛や白髪対策に効果的で健康的な毛髪が期待できます。
さらに現在では、豊富なアントシアニンによる抗酸化作用が美容と健康の分野で注目され、シャンプーやコンディショナーなどヘアケア製品や、石鹸、クリームなどのスキンケア製品も開発されています。
バタフライピーは、身体の内側と外側からのアンチエイジング対策に、今もっとも期待されているハーブです。
各国での呼び名
日本語名 チョウマメ
英語名 Butterfly Pea
タイ語名 อัญชัน(アンチャン)
マレーシア語 Bunga telang
中国語 蝶豆
https://tomy103103.hatenablog.com/entry/2017/04/18/161713 【バタフライピー(アンチャン)台湾で大流行の不思議な青色のハーブティーを飲んでみた。蝶豆花茶その効能とは?】より
最近話題のバタフライピー。ハーブティーの一種で眼精疲労の解消に効果的なんだとか。最近目が疲れ気味なのでこれは良さそうと楽天でポチってみました。
バタフライピー(Butterfly pea)蝶豆花茶とは?
東南アジアが原産のマメ科の植物。タイではポピュラーなハーブで青い花を咲かせる。英語ではバタフライピー(Butterfly pea)タイ語ではアンチャン(Anchan)、和名はチョウマメ(蝶豆)と呼ばれている。
効能
花の青色には、ブルーベリーにも含まれているポリフェノールの一種、天然色素アントシアニンが含まれており、眼精疲労の回復効果や抗酸化作用がありアンチエイジング効果が期待出来る。
特徴
バタフライピーティーは何も加えない状態では青色。酸性(レモン・ライム等)を加えると紫にアルカリ性を加えると黄色に変化する。
台湾では蝶豆花茶と呼ばれ色々な味をブレンドしたものが屋台等で売られており、カラフルな色がキレイで可愛いと話題を呼んでいるらしい。
注意
妊娠中の方は飲んではいけないそうなのでご注意ください。
それでは早速飲んでみますヾ(●´∀`●)♪
バタフライピー(蝶豆花茶)
ポチっとして届いたのはこちら。
中身は乾燥したバタフライピーの花がいっぱい入ってます。かなり濃い青色をしています。
バタフライピーティーの淹れ方
裏面に淹れ方が書いてありました。
茶葉約1gに対し、300~400ml程度の熱湯(100℃)を急須に注ぐ。
お湯が青くなればオッケーみたいですね。
お湯を注いでしばらくするとお湯が真っ青になってきました。わずかな量でもかなり色が出るのでびっくり (☉_☉)
飲んでみた所、こんな色なのに味はあまりしません。しいていうなら豆系のお茶を100倍くらい薄めた感じです。砂糖やハチミツを入れたり、ソーダやジュースで割っても美味しく飲めるみたいですね。
バタフライピーで実験してみよう
酸性のレモン汁等を入れると色が変化するとの事でしたので、やってみました。
アルカリ性のものを加えても色は変わるらしいのですが、飲料には適さないとの事ですので酸性のみやってみます。
バタフライピーティーを入れたグラスを3個用意。
真中にはレモン果汁を20滴程入れます。
右側にはレモン果汁を150滴程入れました。
酸性が増すほどに青から紫にさらにピンクへと変化します。
すごいキレイで面白い(●^o^●)♪
レモン果汁が完全に混ざった状態はこちら!
100均で買ったメイソンジャー風のガラス容器に入れればインスタ映え最高です♪
レモン果汁を入れた方は、オシャレなカフェなどで出てくるレモン水の味でした。
バタフライピーティーに牛乳混ぜてみた
もっと何かを混ぜてみたいなぁ。と思って牛乳混ぜてみました。(他に丁度良い飲み物がなかった)
ノーマル(青色)に牛乳を混ぜるとパステルな空色に。かなりの食欲減退カラーの出来あがりです。味は、牛乳を水で薄めた感じ。
レモン果汁を足したものに牛乳を入れてみました。案の定。レモンと牛乳が分離してとっても嫌な感じになってます(ΘwΘ)これは・・・・・。まずそう。残念ながら飲めませんでした。ごめんなさい。
牛乳はおススメ出来ません。
人気漫画『名探偵コナン』のトリックにも使われた
この不思議なバタフライピーは、あの人気漫画「名探偵コナン」の第84巻「ギスギスしたお茶会」の中でトリックにも使われてます。アニメでは770話・771話で前・後編として放送されました。こういうのを知ってから改めて見てみると良いですね。
紅茶の専門店『カレル チャペック紅茶店』とコラボしたパタフライピーを使用したカラートリックティーが発売されて話題となりました。
まとめ
そのままだとあまり味はしないのでお水がわりに飲めそうですが、砂糖やハチミツを入れた方が美味しく飲めますね。色々ジュースを混ぜて好みの味を探しても楽しめるかなと思います(●^o^●)
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